■個室 |
☆From:セリス To:All |
あの・・・少し気分が悪いので横にならせて下さい。 (水を少し含むとふらふらとソファに横になる) あ、ご心配無く。偉大な神の力に触れるとこうなる事もあるのです。 まるで神が私に何かを警告しようとしてる様な・・・ (と、寝る(笑)) |
さっきからずっとうつむいていたセリスはようやくこれだけを言うとぱったりと倒れてしまった。 (セリスの PL さんが不在で投稿できないためです) アフルは、そんな事があるのか…と納得しながら、声をかける。
■個室 |
☆From:アフル To:セリス |
うん、それじゃあ、依頼人の話を聞いてくるからここで休んでると良いよ。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:ユリ To:セリス&アフル |
セリスさん、だ、大丈夫? 私、ちょっとお水汲んできます。 あ、アフルさん私もご一緒させてもらいますけどちょっとだけ待っててください。 |
と言ってぱたぱたと階段を駆け降り、宿の主人の元へ急ぐ。
■銀の網亭 |
☆From:ユリ To:おじさん |
すみません。 ちょっと、お友達がぐわいを悪くしてしまって。それで、頭を冷やすお水を分けて、貰いたいんですけど。 |
水を汲んだ桶を抱えて、再びぱたぱたと階段を駆け登る。今回はコケないで済んだようだ。
■銀の網亭個室 |
☆From:ユリ To:アフル&みんな |
ただいま。 (ハンカチを水で湿らすとそっとセリスの頭に置いてあげる。) アフルさん、お待たせです。 これで、心置きなくお仕事ができます。くすっ 所で、依頼された方って何処に住んでいるんですか? このメモには書いてありませんけど....。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:アフル To:ユリ |
それじゃあ、行こうか。 依頼人のことなら、オヤジさんに聞けばわかると思うよ。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:ユリ To:アフル |
あ、そう言えばおじさんに聞けば教えてくれたような.....。(^^; じゃぁ、アフルさん行きましょ。 |
ユリはアフルを急かした。アフルは、じっとしている 3 人へ声をかける。
■銀の網亭個室 |
☆From:アフル To:シュウ&カヴァレス&ジョン |
シュウ達はどうするんだい? 依頼人に会いに行かないなら、ここでセリスの看病をしておいて欲しいんだけど。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:シュウ To:アフル |
にゅにゅぅ? 依頼人のトコにくの?だったら、あたしも付いてくぅ〜〜☆(しゅたたっ!) だって、そーぢゃなきゃあたし、自分の仕事こなせないかもしれないからね☆ ねぇね、アフル☆あたしも一緒に行くっ! |
■銀の網亭個室 |
☆From:カヴァレス To:アフル&セリス |
クク,俺が行ってもどぉにもならねぇぜぇ? 仕事の件は勇者殿に任せるとするさぁ。 にしても・・・クッククク,今からそんな事でこの先大丈夫かぃ?このお嬢様はよぉ・・ |
シュウは陽気に「行く」と言い、カヴァレスは陰気に「行かない」と言う。シュウのちっちゃな脳みそには一抹の不安が駆け抜けた。
■銀の網亭個室 |
☆From:シュウ To:カヴァ&ジョン |
でもなぁ‥‥セリスおねーちゃんの看病‥‥カヴァだけに頼むのって、
なんかとっても不安だし‥‥ #気が付いた時のセリスの反応を見たい!という気持ちもある(複雑・笑)
|
揺れるシュウの『をとめ心(爆)』。みんなで行きたいような、セリスが気になるような、カヴァレスを連れて行のは対外的にマズいような楽しいような。
誰が行くのか、全員行くのか、行きつ戻りつ相談中…
■銀の網亭個室 |
☆From:シュウ To:カヴァ&ジョン |
‥‥ぽん☆ ねぇね、ジョンさんってさ、神官様なんだよね? 神官様って「癒しのチカラ」で具合悪いヒトを助けてあげるんでしょう? あたし‥‥セリスおねーちゃんの看病をしたいけど‥‥看病お願いできるかなぁ? それとも、ジョン&カヴァも一緒に行くるるる? セリスおねーちゃんの事をおやじさんに頼んで‥‥ |
ジョンはセリスの容体を気遣った。
■銀の網亭個室 |
☆From:ジョン To:アフル&セリス |
万が一と言う事態もあるかもしてれません。一応癒しの術を知っている私が残って
いた方が良いでしょう。 アフルさん、セリスさん、宜しくお願いいたします。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:カヴァレス To:アフル |
