Sword World PBM #29 |
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銀の網亭 |
昼過ぎ。
貧相な男が酒場に入ってきて、おやじとなにやら話したあと、こちらに歩いてきた。
そして、陰気な声で呻くように言う………というよりは、呻き声そのもののような気もする。
■貧相な男 To:ALL |
あの〜………ドナルド商会のものなのですが………あなた方が依頼を受けてくださるという…冒険者の……方々………ですか? |
地の底から亡者が這いずるような声でおどおどと尋ねてくる。
■アスタルテ To:貧相な男 |
そうよ、あなたが依頼人?(うっ、暗い、暗すぎる、苦手なタイプかも……) |
■カルソニック To:貧相な男&ALL |
ふぁぁ、おはよぅ・・・。眠い・・・・。ナンだ?その昼間から借金地獄に喘いでいる様な暗いオヤヂわ? |
■貧相な男 To:アスタルテ |
おぉおおぉおぉぉぉおおぉおおぉぉおおぉぉ……… |
呻いている。何だかよく分からないが呻いている。何か感動しているらしい。
■アスタルテ To:貧相な男 |
うきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……… |
アスタルテはちょっと恐慌状態に陥っている。
■カルソニック TO:男 |
な、ナンだ?暴走でも始めるのかっ?(笑) |
何がうれしいんだ、あんたわ。
■ドリス To:アスタルテ |
きゃああっ何々っ(アスタの悲鳴に驚いてあたふた) |
■アスタルテ |
こ、こわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…… (T-T) |
怯えながら、目に涙をいっぱいためて、テーブルの下に隠れるアスタルテ。
■イルミナ |
えっ?あっ、えっ?(何が起きたか理解できず男を見ています) |
■ドリス To:アスタルテ |
にゃ? ア、アスタちゃ〜ん。どうしたの〜??? |
とか言いつつ、アスタルテに付き合ってテーブルの下にもぐり込むドリス。
そして、全然全く毛ほども気にした様子のカケラなく、素に戻って話を続ける陰気男。
■貧相な男 To:アスタルテ |
いえ………私はただ…商会長から………あなた方を………お連れするように………と……… |
その言葉に、アスタルテはおどおどと首だけをテーブルの下から出して………
■アスタルテ To:貧相な男 |
う、うそだ……、きっと私みたいなかわいい娘をさらって食べる気なんだ。 |
ドリスも真似して、首だけテーブルの下から出して………
■ドリス |
え? も、もしかして私もさらわれちゃうのかな?(^-^;) |
■アーギー |
・・・・・・・・。 |
アーギーはハーモニカの練習を止めて、その体勢のまま陰気男(仮)の方を目だけでじっと見ている。その意図は分からない、あるのかどうかすら。
■貧相な男 To:アーギー |
ああ、いや…いや…… |
と、「ぬぅっ」と右手をアーギーの方へ───(怖い)
■アスタルテ |
(びくっとして) ひゃぁ! |
■ドリス |
(びくっとしたアスタに突き飛ばされてテーブルの下から転がり出る) きゃあっ!! ゴロゴロ、ガシャン!! あいたたたた……。 |
勝手に地べたを転がっているアスタルテとドリスを完全に無視し、貧相な男はアーギーの方に手を差し出したポーズのまま続けた。
■貧相な男 To:アーギー |
………お気になさらずにどうぞ………続けてくださって………結構ですよ………さっきのは……癖ですから……… |
■アーギー(心の声) |
(視線と体勢ははそのままで) ・・・・・・・・・・・・。 ・・・ハハッ・・・このままレクイエム吹き始めたら成仏しちゃった、とかならなきゃいいけどな・・・(暗笑) |
万が一としても、アーギーのにわか仕込みのなんちゃってレクイエムが効果あるとは思えないが………それをつっこむ者はいない。
心の声だし。
■アスタルテ |
あぁぁぁぁぁ、やっぱりこわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…… (T-T) |
再びテーブルの下に隠れ直すアスタルテ。
■ドリス |
(^-^;)(^-^;)(^-^;) (またテーブルの下に隠れたアスタを見てちょっとあきれてる) |
■アーギー To:アスタルテ |
・・・・・・・・・・・。 (アスタの方を向いて、心配そうな表情をする) ・・・・・そんなにおびえなくても、いいのに・・・・・。 |
その間、クレフは酔い覚ましのオレンジジュースをちびちびと飲みながら、様子を見ている。
とりあえず、ドリスがテーブルの下から這いだし、陰気男(仮)の前に立った。
■ドリス To:貧相な男 |
え、え〜っと。商会長っていってたよね。 依頼人さんってあなたのとこの商会長さんなの? |
■貧相な男 To:ドリス |
……えぇ……そうですよ……… |
続いてイルミナが男の方へ向かう。
■イルミナ |
商会と植物採取なんてどんな関係があるのかしら?(ぼそ) |
イルミナが呟く、が貧相男は気づかなかったようだ。もしくは、気にしなかっただけかもしれない。
■貧相な男 To:イルミナ |
さて………今からで…よろしければ……商会の方までご案内……いたしますが………ふ………ふふふ……… |
なんか怖い。
■ドリス(心の声) |
((((((((^-^;) はっ。ひ、人を見かけで判断しちゃいけないよね…(^-^;) |
■イルミナ To:貧相な男&メンバーALL |
そ、そうね(男の態度にちょっとひるみながら) 依頼人が商会長さんだというなら、商会長さんと会わないことには話が始まらないわね。 (みんなに振り返りながら言います)みなさん、すぐ出れます? |
■アスタルテ To:イルミナ |
(テーブルの下から) ……た、たぶん。 |
■イルミナ |
はぁ〜なんだか気味の悪い人だわ....明るいうちに依頼を聞きにいきたい...暗がりの中この人の相手をするのはちょっと...(苦笑) |
■クレフ To:イルミナ |
え、ああ、私は大丈夫ですし、皆さんも大丈夫なのでは? |
■ドリス To:クレフ |
う、うん。あたしも大丈夫だよ。 そ、それじゃ皆で話を聞きに行こうか(ニコニコ…と笑うが何となく笑いが引きつっている) |
■アーギー To:ALL |
・・・・・・・・・・・。 (クスッ) ・・・まあ、早めに行こう・・・。 みんな何か、いろんな意味でここでとどまって会話するの嫌そうな顔してるみたいだしな・・・(笑) |
■貧相な男 To:ALL |
おおおぉおぉおお………準備…よろしいようで………? ………では………参りましょうか……… |
■ドリス To:貧相な男 |
(真似して) おおおぉおぉおお………準備…よろしいです♪(ニコニコ) (皆を振り返り) ………では………参りましょうかぁ♪ |
■ドリス(心の声) |
にゃああ、あたし…この人苦手だなぁ(^-^;) もう無理矢理にでも明るくするっきゃないよね。 ……そうでもしないとやってらんない。 |
■アスタルテ To:貧相な男 |
ぐっすん、なんかおかしな真似でもしたら後ろから撃つからね。(まだ涙いっぱい溜めてます) |
■アーギー |
・・・・・・・・・・・・。 |