パーティ結成!

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■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタの張り紙
前の仕事も無事に終わって、そろそろ次の仕事をって時によ、何だってティリュンやバジル、それに「あの」ミルマまでしばらく休養だぁ、なんて言うんだ?
しかたがねぇから、あたらしいメンバー募集だぜ。シーアンも勝手に新しいメンバー探してるしよ。

次の仕事の相方募集

当方ギタリスト。次の仕事の当てもあるんだ。気楽に書き込んどいてくれ。
あっ、本職はシーフだぜ。

バティとヴィクターの出会い

■銀の網亭
☆From:ヴィクター
(赤毛の前髪だけがつんつんに立った中肉中背の少年?が店に入ってくる)

へぇ〜・・ここが冒険者の人達が良く集まるって言う所かぁ〜・・
うわぁ〜、いろんな人達が居るなぁ〜・・・
ようし!オレも頑張って、いつかかっこいい魔術師になるんだ!
なっ、リッキー!
(肩に乗っている良く人に馴れているリスザルに向かって話しかけたが、リッキーはキョロキョロと周りを興味深そうに見ていた(笑)) 何だよ、無視かよぉ〜ひっどいなぁ・・・さて、、どうしようかな・・
いきなり話しかけるのも、ちょっと気が引けるしな・・・
(そう考えながら、店の中をうろうろと歩き回っている)

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
ふーん、リスザルかぁ。少年はお母さんでも捜しているのかい? もし違ったら、ちとつきあわねぇか?俺が持ってる依頼にちょうどいいんだけどな?

話を聞く気はあるかい?

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
違うよぉ!・・母さんなんて、探してないよ・・(注:小さな頃に母親と死別してます)
・・オレ、、(数瞬ためらった後、勢いよく話しだした)
オレは、魔術師になりたいんだ!かっこいい魔術師になって、空飛んだり、リッキーと話したり・・とにかく、色々としたいんだよ!
・・でも、父さんは反対してっ、、、あっゴメン
初対面の人なのに、変な事話しちゃって・・(恥ずかしそうに苦笑している)
話って冒険の話?、是非聞いてみたいよっ!
(目をキラキラ輝かせて、話を聞く(笑))

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
わりぃわりぃ(笑)次の仕事の事聞きたいって?
何でも旅のサーカス一座の団長らしき人に声をかけられたんだけどさ。人手不足とかでな。 このストラト(ギター)が目に付いたらしくてな、酒場で声をかけられたってわけさ。
どだ、人助けだと思っていっちょ話にのらねぇか?

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
サーカスかぁ〜。へぇ〜、兄ちゃんギターなんか弾けるんだ!
こいつリッキーって言うんだけど(リスザルを指さしながら話す)元々は、サーカスに居たんだ! まぁ、その頃はまだ赤ん坊だったから、芸とかは何もできないんだけど親切な座長さんが、オレに譲ってくれたんだ。

もしかしたら、あの時の座長さんかも知れないし。
オレも、仲間に入れてよ!

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
へぇ、そいつは奇遇だな。前にパーティ組んでたハーフエルフもどっかの一座の出身らしいし、俺のまわりにゃそういう奴が集まってくるのかもな。 このストラトのせいだって噂もあるし(笑)

他にも面白そうな連中誘って見ようぜ、なぁ相棒。

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
うん、そうだね!相棒かぁ〜
(顔立ちと性格が子供っぽいので、子供扱いされがちだから、ちょっと嬉しがっている)
オレ、出来れば魔術師の人と一緒に仕事したいなぁ〜。魔法を教えてもらいたいんだ。

あっそうだ、まだ名前言ってなかったね。オレ、ヴィクトールって言うんだ。みんなからは、ヴィクターとかヴィクトルって呼ばれてるんだ。
よろしく、ギターの兄ちゃん!

