SW-PBeM Scenario #27
twilight garden.
黄昏の箱庭
17: お茶の席
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砦本館 2階 談話室
1st Day 15:02-

談話室は落ちついた内装で、6人掛けのテーブルが置いてあった。
トーラがテーブルにトレイを置き、2階で一緒になったティアードが窓とカーテンを開ける。
■ トーラ To:ヴェアリアス、エデン
どうぞ、御座り下さい。

■ エデン To:トーラ
……では、失礼致します……。

■ ヴェアリアス To:トーラ
失礼します。

二人が席に着くと、紅茶と砂糖菓子が勧められた。
■ エデン To:トーラ
……有り難う……とても美味しそうね……戴いてよろしくて?

聞くものの、熱い紅茶には、まだ手を付けられない。
■ トーラ To:エデン
ええ、どうぞ。

■ ヴェアリアス To:トーラ
いただきまーす(^-^)
お砂糖お砂糖

スプーンで山盛り2杯の砂糖を加えるヴェア。
■ ヴェアリアス
ん♪ おいしい♪

■ ティアード
う――。

壁際で立ったまま、ヴェアが飲むのを見つめるティアード。
■ エデン To:トーラ
……そういえば……トーラ様……。
先刻階段の下にお住まいの方にお会いしたのですけれど……。
あの方は彼処で一体何をなさっているのでして……?

■ トーラ To:エデン
階段の下。
ウォルクライ氏の事ですね。
地下に設けた研究室で、乾燥に負けずに育つ、丈夫な作物の研究をされておいでです。

話し相手の目を見て答える。
■ エデン To:トーラ
……ああ……彼処から地下に続いておりますのね……。
扉に呼び鈴が付いておりましたから何かと思いましたわ……。

そう……彼は学者の方でいらっしゃるの………。
それで、その作物の研究の方は順調でして?

■ トーラ To:エデン
さぁ?
私には報告も回って来ませんので。
でも、今までに幾らかの成果はあった様です。

■ エデン To:トーラ
そう……良い結果が出るとよろしいですわね。

紅茶を見るが、まだ飲めそうにない。
■ エデン To:トーラ
……トーラ様は使用人長をなさっているのでしたわね……。
此処では幾人くらいの方が働いていらっしゃるのかしら?

■ トーラ To:エデン
私の下では 2人。よく働いてくれます。

壁際で立っているティアードをちらっ、と見る。
(↑お茶、飲ませてもらえていない)
■ エデン To:トーラ
……2人……。
そちらのティアード様と……確か……コレット様ですわね……?

■ ヴェアリアス To:ティアード

ティアードさん、どうして立っているんです?
立ってたら疲れるでしょ? こんなに椅子があるんですからどうぞ(^^)

↑使用人の立場がわかっていないらしい。
■ ティアード To:ヴェアリアス
いえ、私は……。

■ トーラ To:ティアード
……。

視線のみ。
■ ヴェアリアス To:トーラ
こんなに美味しいお茶を、見てるだけなんてつまらないです。
お話は多いほうが楽しいですし、いいですよね?

■ トーラ To:ヴェアリアス > ティアード
そう仰られるなら。

ティアード、座っても良いですよ。

そりゃもう、喜んで。
■ ティアード To:ヴェアリアス
隣、失礼します♪

ヴェアと同じく、紅茶に砂糖大さじ2杯を加えた。

■ エデン To:トーラ
そういえば……私、コレット様とは未だお会いしておりませんわ……。
普段はどちらにいらして?

■ トーラ To:エデン
もう1人はセレンと言います。
コレットという者も居りましたが、今は暇を出しています。

■ ヴェアリアス To:トーラ
(コレット・・・)

コレットさん、どうかされたんですか?

■ トーラ To:ヴェアリアス
……お茶の席には合わない話題です。
それに、個人の噂話はあまり好きではありません。

そう答えた後、なかなか口が付けられないエデンのカップを見る。
■ トーラ To:エデン
紅茶はお嫌いですか?

■ エデン To:トーラ
……いえ……その……私……お茶に限らず、熱いものは口に出来ませんの……。

慌てて一口飲む。
■ エデン To:トーラ
……もう一人はセレン様と仰るのね……。

……けれど……それでは3人だけで大変ではありませんこと?

■ トーラ To:エデン
大変です。
猫の手を借りたい程。
ですが、お客様はそこまで心配されなくて宜しいですよ。

余裕(?)の微笑みを見せる。
■ エデン To:トーラ
(猫の手……私……期待されておりますの?)
あの……私……何かお手伝いできまして?

