村長宅 |
食事は、和やかなムードで進んだ。
‥‥
そろそろ冒険者のお腹も丁度良くなり、テーブルの上もやけにさっぱりしてきたころ‥‥
■ ベクト To:ミトラ |
ミトラ。食事が終わったらもう寝なさい。 後はわしはこの人達と話しがあるでな。 |
■ ミトラ To:ベクト |
え〜〜〜 おにぃちゃん達とのお話、ボクも参加するぅ!! 参加するったら、参加するぅ!! |
家に付いてよほど安心したのか。ミトラは少し駄々をこねた。
■ ベクト To:ミトラ |
シンディが今から食事の後かたづけをするから‥‥それのお手伝いがあるじゃろう? あと、今晩以降この方たちが泊まる部屋の準備もしなきゃならんだろう? シンディのお手伝いはしないのか? |
ミトラの泣き所、シンディを出されると‥‥駄々も急速に収まっていく。
■ ミトラ To:ベクト |
‥‥‥ はぁい‥‥おねぇちゃんのお手伝いしてくるの‥‥‥ |
ミトラはとぼとぼと台所へ向かった。
■ ノエル To:ミトラ |
ごめん。お話はまた明日にしようね。 お皿片づけるの手伝ってあげるから。 |
話しかける間にも皿を重ねて台所のほうに持って行こうとしている。
■ ミトラ To:ノエル |
うん‥‥ありがとぉ(^^) |
ノエルに手伝ってもらいながら台所へ行くミトラ。
先ほどに比べて、ちょっと足取りが軽い。
■ ベクト To:シンディ |
シンディ。この方たちの部屋の準備を頼む‥‥2人と4人に分かれるそうじゃ。 二人部屋はともかく‥‥4人部屋は少し大きめの部屋を準備してやってくれ。 |
■ シンディ To:ベクト |
わかりましたわ。 では、用意が済みましたらご案内しますね(^^) |
■ オジイ To:シンディ |
ありがとうございます。色々お手数かけますね。 |
■ シンディ To:オジイ |
いいえ(^^)。だって、ミトラのお友達‥‥でしょう?当たり前の事ですわ(^^) |
オジイへにっこり笑いかけてから、シンディも奥へ下がった。
入れ違いにノエルが奥から出てきて、すれ違いざまに声をかける。
■ ノエル To:シンディ |
ごちそうさまでした。 急に押し掛けてごめんなさいね。 しばらくご厄介になりますけど、よろしくお願いします。 |
■ シンディ To:ノエル |
こちらこそ‥‥御迷惑をおかけします。 |
シンディは、深深と頭を下げた。