Sword World PBM #29





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美味しいキノコの
美味しい食べ方


雨降って地滑り



野営地

 一行は、たき火を囲んで、保存食を簡単に調理しただけの朝食をとっている。
 一晩眠らされて体力的にはだいぶ回復したのか、マリエルも───量はさほど多くないものの───特に問題なく食事に参加している。
■マリエル To:ALL
 ああ、そうだ…あたしの仲間と………

 そこで言葉を切り、自分の───手首から先のない───右手を見せ………
■マリエル To:ALL
 ………コレは?

■アーギー
 ・・。

 アーギーは、親指で昨日作った墓の方を指して見せた。
■イルミナ To:マリエル
昨日のうちに埋葬したの...
あとで、あなたもお祈りしてあげるといいわ
それからあなたの....は....

 イルミナが視線をやると、アーギーは地が乾いて変色したマリエルの手首を取り出した。
■アーギー
 ここにある・・・・・・。
 命を助けようとして、ゴミのように捨てられそうになってたのをオレが拾ってやった・・・・・・。
 ・・・・・といっても別に感謝されるほどの事でもないんだろうけど・・・・・。

■ドリス To:アーギー
 え、あ? ゴ、ゴミのようにって…。
 そ、それって人聞き悪過ぎ…(^-^;)

■アスタルテ
 ……………

 アーギーは、そのまま手首をマリエルに差し出す。
■マリエル To:アーギー
 ………。
 ………感謝するわ。

 マリエルは一瞬自分の手首から視線を逸らし、そしてもう一度それを見ると、受け取って懐に隠した。
■アーギー To:マリエル
 ・・・・・ところで命を助けてもらったことそのものに対するみんなへの感謝は無いのか・・・・・?
 まあ、本当に「あたしが死ねば良かったのに」と思ってたとかいうんなら無いのも分かるけど・・・・。

■ドリス To:アーギー
 ちょ、ちょっとっ!!
 や、やめてよ感謝を強要するようなことはっ。
 あたし達がお節介でやったことなんだからっ

■アスタルテ To:アーギー
 アーギー!! (- -#)

■マリエル
 ………

 アーギーの言葉に、少し伏し目がちになったマリエルは、座ったままでアーギーの方にぺこりと頭を下げた。
■マリエル To:アーギー
 ………命を助けて頂いてありがとうございました。言葉では言い表せないほど感謝しております。

 抑揚もなく、何かを読み上げるように答えるマリエル。
 なんとなく険悪なものを感じたドリス、アーギーとマリエルの間に割り込んだ。
■ドリス To:マリエル
 (^-^;)(^-^;)(^-^;)
 あ、あははーっ。
 いえいえ、感謝されるほどのことはしておりません 。人として当然のことをしたまでですからっ(ニコニコ)

■ドリス(心の声)
 な、なんだかなー…。
 でも、あんな口利けるってことは、少しは元気出たみたいね。(と喜んでたりする)

■イルミナ
マリエルさんったら(^^

■イルミナ To:アーギー
はい。とにかく感謝されたのでこのお話はこれでおしまい(^^

■アーギー
 ・・・・・フフッ、まあそんな程度の返事なんだろうな。予想通りだ・・・・・。

■カルソニック To:ALL
 人助けっつーのは頼まれてするもんじゃねーから別に感謝される意味合いも無いと思うがな(笑)

■アーギー To:カルソニック
 バカ、意味合い云々の問題で言ったんじゃない・・・・・。
 恩を受けた時に素直に「ありがたい」って気持ちが込み上げないようじゃ・・・・・人間としてたいしたことないって事さ・・・・・・。
 今はその「気持ち」を探りたかっただけだよ・・・・・・。

■アスタルテ To:アーギー
(思いっきり睨みつけながら) ふん、バカはあんたよ、アーギー。
 あんたなんかに恩を感じるやつがいるもんか。
 何が予想通りの返事よ。
 何が人間としてよ。
 あんたが人間の屑の見本のような人間の癖に何をえらそうに。
 あんた何様のつもりなの。

 最初合った時は硬そうだけどまじめな人だななんて思ったのに。とんだ見込み違いね。
 ここまで落ちたくないわってくらい性根腐った奴だとは思わなかったわ。
 思いやりがない、自己中、そのうえ皮肉屋。
 自分がすべて正しいとでも思ってるの。
 あんたに正義云々って言われてたのかと思うと虫唾が走るわ。