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
よろしくな、ヴィクター
そんじゃぁ、俺の事もバティでいいぜ。
本名はジャン=バッティスタ・オルシーニってのがあるんだけどな。わけあって冒険者だから、バティでいいのさ。

ユリとヴィクターの出会い

■銀の網亭
☆From:じゃがいもと格闘する少女 ユリ
酒場の扉が押し開かれる。
すると、年の頃はセリス(編者注 冒険者No.19)と同じくらいの少女が一人、入ってくる。
しかし、こちらは装備至って軽装、ごく普通の町娘がハードレザーを着て、腰にブロードソードを申し訳なさそうに携えている。

と、突然。
「きゃっ」と叫び、何もない所で転ぶ。しかも、顔から(^^;
当然の如く、酒場は爆笑の渦に変わり、その少女は見る見るうちに頬が赤くなる。少女はどうしたら良いものかと思い、取りあえずカウンター に座る。そして、酒場のおやじにメニューを注文した。
メニューは羊のミルクに、野菜を煮付けた物。
そして、少女がじゃがいもをホークで刺そうとした所、皿から飛び出してしまう。
「あっ、私のおいもさんが!」と呻く、もう一度刺す。しかし、またまた、転がってしまった。散々格闘の末、結局はカウンターから落ちてし まう。
「グッスン」と、目に涙を溜め、頬を膨らます。
そこには、再び、笑いの渦が巻き起こり、顔を赤くする少女の姿があった。

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ユリ
うわぁ〜、ホントにここは面白いなぁ〜
さっきは向こうの方で突然大きな声で話し出す人が居たし(注:ダーナさんの事)、あっちのテーブルには、背の小さいおっさんが居るし(注:ジルさんの事。口が悪くてすいません(^_^;)
なぁ、リッキー確かドワーフって妖精の人(じゃないよ(笑))だよなぁ・・・何回か見たことあるけど、こんなに間近で見たの初めてだよ・・・ホントに面白いなぁリッキー・・リッキー?
(見ると、そこに居るはずのリスザルの姿は見あたらない)
あれ?・・何処行ったんだ・・って、あぁっ!
(店の中を見回すと、いつの間にかリッキーは、落ちたジャガイモに夢中になっている)
リッキーよせって!
(慌てて駆け寄ってリッキーを捕まえようとするが、素早くヴィクターの手をすり抜けるとカウンターの上に登った。ユリの目の前に立った、リッキーの手にはじゃがいもがしっかりと握られていた)
あの・・その・・ゴメン・・オレのリッキーが・・・・
(そう気まずそうに謝るのであった)

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ユリ ヴィクター
よっ、ご機嫌だね♪
うちのヴィクターがお世話になっているようで(笑)
おいもさんが欲しいんならおやじにもう一つつけてくれって言ってみるといいぜ。いいオヤジだからな、女性にとっては(笑)

みたところフリーのようだけど、俺等と組まねぇか?なかなか立派なブロードソード、似合ってるぜ。

おっと、ヴィクター君悪かったね、ちと邪魔をしたかな・・・(笑)あとは任せたぜ!
(ルタードの方へ去っていく)

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ジャン=バッティスタ
(「うちのヴィクターがお世話になっている」?「フリー」?「俺等と組まないか」?
 ふぇ〜ん。この人もしかして、山賊さんか、泥棒さんなんでは、ど、どうしよう。悪い仲間に誘われちゃった。)
「あ、あの、私....。あれ、行っちゃった。」
(ほ、良かった。)

イスカ登場

■銀の網亭
☆From:イスカ To:ヴィクター
プラチナ・ブロンド、額に銀の輪をはめたハーフエルフの青年がすたすたとやってきて、ユリの隣に腰掛けた。
「葡萄酒を」
(見かけは男のようだが、声から判断するとどうも女性らしい)
彼(彼女?)は隣でジャガイモにかぶりついている可愛らしいリスザルに気づき、くすりと笑う。
手を伸ばしてその頭を撫でようとするが、リスザルは身を翻してカウンターから駆け降り、ヴィクターの後ろに身を隠してしまった。
「おいで、リスザル君」
イスカはヴィクターの足元にかがみ込んで舌を鳴らし、リスザルを呼び寄せようとするが、うまくいかない。
するとイスカは、ポケットから摘んだばかりの小さな花を取り出した。
その茎を折り、爪でしごくと即席の草笛ができあがる。弱々しく、どこかものがなしい旋律が流れはじめた・・
リスザルが思わずつられて顔を覗かせる。
イスカはにっこり笑って、その草笛を手渡してやった。そこで初めてイスカは顔を上げ、ヴィクターに尋ねる。
「この子、なんて名前?」

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:イスカ
ふぇっ??あ、こいつですか?リッキーって言うんだ。
お兄・・いや、お姉さんかな?花で笛吹けるんだ!凄いなぁ〜
(しきりに感心しているうちに、リッキーが草笛を持って帰ってくる)
お前はぁ〜、ホントに悪戯ばっかりして、駄目じゃないか!
(と注意するのだが、何故に?と言う表情でこちらを見上げている)
あっ、そう言えばまだオレの名前も言ってなかったね。
オレはヴィクトール、よろしく!
(と握手を求め手を伸ばすと、リッキーが同じように真似て手を伸ばした)