まぁ,もっともマスター殿が面倒を見てくれるってぇならここに居る道理は無ぇなぁ。 ククク,依頼人に手ぇ抜いてるって言われるのも癪だぁ, ここはちぃとマスター殿に面倒を頼んでもらえねぇかぃ? |
■銀の網亭個室 |
☆From:アフル To:カヴァレス |
それじゃあ、オヤジさんに依頼人のことを聞いてくるついでに頼んどくよ。 ちょっとここでオヤジさんに言ってくるまで待っててくれるかい? |
アフルとユリは一足早く階段を降りて、おやじに話をつけに行く。
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:オヤジ |
オヤじさん、(「司祭捜索」の方の依頼メモを見せて)結局こっちの方の依頼を受ける
ことになったんだけど、 依頼人の人はどこなんだい? あっ、それと、こっちのゴブリン退治の方は元どおり張っておいてくれよ。 |
アフルがおやじに見せた依頼メモにはこのように書かれていた。
情報収集に長けた冒険者求む。 内容はある司祭の捜索。 報酬は3500ガメル 詳しくは酒場のマスターへ |
---|
■銀の網亭 |
☆From:おやじ To:アフル |
おう、どれどれ… 「司祭捜索」か。またお前さんは厄介なのを選んだなぁ。 その依頼主からはこの地図と鍵を預ってるよ。 依頼を受ける者が現れたらこれを渡して地図にある家まで出向くように伝えろと言われとる。 |
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:オヤジ |
それじゃあ、今ちょっとセリスが気分が悪いって言って個室で休んでるから、 依頼人の所に行って戻ってくるまで面倒を見ておいてくれないかな? |
■銀の網亭 |
☆From:おやじ To:アフル |
ああ、いいとも。うちのに様子を見させよう。 安心して行っておいで。 |
おやじは、アフルに地図と鍵を渡した。地図には、学院の近くにある家までの道順と何か文字のような物がごにょごにょと書いてある。しかしアフルには読めなかった。
アフルから依頼メモを返してもらって、おやじは掲示板に「ゴブリン退治」を丁寧に貼りつけ直した。
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:独り言&ユリ |
(地図を見て) えっと、これは賢者の学院の近くになるのかな。 でも、ここの文字はなんて読むんだろう。 ユリ、この文字なんて読むか分かる? |
■銀の網亭 |
☆From:ユリ To:みんな |
これって、どう見てもお家の鍵よね。 どうして見ず知らずの者に鍵なんて........。 それにこれって.... |
ユリは下位古代語で書かれた言葉を、流れるような下位古代語の発音で読み上げる。
■銀の網亭 | ||
☆From:ユリ To:みんな | ||
ロックまたはハードロックのキーワード?かなぁ。 |
アフルには下位古代語はわからない。
■銀の網亭 |
☆From:ユリ To:アフル |
(アフルの今一つ納得のいかない表情を見て取って。) あ、ごめんなさい。私ったら。 癖でついつい下位古代語で読んじゃった。あはっ。 え〜と。 共通語なら、「マナは万物の源なり。マナに栄光あれ」。大体こんな意味です。 これなら分かるかしら。 |
いつのまにか降りてきたシュウが地図を覗き込む。
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル&ユリ |
(下位古代語の文字を見て) あぁ〜♪その文字あたし勉強したの♪ 前まで読み書きできなかったんだけど‥‥今、ちゃーんと読めるんだ♪えっへん☆えらいでしょ(^-^)v でも、まだ声に出して読んだり自分で文章書いたりはできないけどね(^^; |
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:シュウ |
へぇ、シュウもこの文字読めるんだ。 (ちょっとショックを受けている) やっぱり冒険者ってこういうのも勉強しといた方がいいのかなぁ。 |
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル |
えっへん☆ 少しはあたしの事見直した?(るるん♪)
冒険者だから勉強した方が良いっていうか‥‥あたしは、「必要」になったから
勉強したんだ(^^)。 |
シュウは、新しく出来た『お友達』とお話をするために、わざわざ下位古代語を習得したのだった。 『お友達』って誰かって?それについては、シナリオ#02:希望なき<生命>を参照のこと。
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル |
今必要じゃないって考えているうちは、無理して勉強しなくていいと思うよ(^^) 自分が欲っしない勉強ぐらいつまらないものはないからね(けらけらけら)♪
それにアフル♪あたし達はヒトよりもちょっと長い時間の中にいれるでしょ?
