SW-PBM Scenario #23  魂の誓い
第五章 「冒険者の桧舞台」  -The Ruins  古代遺跡-

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リーダーの号令のもと、一行は慎重に(そうでない者も少なからず居るが…)古代遺跡への第一歩を踏み出した。


遺跡内部 玄関ホール?

広さ 縦5メートル×横10メートル

一行は正面の壁に空いた亀裂から進入する。
空気は湿気っており、かび臭い遺跡独特の匂いが鼻を突いた。
壁は所々、亀裂が入っておりその表面は苔に覆われ建物が経てきた
長い年月を想像する事が出来た。(内部に蔦は少ない。)

この部屋は、壁の亀裂から漏れて来る光で薄暗くはあるが、
照明に頼らずにすんだ。

建物の崩壊状況は、この建物自体がかなりしっかりとした
作りになっているようなので、今すぐに崩れる心配は無さそうだ。

進入した石壁の向かいの北側の壁と東西の壁には、それぞれ
その中央に金属製の扉が付いていた。(青銅か?)

北側と西側の扉は使用可能のようだが、東の扉は崩れた壁の
石に半ば埋もれて使用は、ままならないようになっていた。

玄関ホール MAP


遺跡に進入した、ぐららんフェイスは水を得た魚の様に目を輝かせる。

■フェイス To:シュウ
さ〜てと、兄弟。右にある埋もれている扉はとりあえずおいておくとして、調べられ そうな扉が2つあるよ♪
手分けして調べよう!! どっちがすんごい罠を発見できるか(???)競争だよ ♪
え〜と、…せっかくだから僕はこの左の扉を選ぶよ♪
何か気になるんだよね…ただの勘だけど
正面の扉は兄弟にお願いするね♪

お気楽なノリでそれに応えるシュウ。

■シュウ To:フェイス
 おぅさぁ♪兄弟、まっかせてーっ!(しゅたたっ)
 ほいじゃ、一緒に競争だいっ♪(るるんっ!)
 ってってって☆お互いミスにゃー気を付けようねっ☆

■フェイス To:シュウ
おっけ〜! 競争競争〜♪ ってそうだね(^_^;) ミスには気をつけないと…。

■ドリス To:シュウ&フェイス
 2人とも頑張れ〜。
(と声をかけたあと、バーン達に向かい)  ねっねっ。どっちが凄い罠を発見できると思う?
 それじゃあたしはフェイスくんが凄い罠を発見する方に10ガメル!

■バーン To:ドリス
(賭け事にのりたいが必死に我慢しているバーン)
お、俺も一口…じゃなかった。
二人とも集中(?)してんだから、そういう楽しいことは我慢しようよ。
そうじゃなくてもノリが良すぎる二人なんだから。

二人はそれぞれの扉に特に異常な点が無いか調査にかかります。

■フェイス
あ、ついでに聞き耳もしとこ♪

左の扉の向こう側に聞き耳をたてますが異常はありませんでした。

■バーン To:シュウ、フェイス、ALL
  シュウちゃん、フェイス、調べ終わったら報告してね。
(全員に向き直り)右手の扉は無視しよう。
本当は退路になるかもしれないから、石の除去はしたいんだけど…
無駄な労力はかけたくないしね。

■マーズ To:バーン
  そうですねぇ。
苦労した挙げ句に行き止まりだったりしたら、お腹が空くだけですからねぇ。

■フェイス To:バーン、みんな
バーン、こっち側には何もなさそうだよ〜。
不審な音も聞こえないから、とりあえずこっちは先に行けそうだよ♪

■バーン To:フェイス
(そこにフェイスの声がバーンに届く)
ああ、左の扉は大丈夫なんだね?…分かった。
…後は、シュウちゃんの結果次第だな…。

■ドリス

(東の扉をを見ながら)
 う〜んこっちの扉は使えないのかな?  頑張って石をどかせばなんとかなりそうだけど……。

(小声で)まさか崩れた石の間に変な罠とか 生き物とか隠れてたりしないよねーー??? (キョロキョロ)


■ドリス

大丈夫そうだね。よいしょっと(と手頃な石を椅子にして)

まず最初の部屋はっ…と。 ここに亀裂があって、扉がここにあって…カキカキ
(と早速マップを書き始める)


シュウは、まず慎重に周囲の確認から始めました。

■シュウ 
 えーっとぉ‥‥(ごそごそ)
 部屋にめぼしいものは‥‥うーん。うーん。
 もともと「木」でできたっぽいのがあっても、ぜんぶ自然に 土になっているのって‥‥うーん。
 とにかく、とぉぉぉぉーーーっても時間が立っているのは確か だよね。うんうん(と、一人でうなずいている(^-^;;;

