水面に映る夢

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• 清算

清算

皆は１階に戻ると、清算をしてもらう。

■ティトル（意識） To：サラ（意識）

サラさぁん、ここでる時〜ご飯のお金腹ってくださぁい うんとトリさんと、お茶の代金ですぅ

勝手がわからず、もたもたと財布を捜すティトル（サラ）。
しかし、なんとか清算も終わったようだ。

ちなみに、内訳は―――
バティが、０ガメル（何も頼まなかった）。
カナルが、バーボン２杯＋バーボン１袋で、１０ガメル。
リグが、野菜シチューと、チキンのトマト煮と、果実酒で、１４ガメル。
イスカが、野菜シチューと白ワインで、８ガメル。
スレイが、チキンのトマト煮と、軽めの夕食で、１０ガメル。
ティトルが、チキンのトマト煮と、軽めの夕食と、お茶で、１１ガメル。
（結局バティに奢ってもらわず、自分で出した）
―――であった。

■ロッド To：皆さん

お待たせしました。

ロッドが黒のソフト・レザー・アーマーに黒のマント、 腰にはレイピアとショートソードを携えた格好で降りてきた。
背には小さなナップザックを背負っている。

■ティトル（意識） To：サラ（意識）

わぁ〜ロッドさん真っ黒ですぅ…。 でもカッコイイですねぇ〜

■サラ（意識） To：ティトル（意識）

えっ？かっこいい？ ・・・・・・でも、性格ブスっぽいわよ、絶対！

ぴくっとして、ティトルの一言に反応するサラ。

■ティトル（意識） To：サラ（意識）

はぁ〜やっぱしカッコイイですね〜 私も今度はイスカさんやロッドさんみたいにああやって、色で格好そろえてみたいですぅ ……ところでぇ、さっきゆってた性格ブスって…そっけない人のことをゆうんですかぁ？ サラさんはロッドさんキライなんですかぁ？ うーん、そんなコトないですよね〜

■サラ（意識） To：ティトル（意識）

え、えっ？ カッコ良いって・・・なんだ、着てる鎧の事だったの(^^;？ 勘違いした私ってば、馬鹿みたいじゃん。

■ティトル（意識） To：サラ（意識）

うにゃ？なんかゆいました？サラさん

■サラ（意識） To：ティトル（意識）

う、うううん。何でもないよ(^^;

必死にごまかそうとする、サラ。

■サラ（意識） To：ティトル（意識）

・・・ロッドってば、女性に優しいんだか、冷たいんだかわかんない所 あると思わない？ 少なくとも私には冷たいよーに思えるわ！それがムカつくってのよ！！

■ティトル（意識） To：サラ（意識）

そうですよねぇ…最初は丁寧な人だなぁって思ったんですけどぉ… でもサラさんの敵討ちをしてくれるんだから、やっぱりイイヒトなんですよぉ

■サラ（意識） To：ティトル（意識）

だと、いーんだけどね。

サラとティトルが頭の中でこんな会話をしてる間に、 ロッドの方はおやじとまじめな会話をしていた。

■ロッド To：御主人

もう出立しますので、保存食と、前金を出してもらえますか？

■おやじ To：ロッド=Ｄ=ムーン

こんな時間に出るのかい？ まぁ・・・気を付けることだな。 ちょっと待っててくれ。

おやじは奥へひっこみ、同じ大きさの袋を６つ持って戻ってくると、 カウンターの上に並べた。

■ロッド To：皆さん

では、こちらが約束の前金になります。 １袋に400ガメル入っています。どうぞ。

■イスカ To：ロッド

はい。確かに受取りました。

おやじはすぐにまた奥へ行くと、大きな箱を持ってきた。
箱の中には袋がまた６つ。１つ１つに保存食が３０食分入ってるとの事だった。

■ロッド To：皆さん

では、保存食を詰めたら、参りましょう。

おやじに挨拶して、店を出ると、既に月が空高く登っていた。