外は午後の日差しがまぶしい。既に3時頃になっているようだ。
■学院前 |
☆From:アフル To:ALL |
えっと、それじゃあこれからどこに行こうか? ロドン=ライラーさんのお父さんのとこにも話を聞きに言っておいた方がいいと思うし。 あと、夕方になったら、衛視の人たちは見張りの人だけ残って帰るらしいよ。 |
■学院前 |
☆From:シュウ To:ALL |
にゅにゅ♪こっからあたし達の腕の見せ所だよね♪
ハンニンって言われてるロドンさんのお父さんトコに行くのはあたしも賛成だな♪
でも、あたしはギルドの方に聞きに行ってくるから誰かに任せたいんだけど‥‥いいかなぁ? |
■学院前 |
☆From:ジョン To:シュウ&ALL |
じゃあ、私がロドンさんのお父さんの所へいきましょうか?
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ジョンが自主的に申し出る。鍛冶屋に神官戦士はナイスな取り合わせだ。
■学院前 |
☆From:シュウ To:ALL |
あ、しょぉ‥‥ギルドの方に聞きに行くで思い出したんだけど‥‥
あたし、今ちょっと手持ち無いんだ(^^;;;。だから、聞きこみ料が‥‥(^^;;;; ばーれるんさんからもらった前金の少し、聞きこみ料としてもらえないかなぁ(^^;;;;
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■学院前 |
☆From:アフル To:シュウ |
んーと、1000ガメルもあったら十分足りるよね。 それじゃあ、はい、1000ガメル。 |
■学院前 |
☆From:シュウ To:アフル |
ひ〜ほ〜♪リーダーありがたう(^^)。これで聞きこみに行けるのだ(^-^)v って、今回のお仕事って依頼料金の中に諸経費も入ってるんだよね? んじゃ大事にだいじに使わなくっちゃな(^^)
(アフルから手渡されたお金を、背負い袋に仕舞い込む) |
バーレルン氏曰く、「依頼を完全にこなし、経費をいかに押さえ、依頼金をいかに多く残すかが君たちの仕事…」。ああ耳が痛い。
■学院前 |
☆From:シュウ To:ALL |
あと、他に‥‥ロドンさんって‥‥ブラキ様の司祭さんだってカーランさんも言っていたからさぁ♪ブラキ神殿に行けば何か情報もらえるかもしれないよね(^^)。 あと‥‥なんで被害者のジャックさんって殺されたんだろ? 何か恨みでも持たれてたのかなぁ?あたし、そこんトコギルドで聞いてくるけど‥‥ 学院のヒトに聞けば教えてもらえるかなぁ?どう思う??
夕方‥‥もっかいくれば、もしかしたら部屋の中見せてもらえるかもね♪(^^) |
夕方まではもう少し間がある。その前にひと調べできそうだ。
■学院前 |
☆From:アフル To:ジョン&ALL |
それじゃあ、ジョンはロドンさんのお父さんのとこに行ってよ。 俺は…ブラキ神殿に行こうかな。 カヴァレスとユリは、学院にもう一度入って死んだジャックさんについて聞き込みして来てくれないかな? 魔術師同士なら話も聞きやすいと思うし。 セリスはどうする? ここに行こうってのがないんなら、俺と一緒に行こうよ。 |
セリスは「マーファ神に仕える自分がブラキ神殿に行くのはちょっと…」と思ったが、アフルについていくことでまとまった。
■学院前 |
☆From:カヴァレス To:アフル |
学院の方は任せておきなぁ。クッククク,なぁに,ちゃんと仕事はするさぁ。 さぁて,"ユリ"嬢ちゃんはどぉするかぃ? |
ユリにも異存はないようだ。
■学院前 |
☆From:シュウ To:ALL |
んじゃあたしギルドに聞いてくるね♪ えっと、あたしは聞きこみ終わったら一度ここに戻ってくるけど‥‥ 他にも誰か戻ってくるかなぁ(^^; ま、何かあったら銀の網亭とかみんながたむろしそーなトコ行きゃ何とかなるかにゃにゃにゃ? |
■学院前 |
☆From:アフル To:ALL |
それじゃあ、夕方になったらもう一度ここに集まろうよ。 衛視の人も夕方になったら見張りの人だけになるらしいから、 もう一度ジャックさんの部屋を見せてもらえないか聞いてみたいしね。 |
そしてパーティはしばしの別れと相成った。
ブラキ神殿と工房は近い。途中までアフルとセリスとジョンの3人は同じ道を行くことになった。ここでアフルからの提案がある。
■移動中 |
☆From:アフル To:セリス&ジョン |
まともにジャックさんを殺した犯人としてロドンさんを追いかけてるって言っても、ほんとの事は教えてもらえないと思うし、 ロドンさんが犯人じゃないってことを証明しようとしてる人に雇われたって事にしたらどうかなぁ? |
■移動中 |
☆From:ジョン To:アフル&セリス |
(アフルの方を向きながら) 確かに、考えてみればそうですね。 (セリスの方を向きながら) じゃあそう言うことにしましょうか? |
■移動中 |
☆From:セリス To:ジョン |
(ちょっとむっとして) 嘘はいけませんよ。 |
セリスは自分としては嘘をつきたくない。けれど冒険者としてそういう物なのかとも思うので、強く反対もできない。
一瞬まるで自分の姉に叱られたかのようにしゅんとしたアフルだが、次の瞬間には解決策がひらめいていた。
■移動中 |
☆From:アフル To:セリス |
それじゃあ、ある人に依頼されてジャックさんが殺された事件の「真」犯人を捜してるって言ったらいいんじゃないかな? そのために、ロドンさんが犯人じゃないのなら、話が聞きたいって風に持っていく事にしようよ。 |
それなら嘘ではない、かな?
セリスもそれ以上は何も言わなかった。納得してくれたのか、それとも自分を納得させたのか…
こうして、冒険者たちはそれぞれ自分の担当へと向かっていった。
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