SW-PBM Scenario #23 魂の誓い 第六章 「未知との遭遇」 -The Ruins 古代遺跡 U- |
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七色に輝く不思議な羽ペンを拾い上げたシュウ。
その瞬間、突如としてシュウの頭に直接語り掛けてきた謎の声。
その声の主の正体は…。
■謎の声 To:シュウ |
ん?んん!ハ、ハドアか?いっ、いや違う! 君は誰だ?フィアンは?フィアンは何処だ! |
■シュウ To:頭の中の声 |
(!!! にゅにゅにゅ(^-^;;; ちょっちょっとぉ(^-^;;; えーーっと‥‥んんとぉ‥‥こりは‥‥‥(^-^;;;;(とちょっと錯乱ちぅ) ‥‥ こりってば、この『ペンみたいなモノ』持ち上げたから聞こえたのかな?ななな? んと‥‥えと‥‥) |
■ドリス To:バーン |
(シュウの様子を見て) え? え? え? どうしたの??? (バーンの服をぐいぐいと引っぱり) バ、バーンくん、何かシュウちゃんの様子が変だよ〜オロオロ |
■バーン To:ドリス、シュウ |
(服を引っぱられ、シュウの様子に気付くと、怪訝な顔を向け) お、おいシュウちゃん?大丈夫か? ドリスさん。一体なにが起こったの?? |
■ドリス To:バーン |
何って、えっとね、シュウちゃんが羽ペン見つけてねっ、 それから何か変になっちゃったのっ。 |
■フェイス To:シュウ |
あははっ♪ 兄弟、なんか面白そうだね♪ 何かあったの? |
■シュウ To:ドリス |
(‥‥‥) |
■シュウ To:頭の中の声 |
(えと‥‥んと‥‥ あたしの名前はシュウっていうの。見えてないかもしれないけど、 種族はグラスランナーだよ♪ んで、ハドアさんっていうのは‥‥あなたのお友達さんなのでしょうか? って、ひとつ聞きたいんだけど、"あなた"のこの意識は、このペンのもの? それとも、"あたし"の目の前にある遺体のものなのかなぁ‥‥?) |
■謎の声 To:シュウ |
グラスランナー?グラスランナーの君がどうしてハドアを知ってるんだ? それに、どうして草原の妖精族がここに来たんだい? ハドアは?ハドアはどうしたんだ? |
■シュウ To:頭の中の声 |
(えとね、あたし達冒険者なんだけど‥‥たぶんあなたの言っている
『ハドア』さんが残した地図を便りにここにきたの。 地図ってのはこのペンみたいなのと同じ不思議な光沢をもった素材で できてて、魔術師のおっちゃんはミスリルでできたものじゃないかって 言っていたんだけどね。 で、残念なんだけど‥‥たぶん、あなたのお友達のハドアさんはもぅ これないと思う。 その地図に書いてあったの。 『−友よ君との約束は果たせなかった。 心有る誰かが君たちを祝福してくれる事を願い−』 って‥‥‥ ‥‥‥ もしよかったらさ、あなたと、ハドアさん。それと‥‥フィアン‥さん? について教えてほしいな‥‥) |
■謎の声 To:シュウ |
ボウケンシャ?君達の事かい?蛮族の人も混じってるようだね。
僕は、ディリュースって言うのが僕の名前だ。 |
■シュウ To:ディリュース |
(うん、あたし今の世でいう「冒険者」って職業なの。 ディリュースさんが‥‥この羽根ペンに精神を宿しているのね。 って、古代王国の時代からかぁ‥‥‥うにゅぅ‥‥ みんなの事‥‥あ、あたしを通じて見えているんだね。 心配してくれてありがとぉ☆んじゃ、一度みんなに伝えてくるにゅ♪ |
■ドリス To:シュウ |
ね、ねぇ。シュウちゃん…大丈夫? さっきからペンに向かってブツブツ呟いて、どうしたの? |
■バーン To:シュウ、ALL |
どうしたのシュウちゃん? (不安を覚えたバーンがシュウの肩を揺すろうと触れた時、 頭の中にディリュースの声が響いた) な、なんだ?え、この羽ペンが喋っているのか? |
■シュウ To:バーン |
(あ、リーダー♪ んとね、みんなにあたしに触れるか‥‥それとも、みんな一緒に 手を繋ぐか言って欲しいんだ。 そーすると、このお家の主ディリュースさんの声とかが皆に伝わる と思うから♪ ねねね☆りぃだぁ♪おーねがいっ♪) |
■バーン To:シュウ、ALL |
(シュウに対し頭の中で)『わ、わかった。皆に手を繋がせるよ』 …皆、シュウちゃんは何か魔法的な力で古代王国期の人と会話しているらしい。 手を繋げば俺達も会話に参加できるみたいだから、やってみよう! |
■ドリス To:バーン |
えっえっ? 古代のロマンの人とお話できるのっ? 繋ぐ繋ぐ。手を繋いじゃうっ(ニコニコ) (といって、バーンの手をガシッと掴む) |
■マーズ |
ふむ、古代王国の人ですかぁ。 では僕も失礼して。 (ドリスの空いている方の手をつかむ) |
■フェイス To:バーン、みんな |
へえ〜!? 手をつないだだけでお話できるの? さすがは古代人…すごいや!