■銀の網亭
☆From:イスカ To:ヴィクター
「はじめまして。どうやらきみもハーフエルフみたいだね?私はイスカ。同族のよしみ、ぜひ仲良くしましょう」
ヴィクターと握手する。
「リッキー君も、よろしくね」
続いてリッキーとも握手する。

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター イスカ ユリ
良いムードなところ、邪魔して悪いね、ヴィクターくん(笑)
むこうのカウンターで一緒に冒険してくれそうな2人がいるんだ。お嬢さんがたも冒険者候補のようだし、一緒に話を聞きにこないか?

あっ、そうそう。ジャガイモのお代わりは無事に貰えたかい?(笑)

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ジャン=バッティスタ
(ユリは少し恥ずかしそうに言った)
「え、あの見てらしたんですか?酒場のおじさんには笑われただけです。」
(と言って苦笑する。)

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
良いムードって、違うってば!

あっ、そだね。
この人は、さっき知り合った、バティ兄ちゃん。一緒にサーカスで冒険するんだ!
(注:ちょっと意味不明な説明ですが、ヴィクターは冒険者の仕事が、冒険しかないと思いこんでいるので(笑))

(そう言った時、リッキーがじゃがいもの欠片を投げつけてくる)
おっと、お前も一緒だったよな!リッキー!
(ヴィクターがそう言うと、納得したように肩に掛け登った)

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ヴィクター イスカ
ユリの目の前に突然、一匹のリスザルが現れた。
「キャッ」と小さく悲鳴を上げる。
しかし、すぐ、そのリスザルの愛らしさに微笑みに変わる。
「クスッ」「ねぇ、君、何処から入って来たの?」と静かにつぶやく。

「あの・・その・・ゴメン・・オレのリッキーが・・・・」と不意に、声が聞こえた。
「いいえ」
ユリはやさしく微笑みそう呟いた。

そして、しばらく、頬杖をつきリッキーを見つめていると、一人のハーフエルフが隣の席に座った。声からすると、女性の様だ。
その女性もリッキーには興味を持ったようで、あの手この手で、手懐けようと奮闘している。
しばらくすると、その女性が草笛で奇麗な旋律をかもし出す。
ユリは、瞳を輝かせた。
「うわ〜、奇麗なメロディー。とても器用なんですね。」
と軽く手を叩き。その女性に言った。
「あっ、突然ごめんなさい。お二人の話を折ってしまいまして。」
イスカとヴェクトールとに頭を下げる。

■銀の網亭
☆From:イスカ To:ユリ
イスカはそれでようやくユリに気づいたらしい。
「ん? ああ、ありがとう。せっかくだからこの花はあなたにあげよう」
そう言って、草笛に使った野の花をユリの髪に挿した。
ユリの黒い髪(でしたよね・・?)に鄙びた黄色がよく映える。

「かまいませんよ。私はイスカ。
エルフと同等に育てられたくせに精霊を操る術が苦手でね、弓を極めようかと思っているところなんだ。
あなたは?」

(そのとき、ヴィクターが向こうのテーブルにいたバティに呼ばれる)

「聞いた?“サーカスで冒険”だって。いいなあ、楽しそうだな。私、そういうの大好きなんだよ。ねえ、一緒に行って話を聞いてみない?」

■銀の網亭
☆From:ユリ To:イスカ
ドキッ「あ、ありがとう。」と言い慌ててちょこんと、頭を下げる。
今まで女性だと思っていたので、予想外の行動により、少し困惑気味。
そして、ちょっと、ときめいている。
(この行動で男性だと思いはじめている。)
「えっ、え〜と、ユリ・エタニティと言います。」

「えっ、でも....。」
ユリは少しためらっていたが、ゆっくりと口を開きはじめた。
「実は私、すっごくドジで、のろまで、不器用なんです。」
そう言うと、悲しい顔をしうつむく。そして、再び話し始めた。
「昔から、何をやっても、中途半端なんです。
 今でも、こうやって剣を下げていますが、ほとんど見せかけに過ぎません。傭兵もダメで、お洗濯も、お料理も、吟遊詩人になって音楽でもと思ったのでけど、それもダメでした。」 そして、ユリは再び顔を上げて言った。
「やっぱり、こんな私じゃ、足でまといですよね。」
ユリは少し涙目になる。

