SW-PBeM Scenario #27
twilight garden.
黄昏の箱庭
09: 道草
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街道
1st Day 9:40-

夜も明けて、翌日。
天気は晴れ。雲の量は多めの空模様。

石畳の街道をカタコトと軽快に馬車は走っていた。
■ アルト To:フォン
………旦那…ロスフェルはまだかい………?(--;;

昨日に引き続き、アルトは乗り物酔い中。
■ フォン To:アルト、他
もうじき、話をした"道の悪い"場所だ。
ロスフェルはまだ先だな。

御者台から、フォンが声を返す。
■ アルト To:フォン
道が悪いって…………。
これ以上揺れるのは勘弁しておくれよ……(TT)


…………うぅ、馬車なんて嫌いだ………

アルトは横になって目を閉じた。

前の道を見ていたフォン。
■ フォン To:全員
おや。何かあった様だな。

前方に、街道の石畳がめくれて下の砂地が露になった道が見えた。
その中に馬車が1台。
どうやら、立ち往生してしまっている雰囲気である。

その馬車の前では、
"おーい、こっちに来る馬車の人助けて〜"
という感じで、こちらに向って女の子が元気に手を振っていた。

フォンは手綱を緩め、距離を開けて馬車を停めた。
■ フェリオ To:全員
ふ〜ん・・・なんか人手が必要みたいだな。
手伝いに行ってくるぜ。

フェリオは馬車を降り、勢い良く駆け寄って行った。
■ ジーク To:フォン > 全員
馬車の車輪をぬかるみにでも取られたんですかね?
私もちょっと行ってきます。

・・・・一応、盗賊とかに注意してくださいね(^^;

ジークも追いかける事にした。

後の者は馬車で待機。
……フェリオの早さに呆れるヴェア。
■ ヴェアリアス
やっぱり、分からない・・・・。

額に手を当て、馬車を見る。
■ ヴェアリアス
あれ? なんか見たことがある馬車ね・・・・。

気になり、ヴェアもそちらに近寄ってみる事にした。

街道 馬車事故(?)現場

■ フェリオ To:元気に手を振ってた女の子
よう、お嬢さん、困ってるみたいだな。
手伝ってやるよ。

■ 元気に手を振ってた女の子 To:フェリオ
ありがとう。親切なお兄さん♪

手を振っていたのは、大きな茶色の瞳とくすんだ狐色の髪を肩まで伸ばした女の子。
年の頃は13、4歳。身長は160ちょい下。
薄い灰色のマントを羽織っていたが、その下には神官服を着ていた。
■ ジーク To:フェリオ、女の子
どうしたんですか?

状況を見る。乾いた柔らかい砂地に車輪が半ば埋まっていた。
■ ジーク To:女の子
車輪を砂に取られた・・・のですね(^^;

■ 元気に手を振ってた女の子 To:フェリオ
見ての通り馬車が立ち往生して、もうどうしようかと…。

――さっそく、馬車押してもらえます?

■ フェリオ To:元気に手を振ってた女の子 
(・・・予想より若いなぁ・・・ちぃ(笑))

おっけ、任しときな、お嬢ちゃん。
ところで、俺はお兄ちゃん、じゃなくてフェリオってんだ、よろしくな。
んで、お嬢ちゃんのお名前は?

■ ヴェアリアス
ウィッシュ!? ウィング!?

後から来たヴェアが馬車を引く馬を見て叫ぶ。
■ フェリオ To:女の子 > ヴェアリアス
へぇ? 君は うぃっしゅ・うぃんぐ って名前なのか・・・。

え〜っと・・・うん・・・なかなか個性的で良い名前だと思うぜ・・・うん・・・。
って、ヴェアの知り合いだったのか?

