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■ファレンの家 |
☆From:ファレン To:冒険者達&ツヴァイ |
(汗だくになりながら部屋に入ってくる) ふぅ・・・おまたせ、やっと薬が出来た。 なかなか調合が難しくて苦労したよ。それに、他の薬との相性も あるし、時間がかかってしまった。 ・・・さあ、ツヴァイさん、この薬を飲んで。飲めば楽になる から。 |
そうして、ファレンは薬が入っているだろう包みをツヴァイに渡す。 有り難い顔をしてツヴァイは受け取ってそれを開けると、 そこには黒色と白色が混ざりあった粉末があった。
■ファレンの家 |
☆From:ツヴァイ To:ファレン |
これを飲んだら楽になるんですね?じゃ、飲みます。 (片手に水を持って、さらさら・・・と流し込み・・・)
!!! |
■ファレンの家 |
☆From:ファレン To:ツヴァイ |
「良薬は口に苦し」っていうじゃないか。それくらい
我慢して飲まなきゃ。 後は、朝、昼、夜に1回ずつ飲むんだよ。貴方はまだ軽い症状だし、 これを飲みさえすれば治る。 |
そういって、1人分・・・あと3回分を手に握らせるファレン。
そして、目が点になっている・・・漫画であるなら真っ白になって、
風で体がさらさら・・・と砂のように崩れていく、
そんな描写がぴったりのツヴァイであった(笑)。
ファレンは、改めて一行に向き直る。
■ファレンの家 |
☆From:ファレン To:冒険者達 |
で、さっきお願いした件なんだけど、ちょっと事情が
変わったんだ。 薬を届けて欲しいとさっき頼んだけれど、僕をホーフさんの所まで 一緒に連れていってもらえないだろうか。 薬を作っていて気付いたんだけれど、この薬は他の薬と相性が 思ったより難しくて、薬によっては病気を逆に進行させてしまう ものもあるんだ。 ホーフさんの腕は信じているけれど、ホーフさんは多分その事を 知らない。 だから、そのことを伝えないといけないんだ。 そうだ、これって依頼している仕事と別内容になるよね。じゃあ、 この件を聞いてくれたら300ガメル、報酬に追加するよ。 だから、お願いするけれど、いいかな。 |
薬が出来た知らせを聞いて、レンシオは部屋に戻って来ていた。
■ ファレンの家 |
☆From:レンシオ To:ダーナ |
受けましょう、ダーナさん。300ガメルも追加していただけるなら、
断る理由がありません。 人の命も関わっていることですし。 |
■ファレンの家 |
☆From:ジル To:ファレン |
いまはゆっくり報酬の話なぞしておる場合ではあるまい。 薬の調合が終わったのならば、アインスのところに急ごう。 ホーフに、必ず薬は間に合わせて見せると約束したのでな。 |
■ファレンの家 |
☆From:ヘルムンス To:ジル&みんな |
(ゆっくり伸びをしつつ) そうですね。一刻も早く届けてあげましょう。 私も少し休ませてもらったおかげで体力も回復したみたいですし、 いつでも出発できますよ。 |
■ ファレンの家 |
☆From:リュセラ To:ダーナ |
ほら、薬出来たって。 悩むのは後にして、今は仕事に集中しないとね。
あと、その。さっきは私、気にしないって言ったけど…。 |
■ ファレンの家 |
☆From:ダーナ To:リュセラ嬢 |
...すまん。 この借りはいつかきっと返す..。 −くるりと踵を返し外に出て行く。 |
そして、その後一行は東の診療所までいく事になった。
ツヴァイは、しおしおとした表情で帰宅。でも、これでラット・ディジーズが
悪化することもないだろう。お金が手元になかったので、また後日払いに来る
と告げるツヴァイにファレンは、
「いつでも気が向いたときにどうぞ」
と言って送り出した。
出発する際、ダーナは早めに外に出ていたレンシオに声をかける。
まだ他のメンバーは外に出てきていない。
■ ファレンの家の外 |
☆From:ダーナ To:レンシオ君 |
