野営地 |
■ オジイ To:ALL |
じゃあ、早速食事をしてから、順番に休みましょうか? 明日の行程も長くなりそうですからね。 |
といって、オジイは背負い袋から保存食を2食取り出した。
そして、その内の1食をミトラに渡した。
■ オジイ To:ミトラ |
ぼん、パンや木の実ばかりじゃ体が持たないぞ。 これを食って力を付けておいた方がいいぞ。 |
そういいながら、自分の分の食料をミトラに渡す。渡されたミトラはちょっとびっくり。
■ ミトラ To:オジイ |
お‥‥おじちゃん、いいの?もらって。 なら‥‥おじちゃんもいっしょに木の実食べる? これ、けっこうおいしいよ(^^) |
と、自分の袋から、乾燥した果物を取り出す。
■ ミトラ To:オジイ |
(もぐもぐ‥‥) おいしぃね、おじちゃん(○^0^○) |
■ オジイ To:ミトラ |
うん、おいしいなあ。 |
にこにこ顔のミトラであった。
■ ノエル |
いいなぁ〜(^^) |
■ ミトラ To:ノエル |
ん?おねぇちゃんも食べる?おいしいよ(^^) |
と、ノエルにも果物を手渡す。
ちょっと小さめだが、味は濃厚だ。
■ ノエル To:ミトラ |
ありがとう。うんうん。おいしい。 保存食もいいんだけど、どうしても飽きちゃうのよね。 |
■ ミトラ To:ノエル |
ボク、保存食っていったらこれ(と、果物とかを指す)しか知らないから‥‥もぐもぐ。おじちゃんにもらったこれ(と保存食)がはじめてだからかもしれないけど‥‥おいしいよぉ(^^) |
■ オジイ To:ミトラ |
そっかあ。この木の実もおいしいぞ。 しっかり力を付けて明日もがんばるんだぞ。 |
■ ミトラ To:オジイ |
は〜い(^^)/ |
良い子のお返事のミトラであった。
と、皆思い思いに食事をし‥‥だいぶ落ち着いたころあいから、宿で聞きそびれていた質問を、ぽつりぽつりはじめた。
■ オジイ To:ミトラ |
で……だな。おじさんたちは、ぼんに、もうちょっと教えて欲しいことがあるんだが……いいかな。 |
■ ミトラ To:オジイ |
なに?ボクで判ることならいいけど‥‥? |
■ オジイ To:ミトラ |
まず、おねえちゃんっていくつかなあ。でもって、お姉ちゃんと同じ歳ぐらいの女の人って村に何人ぐらいいるのかな? あ、あと、お姉ちゃんの名前も教えてくれるかな。 |
■ ミトラ To:オジイ |
あれ?おねぇちゃんの名前言ってなかったっけ‥‥てへへ(^^;ごめんね。 おねぇちゃんの名前は「シンディ」っていうの。とっても美人だよぉ♪んでね、優しくって、ボクおねぇちゃん大好きなんだ♪ で‥‥シンディおねぇちゃんは、今年で‥‥16歳かな?ボクと6つ離れてるんだ。 おねぇちゃんと同じぐらいの女の人?う〜ん‥‥2・3人かなぁ? 「れでぇに歳を聞いちゃイケナイ」ってじぃちゃんに言われてるから、ボクよくわからないんだ‥‥(^^;;;; |
■ ノエル To:ミトラ |
優しくて美人のお姉さんかぁ・・・。いつもはおしとやかな感じ?それともミトラ君みたいに元気いっぱいなの? |
■ ミトラ To:ノエル |
おねぇちゃんはねぇ、と〜っても静かで読書が趣味なんだ♪ 「おしとやか」っていうほうがあってると思うよ。うん。ちっちゃい頃から、そんなに元気に走り回ったりしてなかったってじぃちゃんも言ってたし。 |
■ ヘルムンス To:ミトラ |
ミトラ君とは正反対なわけですね。(微笑) |
■ ミトラ To:ヘルムンス |
むぅ〜。だって、ボク男の子だもん♪男の子は元気良く遊ぶのがお仕事っておねぇちゃん言ってるもん♪ |
と、ふくれっ面のミトラ。でも、否定はしない(笑)。
■ ノエル To:ミトラ |
シンディ・・・おねぇちゃんて、普段は家の手伝いとかしていたのかしら?それとも、どこかよそのおうちで下働きとか・・・。どんな感じだったのかな? |
■ ミトラ To:ノエル |
ううん。ばーちゃんもボクがちっちゃい頃に死んじゃったから‥‥ボクの遊び相手はあんまりしてくれなかったけど、家のお仕事とかしてたよぉ。 だから、おねぇちゃんとっても料理上手なんだぁ(^^)(えっへん) |
自分の大好きな姉の事を喋るのが楽しいのか、ミトラはどんどん喋っていった。
■ソフィティア To:ミトラ |
ミトラ君お姉さんが大好きなのね。なんとなく歩きつづけでオランまできたのが分かったような気がするわ(^^) |
■ ミトラ To:ソフィティア |
だって‥‥おねぇちゃんも、自分がだぁ〜い好きな人がキケンな目にあったら、がんばるでしょう? だから、ボクもがんばるんだ。 |
と、ソフィティアの顔をのぞき込むように答える。
アフルの存在には気がついていないようだ。
■ソフィティア To:ミトラ |
んふふ、そうね(^^) |
■ アフル |
……… |
無邪気なミトラの行動に、憮然とした表情をしながらも怒るに怒れないアフルであった。
それをみて、ヘルムンスはくすくすと笑っている。
■ ノエル To:ミトラ |
じゃぁ、絶対にシンディお姉ちゃんのこと助けてあげて、おいしい手料理いっぱい食べさせてもらわなくちゃ。 そして作り方教えてもらって・・・ |
■ ミトラ To:ノエル |
うん♪おねぇちゃんの「カエルのスープ」と「イモムシの丸焼き」はとっても美味しいよぉ(^^)。 あとね、パンケーキとか、シチューとか、グラタンとか‥‥‥ |
■ オジイ To:独り言 |
ぶ……ぶほぉ。 |
オジイのシンディに対する評価(期待度)‥‥ちょっと下がる?(笑)
■ ヘルムンス To:オジィ |
そういえば、昔一緒に冒険したレンジャーも悪食だったんですが・・・ 彼はこのあたりの出身だったんですかね?(^^; |
そのレンジャーの名は、レンシオという。(^^;
■ ミトラ To:ヘルムンス |
う〜ん?ボクの村出身の冒険者がいるっては‥‥ボクしらないよ? でも‥‥本当においしいんだけどなぁ〜〜〜‥‥家についたら、おねぇちゃんに作ってもらおうか?うん♪それがいいや♪ |
ミトラは、「ないすあいでぃあ♪」のつもりだが‥‥
■ ノエル To:ALL |
そりゃ、レンジャーやっていれば森で遭難して食べ物がなくなったときにはカエルだろうがイモムシだろうが食べなきゃならない時はあるだろうけどね(^^; でも、普段の得意料理にはしたくないなぁ でも、おいしい食べ方教えてもらっておいたほうが、いざというときに気持ち悪くなくて便利かなぁ・・・ |