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ユリ
いつの間にか、再びカウンターまで来ていたヴィクターが、突然話し出す。
「そんなことないよ!!オレ・・今は女神様から授かった奇跡しか使えないけどいつか絶対、魔術師になるんだって決めてるんだ!
 だって、オレの夢だもん!父さんに反対されたって、何があったって諦めないよ!
 だから、ユリ姉ちゃんも絶対なれるよ!!
 自分がなりたいって、そう思えば、どんなのにだって絶対なれるよ!!
 夢って言うのは、諦めなければ絶対かなうよ、女神様はいつも微笑んでいてくれるから
 だから、、だから、、何て言って良いのか解らないけど・・・・
 中途半端なことなんて無いよ!足手まといなんて、ならないよ!
 だから、オレ達と一緒に冒険に行こうよ!みんな歓迎してくれるよ!絶対!!」
過保護に育ったからこそ言えるのかも知れない、純粋すぎる想いをストレートに言葉にしてぶつける。ヴィクターは、何故かちょっと泣きそうになっていた。
そして同じくいつの間にかやってきていたリッキーが、ユリの顔の前まで上がると慰めるように涙をふき取って頬を舐めた。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ヴィクター
「あ、ありがとう。ヴィクターさんでしたよね?本当にありがとう。」
ユリは再び笑顔を取り戻す。
「君にも心配をかけちゃったわね。」
と言ってリッキーに微笑みかける。
「所で冒険って何?
 私、別に冒険者ってわけじゃないのよ。今までいくつかの町とかは旅してたけど。」
しばらく考えてから、再び、ヴィクターを顔を見る。
「あは、それも、いいかもね」
やっと、一つ何か心の中にあったものが溶けて無くなるのを感じた。そして、ひとつ大きく息を吸うと、とびっきりの笑顔になる。
「ヴィクターさん、その冒険ってどんなものなの?......」

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ユリ
「うん、オレはヴィクトールだから、短くしてヴィクターってみんな言うんだ!
 こっちは、さっきも言ったけどリックだからリッキーって呼んでるんだ」
その笑顔につられる様に笑顔で返した。

「えっ、そうなんだ!ここにいる人はみんな冒険者なのかと思ってた。でも、僕もここには今日来たばかりなんだ!」

「うん、確かサーカスに関係してることなんだけど、詳しい話し聞く前にこっち来ちゃったから」
そこで、いったん言葉を切って苦笑する。
「僕も、バティ兄ちゃんに誘われたんだ。きっと、向こうに行けば色々と教えてくれるよ!」
そう言うと、ユリの手を掴んで、
「向こうだよ!」
と言いながら、連れていく。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ヴィクター
「え?サーカスに関係しているの?」
そう言うと突然、ヴィクターはユリの手を掴んで別のテーブルに連れて行かれる。
「ちょ、ちょっと、待って。まだ、私のスープが...。」
言い終わらないうちに、テーブルまで連れて行かれる。
しかも、酒場のおやじは、まだ、食べかけの食事を片づけてしまった。(^^)


少し時間をさかのぼる
ルタード登場

■銀の網亭
☆From:ルタード
(2階の宿から、ため息混じりにドワーフが階段を降りてくる)

都会暮らしは金がかかってたまらんのう。鎖かたびらはおろか、愛用の戦斧まで手放したというのに、気がついてみればまた、残りの持ち金があとわずかになっとる。このままでは早晩、ここを出て野宿せねばならんようになってしまうわい。
あるいはそれも、ブラキ神さまの与えたもう試練かも知れんが、やはりちとつらい。そうならんためにも、早いところ信頼できる仲間を探して仕事にかかりたいものじゃが……。

(かろうじて空いていた席に腰を下ろす)

「おやじ、とりあえずエールを一杯頼む!」

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ルタード
「よう、しけた面してるな? おやじ、このドワーフのエール、俺が払っておくぜ」

ままっ、ドワーフといえば酒が付き物だからな。これぐらいおごらせてくれよな。しかし、本当にしけた面してるな?どうしたんだ、似合わねぇぜ。

ふーん、都会暮らしは金がかかるってか。それで愛用の戦斧まで手放した、と・・・
でもなぁ、俺達冒険者だろ。1回依頼を受けてちゃちゃっとこなしたらそれなりに金が懐にってやつさぁ。
今よ、ちと酒場で知り合ったどこかのサーカスの団長から仕事の依頼があってな。まぁ、乗るか乗らないかはお前さんの自由だがね。どだ?一緒に来るかい?