 もう私は、あんたが仲間だなんて思わない。
 まあ、あんたは私がどう思ってもどって事ないんでしょうけどね。
 あなたはあなたが思った道を行けばいいわ。
 でも人のことを平気で見下すあなたを私は絶対許さない。
 あなたにマイリーの加護はないと思ってね。


■マリエル To:アスタルテ
 ………

 マリエルが少し困ったような視線でアスタルテの方を見やる。しかし、アスタルテはその視線に気づかないようだ。
■カルソニック To:アスタ
 待て。まてっ ってぁぁ (ドリスに押される(笑))

■ドリス To:アスタルテ
 ア、アスタちゃん落ちついてっ

■ドリス To:アーギー
 アーギー様。あたしも悪いけどアスタちゃんが怒るの無理ないと思う。
 仲間を亡くしたショックも癒えないマリエルちゃんは、今は感謝の気持ちどころじゃないだろう…なんて、ちょっと考えれば…ううん、考えるまでもなく判るじゃない。
 マリエルちゃんを元気づけるために、わざと怒らせるような口を聞いたのかなって思おうとしてたけど…。
 さっきのカルへの言葉聞いて判んなくなっちゃった……。
 まさか、本気で感謝の気持ちを期待してたの?
 そうだとしたら、アーギー様…他人の気持ち…本気で考えてる?

■アーギー To:ドリス&アスタルテ
(無表情のままだが、表情を少し緩める)
 ・・・・・・・・・・。
 考えて・・・・・・なかったんだろうな・・・・・・。
 何時からだろう・・・・・・オレ、ここまで人を信じなくなったのは・・・・・・。
 2・3年前の自分なら、ここまでは言わなかったと自分でも思う・・・・・・。
(ふうっと一息つく)
 でも、感謝の気持ち云々に関しては、本当に「人間なら自然に感謝の気持ちが込み上げてくるものじゃないのか」と今の今まで思ってたから・・・・・・。本当に信じられなくて・・・・・・。

(しばし黙った後、アスタルテの方を向いて)
 ・・・・・・さすがに人を人とも思わない扱いをするのは間違いということだよな。反省するよ・・・・・・。
 必要ならば、「正義」の名のもとにいつでも首をとるなり何なりの「裁き」をすればいい・・・・・・。

■アスタルテ To:アーギー
 まだそんなこと言ってるの。
 私はそんなつもりで言ったんじゃないわ。

■アーギー
 ・・・・・・・・・そうか・・・・・・・・・・。
 別に「そんなつもり」でも良かったんだけど・・・まあいいか・・・・。

■カルソニック To:アーギー
 ふーん、冒険者っつーモンは「死」と言う物を簡単に考えるモンなのか?
 それともお前だけなのか? 俺はもうちょっと違ったモンを考えていたがな。
 自分の不幸自慢なら後にしてくれよ。そんな事で場を険悪な雰囲気にしたくな いからな。
 それとも、何か?ウジ虫みたいに自分の不幸をさらけだして他人が認めるとでも?
 俺は生きて、あがいて、格好悪くでも生きていくつもりだ。 それが俺の残された道だからな

 アーギーの言葉もカルソニックの言葉も、そろそろ自己完結し始める頃合いのようだ………
■ドリス(心の声)
 カ、カルってば『反省する』って云ってる相手にそんな酷い言葉投げつけることないじゃない……
 もうっ…折角納まりかけた話を目茶苦茶にするつもり?

■イルミナ To:アスタ&ドリス
まって、まって...
確かにアーギーさんの言動には問題があったかもしれません
はたから聞いていると、冷たく思いやりがないように聞こえます
実際、今アーギーさんがおっしゃったようにマリエルさんに対して気持ちを考えてあげる事ができなかったようですが、それだって、意地悪で言った言葉ではないことぐらいは理解できるはずです
私達が軽んじてしまったジェイクさんたちのことだって一番気にかけていたのはアーギーさんじゃないですか....
アーギーさんには十分人を思いやる気持ちはあります
そうでしょ?それにアスタさん...そんなにアーギーさんの事を完全に理解したような、そのうえ彼の全てを否定するような言動は感心できません
仲間なら彼の悪いと思うところを注意し、よいと思うところを見てあげるべきです
あなたは、ちゃんとアーギーさんを見てきましたか?
私達が依頼人の家に言った時...あなたをいろいろな面で庇ってくれていたのは紛れもなくアーギーさんです。あなたは気付いていなかったかもしれないけれど...
お願いですから、もう少しお互いを理解するよう、そしてアーギーさん...理解してもらえるよう歩み寄ってくれませんか?
最後に...こんな言い争いをしてマリエルさんに失礼だと思いませんか?
私達は「生きている」んですよ?
自分の意思ではもう仲間を取り戻せないマリエルさんに対して、私達はこんなところで醜く言い争いをして大切な仲間を自ら切り捨てようというのですか?先ほどのあなた方の言葉は素直な気持ちでしょうから、それを撤回しろとは言いません...ただ、それぞれの言葉をお互いがちゃんと胸にしまって相手の事を思いやってあげてください。私が言いたいのは...それ...だ..け...

