SW-PBeM Scenario #31
かなしみのおやこ
第2章 出発の日

いざ出発

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銀の網亭


■ ミトラ To:ALL
(小声で)
 いち、にぃ、さん、し、ごぉ、ろく‥‥
 んと、全員そろったのかなぁ?(もぐもぐ)
(ノエルに向かって)
 おねぇちゃん。ごはん食べたら出発するの?それとも、なにか『調べもの』してから出発するの?

■ ノエル To:ミトラ
 うぅん。このまま出発する。歩けるところまで歩いたら野営にしましょう。

■ ソフィティア To:ノエル
 そうね。とりあえず用意も出来た見たいだしとっとと行きましょ。ミトラ君もその方がよさそうだしね。

 ソフィティアに言われ、ミトラはうんうんうんと力いっぱいうなずいている。
 その様子がおかしいのか、ソフィティアはちょっと笑みをこぼした。
■ ノエル To:ミトラ
 みんな忘れ物とかないわよね?あと、必要なもの買い忘れているとか。
 なかったら行くわよ。

■ ヘルムンス To:ノエル
 私は特にはないですよ。

■ オジイ To:ノエル
 ええ、ないですね。保存食はみんなこれでOKですね。
 じゃあ、出発しますか。

 といいながらオジイは保存食と弁当を皆に配っていった。

 皆、自分の荷物をそれぞれ持って銀の網亭を出発した。


街道


 ミトラは、早く自分の村へ‥‥大好きな姉の待つ村へ早く着きたいのだろうか、子供の足にしては‥‥なかなかの速度で歩いて行った。

 街道は、たまにちらほら‥‥と旅人とすれ違う程度で、特にあやしげな一行とはすれ違わなかった。
■ ノエル To:ミトラ
 ねぇ、ミトラ君が狼に襲われたのってどのあたり?
 近くなったら言ってね。警戒するから。

■ ミトラ To:ノエル
 うんとね、街道では狼には襲われなかったよ。
 街道からちょっと森に入ったぐらいのところで‥‥ちょっと街道から見えにくいところで狼が襲って来たの(TT)。
 近くなったら、「ここだよ」っていうね。

■ アトール To:ノエル
 たぶん、日中歩いているときはそれほど心配いらないだろう。
 一番気をつけるのは、やっぱり夜営中だろうな。
 村に着く前に狼にやられていたんじゃ、笑い話にもならないから気を引き締めていこうぜ

 だいぶ日が傾いて来たころ‥‥一行は、手ごろな空き地を見つけた。
 ちょっと街道から離れてはいるが、野営をするには丁度よいだろう。
■ オジイ To:ALL
 あそこに野営向きの空き地がありますね。
 よし、今日はここで休みますか。

■ ミトラ To:ALL
 (ぺたん、と座り込んで)
 ボク、もぉ疲れたぁ〜〜〜(@@)

 旅なれた冒険者ならいざ知らず。今日の行程は、ちょっとミトラには辛かったようだ。
 自分ではまだ自分にあった旅のペースを掴めていないようだ。
■ オジイ To:ミトラ
 よく頑張ったな。ぼん。
 あと一日頑張れよ。

 こくん、とうなずくミトラ。
■ アトール To:オジイ
 なんなんだ、「ぼん」って(笑)

■ ノエル To:ミトラ
 ミトラ君、こっちに座り心地よさそうな切り株があるわよ。
 私たちは一応狼を警戒して簡単な罠でも仕掛けてくるから、このあたりでゆっくり休んでてね。

■ ミトラ To:ノエル
 おねぇちゃん、ありがとぉ(^^)

 と、すぐに切り株に座るミトラ。よっぽど疲れていたらしぃ。
■ ノエル To:アトール
 (さてと。先に薪集めておかないと、夜警の途中で拾いに行って罠に引っかかってもつまらないわね・・・)
 アトール〜ちょっと手伝って〜(^^)/

■ アトール To:ノエル
 はいはい(^^;
 俺らは薪集め得意だからな(笑)
 罠も、分担して仕掛ければ早いから、俺も手伝うよ。

■ アフル To:ノエル&ALL
 だったら、俺はその間に火を起こしとくよ。
 誰か、火打ち石持ってない?

■ ヘルムンス To:アフル
 私が持ってますよ。
 もちろん、ティンダーの魔法という意味ではないですからご安心を。

 ヘルムンスから道具を借りて、火を起こそうとするアフル。
 ‥‥
 しばらくすると、種火が準備された。あとは適当に薪となるものをくべれば野営の準備はだいぶ進むだろう。
■ アフル To:(独り言)
 ふぅ、やっとついた。
 でも、いちいち火打ち石使ってつけるのってめんどくさいな…
 後で、サラマンダーを召喚しておこうかな。

 ちろちろと燃える炎を見ながら、そうアフルはつぶやいた。
 後でちょっと焚き木を拝借しようかな?とも思いながら。
■ ノエル To:ALL
 罠仕掛けてきた。こっちが薪用の枯れ枝ね。ついでに周りの様子も見てきたんだけど、ここ奥まったところにあって見晴らしがよくないから、いつもより注意が必要みたい。
 まぁ、他の人が野営した跡もあるし、大丈夫だとは思うけどね。

 ノエルの後ろには前が見えないくらい山のような薪を抱えたアトールがいるのだった(笑)

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