そうそう、装備揃えるのに金が必要だろ?こんなとこで出会ったのも何かの縁さ。少し位なら貸してやれるぜ。もちろん、依頼が終われば返してもらうって事でさ。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ジャン=バッティスタ
なんと、見ず知らずのドワーフに酒をおごって下さるとは!
お前さん、ご存じか? ドワーフの間には、「酒の一滴は血の一滴に匹敵する」という言葉があるんじゃぞ。

ほわぁ、酒のみならず、仕事の話まで持ってきて下さるのか!これ、まさか夢ではなかろうな?

その話、も少し詳しく聞かせてくれんかのう。え、エルフと同席?かまわん、かまわん。わしらがいがみ合ってたのは遠い昔の話じゃて。少なくともわしは気にしておらんぞ。
そうそう、申し遅れたが、わしの名はルタードじゃ。

ミュン登場

■銀の網亭
☆From:ミュン
[酒場の扉が開き、若いエルフが入ってくる]
これが人間の街というものですか。ふう、やっぱり街は人間がいっぱいいますね。ちょっとひとごみに酔ったみたいです。ここで休んでいきましょう。

[空いている席に座ります]
さてと。困りましたね。いきおいで森から出てきたのはいいのですけど。こんなに人間の街が大きいなんて思わなかったですね。これじゃあ全部見ようと思ったらたいへんだなあ。
とりあえず、一息つきますか。

「マスター、すみません。このエールとかいうやつ。1杯いただけないでしょうか?」

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ミュン
ほう、今日はドワーフに続いてエルフまでこのカウンターでエールかい?「マスター、ついでだ。こっちも俺のおごりでいいぜ

そうさ、これが人間の街さ。あんた、エルフって事は精霊と友達だよな?いま、うちのパーティって呼べるほどのもんじゃねぇが、グループにさ、必要なんだよ。魔法使いが・・・

ドワーフのとなりで一緒が嫌じゃなかったら、ちょっと話を聞いてみないか?

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ジャン=バッティスタ
え、いいんですか。おごってもらっちゃって。わるいですね。ありがとうございます。人間の方。
ええ、精霊達とは友達ですし、よく力をかしてもらってます。
[苦笑して]僕の村では、昔妖魔との戦いがあったんです。その時にドワーフ達と一緒に戦って以来、認めています。

[運ばれてきたエールを一口飲みます]
え、これってお酒だったんですか。でも結構おいしいですね。
あ、ところでお話ってどのようなことです?

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ミュン 
へぇ、お酒だてしらずにエールかい(笑)それにしちゃ、いいのみっぷりだな。
そうだ。俺のことは、バティって呼んでくれてかまわねぇぜ。

話ってのはよ、近々この街のそばにやってくる一座があってな、そこの座長が人手不足なんで手伝って欲しいらしいんだ。
俺も詳しくはわからねぇんだが、まっ、人助けだとおもってよ。受けるも受けないもあんたの自由だから、あんた次第だな。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ジャン=バッティスタ
ありがとうございます。それではバティさんと呼ばせていただきますね。
僕は、ミュンっていいます。
そうですね、人間のことを知るのにもいい機会かもしれないですね。
[心の中の声:ところで”一座”ってなんだろう。]
えーと、その仕事をするのは、バティさんと僕だけですか?

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ジャン=バッティスタ ミュン
先ほどわしに酒をおごって下すった御仁がバティどので、そのバティどのにわしと同じくエールをごちそうになっているお前さんは、ミュンどのとおっしゃるか。

実は何を隠そうこのわしも、人間やこの世界のことについて見聞を深めるために、こうしてオランまで出てきたのじゃ。むろん、それだけが目的ではないがの。

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ミュン ルタード ヴィクター
ミュンにルタードだな。俺はエルフとドワーフってもっと険悪なのかと思っていたが、どうやら偏見だったらしい。気分を害したんだったら済まなかったな。

ところで、このサーカス一座の話に乗ってくれそうな奴がもう一人いるんだけどな。
うーん、あれ、どこいったかな?
あっ、あそこでリスザルをだしに女の子達と仲良くなりかけてるやつで、ヴィクターって言うらしい。

ヴィクター、その子も連れてこっちに来たらどうだい?