 くだらない原因での仲間割れに、イルミナの目からぽろぽろと涙があふれ始めた。長々と言うまでもなくその涙だけで十分だったようだ、ドリスがあわててなだめに入る。
■ドリス To:イルミナ
 ああっ、ご、ごめんなさいっ。
 泣かないでっ。そのっ…

■アスタルテ
 ‥‥‥‥‥いや、あのねぇ。

■カルソニック To:ALL
 言おうかいわまいか迷ったがあえて言わせてもらう。
 何人もの犠牲者が出てるこの状況で、仲違いをしている場合なのか?
 少なくともこの精神状態では俺の感じる所では『勝てる』見込みは少ない。
 戦場では一瞬の気の緩みが死に繋がる。
 そして、死を懇願した時、勝敗は決まってしまう。 仲間達の運命もな。 (剣を持ち直す) ・・仲違いをするな、とは言わないが今はそんな状況ではない事は 明らかではないか?

■ドリス To:カルソニック
 そ、そうよね。カルのいう通り…今は仲違いなんかしていい時じゃないよね。

 自分を棚に上げた物言いとムッとするが抑え、何も言わず、ドリスはアーギーの方に向き直った。
■ドリス To:アーギー
 あの、ごめんなさい。
 昨日から何だか、うちのパーティーぎくしゃくしてばっかりで…あたしまで、アーギー様を信じられなくなってたみたい。
 あははっ。仲間なんだから、信じ合わなきゃ……、信じ合えるよう努力しなきゃならないってのに……。
 あたしもちょっと言い過ぎたかもしれない。
 あの…、その…昨日もちょっと喧嘩みたいな感じになっちゃたけど……ごめんなさい。その時の分もいまここで謝っておく。
 あのこともずっと気になってたの、あの時、仲直りしなきゃ、ちゃんと和解しなきゃと思ったけど、『自分は間違ったことを云ってない』って気持ちがあったし…、その…イルミナちゃんとごにょごにょとかで 更に意地はって、あれからずっと無視するような態度になっちゃって……。

■アーギー
 ・・・・・・・・・(クスッ)

 ドリスは、言いたいことがまとまらず、言葉が支離滅裂になっている。
 一息ついて───
■ドリス To:アスタルテ
 ほら、アスタちゃんももう許してあげて……。
 腹に据えかねることもあったかもしれないけど、『マイリーの加護はない』なんて、アスタちゃんにも言い過ぎがあったよ……。

■アスタルテ To:ALL
 ちょっと、私の話も聞いて。
 私を抜いて話を進めないでよ。

 私だって一応聖職者の端くれなんだから恩も感じれば、感謝もするわ。
 アーギーが何をしてくれたかも知ってる。
 ただね、どんどん考え方が自分中心になってきているのが気に入らなかっただけよ。
 何も言わずに行動からすべてを理解してくれっていうのは虫が良すぎるわ。
 人はね、言わなきゃわかんないこともいっぱいあるのよ。
 それは私も含めてみんな同じよ。
 みんないいかっこしすぎだわ。
 自分が何か不満に思っていてもほとんど口に出さないじゃない。
 パーティがひとつになるには一回腹を割ってはなすことも必要だと思うの。
 事実、こんだけみんなで思ってること言い合ったのってはじめてじゃない?

 まあ、心配しなくても私は尾を引いたりしないわよ。
 言いたい事言っちゃったからすっきりしちゃった。
 みんなはどう?