だったら、急がなくってもいいぢゃん♪ |
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:シュウ |
そうだね、あんまり勉強ってのも好きじゃないし、ゆっくりやれば良いかな。 |
2 人の会話をうなづきながら聞いていたおやじは、勉強と聞いて大事なことを思い出した。
■銀の網亭 |
☆From:おやじ To:アフル |
あ、そうそう依頼主は賢者の学院の導師だと言ってたな。名前はバーレルンだ。 |
賢者の学院と聞いて、そこに馴染みのあるカヴァレスとユリは顔見知りを思い浮かべたが、残念ながらバーレルンという名には心当たりがなかった。が、その時意外なところから反応があった。
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル&ユリ |
(バーレルンの名前を聞いて) ‥‥‥うにぃ?バーレルン?ばーれるん、ばーれるるーん‥‥‥? ‥‥?‥‥☆◎▽‥‥‥ あぁ〜〜っ!あん時のハゲたおっちゃんっ!(ぽんっっ!) え〜今度の依頼主?うにぃ?あたし、また首根っこ捕まれちゃうのかなぁ?うににぃ? (シュウは一人でぶつぶつ言っている‥‥) |
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:シュウ |
ハ、ハゲたおっちゃんって・・・(苦笑) でも、そのバーレルンって人のこと知ってるのかい? |
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル |
うにぃ? ばーれるるんってヒトかどーかはともかく、ハゲたおっちゃんなら一度会った事があるー (ちょっとふくれっつらになりながら)。 んとね、んとね、こぉーーーんな風に目が釣り上がっていて (と、指で目尻をあげる)、こぉーーーんなに額が広くって (と両手で前髪を後ろに流す)、いばりんぼで、ぴりぴりしたハゲたおっちゃんなの。 前、賢者の学院内で怒られた事があるの‥‥(^^;(てへっ)
|
前の仕事の時の依頼主とは学院で会った。コモンルーンを手に入れておおはしゃぎで学院内を遊園地にしていたシュウは、ハゲたおっちゃんに猫の子みたいにつまみ出されそうになったことがあったのだ。そこをカヴァレスの師匠であるギャレット師に取り持ってもらったという思い出がある。
その時、確かギャレット師が『バーレルン君』と呼びかけていたような気がする…
■銀の網亭 |
☆From:シュウ To:アフル |
う〜ん、う〜ん‥‥今度の依頼主さんかぁ‥‥ 顔覚えられていたら、ちとヤバいかなぁ〜〜(^^;;; (と、考え事を始める) |
■銀の網亭 |
☆From:アフル To:シュウ |
(シュウの説明を聞いて「どんな人なんだ?」と思いながら) 怒られたって学院の中で大騒ぎでもしてたんじゃないかい?(笑) でも、顔を覚えられてても、「別のグラスランナーだ」って言い張ったら大丈夫だと思うよ。 |
アフルの想像は大当たりだ。
アフルは残った 3 人に経過を報告しに 2 階の個室へ戻った。
■銀の網亭個室 |
☆From:アフル To:カヴァレス&ジョン |
オヤジさんがセリスの面倒は見ておいてくれるって。 それじゃあ、セリスが休んでる間に依頼人の所に行こうよ。 何でも学院の近くの家まで来てくれってさ。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:ジョン To:おやじさん |
そうですか・・・。では大変恐縮ですが、お言葉に甘えさせていただきます。 セリスさん、くれぐれもお大事に。 |
■銀の網亭個室 |
☆From:カヴァレス To:アフル |
が,学院だぁ・・? (アフルの言葉を聞いて一瞬息をのんだようだ) さ,さぁ,リーダー殿よぉ,さっさと行って用事をすませちまおぅぜぇ? (明らかに動揺しているらしい(^^; ) |
■銀の網亭個室 |
☆From:アフル To:カヴァレス |
(「どうしたんだろう?」などと思いつつ) うん、急いで行こうよ。 でも、そのリーダ「殿」ってのは止めてくれないかなぁ。 アフルって呼び捨てでいいからさ。 |
カヴァレスはアフルの困ったような顔を見て「ククッ」と嬉しそうに笑った。取り合うつもりはないらしい。
一行はセリスを残して依頼人の指定した家へと向かった。
一行が目的地に付いた頃、セリスは…
■宿屋の一室 |
☆From:セリス To:宿屋のおかみさん |
すみません、お手数おかけしました・・・ もう、大丈夫です。(と、起きあがるが顔色悪し) みなさんはどこに行きました?迷惑かけていられないです・・・ |
■宿屋の一室 |
☆From:おかみさん To:セリス |
ああ、よかった気がついたのね。少しは良くなったかしら? あなたの仲間達は、仕事の依頼人さんのところへ話を聞きに行ったと思うわ。 主人に聞いてもらえれば何処へ行ったかわかると思うわよ。 でも、あなたちょっとまだ顔色が悪いわねぇ。 仲間が帰って来るまでここで待ってもいいんじゃないかしら? |
ようやく起き上がったが、まだ顔色が冴えないようだ。セリスはしぶしぶおかみさんの言葉に従った。
前 | 次 |