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ジャン=バッティスタ ルタード
いえ、他種族への感情はエルフの集落ごとによって違っていると思いますよ。僕が知っている別の集落はずいぶん人間を嫌っていましたからねえ。
もっともこれはエルフに限ったことではないとおもいますけど。

そちらのドワーフの方、えーとルタードさんといいましたっけ。
ミュンといいます。よろしくおねがいします。

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ミュン
これは、ごていねいに。こちらこそ、よろしくの、ミュンどの。
バティどのから酒をおごってもらった者同士、仲良くやりたいものじゃな。

ヴィクターとルタード、ミュンの出会い

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ミュン ルタード
「ヴィクターって言うんだ、こいつはリッキー」
いつものように、リスザルを指さしながら言う。
いつの間にか、こっちのテーブルまで来ていたヴィクターであった(笑)
「兄ちゃん達が、一緒に冒険してくれる人かな?兄ちゃん達、どっちか魔術師の人?」
(プレイヤーより注:おぃおぃ、ルタードさんはドワーフだろうが(笑))
「あっ、そうかドワーフは魔術を使えないんだっけ?あれ?ミュン兄ちゃんも、耳長いね・・オレも長いけど・・ 森の妖精なのかな?オレはハーフエルフだから、街の妖精かな?」
そう言っているところで、重大な事実に気が付いた。
「あっ、いけね。バティ兄ちゃん達に何も言わないで、こっちに来ちゃった」
(と言いながら、頭をポリポリと掻いた)
「おぉ〜いぃ!オレはこっちだよぉ〜〜」
手を振りながら、大きな声でバティ達を呼んだ。

■銀の網亭
☆From:ミュン To:ヴィクター
「貴方が、バティさんがおっしゃってた、ヴィクターさんですね。よろしく、ヴィクターさん、リッキー。
僕は、ミュンです。こちらのドワーフのかたはルタードさんです。」
[微笑みながら会釈をします。]

「僕も魔術師ではないですよ。精霊達にお願いして力を借してもらっているだけですから。」

[ちょっと真顔になって]
「なるほど、街の妖精ですか。。。そうかもしれませんね。。。」

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ヴィクター
ヴィクターどのとおっしゃるか。わしはルタードと申す者じゃ。
しかしそなた、面白いものを連れとるの。

むうう、確かにその通り。じゃが、わしは、偉大なるブラキ神さまのお力をお借りできるのじゃ。もちろん、まだまだ精進が必要な身ではあるがの。

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ルタード
「うん、良く珍しいって言われるよ。」
その時のリッキーと言えば、落ち着き無くちょろちょろとヴィクターの肩やら頭やらを行ったり来たりしている。

「へぇ〜、そうなんだ!
 ぶらきしんさまって、、確かお山の神様だっけ?」

「オレは、こう見えても大地の女神様から奇跡の力を授かってるんだ!
 ちゃんと聖印も、、、あれ?聖印も、、ちゃんとここに・・・」
顔色がさぁっと蒼くなっていく。
「どっ、どうしよう、、落っことしたのかな・・」
ひどく慌てた様子で聖印を捜すが見つからない。
それもそのはずである、彼の頭の上でリッキーがクルクルと回しているのだから(笑)

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ヴィクター
うーむ、普通は鍛冶の神様といわれとるんじゃが、火山の神様でもあるし、山の神様といえんこともないのう。

なんと、ヴィクターどのはマーファ神の神官であられたか。
そういわれてみればなるほど、争いごとに縁のなさそうなよい気だてでいらっしゃる。

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ルタード
「でも、父さんには良く怒られてたんだけどね。」
そう言って苦笑しながら、恥ずかしそうに下を向く
すると、頭の上からバランスを失ったリッキーが、聖印と一緒に落ちてくる。
「あぁぁっ!!お前はぁ!これで遊んじゃいけないって、何度も言ってるだろう!?」
すると、リッキーはすまなそうに俯きながら、聖印を手に持って渡そうとする。
「・・反省してるんなら良いんだ。ゴメンな、怒ったりして・・」
そう言って、ヴィクターが聖印を受け取ろうとすると途端に聖印を持ったまま走り出して、たちまちルタードの肩に登った。そして、それから勝ち誇ったように聖印を掲げて飛び跳ねる。
「・な・・なんて奴だ・・」
ヴィクターは、それを呆然と見つめるしかできなかった(笑)