聞かれて、女の子の顔を見るヴェア。
■ ヴェアリアス To:女の子
え?・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
えーとぉ・・・・。

見覚えは無かった。
■ ジーク To:女の子
うぃっしゅ・うぃんぐ・・・・?
なんだか英雄の愛馬の名前のよーな個性的な名前ですねぇ(^^;
あ、私はジークといいます、よろしくです(^^)

"違う〜"と首を振る女の子(^^;
■ 女の子 To:フェリオ、ジーク
わたしの名前、ルオ…なんですけど…。
申し遅れまして誤解されちゃってるみたいで、えと、
よ、よろしく(^^;

■ ジーク To:ルオ
おや? これは失礼(^^;
ルオ、ですか。可愛い名前ですね(^^;;;

■ ルオ To:ジーク
可愛い、ですか? えへへ(^-^)

名前の事である。
■ フェリオ To:ルオ
あ、なんだ、ルオちゃんて言うのか。
うん、君によく似合ってる名前だな。

■ ルオ To:フェリオ
何だか照れちゃいます(^^ゞ

あ、そうだ…。

ルオはぺこぺこと挨拶を済ませた後、馬車の裏に回って誰かに声を掛けた。
■ 元気に手を振ってた女の子 To:馬車の陰
ジェリックさん、手を振ったら本当に親切な人が駆け付けてくれましたよ。

■ ジーク
ジェリックさん?

知らない名前に少し警戒。
■ ヴェアリアス
!! ジェリックさん!?

覚えのある名前に声をあげるヴェア。

馬車の陰から老男性と、若い女性が姿を見せた。
共に、ヴェアには見覚えのある顔の人である。
■ フェリオ To:若い女性
(むむっ・・・あの娘は・・・?(★_★))

お嬢さん・・・君の名前は・・・

目を光らせるフェリオを、ヴェアが後ろから突き飛ばす。
■ フェリオ 
うどわぁっととと!?
何だってんだよ・・・。

■ ヴェアリアス To:ライト
ライトさん!! それにジェリックさんも!
うわあ、お久しぶり〜♪

ライトの手をとる。
■ ライト To:ヴェアリアス
あの……。

(ライト、長考に入りました)

…ヴァリエスさん?

■ ヴェアリアス To:ライト
・・ちょっと違うけど・・・・。
でも、よかった。覚えててくれたのね(^-^)

■ ライト To:ヴェアリアス
すみません、間違えましたか?
服装がその…印象と違ったもので。

■ ヴェアリアス To:ライト
あ、いいのいいの。・・うん、わたしもこの服着はじめたばかりだから。
どう? 似合ってるかな? どこかおかしくない?

■ ライト To:ヴェアリアス
その、前の服の方が…。
明るくて動き易そうで、ヴェリエスさんには合ってたような。

■ ヴェアリアス To:ライト
そう・・・かなぁ。やっぱりわたしには大人っぽいのは合わないかな?
アルトさんは似合うって言ってくれたんだけどなぁ

その場でくるくる回ってみせる。
■ ヴェアリアス To:ライト
ウィッシュとウィングも元気にしてる?

■ ライト To:ヴェアリアス
この子達は、とても元気ですよ。

■ ヴェアリアス To:ウィッシュ、ウィング
ウィッシュ、ウィングがんばってる?

ヴェアは移動して、2頭の馬を撫でてやった。

街道 フォンの馬車の中

■ アルト
ん………いつの間にか馬車が止まってる……?
ひょっとして、ここはロスフェルかい…?(期待)

ちょっと嬉しそうに、横になっていた身体をふらりと起こす。
馬車の外を眺めたが、
■ アルト
………………城がなひ……(TT)

がっかりするアルト。
丸まって寝ていたエデンも、アルトが起きたので目を覚ました。
■ エデン To:アルト
……あら、アルト様……お目覚めになられまして?
ロスフェルはまだ先ですわ………。
それより、お体の具合はいかが?

