個室 |
■ アトール To:ルセウス |
シンディについてはどう思う?彼女は名指しで指定されてるけど・・・ |
■ ルセウス To:ALL |
彼女は‥‥とても可哀相だよ。 だって、彼女が‥‥どうして生け贄に指定されたのかも分からないんだぜ? 村長から聞いているだろう?彼女や‥‥ミトラ君の事。 10年前の勇敢なる冒険者の娘で‥‥。父や母の事を知っているから‥‥なんだろうな。自分の運命を静かに受け止めようってしているのは。 私はなんとかして彼女を救いたいと思っているが‥‥でも、私には力がない。 彼女を守ってやれる力がないんだよ‥‥ |
と、冒険者達の顔を見渡して
■ ルセウス To:ALL |
私は‥‥できたら彼女の事を救いたいんだ。たとえ自分の身がどうなろうとね。 でも、私には力がない。多少の「知識」しかないんだ。 ‥‥ こんな私でよければ‥‥もし、よければ明日からの探索とか手伝わせていただけないだろうか? |
■ ノエル To:ルセウス |
どうしてそこまで? |
■ ルセウス To:ノエル |
そっそれは‥‥その‥‥あの‥‥‥好きな子を守ってやりたいって‥‥ねぇ(^^;;; |
ちょっとどぎまぎするルセウス君であった。
その言葉を聞き、ちらりとソフィの方を見て納得した様に軽くうなずくアフル。
そのちょっと微笑ましい行動に、ノエルはちらりとアトールの方を見てからルセウスに向き直る。
くすっとほほえんでから話題を変えた。
■ ノエル To:ルセウス |
そういえば、お父様はオランにいらっしゃるといいましたね? |
■ ルセウス To:ALL |
親父‥‥?あぁ、オランにいるよ。 母さんが亡くなって‥‥‥村に留まる理由がなくなったからって‥‥オランの学院に戻ったんだ。 とても仲の良い夫婦だったさ。子供の私が見てて恥ずかしくなるような事もあったけどね(笑)。 今は‥‥オランで自分の学力を伸ばしつつ、生徒達に勉強を教えているんじゃないかな? もっとも、ここ2・3年会ってないけどね(^^; |
2・3年会っていないという事は、母が亡くなってから会ってないという事なのだろうか。
■ ノエル To:ルセウス |
それまでは、しょっちゅう会いに来てくれていたのですか? |
■ ルセウス To:ノエル |
ううん。そんなにちょくちょくとは帰ってこなかったよ。近いのに‥‥いや、近いからかな? 母さんの具合が悪くなりだした頃からは‥‥なるべく暇を見つけては帰ってきてくれてたけどね。 別に始終一緒に居なくともしっかりとした愛情を持っていた良い夫婦だったと思うよ。 子供の目からはね。 |
■ ノエル To:ルセウス |
ところで、ルセウスさんは普段どのあたりで狩りをしているのかしら? |
■ ルセウス To:ALL |
だいたい私の小屋がここ(2の場所)だとすると‥‥ここら辺になるのかな? |
と[E-5],[F-2],[F-3],[F-4]を指す
■ ルセウス To:ALL |
狩人っていっても、あんまり本腰入れてやってないけどね(^^; 自分が食べるぶんぐらいしか捕ってないんだ。 |
■ ノエル To:ルセウス |
罠が壊されて困ったとか、そういうことはありませんか? |
■ ルセウス To:ノエル |
ん〜。 私が狩りする場合は、罠とかはあまり仕掛けないんだ。 ほら、罠をしかけたら定期的に見回りにいかなきゃならないだろう? それが出来なさそうだからって、罠は仕掛けないで直接捕る用にしているんだ。 それに、私の猟場の近くはホズさん達の猟場だしね。 |
■ オジイ To:ルセウス |
で、ルセウスさんの狩り場の付近で、最近不審な足跡とか、野営の跡、木についた傷などはなかったですか? |
■ ルセウス To:オジイ |
野営の後はない。 不審な足跡は‥‥う〜ん‥‥‥主に「人」と思われる足跡があるんだけど、それが狩人仲間なのか、それとも他のものなのかがってのが分からないんだ。 僕らのこれ(と、自分がはいている靴を指す)と同じ足跡だからね。 木にはとくに目立つ跡はなかったよ。 10年前とは違ってね。 |
■ ノエル To:ルセウス |
人のね・・・じゃぁ、獣のような大きな足跡というのは今はないんですね? それから、木に目立つ跡って、10年前はどんなふうだったのですか?矢文が打ちつけられていたという木にはなにも見つからなかったのですけど。 |
