水面に映る夢

Contents

• 第２ラウンド
• 第３ラウンド
• 第４ラウンド

第２ラウンド

カナルは変わらず防御専念。

■スレイ

・・・華麗なる風の乙女よ、彼の者に沈黙の世界を・・・

スレイがミュートを唱える。
（達成値の上昇+1）
これが決まれば戦局はだいぶ楽になるはずだ。
スキュラも何かの呪文を唱えていたが、こちらの方が圧倒的に早い。
スレイの呪文は成功し、スキュラの詠唱は聞こえなくなった！

■スレイ　To：ＡＬＬ

よしっ、これで奴は魔法を使えません。攻撃だけに集中して下さい！！

■イスカ

うまいぞ、スレイ！　これで奴の力は半減したな。 それでは、私も・・。逃がすものか！

■ティトル To：スキュラ

まったく…こっちはティヴァ１つっきゃないんだからっ！ ちょっとは手加減してよねっ！

ティトルの攻撃は当たったが、当たり所が悪かったのか、 スキュラに傷１つ与えることは出来なかった。
更に１歩後退する。

イスカの攻撃。弓矢は正確にスキュラの元へ飛んでいき、 少しダメージを与えた。

リグの攻撃はまたしても空振りに終わった。

■リグ

大きい体のくせに上手くかわす。

バティの攻撃。レイピアは当たったが、スキュラの体に傷をつける事は出来ない。

スキュラは声を封じられたので、魔法を完成させる事は出来なかった。
もうティトルを追うことはしない。

第２ラウンド終了時

第３ラウンド

カナルは防御専念。

スレイは弓矢で攻撃。スキュラにちょこっとダメージを与えました。

■ティトル To：スキュラ

あっ！逃げるなっ〜！！

スキュラが逃げようとしてるのを察知し、一歩前進して攻撃する。
が、かわされてしまう。

リグは、スキュラが、逃げるなら退路を塞いでる自分を狙うだろうと、 察して、防御専念。

イスカの攻撃。弓矢はかわされてしまった。

■ロッド To：ALL

逃がしたらまずい・・・！

今まで後ろで、冒険者の仕事ぶりを見守っていたロッドだが、 スキュラが逃げそうになったので、慌てて出てきた。

バティの攻撃。レイピアはあともう少しと言うところで かわされてしまう。

そして、スキュラの攻撃・・・。
大蛇がリグに３頭、バティに３頭、襲い掛かる。
リグは１頭目、２頭目はかわせたが、３頭目はかわしきれなかった。 手痛い傷を負ってしまう。
バティは１頭目をかわせなかった。大蛇の牙は一撃で 大ダメージを与えた！
続く２頭目もかわせない。リグと同じく、泉に浸かってるせいで、 思うように動けないのだ。
２頭目の攻撃は・・・バティの残った体力の全てを奪った。
バティは気絶し、泉に沈んだ―――。
３頭目の攻撃は、何もない空を切っただけだった。

第３ラウンド終了時

第４ラウンド

バティが倒れ、ティトルは激昂していた。
その様子を見て、スレイは覚悟を決めた。

■スレイ

退きそうにありませんね。・・・・ならば！

大きく息を吸い込む。これが最後の魔法になるだろう。

■スレイ　To：ＡＬＬ

・・・堅固なる大地の精霊よ、彼の者をその腕に抱け・・・ これで打ち止めですっ！ 《大地の戒め》！！

スキュラの足元の大地が盛り上がり、蛸足を包み込んだ！

■スレイ　To：ＡＬＬ

決まった！！ 離れてください、ティトル！奴はもう移動できません！！

カナルは弓矢を準備した。
移動出来ないスキュラを遠隔攻撃しようと言うわけだ。

■ティトル To：バティさん

バティさんっっ！！

ティトルは泉に入り、バティを助け起こした。

■ティトル To：スキュラ

絶対コロス…

恐ろしい形相で睨み付ける。

■リグ To：バティ

いてて・・・。 バティ兄ちゃん、すぐ治してあげるからね。 親友なるチャ＝ザよ、苦難に立ち向かう者達に癒しの力を与えたまえ

リグは、引き揚げられたバティと自分に、キュア・ウーンズ。
無事、発動し、バティは意識を取り戻した。

イスカはスキュラを弓矢で攻撃したが、ダメージを与える事は出来なかった。

ティトルが空けた穴を埋めるかのように、ロッドが移動し、 スキュラに攻撃をした。
スキュラはホールドの為、動きが鈍くなっている。
ロッドのレイピアは、スキュラにかなりのダメージを与えた。

意識を取り戻したバティは、武器を構え直した。
この男、まだやる気のようだ。

第４ラウンド終了時