 などともめている間、クレフはというと一人で敵について考えていた。
■クレフ
彼女の言ったことから推測すると、あの闇は「ダークネス」でしょう・・・とすると、襲った相手はソーサラー。そして、あの刀傷から考えるに、剣術の腕前も並ではなさそうだ・・・やはり、戦士と魔術師が組んでいる、としか考えられないような気がしますねぇ・・・
うぅ、キノコ対策だけでも頭が痛いのに・・・厄介なことになったよー・・・(;_;)

 などと一人で頭を抱えている。
 状況が状況なので、なにやら一人で浮いている………
■ドリス To:クレフ
 え? 何? どうしたの?

■アスタルテ To:クレフ
 あ、あのね。

■アーギー
 ・・・・・・・・なんだコイツ?

■クレフ To:ALL
(みんなの様子にはっとして)・・・え?あ、いや、な、何でもありませんよ。ちょっと考え事をしてしまいました・・・あっはっは(^_^;)(う〜ん、まだ仮定に過ぎないからみんなに言うのは混乱させるだかかなぁ・・・?とか思ってる)

■クレフ To:ALL
あれ、(みんなのキリキリした雰囲気に戸惑いつつ)・・・な、何かあったんですか?・・・もしかして、私、へんなことしました?ねぇ?・・・・・・だめだなぁ〜私、こんなんじゃパーティーのお荷物だ・・・とほほ・・・

 状況を把握していないクレフは、険悪な雰囲気の自分かもなどと思いつつ涙。
■ドリス To:クレフ、ALL
 あっえっそのっ……。ああっ。クレフちゃんのせいとかそんなこと何もないから泣かないでっ
 あ、あはははっ。笑って笑って。ねっ。(ニコニコ)

■カルソニック To:クレフ
 クレフには全く関係の無い事で争っていたんだ。 (頭をボリボリ掻きながら)どうも言い出したら聞かない奴が 多くてな・・って俺もその一人か。気をつける、すまん。

■アスタルテ To:カルソニック・ALL
 ううん、私もその一人だから。

 みんな心配ばっかりかけてごめんね。
 アーギー、これからはうまくやっていきましょう。
 私たちだけじゃなく、みんながうまくやっていけるわよ、きっと。


 ようやく、多少和んだ様子に少し落ち着いたイルミナが、話を襲撃者の話題に戻した。
■イルミナ To:マリエル
それにしても、いきなり暗闇になって...ってことは犯人が誰なのかさっぱりわからないってこと?
相手がキノコを狙っているとなるとこれから対峙する可能性が高いのに、まずいわねぇ...
あっ、そうだ
マリエルさんはこれからどうします?
村に戻りたければ責任を持ってお送りいたしますが?

■カルソニック To:ALL
 争奪戦が更に激しくなりそうだな。

■マリエル To:イルミナ
 別に………そこまでしてくれなくても大丈夫よ。あなた達の依頼もあるんでしょう。

■イルミナ To:マリエル
えっ...でも...
一人で村まで戻るつもりですか?あなた方を襲った相手に遭遇しないとも限りませんし、第一一人でこの森の中を無事に村までたどり着けるんですか?マリエルさんさえよければですけど、このままキノコを取りに一緒に行っていただけませんか?
そうでないなら、私達としてはあなたを一人で村へ帰すことなんてできません

■マリエル To:イルミナ
 ………お人好しなのね………。でも、あたしじゃ、足手まといにだわ………こんな手じゃ…もう弓も引けないもの。
 襲ってきた奴があたし達を狙ってたのか、キノコ狙いのライバルを潰しにきたのかは知らないけど、どっちみちあなた達に得はないでしょ?

 その言葉に、クレフがいささか顔を引き締めて言い返す。
■クレフ To:マリエル
えぇ、お人よし結構。私は、そして私たちは、助けたいからあなたを助けたんです。アマちゃんとでも、偽善とでもいっていただいても結構です。でも、あなたを放っていくことはできませんから・・・。
今のあなたが一人になったら、私が一人になるより危ない・・・そして、私たちも生きるために、仕事はこなさなければならない。それだけのことです・・・。・・・いっしょに来てもらえませんか?

■マリエル To:クレフ
 ………

 マリエルは、クレフの言葉に何か考えるように視線を伏せる。
 と……何か思い立ったように、仲間が埋められている場所に向かって、ふらふらと歩き始めた。そのままかがみ込むと、おもむろに左手で土を掘り始める。
■イルミナ To:マリエル
マ、マリエルさん?何をするんです?
それに、ほら、そんなにふらふらして....
もうちょっと、休んでいた方が....

