| Sword World PBM #29 |
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■ Index |
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| 銀の網亭 |
夕方。
一行は、キノコの引き渡しを終え、銀の網亭に帰ってきた───
| ■クレフ To：おやじ |
| ふぅ、ただいまぁ〜。・・・か、帰ってこれました〜（うれし泣き） |
| ■おやじ To:ALL |
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お、帰ってきたか。お帰り。 ちょうどよかった。いいワインが手に入ったんだ、どうだい? |
| ■イルミナ To:マスター |
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えぇ〜ほんと〜（＾＾ それじゃ、私はそれ頂くわ（＾＾ それから適当につまめるものをお願いします そうそう、チーズもお願いね |
イルミナは空いているテーブルへ向かい、大きく息をついて座る。
| ■ドリス To:マスター |
| あっあたしにもワインお願い〜。 あとチーズチーズ〜(^^) |
出発前に出された安物のチーズが気に入っているらしい。
続いて、クレフとカルソニックがテーブルについた。
| ■クレフ To:おやじ |
| よっこいしょ・・・はぁ、疲れた・・・（机に突っ伏す）あ、私にもワインと、あと適当な何か食べ物をお願いします。 |
| ■カルソニック To:クレフ |
| 『どっこいしょ』はじじいの始まり（笑） |
| ■イルミナ To:カル |
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わっ．．．危なかったわ（＾＾； 私も言いそうになっていたの（＾＾ ここにきたら急にどっと疲れが出たみたいで．．．緊張の糸が切れちゃったのかしら？（＾＾ |
| ■カルソニック To:イルミナ |
| ここでなら緊張の糸は緩めてもいいだろう。さすがに狙われる様な事はしてないからな（笑） |
| ■クレフ To:カルソニック |
| ・・・も〜、じじぃでも何でもいいですよ・・・（苦笑）・・・もう、今日はやなコト忘れて寝たいですね〜。 |
| ■アーギー |
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・・・・・・・・・・・。 |
アーギーは、何やら仲間を避けるように、カウンターの方に座る。
| ■アーギー To:おやじ |
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・・・・・・・・・ （呟くように） そんなに疲れたり忘れたくなるようなことだったかな。そうは思わないけど・・・・・・ （首をひねったあと、おやじの方を向いて） まあいいや。んっと・・・・スクリュードライバーをお願いします・・・・。 |
| ■クレフ To:ALL |
| （体を起こして）しかし・・・今回はホントに大変でしたねぇ・・・なんかこう、殺伐とした気分になってしまいましたよ・・・私なんか死にかけましたし・・・（冒険者になって２つ目の仕事なのに2回目ですよ〜(T_T)） |
クレフの言葉に、イルミナがうんうんと頷いている。
| ■カルソニックTo:クレフ |
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死線を潜ればそれなりに強くなるってぇなもんだ。 それほどこの世界は甘くはない・・・・。 俺が言うべき言葉じゃなかったか？まぁ、マジックユーザを護りきれなかったのは俺にも責任がある。 すまん。 |
クレフは、こちらに向き直って頭を下げようとするカルソニックに、「気にしないで」と言いかけたところで───
| ■ドリス To:クレフ |
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ま、まあ嫌なことはさっさと忘れて気持ちを切り換えよっ。 無理矢理にでも笑ってれば気分も少しは明るくなるもんだよ。 ほら、笑って笑って（ニコニコ） |
ドリスが、クレフの頬をムニっと掴んで、無理矢理笑顔にする。
| ■イルミナ（心の声） |
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どこかで見た光景だわ．．．ってあの時の私とアーギーさんだ（苦笑） ．．．思い出しちゃった．．． うぅ〜恥ずかしいよ〜 |
イルミナは、一人で顔を赤らめてうつむいている。
クレフはというと、頬を引っ張られた変な顔のまま、目だけ笑っている………
| ■クレフ To:ドリス |
| はー、ほんあほとへほ、ほほろあなほふんあっはら、ふひにひへふらはい。（訳：まー、こんなことでも心が和むんだったら、好きにしてください。） |
| ■ドリス |
| あう〜。何いってんだかわかんないよ〜(^^;) |
目が笑っているので怒ってはいないらしいと思いつつ、ドリスはとりあえず手を離した。
| ■アーギー（心の声） |
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（様子をちらっと見たあと、肩をすくめて） 無理矢理笑顔作って何が楽しいんだ・・・・・。 ・・・・・・訳がわかんないな。 |
| ■カルソニック To:ALL（その場に居る人達） |