いゃ..その..先ほどの事だが。 騒ぎを起こして済まなかった。 しかし、私がわざとその様な事をしたのでは無いと言う事だけは 分かってくれ。 さっきリュセラ嬢にも言ったが此れが誤解である事は今後の 態度で示す。 呼び出して済まなかった。 用件はそれだけだ..。 |
■ ファレンの家 |
☆From:レンシオ To:ダーナ |
ダーナさん・・・私はあなたが故意にそのようなことをする人だとは最初から思っ
てませんよ。信用できる人でなければ、リーダーには推せませんから。 先ほどはその信用を突き崩されたような気がして、ちょっと気が動転しただけです 。 あなたが今のままなら、あなたに対する信用も変わりませんよ。 |
これで、2人の間にあるわだかまりは解けただろうか。
それは、これからの2人の行動を見て判断するとしよう。
ファレンを加えた一行は、ファレンが持つ明かりを頼りに 夜のスラムを東へ向かって歩いていく・・・。
・・・この時、ラフィアンは発熱による寒気と体の節々の痛みに
苛まれていた・・・平静を保つ我慢の限界に来ている。
(この時(診療所)からラフィアンにはすべての判定に−2のペナルティを
課します。)
■ 東の診療所 |
☆From:レンシオ To:ホーフ |
ドンドンドン(扉をノックする) ごめんください、ホーフさん。昨夜伺った冒険者の者です。薬が出来たので届けに あがりました。 |
■ 東の診療所 |
☆From:ホーフ To:冒険者&ファレン |
昨夜の冒険者じゃと? (ドアを開ける) まさか1晩で薬を持ってきてくれるとは思いもよらなんだぞ。 今日は大所帯じゃな。
・・・おや、これは賢者。まさか直接来てくれるとは思ってなんだ。 |
部屋の中に入った一行(全員入ると部屋は一杯になってしまった)は、
粗末なベッドに寝かされたアインスの姿を目にする。
以前ここを訪れたレンシオ、ラフィアン、ジルは分かるが、
前より症状が悪化しているのは明白。苦しみのために喘ぐ声も、
以前より弱まっている。
■ 東の診療所 |
☆From:ファレン To:ホーフ |
薬はここにありますが、先に聞きたいことがあります。 この薬は、薬の飲み合わせによって副作用を起こす可能性のあります。 解熱用の薬・・・アルニカの花やショウガを患者に与えたりして いましたか? 他にも、鎮痛のための薬草、例えば・・・ |
等と、ホーフに薬学知識の無い者には何のことか判らないような専門用語を使いつつ、 ファレンは薬を飲ませる際の注意を話す。 そして、ファレンが言い終わったとき、ホーフはゆっくりとうなずいた。
■ 東の診療所 |
☆From:ホーフ To:ファレン |
大丈夫じゃ。あんたの言った薬を飲ませる時に注意する点は判った。 それに、問題になるような薬草も全く使っとらん。じゃから、今から 飲ませても大丈夫じゃな。 |
ファレンもうなずいて、薬の入った例の包みをホーフに手渡す。
やがて、水に溶かされたそれは、アインスの体の中へと流し込まれた。
■ 東の診療所 |
☆From:ファレン To:冒険者達 |
この薬が効果を現すかどうかは、病気にうち勝とうとする
彼の気力だけだ。 今夜が峠だと思う。 (少し考えて) 申し訳ないけれど、僕はここでホーフさんと アインスさんの看病をする。 そうだ、皆さんはこれからどうする? |
■ 東の診療所 |
☆From:ホーフ To:冒険者達 |
もし泊まるんじゃったら、この診療所はお前達を寝泊まりさせる程の
広さはない。 じゃが、ここの二件右隣の建物は以前から誰も使っとらん。 そこで泊まったらいいぞ。心配はいらん。わしが責任を持つ。 |
■ 東の診療所 |
☆From:ヘルムンス To:ファレン&ホーフ&みんな |
なんとか助かってくれると良いのですがね... 我々も自分達のしたことが無駄だったと思いたくありませんし。 (パーティの方に向き直って) 泊まる場所は、近くの方が連絡が取り易いですし、なにかと便利だと重い ますね。 その空き家でいいのではないでしょうか? |
実は、ただあの道をまた帰りたくないだけという、ひ弱なエルフ(笑)。