■ アフル To:ルセウス |
ゲルグさんにも話を聞きたいんですけど、ゲルグさんが今どの小屋を使っているかわかりませんか? |
■ ルセウス To:アフル |
ゲルグか‥‥ あいつ、魔物が出たってのにまだ森の奥に住んでいるんだよな。 あいつの小屋、点在しているから‥‥「今確実にここにいる」ってのは誰にも分からないんだ。 定期的ってうか、狩りや仕事しながら小屋をてんてんとしてるらしいからね。 あまり役にたてないようでごめん‥‥ |
■ ヘルムンス To:ルセウス |
おや?ゲルグという方も狩人ではなかったのですか? しかし、そうやってまだ森にいて居場所が分からないというのは心配ですね。 まさかすでに魔物に・・・ということもありえますよ? |
■ ルセウス To:ヘルムンス |
まさか‥‥‥いや‥‥それもありうるね‥‥ そんな事にはなっていて欲しくないんだが‥‥‥‥ね‥‥ |
■ ヘルムンス To:ルセウス |
私もそうなっていないことを願いたいです。 もしも森で彼に出会うことが会ったら、くれぐれも気を付けるように伝えておいてください。 あぁ、そのときにはついでにゲルグさんに晩にでもここ(村長宅)に来てくれるよう伝えてくれると助かります。(^^; |
■ オジイ To:ルセウス |
その、ゲルグさんっていくつぐらいの方なんです。 |
■ ルセウス To:オジイ |
ええっと‥‥今25ぐらいかな? ただ、幼い頃病気かなにかして‥‥背中がちょっと曲がってしまっているから、見た目はもっと歳がいっているように見えるかもしれないな。 |
■ オジイ To:ルセウス |
あと、ルセウスさんの知っているゲルグさんの人となりなども教えてくれればありがたいのですが……。 |
■ ルセウス To:ALL |
ん〜〜〜‥‥‥私から見ればシンディにつきまとっているイヤな男さ。 私がシンディの近くにいて、彼女を守ってやれる時はいいんだけど‥‥あいつ、シンディが一人でいるときにいろいろちょっかいかけてくるんだとさ。 でも、純粋に彼女の事を想っているんならいいけど‥‥今回の矢文。あいつが持ってきただろう? よく平気でいられるよな‥‥って私は思うよ。 ‥‥あ、すまない。私はあいつの事嫌いだから‥‥だいぶ偏った意見になってしまったね。 ここんとこず〜っと山にこもっているけど‥‥どうだろう。魔物の手がかりでも探しているんだろうか?? ‥‥ そういう勇ましい男には見えないんだけどね‥‥ |
■ ノエル To:ルセウス |
ゲルグさんて、人目を避けるような生活を普段からしているのですか? つまり、一度山にこもったら1週間も2週間もでてこないというのが普通なのですか? |
■ ルセウス To:ノエル |
あぁ、普段から一目を避けるような生活を送っているよ。 やっぱり、身体がちょっと目立つからなのかな‥‥ 1週間2週間こもるのはざらだね。 その間ず〜っと山で生活しているよ。 |
■ アフル To:ルセウス |
それじゃあ、ルセウスさんがゲルグさんを最後に見たのっていつですか? |
■ ルセウス To:アフル |
1週間ぐらい‥‥前かな? 矢文が届けられた次の日にあったっきりだよ。 |
■ ノエル To:ALL |
ゲルグさんってよほど運が良くないとつかまえられなさそうだし、探している間に日が暮れちゃいそうよね。 矢文のこととかいろいろ聞きたいし残念だけど、今は我慢して先に遺跡に行くことにしない? |
■ アフル To:ノエル |
うん、遺跡に行ってみれば、今回のが10年前のと同じ魔物の仕業かどうかわかるだろうしね。 |
■ アトール To:ノエル |
俺もその方が良いと思う。とりあえず、解るところから情報をつぶしていこうぜ。 |
■ ノエル To:ルセウス |
それで・・・ 明日、遺跡まで案内していただけませんか?場所はご存じないかしら? 一応さっきの地図で大体の場所は教えてもらったのですけど。 |
■ ルセウス To:ノエル |
ん〜〜。正直私も実際行ったことがない場所だからね。 でも、あなた達よりはここいら辺の山には詳しいから、私でよければ案内しますよ。 では、明日の朝に装備をそろえてここに来ればよろしいのかな? |