家具等の木製の製品の腐食具合から、この遺跡が長年の風雨の侵食を
受けていたことを知ります。

■シュウ To:マーズ&バーン
 うみゃぁーーーー‥‥
(ふと、ぢぃぃぃーとマーズの筋肉を見る)
(瓦礫を見る)
(今度はバーンを見る)
 ‥‥‥
 ちぃと動かすのはムリ‥‥‥だよにぃ(^-^;;;;;

建物の東に当たる右の壁にある、瓦礫に埋もれた扉を見ますが、
一行の非力な男性陣を確認するに終わりました(笑)。

■シュウ 
 ふみゃぁー‥‥‥めっちゃくちゃ力かかったのかぁ‥‥‥
 って、いったいどんな事があったのかなぁ?
 ‥‥‥(TT)(怖い考えになってしまった)

建物の壁に入った亀裂、倒壊した瓦礫の破損状況を調べます。
堅牢そうな遺跡の壁は、凄まじい外的力に因り破損したようです。

■シュウ 
 えっと‥‥扉のちぇっく、ちぇっくぅー♪
 ‥‥‥
 罠とか、危険なものはなさそうだにゅぅ♪

ここにきて扉の異常を調べます。
特に罠等の異常なものは発見できませんでした。

■シュウ 
 ‥‥‥
 ‥‥‥‥‥(--?
 ‥‥‥‥‥(^^;;;;;;;;
 んと‥‥なんにも音聞こえないんだけど、いまいち自信がない んだにゅぅ(^-^;;;
 えと、えと‥‥誰かもっかい聞いてもらえるかなぁ(^-^;;;
 あたし、ちぃと‥‥‥‥てへへへ(^-^;;;

聞き耳にも挑戦しますが結果は特に異常無しです。

■ドリス To:シュウ、フェイス
(地図を書き終えて)この部屋はこんなもんかな…っと。
 ねえ? どう? 扉は開きそう?
(キョロキョロと2人を見比べる)

■シュウ To:ドリス
 扉‥‥とびら、ねぇ(^-^;;;
 とかく危険そうな罠とかはないみたいだけど、ちょっと向こうの音 聞いたの自信ないんだにゅぅ(^-^;;;
 開ける前に、もっかい誰かチャレンジしてもらえるとうれしぃにゅ☆

■フェイス To:ドリリン
あ、扉開くかどうかは調べてなかったや(^_^;)
え〜い、もう開けちゃえ♪(ガチャッ)

■フェイス To:みんな
こっちは扉開いたよ〜。進めるみたい。

聞き耳に自信無さそうなシュウの依頼でドリス嬢が聞き耳に挑戦します。

■ドリス To:シュウ
 ほえ? どうかしたの?
(とててっと正面の扉の前へ来て)
 罠とかはなかったんだよね…他に何かありそうなの?
(自分も扉に耳を当てて聞き耳をしてみる)

自分の調査が終わったフェイスも聞き耳をたてます。

■フェイス To:シュウ、ドリス
あっ、兄弟、ドリリン、僕も僕もっ♪
(正面の扉の前に行って聞き耳〜)

■ドリス To:フェイス
 う〜ん何も聞こえないね……
(扉から耳を離し)フェイスくん何か聞こえた?

■フェイス To:みんな
とりあえず、僕も何も聞こえなかったよ♪
大丈夫なんじゃないかな?
扉開くかどうかもためしてみようよ♪
(ガチャッと正面の扉を開ける)

結果は二人とも異常無しでした。
(でも、勝手に扉ガチャガチャ開ける奴だな(笑)。>フェイス)

■フェイス To:バーン
こっちの扉も開いたよ〜
はってさってりーだーいかがする〜? っていうかどっちに行く?、バーン(^^)

■バーン To:ALL
(正面の扉と左の扉に視線を交互に移し)
…よし、左の扉から入って行こう。
遺跡の外郭沿いから調べていけば、最終的には内部に到達できるだろう。

■マーズ To:バーン
そうですねぇ。
この先どんな造りになっているかわかりませんしねぇ。
迷わないためにもその進み方がいいでしょうねぇ。

■ドリス To:バーン

 左手法でいくんだね。
 ダンジョンの形によっては、入り口と壁で繋がってない島みたいな部分があって、 左手法では目的地にたどり着けないこともあるけど……

(ちょっと考えて)
 まあちゃんと地図を書いてれば、調べてない部屋とかはすぐ判るし、 とりあえず左手法で進んでみればいいんじゃないかな。
 それじゃ左の扉から行こっ!