■ アルト To:エデン
あの忌々しい揺れさえなければ、楽なもんだよ。

……それより、どうしたんだいアレは。
見たところ………………。
…………不慮の出来事に乗じて、またナンパをしているように見えるけど。

離れた馬車の元に居る、フェリオ達の姿を見て聞く。
■ エデン To:アルト
そう……御無理は…なさらない様にね。

……ええ……私にもそう見えましてよ……。
ですから……たぶん間違い御座いませんわ。

■ アルト To:エデン
………まったく、ホントに懲りないねぇ……。

(それとも―――
 懲りてないのは私の方…なのかな)

軽く肩をすくめて、
■ アルト To:エデン
……ま、でもこっちの馬車をこのまま空にするわけにもいかないしね。
ひとまず肉体労働はあちらの頼もしい有志諸君に任せておいて、か弱い私たちは今の内に少し休んどくとしようか(^^)

■ エデン To:アルト
……そうですわね……。
御手伝い出来ないのは心苦しいですけれど……。
力仕事では、かえってお邪魔かしらね……。
アルト様の言うとおり、此処で大人しくしておりますわ。

エデンは再び俯せに丸まり、休む事にした。

街道 馬車救出現場

■ ジェリック To:フェリオ、ジーク
馬車を押してもらえるそうだな。
儂はジェリック。よろしくな。

まぁ、頑張ってくれよ、若いの。
嬢ちゃん達に良いとこ見せるのは楽しいじゃろ。

■ ジーク To:ジェリック
はぁ・・・・・(^^;

■ フェリオ To:ジェリック
まぁ任しとけって。
・・・それにしてもおっさんと可愛い女の子二人だけで旅してんのか? 物騒だなぁ。

■ ジェリック To:フェリオ
ジェリックだ。
…儂には、一番物騒なものが、今来とるように思えるがな。

■ フェリオ To:ジェリック
そんな事ないってばよ。
手伝ってやるって言ってるじゃん。
まぁ見てなって。

「さぁ、思いっきり押せ」
とジェリックの命令が下る中、二人の男は肉体労働を開始した。

街道 フォンの馬車

馬車を押し始める二人を離れて見ていたエレボスだったが…、
■ エレボス
はぁ〜、まだまだだな。
仕方が無い、私も手伝うか……力仕事は嫌いなんだよな。

アルトの様子を見る。
■ エレボス To:エデン
エデンさん、アルトさんの介抱は頼みます。

■ エデン To:エレボス
……ええ……承りましたわ。
頑張っていらして……。

エレボスも現場に向かった。

街道 馬車救出現場
1st Day 9:50-

馬車はなかなか砂地から抜け出せずにいた。
■ エレボス To:フェリオ、ジーク
二人共、力任せに押しても動かんぞ。
もう少し頭を使わないと動く物も動かん。

■ フェリオ To:エレボス
馬鹿ヤロウ、頭が足りねぇのは昔から・・・じゃなくて足りねぇのは人手だ、見てる暇があったらさっさと手伝えー。

■ ジーク To:エレボス
そうですよ(はぁはぁ)、手伝ってください(はぁはぁ)

■ エレボス To:フェリオ、ジーク
ちょっと待って。

車輪が空回りしない様に車軸を固定し、砂地へと引っ掛かりとなる物(近くに落ちている石畳の欠片)を置く。
■ エレボス To:フェリオ、ジーク
よし、これで大丈夫。
では、もう一度押しましょう、今度は私も手伝いますから。

ジェリックとライトが前から送る合図に合わせ、3人は馬車を精一杯押した。

結構な重労働により、馬車は無事復帰した。
汗をかいた恩人の元に、ライトが来る。
■ ライト To:フェリオ、ジーク、エレボス
ありがとうございま……あの、これ…。

蚊の鳴くような声と共に、タオルを渡してくれる。
■ ジーク To:ライト
はぁはぁ・・・・。
あ、ありがとうございます(^^)
あの・・・出来たら水も一杯いただきたいんですが(^^;;

こくっ、と頷くライト。
■ ライト To:ジーク
どうぞ。

すっ、と水袋を差し出してくれる。"いっぱい"入っていた。
■ ジーク To:ライト
(・・;
あ、ありがとうございます(^^;

■ フェリオ To:ライト
さんきゅー。

・・・にしても君とルオもおっさんの子供なのか?
だとしたら奥さんは随分と美人だったんだろうな、じゃなきゃおっさんからこんな可愛い子は出来ねえだろうしな。

何て答えれば良いのか困った様子で、ライトの動きが止まる。
■ フェリオ To:ライト
・・・?