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:みんな |
それじゃ、今晩はそこに泊まる事にけってーい。 私さっきから眠くて、立ってるだけでもう精一杯なんだから。 依頼された仕事も一段落したんだし、今夜はゆっくり休みましょ。 |
眠いせいか、妙にハイなリュセラ(可愛いかも)。
■ 東の診療所 |
☆From:レンシオ To:リュセラ&みなさん |
一段落はしても、まだ、完遂したわけではありませんよ。 (みんなを見回しながら) ネズミの穴を塞ぐのも、残存ネズミを駆除するのも依頼のうちです。穴を塞ぐのは 良いとして、残存している方はまだ駆除していません。ネズミが夜行動することを 考えると、南の倉庫に向かうべきです。 あやふやな目撃証言ではありますが、もしそれがジャイアントラットだったとする と、また感染者が増えてしまうかもしてません。 |
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:レンシオ&ラフィアン |
それも確かに理由として判るけど。 でも、ほら、ラフィアン見てよ。 歩くスタミナ・元気だけが取り柄の筋肉戦士、 の彼でも疲れきった顔してるんだから。 (ちょっとヤバそうだけど、一晩休めばきっと回復するわよね(^^;)
だから今日はここで休むの。 |
本当に頷いたか(笑)?
■東の診療所 |
☆From:ジル To:メンバー |
少しでも時間過ぎると、それだけ力無き人たちに被害が出る可能性が高
くなる。 それに今休むと、明日の夜まで待つしか無くなるしの。 どちらにせよ、明日の昼間ゆっくり休むことが出来るのじゃから、今夜は少し無 理しても大丈夫ではないかの? 先ほどの戦いの感じじゃと、少しくらい疲労しておっても、ワシらはジャイアン トラットになど遅れを取るまい。 勝てぬ戦いから身を引くのは勇気じゃが、そうでない戦いにしり込みする者にマ イリーは加護をくださるまい。 |
かっこいいじゃん。おぬし、ただのボケキャラではないな(笑)。
■ 東の診療所 |
☆From:ダーナ To:みんな |
うむ、みんなが疲れているのも分かるがレンシオ君の 言うことにも一理有る。 (ちょっと考えている。)...行ってみるか..南の倉庫に..。 その代わり明日の昼間は完全にオフで、食料の買い出し等は 私がやろう。 みんなどうだろうか? ラフィアン?..顔色が冴えないがお前は残っていても良いぞ。 |
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:ダーナ |
ちぇっ。信じてたのに…。 |
と言って、さりげなく?ダーナの足を踏む(笑)。
(リュセラに踏まれても、ほとんど痛みは無いと思いけどね。可愛いもんだ。)
ダーナ:「・・・」無視してみんなの話を聞いている。(複雑な気分らしい(^^;)。
■ 東の診療所 |
☆From:ラフィアン To:みんな |
冷や汗を浮かべながら、 俺を置いてくって?やめてくれ、 お前達だけで楽しい思いをするなんて冗談じゃないぜ |
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:ラフィアン(&みんな) |
判ってる? 仕事に行くんだけど。楽しい思いじゃないの。 楽しいのはね、レンシオとジル、それにダーナだけなんだから。 (うんうん、と独りで納得して頷く) |
一行が食事を終わらせて、そろそろ南の倉庫へ向かおうとした頃。 ホーフの診療所をノックする音が聞こえた。
扉の向こうにいたのは、がっしりした体型の、目つきの鋭い男だった。
彼に、皆は見覚えはなかった・・・ただし、リュセラを除いては。
(リュセラがシーフギルドに行った時、扉番をしていた男です。)
彼は、リュセラを見つけてから皆に野太い声をかけてきた。
■ 東の診療所 |
☆From:扉番 To:みんな |
夜分遅く、すまん。 そこの娘(リュセラを指さす)に話があるんだ。 リュセラ、ちょっと来てくれ。 おっと、プライベートな事だ、来るのはリュセラだけでいい。 他は来なくていい。 |