■シュウ To:ALL
 マップに関してはドリスちゃんがしーっかりかいてくれてるし♪
 下調べだから‥‥いろんなとこ効率良くみなきゃならないし☆
 あたしはリーダーの意見でいいとおもうな♪ダメだったら、 その時にまた考えればいいじゃん♪
 ねねね☆んじゃいこぉっ♪(しゅたたっ)


扉は随分使われていなかったので、酷く軋みながら
開きます。
(フェイスがガチャっと楽々と開けちゃったけどね(^^;;)

ここでも崩れ落ちた天井の隙間から空が覗き、部屋に
照明の光が必要無い位の明るさを確保しています。

西に伸びた5×10メートルの広さがあり、
部屋と言うよりは廊下といった感じで家具、装飾、
置物等は一切有りません。

一行が開けた扉から5メートル位の所では、例の天災で
崩壊したものか天井が抜け落ち、その瓦礫と長年の歳月
で堆積した土砂が積もっています。

その先、部屋の端には地下へと続く階段が口を開けています。

左側通路 MAP



■ドリス To:おおる

 あれ? いきなり階段だ。
(地図に部屋の様子を書込みながら)
 どーする? このまま階段を降りちゃう?

(崩れた天井を見上げて)
 それにしてもこの部屋もだいぶ崩れてるね…階段大丈夫かな?
 降りた途端に階段が崩れて閉じ込められるなんてのはやだし……
 降りるんなら、よーく確認してからにした方がいいね


■バーン To:ドリス、ALL
(ドリスに言われた階段を発見したバーン)
ああ、本当だ。
(崩れた天井を見上げた後、ドリスに対し)
慎重に行けば大丈夫じゃないかな? 階段が不安ならシュウちゃんかフェイスの身体にロープを結わえて調べてもらおう。
…まあ、大丈夫だと思うけど。

■マーズ To:
きっと大丈夫ですよぉ。
もし大丈夫じゃなくっても、“死なばもろとも”ってヤツです。ハハッ。

■ドリス To:マーズ
 し…死なばもろとも…って(^-^;)
 ちょ、ちょっとやだなぁその表現…縁起でもない……。

■フェイス To:バーン、ドリス
あ、それなら僕調べてくるよ。何だか楽しそ♪
(ロープを体にくくりつけて、端をバーンたちにもってもらい階段へ向かう)

■フェイス To:みんな
とりあえず大丈夫みたいだよ〜。みんなおいでよ〜♪

■ドリス To:バーン&おおる
(どうやら安全そうなので、階段の方に向かう途中で)
 あれ?
(前を進んでるバーンの服をグイッと思いっきり引っ張り)
 ねぇねぇ。あれって人の骨じゃない?
(と、発見した人骨らしきものを指さす)

シュウとドリスは瓦礫と土砂の山の脇を通るときに、土砂の中から少しだけ
覗いている骨を発見します。
ぱっと見は人骨のようですが(サイズ、覗いている分の形状で判断)
詳しくは判りません。

土砂を掘り起こすのはは2〜3時間ほど掛りそうな感じです。
大きい瓦礫は動かせそうにありません。

■バーン To:ドリス
(フェイスを結わえているロープの手応えが軽くなったことを確認したバーン。
フェイスがこちらに戻ってくるのが分かり、出迎えの為に階段方向へ歩き出したその 時、服をグイッと思いっきり引っ張られ)
え?人骨!?
(と、ドリスが指さしたほうを確認するバーン)
…そうかもしれないね…
(黙祷を捧げ、ドリスに向き直り)
あのハドアって人に関係があるかもしれないから、簡単に遺留品とかを捜査 しよう。

■シュウ To:バーン
 ハドア‥‥って、あぁ、古文書のヒトかぁ。
 ちょっとまってね。もちっと詳しくみてみるにゅ♪

■ドリス To:バーン&おおる
(バーンに倣って黙祷を捧げて)
 それじゃ、皆で手分けして調べよっ。
 えっとそれじゃリーダーとマーズくんラディウスくんは簡単に動かせそうな 瓦礫とかをどかしてくれる?
(と力仕事を男連中に依頼する)

■バーン To:ドリス、ALL
わかった。
(比較的簡単に動かせそうな瓦礫を優先してどかせるバーン)
『…結構腰にくるなぁ』

■マーズ To:バーン
おや?
バーンさん、なんだか重そうなのを避けてませんかぁ?ヒドイなぁ
まぁ、働いたあとはご飯が美味しいからいいですけどねぇ
(バーンの残した動かしにくそうな瓦礫をどかす)

■フェイス To:みんな
とりあえず、階段の方は何もなかったよ〜。
崩れる危険もなさそうだし、下には降りれそう。
…ってあれ? 何かあったの?