■ ルオ To:フェリオ
わたしは、たまたま同乗させてもらってるんです。

代返あり。
■ フェリオ To:ルオ、ライト
あ、そうなのか・・・。

あ〜・・・えっと・・・聞いちゃまずかったかな?
だったらごめんな。

フェリオの言葉に、ライトは曖昧な微笑みを浮かべた。

休み終えたフェリオに、ジェリックが声を掛けてきた。
■ ジェリック To:フェリオ
口が上手いだけではなかったな。
少ないがとっとけ。あとの二人の分も一緒だ。

フェリオに、金貨を 3枚渡そうとする。
■ フェリオ To:ジェリック
あん?おいおい、おっさん、これは何の真似だよ?
「困った時はお互い様」ってのがうちの神様の教えでね。
礼なら気持ちだけで十分さ、だからこういうもんはしまっときな。
あ、どうせならこの金でお嬢さん二人に髪飾りでも買ってやれよ。

■ ジェリック To:フェリオ
そうか。なら、やらん方がお互いの為にいいな。
これで、美味い物でも食いに行くか。

エレボスは、馬車の車軸を見ていた。
■ エレボス To:ジェリック
車輪は傷付いて無いので大丈夫ですよ。
でも部品がそろそろ寿命に近いので、町に着いたら専門の人に確認をしてもらって下さい。

ジェリックに、告げておく。

街道 フォンの馬車の中

丸まったエデン。
アルトはその仕草をじーっと見つめていた。
■ アルト To:エデン
エデンって………何だか猫みたいだねぇ。
……………。
……………。
…………〜♪(←何かをひらめいたらしい)

首にかけていたペンダントを外してから、エデンの肩をポンポンと叩く。
■ アルト To:エデン
エデン、エデン(^^)

■ えでん To:アルト
………………。
(−_−) …………。

(l) (l) ……うにゃ?

ペンダントが、エデンの目の前でぶ〜らぶらと揺らされ始める。
■ えでん To:ペンダント
( (l) (l)) ……(チラ)。

((l) (l) ) ……(チラ)。

(− o−) (興味なくしたようにまた俯せになり、目を閉じる)

■ アルト To:エデン
………ありゃ? やっぱ本物の猫みたいにはいかないね(^^;;

■ えでん To:ペンダント
(ヨン)…………………………………………。

(サン)…………………………………。

(ニィ)…………………………。

(イチ)…………………。

(イマダッ!!!!)

くわっ!!

フェイントの後、エデンは瞳孔を目一杯細くして飛びかかった。
■ アルト To:エデン
――――――っつ!?☆
ぅわ…っきゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

絶叫。

街道 馬車救出現場

びくっ!
叫び声を聞き、ヴェアは後ろを振り向く。
■ ヴェアリアス
何事!?

■ フェリオ To:アルト
ん?あの声は・・・・・・

しまった!! あっちで何かあったのか!?
アルト、大丈夫かーーーー!!

急ぎ戻るフェリオ。
■ ヴェアリアス To:ライト > アルト
?アルトさん!?
ごめんライトさん、ちょっと戻るね(^^;;

アルトさーん、どうしたのー?

■ ジーク
えっ? えっ? ・・・・・・おや?(−−;

ジークは疲れて、馬車の脇でうとうとしていた…。

街道 フォンの馬車の中

■ アルト To:エデン
ご、ごめんエデン!私が悪かったよ!!
だ、だから、ちょっと待ったぁ!
このペンダントは私の大切な―――って、痛い痛い〜ひっかかないで〜!!(TT)

………た、頼むから正気に戻って………

フェリオが駆け付けると、アルトがエデンに襲われていた。
■ フェリオ To:アルト、エデン
・・・・・・・・・・・・・・な、なに・・・・・・やってん・・・だ?