気の毒そうに尋ねる。
■ トーラ To:ティアード
ティアード、何かある?

■ ティアード To:トーラ、エデン
洗濯、掃除は片付きました。水汲みもです。
私はこの席の片付けが済んだ後、夕食準備までの間、客人のフェリオ様の御案内をする予定です。

報告を聞いて、
■ トーラ To:エデン
残念ですが、ありません。
お心遣いには感謝します。

今は、冷めたお茶をお楽しみ下さい。

■ エデン To:トーラ
……そう……お役に立てませんで御免なさいましね……。

ようやく飲める様になったお茶を飲む。
■ エデン To:トーラ
では、使用人の補充は御領主がお決めになっていらっしゃるのかしら?
……トーラ様の一存では決められませんこと……?

■ トーラ To:エデン
そうなります。

軽く頷いての返事。
■ エデン To:トーラ
私、少しばかり御領主様に伺いたいことが御座いますの……。
御領主様の所に行かれるのでしたら……御一緒してもよろしいかしら?

■ トーラ To:エデン
私はルドラ様への面会を管理しておりませんので。
貴方の御自由に。

もし良ければ、用件を私が伺いますが。

■ エデン To:トーラ
……いいえ……。直接伺いますわ……。
と言っても……ウォルクライ様の研究を拝見できないか御願いするだけですけれども………。

■ トーラ To:エデン
そうでしたか。

■ ヴェアリアス To:トーラ、ティアード
じゃあ、わたしもそろそろ・・・・。
トーラさん、ティアードさん、紅茶ごちそうさまでした(^^)

あ、まだ紅茶とお菓子残ってます?
書庫にいるエレボスさんにもお茶を持って行きたいんで――。

■ ティアード To:ヴェアリアス
それでは、これをどうぞ。

カップと、残った菓子を分けた小皿を用意してくれる。
■ ヴェアリアス To:ティアード
ありがとう♪
お茶おいしかったよ。また一緒に飲もうね(^-^)

席を立ち、会釈を返すティアード。
■ エデン To:ヴェアリアス > ティアード
ではね、ヴェアリアス様。行ってまいりますわね。

……御馳走様……とても美味しかったですわ、ティアード様。

■ ヴェアリアス To:エデン
うん、また後でね。わたしは書庫に行って見るわ。
エレボスさんまだ本読んでると思うから。

お茶と菓子を持ち、ヴェアは書庫に向かった。

砦本館 2階 執務室前
1st Day 15:30-

執務室の扉をノックするトーラ。
■ トーラ To:ルドラ
ルドラ様。休憩はお済みでしょうか?

扉を開け、部屋に入る。
■ エデン To:ルドラ
……失礼致します……。

■ ルドラ To:エデン
いらっしゃい。

思わぬ来訪者に、少し顔をほころばせるルドラ。
■ エデン To:ルドラ
……あの……ルドラ様、少々お時間いただけるかしら?
ウォルクライ様の研究を拝見したいのですけれど……御許可をいただくことできまして?

■ トーラ To:ルドラ
彼と会って、興味をお持ちらしく。
研究の事は私から。

トーラが説明を足す。
■ ルドラ To:エデン
ん……。来て早々会ったのか(^^;
そういう事に興味があるのかな?

■ エデン To:ルドラ
……ええ……階段に呼び鈴が付いておりまして………うっかり鳴らしてしまいましたの……。

■ ルドラ To:エデン
はは。それは、彼の顔が見たかったな(笑)

あ、いや。笑って済まない。
それで?

■ エデン To:ルドラ
私の友人も植物の研究をしておりまして…………ウォルクライ様に何かお話が伺えたら……と…。

■ ルドラ To:エデン
それなら、彼とも話が合うだろう。
もし良ければ、今度その友人をここに誘ってくれ(^^)

面会を快く承諾するルドラ。
■ ルドラ To:エデン、トーラ
いいだろう。
トーラ、この子に付いて案内してやってくれ。
知らない者が1人で行くと、彼も気にするだろう。

■ エデン To:ルドラ > トーラ
……我が侭を聞いて下さって感謝致しますわ、ルドラ様……。

トーラ様……申し訳ありませんけれど……暫しの間、おつき合い下さいませね……。

ぺこりと一礼。
■ トーラ To:エデン
案内させていただきます。

トーラも浅く礼をして返す。

2人は執務室を出、玄関ホールへと向かった。

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Game Master 神楽kagra@na.rim.or.jp