■ドリス To:フェイス
 あ、フェイスくん。
 土砂の中に人の骨みたいなものがあったの〜。
 それで、何か手掛かりになりそうなものとかないか、 調べたほうがいいんじゃないかってことになったんだけど……。
 フェイスくんも調べるの手伝ってくれない?

■フェイス To:ドリス
えっ、ヒトのほね? …あっ、本当だ。
なんか、こんなところに1人で可哀想だねぇ…。
…うん、僕もちょっと調べてみるよ。

一行は短時間で退かせる分の土砂を掘り返してみましたが、
特に変わったものは発見できませんでした。

■ドリス To:おおる
(近くに何か埋まってないか周りの土を掘り返してみて見たあと)
 ん〜〜手掛かりになりそうなものは何も出て来ないや……。
 ねぇみんな。何か見つかった?
(と聞いてみる)

■フェイス To:ドリス、みんな
ごめん。僕も何も見つけられなかったやぁ。


■フェイス To:独り言
…洞窟の入口に亀裂が入っていたり、あちこち土砂崩れがおきて る…。
何か昔に地震みたいなのが起きたのかなぁ?
その割に、ずいぶん昔からこのままの状態で残っているみたいだから、この辺り では地震とか大雨とかは少なさそうだよね…。
…ってことは、このほねのヒトがここに入っている時に1回だけ地震みたいなの が起こったのかな…? うぅむ…、何かへんだねぇ。

■バーン To:ALL
(もう一度黙祷を捧げた後)
さあ、行こうか。

■フェイス To:バーン、みんな
(バーンの真似をしてしばし黙祷する)
…うん、そうだね。先に進もうよ♪

んで、バーンどうする? 階段の下に行く? それともはじめの部屋に戻って正 面の扉に入る?
階段の方はとりあえず何もなさそうだったけど。


■マーズ To:ファリス(祈り)
至高神ファリスよ。
宗派の壁を越えて、彼等に安らかなる眠りを授けたまえ。

■シュウ To:遺体
 千の安らぎと、永久の幸せを。
 重く苦しい呪縛は解かれた。 今、あなたに幸あれ。
 きっと、どこかで会えるよね?
 そのときは、笑顔であなたと話せますように‥‥

■ドリス
(まわりが皆黙祷を捧げているのを見て慌てて自分も黙祷を捧げる)
 安らかに眠っててね〜。化けて出ないでね〜

■バーン To:フェイス、ALL
(手をフェイスの肩に乗せながら)
せっかくフェイスが調べてくれたんだから、階段の方に行ってみよう。

■ドリス To:バーン
 うん、そうしよっ。
 あ、ちょっと待って…ここで人骨発見っと…カキカキ
(と地図にメモして)
 それじゃ地下へ行こっ♪

■シュウ To:ドリス&ALL
 ういっしゅ♪んじゃ、気をつけて地下にGo♪
 えーっと、たいまつ準備よーし!
 んじゃ、ドリスちゃん、地図まかしたよぉーー♪
 兄弟♪罠にひっかからないよー気をつけていこぉー♪(しゅたた)

■フェイス To:シュウ
そ〜だね、兄弟♪ 気をつけていこぉ〜♪
階段の下には果たして何があるのかな〜? どきどき…

そのとき、シュウの視界の端に松明の明かりを受け何かが
キラッと輝くのを発見しました。

■シュウ
 にゅにゅにゅ‥‥って、うやや?何かはっけーん♪
 って、これってば地図と同じ素材かにゃ‥‥?

それは、見る角度によりチラチラと色と輝きを変え、
つい、見入ってしまいそうになるほど美しいミスリル銀で出来た羽ペンでした。

■ドリス To:シュウ
 えっ? 何々? 何か見つかったの?
(シュウの手にあるペンを見て)
 あ、ペンだ。きらきら光ってキレイだね。この人の持ち物なのかな?

シュウがこのペンを発見して手に取ると、キーンという音と共に
頭の中に直接、声が聞こえてきます。
さて、この声の正体とは…。


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GM:池田 慎也
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