■ ヴェアリアス To:エデン
エデンさん!! どうしたの!?

ちょっと落ち着いて・・・!

■ えでん To:アルトのペンダント

ウゥゥゥゥゥゥ――――ッッッ!!!!(髪の毛が逆立ってる)

アルトに伸し掛かったまま、ペンダントを威嚇し続けるえでん。
■ アルト To:エデン
えでん〜〜〜〜〜っっっ(TT)

■ ヴェアリアス
心に宿りし無口な精霊よ・・・・彼女に一時の忘却と解放を・・・。

ヴェアは精霊魔法を行使し、エデンを無理矢理大人しくさせる。
■ アルト To:ヴェアリアス
はぁ、はぁ………こ、こわかった…(TT)

安堵の胸をなでおろすアルト。
■ ヴェアリアス To:フェリオ
ふう。
フェリオさん、エデンさんを離してくれる?

■ フェリオ To:ヴェアリアス
あ、あぁ・・・何だかよくわかんないけど・・・とりあえず引き剥がせば良いんだな?

えでんは首根っこを掴まれ、持ち上げられた。
■ えでん
×× きゅぅ〜

■ ヴェアリアス To:エデン
どう、落ち着いた? すごく取り乱してたけど。

とりあえず、なにがあったのか知らないけどすぐにアルトさんに謝りなさい。
わかった?

叱るように諭す。
■ アルト To:ヴェアリアス
―――っと、ごめんヴェア。
えーと…実は、悪いのは私なんだよ………(^^;;;

■ ヴェアリアス To:アルト
どうしたの? なにがあったの?
エデンさん、おとなしくしていたようだったけど・・?

あーあ、こんなに引っ掻かれちゃって・・・せっかくの綺麗な顔を・・・

引っかき傷に触れ、ヴェアはこれも精霊魔法で癒した。
■ アルト To:ヴェアリアス
ん……ありがと。

いや、それが…退屈しのぎにちょいとエデンをからかって遊ぼうとしたら、予想以上の反応があったみたいでさ………(^^;;;
…………反省してまふ。

エデンは魔法による混乱から回復するが、
■ エデン To:仲間
あら、皆様……どうか致しまして?
先程の馬車は大事御座いませんでしたの?

?????
……あの……何のお話でして?
私……、アルト様に何かご迷惑をお掛け致しましたかしら?

何も覚えていない様子であった。
■ アルト To:エデン
からかって悪かったね、エデン。
お詫びに、今度旨い魚でも奢るよ………。

■ エデン To:アルト
………何の事か今一つ理解できませんのですけれど………。
……ご馳走していただけますの?(嬉しそう)
出来れば鮪のお刺身がいいですわ。
私、海のお魚はあまり食べる機会が無くて………。

■ アルト To:エデン
刺身……って言うと、あの魚の生肉をぶった切ったやつだね。
分かった、約束するよ。
仕事が終わった後にでも、ゆっくり食べに行こうか(^^)

アルトはそんな約束をエデンと交わした。

再びライト達の所に行くヴェア。
■ ヴェアリアス To:ライト
もっと長く話していたいけど、わたしたち今依頼を受けたところだから。
また、オランで会えたらいいね。

■ ライト To:ヴェアリアス
お仕事頑張って下さい。
では、また何処かで。

■ ヴェアリアス To:エコーズ号
またね〜(^^)/

手を大きくぶんぶんと振り、自分達の馬車へと戻る。

別れて、いざロスフェルへ。

向かうのは同じロスフェル方面だったらしく、ジェリックの馬車の方が先を行く。
荷物(人数)量の差か、だんだん馬車間の距離は離されていった。


馬車に揺られての旅はしばらく続く。

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