イスカとルタード、ミュンの出会い

■銀の網亭
☆From:イスカ To:ヴィクター ミュン ルタード
ヴィクターがミュンたちと話しているテーブルへ、ふらっとイスカが現れる。

「旅芸人一座をやろうって話をしてるのは、ここですか?」
たぶん皆さんきょとんとした顔をなさっていると思います。イスカは慌ててフォロー。
「いや、失礼。私はイスカ。
今まで家から一歩も出られないような生活だったから、やっと自由になれた今、いろんな経験をしたくてたまらないんだ。旅から旅の生活を、ずっと夢見ていました・・
だから、よかったら話を聞かせてくれないかと思って」

■銀の網亭
☆From:ルタード To:イスカ
わ、わしも仲間に入れとくれ。
(と、イスカにごつい手を差し出す)

わしは、見ての通り、ドワーフのルタードじゃ。よろしくの。

しかし、あっという間にこのカウンターに人が集まってきたのう。名前を覚えるだけでも大変じゃわい。

最後の一人!!

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター ミュン ルタード イスカ
ヴィクターが戻ってきて、イスカがこっちについたと・・・んで、ヴィクター坊や、もう一人のお嬢ちゃんはどうした?

さて、もう一人集まったら詳しい話をもう一度しようとおもってるが、今回の仕事は「サーカス関係」の仕事だ。 最初は、オランでやるから規模を一時的に大きくしたいらしくて、芸人としてバイトのくちがあったんだが・・・事情がかわってな。どうやら人探しからその他手伝いまで冒険者らしいことをやるかもしれないらしいんだ。 詳しくはあそこの張り紙をみてくれ。

もう一人、俺はリッキーと遊んでた「じゃがいも」お嬢ちゃんを推すがね?

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
「あれ?バティ兄ちゃんが、話してくれてたんじゃないの?」
坊やと言われたことには、ちょっと不満ではあったが、きょとんとした顔で問い返した。
「行ったり来たりしてる内に、なんだか分からなくなっちゃったよ」
そう苦笑気味に言った。
「あっ、それじゃオレ、もう一度行って話してくるよ」
そう告げるが早いか、足早にカウンターまで駆けていった。

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
ということで、あの「おじゃが」ちゃんはヴィクターに任せよう。
俺も適当にこのメンバーに声をかけていた訳じゃないんだぜ。
前衛には、ルタードとヴィクターとあの「おじゃが」ちゃんだろ、そんでもって後衛にはミュンとイスカの精霊の友達コンビで音楽の女神に愛されてる俺で完璧さ。
それに今回はサーカス一座ってはなしだしな、みんなそれなりに一芸できそうだろ(笑)

俺かぁ?当然、このストラトかき鳴らして、って思いたいんだね。シーアンの馬鹿とリムリィちゃんにここでは弾くなって言われててな(笑)そのうち聞かせてやるよ。

うん?シーアンとこはもう移動しているみたいだな?うちんとこもリーダー決めて移動してぇなぁ。リーダーか?
そりゃ、うちのリーダー候補は・・・
(といってどこかからくすねてきた「じゃがいも」を取り出す)
リッキー、おいで♪君こそ、我々のリーダーだ(笑)
(さぁ、じゃがいもをお食べ♪)

■銀の網亭
☆From:ヴィクター To:ジャン=バッティスタ
「お〜い!バティ兄ぃ〜連れてきたよ〜・・って、あっ!リッキー!」
肩の上にいたリッキーは、じゃがいもに向かってあっと言う間に駆けていった。
どうやら、この店のじゃがいもは随分気に入ったらしい。
「・・お前は、ホントに食べ物に弱いよなぁ〜」
ヴィクターは呆れた表情で、それを見ている。
「ユリ姉ちゃん、この人がバティ兄ちゃんだよ!」
ユリの方を向いて、バティを紹介する。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ジャン=バッティスタ
ヴィクターにバティを紹介される。
(この人は、さっきの人。そっか、泥棒さんじゃなくて冒険者だったのね。)
「先程はどうも、ユリ・エタニティと言います。」
と、言って頭を下げる。
「お話をお聞きする前に一つ聞いておきたいことがあります。私なんて、とても、お役に立てるとは思ってないのですが、本当に私なんかでよ ろしいのですか?」
少し間を置き
「碌に剣もふるえないのですけれどそれでもよろしいですか?」

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ユリ
おいおい、そんな弱気でどうするんだ?おじゃがちゃんは一体なんでここにいるんだぁ?
剣がふるえない?世の中には剣が振るえなくたって立派な冒険者になってる奴等がざらにいるぜ。
そうかそうか、今回の仕事についてよく分からないものな?まっ、心配すんなよ。俺様が声をかけたんだ、それじゃ理由にならねぇか?

