SW-PBeM Scenario #31
かなしみのおやこ
第2章 出発の日

明かされた事実

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野営地


■ オジイ To:ミトラ
 そうなんだ。で、シンディお姉ちゃんには、結婚を約束した人とかつきあっている人とかいるのかなあ。
 それとか、言い寄ってくる男の人とかいないのかなあ。

■ ミトラ To:オジイ
 う〜ん‥‥?結婚を‥‥約束してるかどうかはわからないけど、でも仲良しさんはいるよぉ♪
 ルセウスにぃちゃんと、おねぇちゃん、とっても仲良しさんなの♪
 にぃちゃんは、ボクにも優しくしてくれるから大好きだよぉ(^^)

 無邪気に答えるミトラ。オジイは痛恨の一撃をうけた!
■ アトール To:オジイ
 残念だったな、オジイ(笑)

■ オジイ To:独り言
 無……無念。

■ ミトラ
 ‥‥??

 大人の‥‥いや、男の会話にイマイチついていけないミトラであった(笑)。



■ ミトラ To:オジイ
 言い寄って来る‥‥‥っていうか、いやぁ〜〜なヤツもいるよぉ。
 ゲルグっていう森に住んでいるヒトで、ひげもじゃで、背中曲がってて、んでいや〜なヤツなの。
 なんか、おねぇちゃんの事好きみたいだけど‥‥ボクあいつきらぁ〜い(--

 と、ほっぺをふくらませる。本当にキライらしぃ。
■ アトール To:独り言
 ゲルグねぇ。なんか怪しい奴だな。

■ ヘルムンス To:ミトラ
 そういえば、生け贄のことが書いてあった矢文を最初に見つけたのは、そのシンディお姉ちゃんなんですか?

■ ミトラ To:ヘルムンス
 ううん。(‥ )( ‥)(‥ )( ‥)
 ゲルグが村近くの木に刺さってたってもってきたの。
 ゲルグが読めない字で書いてあったからって、じぃちゃんとこもってきたら‥‥おねぇちゃんを生贄にしろって書いてあったの‥‥(TT)

■ソフィティア To:ミトラ
 そのゲルグって人は本当に字が読めないのかしら?森に住んでるっていいうし……。自作自演っていう線も無いではないんじゃないかしら?いやぁ〜な奴って話みたいだし(^^;
 とりあえず、村についたら周りの話も聞いてみなくちゃね。

■ ミトラ To:ソフィティア
 じさくじえん‥‥ってなぁに??
 自分で作って自分で演じる‥‥って、お芝居かなにか?

 ミトラは、きょとんとしている。
■ソフィティア To:ミトラ
 良い線いってるわ(^^)。自分でありもしないことをでっち上げて「わたししりませ〜ん」って顔してるの。今回だったらそのゲルグってのが矢文を書いたってことね。

■ ミトラ To:ソフィティア
 んとね、矢についていた文章だけど‥‥ボクも読めない字で書いてあったんだ。
 ホントはじぃちゃん達に「見ちゃいけない!」ってきつぅ〜っく言われてたんだけど‥‥家を出てくるときに、こそぉ〜って見たら‥‥ぜんぜん読めない文字だったの(^^;;;
 ゲルグ、ボクよりもお勉強嫌いみたいで‥‥ボクでも読める字も読めないみたいだし‥‥あと、あいつ文字も書けないってルセウスにぃちゃんが言ってたよぉ?

■ソフィティア To:ミトラ
 そぉかぁ、だったら思いこみすぎかもね(^^;

■ ノエル To:ミトラ
 ミトラ君はいろんな字が読めるんだよね?東方語とか、共通語とか。
 あの依頼の紙も自分で書いたんでしょう?えらいよね。あれ、ミトラ君の年で書ける子って、すっごいお勉強した人だけだよ、きっと。

■ ミトラ To:ノエル
 え、んと‥‥ほんとぉ?
 だって、じぃちゃんいろんな事知ってたしぃ‥‥おねぇちゃんと一緒に本読みたかったからボクいっしょうけんめいお勉強したんだo(^^)o
 でも、褒められるぐらい勉強したかなぁ‥‥(てれてれ)

 ミトラは、褒められてかなり照れている
■ ノエル To:ミトラ
 カロリック村の中でも、文字の読み書きのできる人・・・ミトラ君の読めない字が読めて書ける人って、ほとんどいないんじゃないかと思うけど、どうなの?

■ ミトラ To:ノエル
 ボクのじぃちゃんと、あとルセウスにぃちゃんはボクが読めない字も書ける見たいだよぉ。
 あとは‥‥う〜ん‥‥わかんない。書ける人いるかもしれないけど、わからないや‥‥

 ミトラは、一生懸命思い出そうとしている。
■ ノエル To:ミトラ
 ところで、今までおじいちゃんがミトラ君とシンディお姉ちゃんを育ててくれたんだよね?
 いろいろなこと教えてもらったんでしょう?

