どの依頼にしようかな？

　下の店でパーティーを組みなおした一行。
　さっそく、おやじから鍵を借りて個室の鍵を開け、皆思い思いの席へと座る。

　皆、下の階からもって来たエールやワイン、水を飲んでいる。
　多少の食事はあるが‥‥はやり、本腰を入れて食べようとするには多少少ない。
　そこで‥‥

　誰と同じなのかは、言わずもがな(^^)。

　オジイとソフィふたりきりにさせてなるものかとアフルも立ちあがる。
　三人は扉を開けて下の階へと降りていった。

　ちなみに、隣のテーブルの女の子とはティトルのことである。チェックの早さだけは早いみたいである。

　というが早いか、オジイは階上へと走り去っていってしまった。

　と言って、「スオメンリンナ島での動物生態調査の護衛」の依頼書を指す。

　くすっと笑って階段へ向かう。
　それ見て、アフルも釣られてにこり(^^)。

　といって、オジイは依頼書を皆に見せた。

　ノエルはいままでの依頼を振り返り‥‥しばし、物思いにふけった。 　

　ヘスの言葉を聞き、ノエルは前回も『勇者様探してます』の依頼だったのを思い出して苦笑する。

　少し遅れてソフィティアとアフルが部屋に帰ってきた。

　とオジイがいったまさにその時。個室のドアがノック‥‥いや、つま先でかるくドアを蹴った音がした。

　部屋にはいるなり、おやじは両手いっぱいに持ってきた料理と飲み物を並べた。
　あっという間にテーブルの上は料理であふれかえった。

　と、凄い勢いで食べ始めるオジイ。だいぶんお腹が減っていたらしぃ。