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まぁ、今回の冒険は考えさせる点も多かったな。 俺は冒険者としては駆け出しで、まだ他の依頼とかも熟（こな）して 色々な状況の中でも冷静に居られる強い漢（おとこ）になる事が目標だから 成功した冒険よりも失敗した得る物が多くて冒険の方が次に失敗をしなくて済むしな。 ・・所で、次の依頼は・・どうするんだい？ このパーティが上手く動きはじめたのは後半、しかもどん詰まりだから これからはお互いの役割分担をしっかりすれば、それなりの成功は納めれる気はするがな 勿論、無理強いはしないし、他のパーティに行きたければそれも俺が止める権利は無い。 |
| ■アーギー |
| ・・・・・・・・・（ふぅ）。 |
カルソニックの説教だかなんだかよく分からないしゃべりは聞きたくないとでも言いたげに、アーギーは耳をふさいでいる。
もっとも、アーギーの説教だって他の人にしてみれば同じことなのだが………本人は気づいていないらしい。
| ■クレフ To:カルソニック |
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・・・さぁ、そんな先のことは考えたくありませんね・・・昨日のことも明日のことも、今日だけは絶対考えませんよ。せっかく依頼が成功したんです、倒れるまで飲んで、あとはそれからですね・・・（苦笑） ・・・・・・あ、そういえば、頼んだワインと食事はまだですかねぇ・・・？ |
| ■おやじ To:クレフ |
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ほい、どうぞ。 そうそう、かみさんが新しい料理作っててな、試食してみないか? |
| ■クレフ To:おやじ |
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おっと、ありがとうございます。・・・て、え？新しい料理？それは楽しみだなぁ。ぜひお願いします(^_^) （この店の新メニューの一番乗りか。ちょっといい感じですねぇ） |
| ■ドリス To:おやじ |
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（チーズが届いたので早速パクつく） わ〜い。チーズチーズ〜(^_^)。 パクパクパク……。 へ？ 新メニュー？ うんうん、お願いねっ |
| 銀の網亭 |
| ■クレフ To:ALL |
| さぁて、仕事は成功だし、みんなこうして無事だったんです。乾杯でもしましょう。いや、したい気分です(*'ｗ'*)（何のまえぶれもなく（笑））さぁ、かんぱ〜い！ |
そういうと、クレフはワインを一気にあけた。
| ■ドリス To:クレフ、おやじ |
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あっ（あわててワインを手にして） かんぱ〜い（ニコニコ） ごきゅごきゅごきゅ……。（一気に飲みほして）マスター、ワインもう一杯お願〜い |
| ■イルミナ To:クレフ＆ALL |
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はい（＾＾かんぱい みなさん、本当にお疲れ様でした（＾＾ |
| ■アーギー Ｔｏ:おやじ |
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・・・・・・・・。 （小声で） おやじさん、「オレンジジュースを」下さい。 なんか酒飲む気分すら失せちゃった気がしたんで・・・・・・。 |
アーギーは一人でカウンター。
| ■イルミナ |
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（クレフの様子を見て）ふふっ（＾＾あんな飲み方して．．．また眠っちゃうんじゃないかしら？（＾＾ まぁ、今日はそれもよしとしますか（＾＾ |
| ■おやじ To:ドリス |
| ほいよ、さっき言ってたやつだよ。 |
おやじは、ワインと、なにやらサラダらしきものの入った皿を持ってくる………
| ■おやじ To:ALL |
| 珍しいのが手に入ってね。まあ無難な味付けにしてみたんだが……… |
………と、皿には、昨日戦ったばかりのキノコから、口と触手をなくして縮尺1/50にしたような代物がたくさん入っている………
| ■ドリス（心の声） |
| うげげっ！？(^-^;) |
| ■クレフ |
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・・・ ・・・・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ！！（キノコはもうたくさんだ〜〜〜〜〜〜〜！） |
| ■カルソニック |
| 食える物は食う時が鉄則。それが傭兵の務め・・だが・・・。 これは・・キツい・・・・。 |
| ■アーギー To:おやじ |
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・・・・・・・・。 （平然と口に運んで） ・・・・うん、なかなか美味しいですよおやじさん・・・・。 オレ達が今回取ってきたのを使えば、もっといい味になるかもしれませんよ・・・・。 |
アーギーだけは美味そうに食っている………
| ■ドリス（心の声） |
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ううっ……。アーギー様ってばあたしの料理には美味しいとかいったことないくせに、あんな料理を美味しいだなんて……。 はっ、もしかしてアーギー様って……ゲテモノが好きなのっ！？ |