なんか楽しみだねっ、わっくわくすっるねっ♪ お手々つないで古代の人とお話お話〜♪ (マーズの開いている手を握る) |
■ディリュース To:ALL |
あらためて、僕の名はディリュース。 カストゥールの付与魔術師だが、君等が持っているミスリルの地図は 僕の妻、フィアンがハドアを、この新居に招待するために作ったものなんだ。
ハドアは僕の友達でね、レックスに住んでいるんだ。 |
■ドリス To:ディリュース |
わーっ古代のロマンな魔術師の人の声が聞こえる〜っ! え? ミスリルの地図って…
あの、友よ君との約束は果たせなかった云々(うんぬん)
って書いてあったやつ? |
■フェイス To:ドリス |
あはは♪ おっちょこちょいだなあ、ドリリン。 僕が取ってあげるよぉ〜 …って僕も両手が塞がってたんだ〜だめじゃん、る〜るる〜(T_T) |
■シュウ To:ALL |
んと、改めてこんにちはぁ☆ ディリュースさんはカストゥール時代の魔術師だったのね。 で、ずーっと羽根ペンに精神を封印してたの‥‥? なら‥‥知らないかもしれないけど、魔法王国カストゥールはもぉ無くなって しまったよ。あなた達が「蛮族」って言ってる‥‥今の人間の祖先達によって ね。 今は、あなたが過ごした時代から、少なくとも500年立っている世界 なの。 だから、こんなにあなたのお家が荒れ果ててるんだと思うよ。 |
■ディリュース To:シュウ |
ご、500年…なっ、何かのまちがいだ…ろ? …… ……。 そうか。…やはりカストゥールは滅びたのか。 |
■シュウ To:ALL |
そう言えば、あなたが羽根ペンに精神を封じたとき、
奥さんはどうしてました? 判る範囲で教えてもらえると、もしかしたら‥‥あたしらの身体を使って 探し出すことができるかもしれないにゅぅ♪ その(羽根ペンのまま)だと移動できないけど、ほら♪あたしらが持って 歩けば感覚共有して歩けるでしょぉ?? |
■ディリュース To:シュウ |
ありがとう。
色々と世界は変わっているようだけど、やっとフィアンに会えるのか…。
フィアンは寝室に居るはずだよ。 |
■マーズ To:ディリュース |
なるほどぉ。 ところでディリュースさん、僕たちはまだここに来たばかりなんです。 だから、フィアンさんのいる寝室が何処にあるのかわからないんですけどぉ・・・。 |
■ディリュース To:ALL |
あぁっと、寝室は玄関入って正面の扉を抜けて次の部屋、 居間なんだけど、そこの左手の扉の奥なんだ。 そこにフィアンは居るはずなんだ…。 |
■マーズ To:ALL |
ふむ。 では、一旦玄関に戻って寝室の方に向かうとしましょうかねぇ。 それとも、ついでですから先に階下を調べておきますかぁ? |
■ドリス To:マーズ |
ちょ、ちょっとマーズくんっ それに、ディリュースさんはずーっと長い間、
奥さんに会えずに居たんだよ。 |
■シュウ To:ドリス&ALL |
そうだにゅ♪ずーっと、離れてたんだもん。先に奥さんトコ行こうよ♪
それからこの家の中案内してもらったほーが、すんなり行くと思うにゅぅ♪ んじゃ、だめぇ?? |
■バーン To:ALL、ディリュース |
ドリスさん、シュウちゃんの言う通りだね。 …よし、先にフィアンさんのところにご案内していただこう。 |
■フェイス To:みんな |
うん、そんじゃさっそくれっつご〜♪ |
■ドリス To:ディリュース |
あの…ところで,一つ疑問があるんだけど…… 何でディリュースさんは羽ペンなんかに精神を封じたんですか? それに奥さんの精神もブレスレットに封じたって…… いったい何のためにそんなことをしたんですか? |
■ディリュース To:ドリス&ALL |
あぁ…こんな事になったのも、それが原因だもんね。
僕とフィアンは流派違うが、それぞれの付与魔術の一門の出なんだ。
だけど、僕は以前からカストゥールの肥大し過ぎた力が、いつか崩壊の |
■シュウ To:ディリュース |
永遠を求め‥‥でも、話しに聞く不死とはちょっと違うにゅぅ‥‥ 精神の不死‥‥かぁ。あたし、難しいこと良くわかんないにゅぅ(@@) |