■マリエル To:イルミナ
 ………うん………

 彼女は、掘った穴に右手を埋めると、淋しげな笑みを浮かべる。
■マリエル To:イルミナ
 ………ありがと………甘えさせてもらうわ………

 少しぎこちない様子の小さな声で言う。
■イルミナ To:マリエル
そう(^^
それじゃ、よろしくね(^^えっと...はい(^^

 イルミナが、左手を差し出す。その手を、マリエルは握り返した。
■アスタルテ To:マリエル
 これで、新しいパーティとして生まれ変わったわね。 マリエル、よろしくね。

■アスタルテ
(心の中で冷や汗をかきながら)
 あ〜よかった。
 酒場のことを根に持たれてたらどうしようかと思ったわ。 ほっとしちゃった。

■アーギー
 ・・・・・・・・・・・。
 最初から埋めてれば良かったかな・・・・・・?
 魔法か何かでくっつく当てがあるのかもと思ってたからとっておいたんだけど、余計だったか・・・・・・・

■マリエル To:ALL
 あたしは大丈夫、ついていくくらいなら平気よ。あたしに構ってたせいで、ずいぶん出遅れちゃったんじゃない?

■アーギー
 ・・・・あいつらの行動の早さは尋常じゃなかったからな・・・・
 ・・・・すぐに行ったほうがいいよな・・・・。

 アーギーはそう言って歩き出そうとすると、突然バランスを崩して膝をついた。
■アーギー
 ・・・・・・・あれ・・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 その体勢のまま、アーギーが動かずに黙っている。
■ドリス To:アーギー
 ??? ど、どうしたの?

■アーギー To:ドリス
 いや・・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・何でもない。行こう・・・・・・。

■アスタルテ To:ドリス
 ほっときなさいよ、ドリス。
 どうせ演技よ。

■カルソニック To:アスタルテ
 アスタ!! (諭す様に) お前も言葉が過ぎるぞ。アーギに謝れ。

■アスタルテ To:カルソニック
 だ〜か〜ら〜、言ってるじゃないの。 言わなきゃわかんないんだってば。

 ………そろそろ仲良くしてくれ。
■ドリス To:アスタルテ
 もう、アスタちゃんってば……。
 アーギー様って、演技で人の同情さそうようなそんな人じゃないよ。
 だから本当に何かあったんだよ。
(ここからはアスタだけに聞こえるように耳に囁く)
 アスタちゃんの言う通り。ホント何も云ってくれないんだもの……。だから時々何考えてるのか判んなくなっちゃうんだよねー。クスクス

■ドリス To:アーギー
 アーギー様。
 アスタちゃんの言う通り。言ってくれなきゃ判んないよ。
 どこか具合が悪いの?
 もしそうならちゃんと教えて欲しいな。仲間なんだしさ。

■アーギー To:ドリス
 ・・・・・・・・・・。
 具合の悪いことついては・・・・・自己紹介した時に既に言ってるよ。
 ・・・・・・・2度は言わないよ。

■イルミナ To:アーギー&ALL
何かあった時はちゃんと言ってくださいね
とりあえず、皆さん準備のほうはよろしいですか?
よろしいようでしたら、出発しましょう。

■イルミナ To:マリエル
マリエルさんもね(^^
今からパーティーメンバー扱いですから、遠慮もしないで下さいね(^^

■アーギー
 ・・・・・・・・・・。

■クレフ To:ドリス(に耳打)
そうだ・・・ねぇ、彼女(マリエル)がついてくるのはいいんですが、万一私たちが襲われたとき、同じ戦術で来られると、彼女、また更に怯えてどうなるか分かりませんから、魔法には十分気をつけたほうがいいでしょうね・・・。

■ドリス To:クレフ
 そうね。でもいきなり掛けられる魔法に対抗するのは難しいし…。
 もし、ダークネスならライトで対抗できるから、いつでも魔法が使えるよう心掛けておくね。あと、いきなり暗闇になってもパニックしないよう、みんなにも注意を促しておいたほうがいいかもね…。

■ドリス To:ALL
 みんな、ちょっと聞いて
 あのね…

 と、突然暗闇になっても慌てないこと、落ち着いて対抗魔法を待つこと、などの注意をするドリス。
 さすがにここでゴネ出すメンバーはいなかった。

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