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:みんな〜扉番 |
ちょっと行ってくる。すぐ戻るから。
いいわよ。 |
■ 東の診療所の近く |
☆From:扉番 To:リュセラ |
・・・リーザから手紙を預かっている。読んでくれ。 |
と、リュセラに1通の手紙を渡す。
■ 東の診療所の近く |
☆From:リュセラ To:扉番 |
リーザから? わざわざ手紙だなんて、何かあったのかしら。 |
リュセラは手紙を受け取り、(記憶しながら)読み始めた。
■ 東の診療所の近く |
☆From:リーザ(手紙) To:リュセラ |
「ハイ、リュセラ。仕事の方上手くいってる? あんたにこれ以上無いってくらい向いてる仕事だから、 もう終わらせてるかもしれないわね。それとも、ネズミちゃんに お友達でも出来たかしら。 ・・・なんて事、あんたが前に来たときに言ってたけど、あたしも あんたのこと言えない状況になっちゃったわ。 おとといの晩、急に古代王国時代の下水道の地図作製班にあたしも 抜擢されたのよね。 いつもは情報収集班なんだけど、ま、あたしはあんたみたいなへぼシーフ じゃないから、どんな仕事でも大丈夫だけどね。
リュセラ達がネズミの穴を塞いで回ってるのは噂で聞いた。多分、
穴を1つ塞ぐごとに何ガメル、ってノルマを課せられてるんでしょう。
まあ、いいけどさ。今やってる仕事、頑張ってこなしなよ。 ・・・もう一度言っておくよ。古代王国時代の下水道だけは 危険だから、入ったら駄目だ。」 |
しばらく羊皮紙に目を落としていたが、やがて顔をあげぼそっとつぶやいた。
■ 東の診療所の近く |
☆From:リュセラ To:扉番 |
(ぼそっと)来週、ね…。
届けてくれてありがと。お礼はリーザから貰ってる? |
扉番に明かりの火を借りると、手紙を燃やし始める。
その時、何かがはらりと足下に落ちた。
拾い上げてみると、それは何かの仕事の依頼書で、かなり以前のもののようだった。
そこには、
ゴールデン・ラットという貴重な生物がオランの地下にいる可能性有り、
性格は獰猛にして、知性もジャイアント・ラットよりも上と噂される。 体躯はジャイアント・ラットよりさらに大きい。 生け捕りにして持って帰ってきた者、750ガメルで買い取る。
by.賢者の学院
|
と書かれていた。別に、期限等については書かれていないようだ。
■ 東の診療所の近く |
☆From:扉番 To:リュセラ |
・・・燃やすのか。 リーザはすでに地下に潜っている。昨日の朝からだ。 俺は、明日の朝、後発隊として入る。 ・・・俺がリーザから頼まれたことはそれだけだ。 |
と言って、男は去っていく・・・何故か、 一度だけ、リュセラの方を振り返ったが、後はもう何も言わない。
手紙は赤い火を放ち、燃え尽きた。
リュセラは男の姿が闇にまぎれるまで見送った後、
しばらくその場所で考え事をしていた。
■ 東の診療所の近く |
☆From:リュセラ To:(一人で考え事) |
結局、何が言いたかったのよ、リーザ。 手紙の文面は、いつもの雑談、あなたの仕事、お誘い。 そして忠告。 大した意味は無いのよね、手紙自体には。 (仕事の依頼書を再度見てみる) これを見せる為に、手間を掛けて届けさせたんだろうけど。
それと、さっきの奴(扉番)、リーザ達が何時入ったかを教えてくれたな。
それに気になるのは、何で奴は最後に振り返ったのか。
(考えを整理してみる) …リーザの馬鹿。 心配させてるつもりなら、今度会った時はそっちのおごりなんだから。 |
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:みんな |
話は済んだわよ。 あんまり気乗りしないけど、そろそろ出かけましょ。 |
■ 東の診療所 |
☆From:ヘルムンス To:リュセラ |
私達の...というか、今回の依頼に関する話でしたか? そうでなければ別に構わないのですが。 さて、私も今一つ乗り気ではありませんが、やらねばならないことも確か ですし、出かけるとしますか。 |
