Sword World PBM #29





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美味しいキノコの
美味しい食べ方


白熱死体漁り



野営地

 一通り荷物をまとめ終わり、イルミナが回収してきた、マリエルの仲間の荷物を広げている。
 マリエル自身の荷物は、何とか彼女が自分で運ぶことができそうだが、他の二人の分まではとても持ち運べそうにない。
■マリエル
 ………これ………

 ケインズ(盗賊風の方)の予備のダガーを遺品として取り、ジェイク(戦士風の方)の遺品を見ていたマリエルが、小さなペンダントのところで視線を止めた。
 しばらくそれを見つめた後、マリエルはそれを大事そうに懐にしまった。
■マリエル To:ALL
 ………あたしじゃ、これ以上、持っていけないから…何か必要なものがあったら………使ってあげて。

■アスタルテ To:マリエル
 ありがとう。でも私はいい。

 なんてことないものばっかりだけど、遺品であることには変わりないわ。
 たとえ残ってもむげに扱わず、後でいっしょに埋めてあげましょ。
 ね。


■クレフ To:マリエル
私もです。手持ちのもので大丈夫ですし・・・盗んでいるみたいで気が引けます・・・(^_^;)

■マリエル To:アスタルテ
 ううん、必要なものがあったら、使ってあげて……まだ役に立てるものを捨てていくのはかわいそうだから………

■イルミナ To:マリエル
そう...じゃ、私はこのダガーを頂くわ
このダガーで犯人に一矢報いる事ができるといいんだけど...

■カルソニック To:独り言
 仇は・・必ず討ってやるからな・・。(親指をダガーで少し切って血を付けてから仕舞う)

■ドリス To:イルミナ
 そうだね……。犯人……なんとかしなきゃね。

■マリエル
 ………ありがと………

 結局、2本あったダガーを、イルミナとカルソニックが1本ずつ貰い受けることになった。

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ゆな<juna@juna.net>