Sword World PBM #25

「天使のつるぎ」



オラン出発




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通商ギルド・裏

 次の朝、バルゴーと約束した場所に行くと、さほど大きくない馬車と、仏頂面のバルゴーが待っていた。
■バルゴー To:ALL
 で………全員揃ってっか?

■ノエル To:バルゴー
 おはようございます。もしかして・・・バルゴーさんが責任者?よろしくお 願いします。 私たちを紹介したせいで責任者押しつけられたのでなければい いけど

■バルゴー To:ノエル
 っつーか、俺が乗ってくんだよ。そーだよ、押しつけられたんだよ。ったく。

■ノエル To:バルゴー
 ごめんなさい
(聞こえちゃったのね(^^;;)

 バルゴーは、ふてくされたように言いつつ肩をすくめたが、すぐに気を取り直したように話を続ける。
■バルゴー To:ALL
 まー、いいわ。
 で、そっちの兄ちゃんは昨日いなかったな。紹介してくれねえのかい。

 くいくいとウィードの方を親指でさす。
■ノエル To:ウィード
 こちらバルゴーさん。昨日私たちが便乗する馬車を探して下さったの。

■ウィード To:バルゴー
 よろしく。(^^)

 差し出されたウィードの手を、バルゴーは握り返した。
■バルゴー To:ウィード
 おう。バルゴーだ。よろしく。

■オジイ To:バルゴー
 どうも、どうもこれから10日間ほどお世話になります。
あ、荷物の積み込みとか手伝うことありますか?ささっと、積み込んじゃって出発してしまいましょう。

■アトール To:バルゴー
 俺はアトールだ。
 よし、さっさと準備してしまおうぜ。

■ソフィティア To:バルゴー
ソフィティアです。よろしく。

■アフル To:バルゴー
アフルって言います。で、積み込む物って無いんですか?

 アフルの問いに、バルゴーは馬車の外をばんばんと叩きながら答える。
■バルゴー To:ALL
 おう。積み込みはもう終わってら。乗り込むのも、俺とあんたら7人だけだ。
 準備よければ乗り込みな。出発すんぞ。

■ノエル To:バルゴー&ALL
 では、私たちの荷物もすぐ積み込んでしまいますね。

 荷物を持って順に乗り込む。
■ノエル To:バルゴー&ALL
 (がさごそ・・・最後に自分も乗り込みました)
 行きましょう。

■オジイ To:バルゴー
 皆さん忘れ物ないですよねえ。
 じゃあ、バルゴーさんよろしくお願いします。

■バルゴー To:ALL
 っしゃ。みんな乗ったか?んじゃ出るぞ。

 バルゴーが馬に鞭を打つと、馬車は億劫そうに動き始めた。


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ゆな<juna@juna.net>