とにかく1回一緒に冒険してみねぇか?
詳しい話は、あそこの張り紙に書いてあるとおりだからな。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ジャン=バッティスタ
「は、はい。そうですよね。元気だして、頑張らなくっちゃ何も始まりませんよね。」
(そう言うと軽く拳を作るとかわいらしく(^^)ガッツポーズをする)

■銀の網亭
☆From:ルタード To:ユリ
(バティに促されて張り紙を見に行っていたルタードが、席に戻ってくる)

おや、わしが席を外しておる間に、また新しい人が来ておるわ。
ほう、そなたはユリどのとおっしゃるか。わしはルタードじゃ。
ユリどのも、バティどのたちと一緒に一仕事なさろうというおつもりかな?

そうそう、バティどの言うとおりじゃ。それにの、大概のことは、精進を重ねればどうにかなるものじゃ。ブラキ神さまも「鍛え上げられた鉄は、眠れるミスリル銀に勝る」とおっしゃっておる。

とんでもない。ユリどの、このバティどのはの、見ず知らずのわしに気前よく酒を振る舞ってくれるような、心の広い御仁なんじゃ。一緒に仕事をするのに、これほど頼もしくて安心できるお方は、そうそう簡単に見つからなかろうて。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ルタード
「まだ、決めていませんけど、お話でもと思いまして」

「はい」

(ちょっと、涙ぐみながら。グスン)
「そうですね」

■銀の網亭
☆From:ミュン To:イスカ ユリ
[はっと顔をあげて]
あ、すみません。ちょっと考え事をしていたもので。。。
えーと、イスカさんにユリさんですね。僕はミュンといいます。
よろしくお願いしますね。

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ミュン
「こちらこそよろしくお願いします。」
(ペコリと頭を下げる)

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:ヴィクター
「うわぁ〜、こうしてみると色んな人達が集まったよなぁ〜
 あれ?バティ兄ちゃんとユリ姉ちゃん以外、みんな妖精だね。
 そう言えば、バティ兄ちゃん前のパーティーも妖精がいっぱい居たって言ってなかったっけ?」
これから始まるであろう冒険に心を躍らせながら、楽しそうに話すヴィクターだった。

■銀の網亭
☆From:イスカ To:ミュン ルタード ヴィクター ユリ ジャン=バッティスタ
「よかった、私も仲間に入れてもらえるのか。
ただし、精霊使いとしての活躍はそちらのエルフさんに任せるよ。
ミュンさんというの? イスカです。よろしくお見知りおきを。
ルタードさんはドワーフ? ・・その、実はドワーフに会うのは初めてで。家ではドワーフについてあまりいい噂を聞くことはなかったけど、 あなたは悪い人にはとても見えない・・。よかったらドワーフについていろいろ教えてほしいな。本でしか知らないから」
イスカはそれぞれと握手し、あらためて皆を見渡した。 後ろの方にいるユリの肩に手を置き、イスカは言う。
「ユリ、私もエルフ社会ではひどい落ちこぼれだったんだ。だけど誰にだって、その人にしかできないことがあるんだよね。一緒に自分の道、見つけていこう」
ユリの背中をぽんぽんと叩く。
「よし! これで決まったね。まずは乾杯と行こうか。
そうそうバティさん、いつか絶対にそのギターとやらを聞かせてほしいな」

■銀の網亭
☆From:ユリ To:イスカ
「イスカさん....、はい。私、もう少し頑張って見ます。」

■銀の網亭
☆From:ジャン=バッティスタ To:イスカ
そうだな、ギターはそのうちな。きっと嫌になるほど聞けると思うぜ、にやり(笑)
さて、リーダーのリッキーはどこに行ったのかな、と・・・

■銀の網亭
☆From:ユリ To:ALL
「みなさん、本当にありがとう。
 私、みんなとなら、うまくやって行けそう...私からお願いします。みなさんの仲間に入れてください。」

(涙を流しながら頭を下げる。そして、涙を拭うと)
「クスッ。そう言えばまだ依頼を見ていませんでした。
 私、見てきます。それから、おいもさんを食べそこねちゃったから、酒場のおじさんに追加注文してこなくちゃ。」
(そう言うとテーブルを離れて言った。)

かくしてこのパーティは結成された・・・
のちに「オラン雑技団」として名を馳せることなど、この時はまだ誰も知らない・・・
ひょっとしたらそんな事ないかもしれないし(笑)

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