■ ミトラ To:ノエル
 うん。
 ボクのおとーさんとおかーさんが死んじゃってからは、ず〜っとじぃちゃんが育ててくれたんだ。
 今ボクがしゃべってる言葉とかもね。じぃちゃん、とっても「物知りさん」なんだよぉ♪(えっへん)

■ ノエル To:ミトラ
 じゃぁ、おじぃちゃんは村一番の物知りさんなんだ。

■ ミトラ To:ノエル
 うん♪あ、あとルセウスにぃちゃんも物知りさんだよぉ(^^)/

■ オジイ To:ミトラ
 そっかあ。偉いなあ。
 で、おじいちゃんは村長さんとは仲がいいのかい?
 あ、そういえば、村長さんやおじいちゃんの名前も聞いてなかったなあ。
 教えてくれるかなあ。

■ ミトラ To:オジイ
 ん?じぃちゃんと村長さんが仲良し??
 ‥‥??
 ‥‥‥‥‥あ、あ、あ、あ、、、、てへへへへ(^^;

 何か思い出したらしぃ。
■ ミトラ To:オジイ
 んとね、うちのじぃちゃん「村長さん」なの(^-^;
 じぃちゃんの名前はベクトっていうよ。

 てへへへ‥‥とごまかし笑いのミトラ。自分でも、重要なことを言い忘れていたと反省しているらしぃ。
■ アトール To:all
 ということは、ミトラは村長の孫息子なのか。
 いろいろと仕事がやりやすいかもな。

■ ヘルムンス To:アトール
 しかしそれは、生贄に指名されてるシンディさんも村長の孫娘だってことでもありますよ。
 仕事が簡単にいくと考えるのは早計でしょう。

■ アトール To:ヘルムンス
 あ、もちろん簡単に行くとは思ってないよ(^^;
 最悪の場合、村長がよそ者の俺らと面通しすらしてくれないこともあるかな、と思ってたんだけど、自分の孫息子が呼んできたとあっちゃ、話もせずに追い返すことは、たぶん無いだろうと思ったんだ。

 なるべく依頼された仕事を受けやすい用に固めていくア・トール。彼の重要な仕事でもある。
■ オジイ To:ミトラ
 そうかあ、ベクトおじいちゃんかあ。
 で、ベクトおじいちゃんと仲が悪い人とかいるのかなあ。

■ ミトラ To:オジイ
 う〜ん?
 じぃちゃんと仲悪い人‥‥ボクしらなぁ〜い。
 村の人たちとは、仲良くやってると思うよぉ??

 ミトラは、「なぜそんな事を?」といった顔で答えた。
■ アフル To:ミトラ
 ところで、ミトラがオランに冒険者を探しに来たのっておじいちゃん知ってるの?

 と、何気なく聞いた言葉にミトラは固まった。
■ ミトラ To:アフル
 ‥‥‥‥‥‥‥(^^;;;;;;;;;;;
 んんんんんとね、んとね、えっとね、じぃちゃんね。う〜ん(^^;
 ほら、おねぇちゃんのことでじぃちゃん忙しそうだったしね(^^;
 んで、だ〜〜れもボクのことはほっといてくれてたから‥‥‥‥(^^;;;;;;;;

 どうやら、黙って村をでてきたらしぃ(^^;;;;;
■ ノエル To:ミトラ&ALL
 それじゃぁ・・・
 もしかしたら、私たちって誘拐犯と勘違いされるんじゃ・・・?

■ソフィティア To:ALL+ミトラ
 ミトラもしっかりした子だし、説明すれば誘拐犯に間違われることはないだろうけど……ミトラ君、おこられるぞぉ(^^)

■ ミトラ To:ALL
 怒られる‥‥のは、覚悟してきたから‥‥(^^;
 でも、ぜったいお姉ちゃん達を「ゆうかいはん」だなんて言わせないよぉ!
 だって、ボクのおねぇちゃん助けてくれるって約束した勇者様なんだもん!言わせないったら、言わせないよぉ!!

■ アフル To:ミトラ
 頼りにしてるよ(笑)。

 激しくうなずくミトラ。
■ アトール To:ALL
 まあ、生け贄の矢文が姉に届いて、その直後に弟が失踪となれば、村では警戒していて当然だから、いろいろと気をつけて村に向かった方がいいだろうな。

■ ミトラ To:ALL
 うん‥‥頑張って説明するよぉ。
 だって、おにぃちゃん達は悪くないんだもん‥‥‥

■ オジイ To:ALL
 みんな、だいぶ疲れているみたいだし、そろそろ休みますか。
 明日も早いことですしね。

 というとオジイはすぐにマントを羽織ってから、寝始めた。
■ ミトラ To:オジイ&ALL
 あ、おじちゃん‥‥‥
 ‥‥ボクもなんか眠くなってきちゃった‥‥寝てもいい?

■ ノエル To:ミトラ
 おやすみなさい。風邪引かないようにね。

■ ミトラ To:ALL
 おやすみなさい‥‥

 ミトラは、夢の園へと旅立った。
■ アフル To:ノエル、アトール、ヘルムンス&ソフィティア
 さ、それじゃあ、最初は俺とソフィが火の番をしてるし、みんなも寝たら?
 (ソフィのほうに向き直って)
 いいよね、ソフィ。

 と、言うと、木の枝を使って焚き火の中から炭のようになってる燃え滓を捜し始める。
■ソフィティア To:アフル
 えぇ(^^)

■ソフィティア To:アフル
 それじゃぁ、何かあったら起こすからみんなおやすみ。

■ アトール To:アフル&ソフィー
 じゃあ、何かあったらすぐ起こせよ。一応、狼の話もあったしな。
 おやすみ〜。

■ アフル To:アトール
 わかってるって(^_^)。


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