ヘルムンスは、男がシーフギルド絡みの人間だと言う事に薄々感づいているようだ。 リュセラが今ここにいる事を知っていそうなのは、他にはいないだろうから。
■ 東の診療所 |
☆From:リュセラ To:ヘルムンス |
そ、いい話。 (ふっ、と自嘲気味に笑みを浮かべて) いい話は後にとっておく方が楽しみが増す、ってね。 |
気になるリュセラの一言だが、これ以上追求する者はいなかった。
ヘルムンスがランタンに灯をともし、一行は、南の倉庫へと向かった・・・
倉庫の入り口には扉がなく、大きな空間があるだけだった。
(倉庫に収めらているものは、家を建てる時に必要な石なのだけど、
盗むのに苦労する割に、価値がないので、誰も盗もうとしないのです)
中を覗いてみると、巨大な石が高く積み上げられている。
入り口が南側にあり、北側と西側と東側、更に中央近くに
石が山積みで置かれている。石はぎっしり積められているわけではなく、
パーティが野営出来るぐらいのスペースはある。
入り口から中へ入っていくと、左手に地面が陥没しているのが見えた。
深さは深いところで50cmぐらい、直径は約3mで、平らな皿のようだ。
更にそれより右手奥には、ジャイアントラットが出てきたと思われる
穴が石の下から覗いていた。
(戦闘用MAP参照)
■ 南の倉庫 |
☆From:リュセラ To:ダーナ |
リーダー。 見回りだけど、もちろん交代でするわよね。 3人ずつで、どう分けるの? |
■ 南の倉庫 |
☆From:ダーナ To:みんな |
よし、早速見張りの順番を決めよう。
−背負い袋から羊皮紙とペンを取り出してサラサラと線をひき 今日は皆疲れてるだろうから公平にアミダで決めよう。 −みんながアミダを選ぶのを待つ。
さて、一直目、リュセラ嬢とレンシオ君、二直目、ジル殿と私、 |
■ 南の倉庫 |
☆From:レンシオ To:心の声&ダーナ&リュセラ |
「・・・何故くじというものは、わざわざ一悶着起きそうな組み合わせを作るのだ
ろう・・・」
分かりました、ダーナさん。一直目は任せて下さい。 |
■ 南の倉庫 |
☆From:ヘルムンス To:ダーナ&みんな |
三直めが調子の悪そうなラフィアンさんと私では、戦力的に少々不安もあり
ますが...まぁ私達を食べ物とみなさなければ襲っては来ないだろうし、
大丈夫でしょう。 ...だいたい、こうも疲れていてはいい代案も浮かばない。(苦笑) 申し訳ありませんが、早速休ませてもらいますよ。 (早速寝る場所の用意をしはじめるヘルムンス。(^^; その途中で、ふと振り向いて) そうだ、この保存食をその穴の近くに置いておいて、ネズミ達をおびき寄せ るという方法もありますが、どうします? |
■ 南の倉庫 |
☆From:レンシオ To:ヘルムンス&独り言 |
ヘルムンスさん、そんなもったいないことを・・・。おびき寄せるだけなら、食べ
残しでも十分なんですよ。 そんな事するくらいなら、私がほしいくらいだ。 |
■ 南の倉庫 |
☆From:レンシオ To:みなさん |
夜営する場所についてなんですが、この地面が陥没している辺りはどうでしょう? ここからなら穴の監視もできますし、背後をとられることもありません。それに何 より、万が一の時は比較的逃げやすい場所ですよ。 |
■ 南の倉庫 |
☆From:リュセラ To:レンシオ |
別に何処でもいいけど…。 でも、ここ何でへこんでるのかな。 |
そう言って、足でトントンと陥没した所の上を蹴ってみた。
少し足が砂地にめり込む感覚がした。あまり、足場はよくないようだ。
見ると、靴に砂が少し入ってしまっている。
■ 南の倉庫 |
☆From:ジル To:メンバー |
フム。見つけやすく見つかりにくいというのなら野営場所にはもってこ
いじゃな。 では、時間になったら起こしてくれ‥‥‥ (アクスを抱え、毛布に包まる) |
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連絡先
GM:澤口 佳子(かなめ)