■ディリュース To:シュウ&ALL |
そうだね、死霊魔術とは随分と違うけど、神に逆らい永遠の命をという願望に 根付いている人間のエゴと言う点では同じかもね……。
まぁ、その準備は進み必要な魔法装置も完成した。 |
■シュウ To:ディリュース |
(ココロでの会話につき、小声ができない(TT)) ♪ココロって なにからできてるの? 赤くて 青くて アツイもの? ココロって なにからできてるの? じゅんときて 安らいで 不思議なもの? ココロって‥‥‥ |
■ディリュース To:ALL |
そんな理由から、精神をそれぞれ別の器に入れそこから一つの器に 移す事にしたんだ。 まずは、フィアンの精神を僕がブレスレットに移し寝室へと運んだ。 その後に、僕自信が魔法装置を起動して羽ペンに精神を移し、 それを予め準備しておいたボーンサーパントに、寝室に運ぶように 指示しておいたんだ。 今こうやって僕らが話しているように、器物同士でも接触できれば、 言葉を交わす事も出来るんだ。 まぁ、同じ器に入れば肉体は無くても、精神の投射で虚像を創造して、 普通の生活を送る事も可能になるんだけどね。 |
■シュウ To:ディリュース |
うーん。‥‥ずーっと、ずーーーっと一緒かぁ。 奥さん、あなたのことずーっと、ずぅーーーっと待っているんだよね? ならさ、後の説明は後回しにして、まず寝室にいって奥さん探そうよぉ! |
■ディリュース To:シュウ&ALL |
そうだね、ありがとう。
でも、もう少しだから聞いてくれないかな?
それが、こんな事になるなんてね…。 |
■ドリス To:ディリュース&ALL |
そうだったの…… (500年という歳月を動くことも出来ず過ごした孤独、 愛する妻のことを案じ、どれだけ心を傷めただろうか… そんな思いに、しばらく言葉も出せずにいたあと) わかった。あたしたちがすぐに奥さんに会わせてあげるからねっ! みんなっ、行こっ! |
■フェイス To:ディリュース |
な、なんか難しくってよくわかんないけど…(^^;) …でも、はどあさんってヒトは、友…ディリュースさんとの「約束」を果たせな かったって地図に書いていたよ。 きっと約束果たせなくってつらかったんだろうね。 (その後なんかあったよな…あ、そうそう祝福! 僕達が祝福してあげなきゃい けないんだ!! …でも、何を???) |
■ディリュース To:ドリス&ALL |
有り難う…。 こんな優しい君達をカストゥールの人間が見たら、なんて言うかな。 同じ人間同士、共存の道が有ったのかも知れないね。 |
■シュウ To:ディリュース |
‥‥‥。 共存は‥‥うーん‥‥‥。どうだろう‥‥? あたしは人間じゃないし、あとカストゥールのヒトでもないからわからない けど‥‥でも、でも‥‥。 やっぱり、「優しい」ってわかってても‥‥うーん‥‥‥ てへへ。考えたら、頭疲れちゃった |
■ドリス To:ディリュース&おおる |
(優しいなどと言われてテレテレ……) え、えっと……そ、それじゃ行こうっ! (と言ってバーンから手を放し、すたたたたと最初の部屋へ移動し) みんなーっ。早く早く〜〜〜っ! (とみんなを呼ぶ) |
■フェイス To:ドリス、ディリュース |
あ、ドリリンまってよ〜(^^;)
(笑顔でドリスを追いかけようとした瞬間、ふと気がついたように立ち止まり、
ディリュースに疑問を投げかけるフェイス) |
■バーン |
(ドリスとディリュースの発言に目を細めながら) …そうか…古代王国期の人たちも、人間としての根源はかわらないんだなあ… (と感慨深げにつぶやくバーン。そこにフェイスの疑問が入り) …なるほど。そういう考え方もあるよな。 でも人間は大勢集まると、統一された意見になりにくいからなあ…。 (通路に残っているメンバーに向かい声をかけるバーン。) さあフィアンさんのところに行こう! |
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連絡先
GM:池田 慎也