#03:スラムの賢者
第12章.けだるい朝

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 昨日のジャイアントラットとの戦いを終えてLivelier一行は、 ツヴァイの家で朝かなり日が高く登るまで、睡眠をとった。
(7時間とって、時刻は朝の9時ぐらい。精神点全快♪)

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:ダーナ
ダーナさん、お早うございます。
早速今日の行動方針の提案なんですが・・・今日は午前のうちに、昨夜のネズミ の 足跡を追跡しましょう。今からなら十分に準備も出来るはずです。
で、午後からはツヴァイさんをファレンさんの家に連れていった後に、南の倉庫 に 行ってみましょう。

ところで・・・ラフィアンさんは、昨夜は何もしなかったようですね。 (^^;)

■ ツヴァイの家
☆From:ダーナ To:レンシオ君
うむ、おはようレンシオ君、相変わらず朝は早いな。
ラフィアンとて馬鹿ではないだろこんな全員ざこ寝でそんな事
すれば簀巻きにされるのがオチと解ってるだろ。
今日の行動方針はそれで良いと思う、
ただ..二人(ラフィアン&ツヴァイ)の容体に変化が無けれ ばの
話だがな。

■ツヴァイの家
☆From:ラフィアン To:レンシオ
何故か(笑)はれぼったい眼をレンシオに向け、けだるそうに

あー・・・、何かしてくれないとさみしいのか?
とてもじゃねえけど疲れちまって、そんな元気はねえよ・・・。

 レンシオの小声をしっかっりと聞き取っている(^^;

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:ラフィアン&ツヴァイ
(ぎくっ!!)
あ、あはははは(^^;)(笑ゴマ)
き、聞こえました?ラフィアンさん。

・・・しかし、ラフィアンさんに元気がないとなると・・・うーん。(考え込む )

 そうやって騒いでいると、やっとツヴァイが起きてきた(笑)。

■ ツヴァイの家
☆From:ツヴァイ To:皆さん 
おはようございます・・・皆さん、よく眠れましたか。(元気がない) おかしいな、どうも体の調子がだくるって・・・ 体の節々が少し痛い・・・昨日の仕事のせいかな。
あ、そうそう、朝食作りますね。・・・ってたいしたものは ありませんが(苦笑)。

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:ツヴァイ
?!
関節が痛いと言われましたか?それは・・・感染した可能性が極めて高いです。
それほど進行の早い病気ではありませんから、いまのうちなら大丈夫です。とり あ えず今日の午後には、一緒にファレンさんの家に行きましょう。何でしたら、家 を ご存じのようですから先に行って下さい。

■ ツヴァイの家
☆From:ツヴァイ To:レンシオ
(顔が青ざめている)
か、感染・・・まさか・・・でも・・・ (ジャイアント・ラットに噛まれた足と、レンシオの顔を交互に見つめる)
わ、分かりました、ご、午後、ファレンさんのところに必ず行きます・・・。

 ツヴァイ、めまいを覚えつつ、朝食を作りに隣の(リュセラが寝ていた) キッチン(と言えるほど大したものじゃないが)へ。

■ ツヴァイの家
☆From:ジル To:レンシオ
あ痛たたたた。
レンシオ、ワシもあちこちの関節が悲鳴を上げておるんじゃが‥‥‥
もしかして、感染したかの‥‥‥‥?
特に腰が痛くてのぉ。

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:ジル
え?ならジルさんも・・・?
・・・って、ジルさんは昨日のネズミの攻撃は完全に塞ぎきったでしょう?
単に寝違えただけです、それは。

■ ツヴァイの家
☆From:ヘルムンス To:ジル
...あんな格好で寝てれば、だれだって節々が痛くなるとは思います が?(--;
熱が出てないようならば、大丈夫だとおもいますよ。
逆に熱っぽかったら、風邪かと思ってもファレンさんにみてもらった方が いいでしょうね。

 ジル、ナイスボケ!(笑)

■ ツヴァイの家
☆From:ラフィアン To:ジル
だるそーな顔してジルとすれちがいざまに

だいじょうぶだよ、ジイサン…。
年寄りには、よくあることだ。

 ジル、またもや年寄り扱い(^^;
(パーティ結成秘話参照(笑))

 キッチンに入ってきたツヴァイは、すでに起き出していた少女の姿を 目にする。

■ ツヴァイの家・調理場
☆From:リュセラ To:ツヴァイ
おはよう…ございます。朝食の準備ですよね、何か手伝う事あります?
(調理場をきょろきょろ見渡しながら)
食材がある場所を教えて頂けたら、何か作れるんですけど…。

 ツヴァイは、リュセラのその言葉にいたく感動しているようだ。
ところが、それを聞きつけた隣の部屋の男達は・・・

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:独り言
?!!?(驚きのあまり混乱中)
なにやら奇怪なものが聞こえたような気がする・・・
まだ・・・寝ぼけているのかな?

■ ツヴァイの家
☆From:ダーナ To:レンシオ君
何をハトが豆鉄砲食らった様な顔をしてるんだ?
..?!今のはリュセラ嬢か?..。
ゴホン!まぁ、それは置いといて..2人は感染してると見て間 違い無いな
無理は避けて今日中には確実にファレンの所に行けるように
行動しよう。

■ ツヴァイの家
☆From:ジル To:独り言
う〜む。リュセラも感染したか。
じゃが、性格まで変えてしまうとは、「らっとでぃーじーず」恐るべしじゃな。
(フムフム)

 知らないとは恐ろしい・・・(笑)

■ ツヴァイの家
☆From:ダーナ To:ジル殿
−ちょっと困った顔をして。

ジル殿...ラットディジーズは脳まで犯す病気では有りません。
ジル殿のお父上は高名な冒険者でネズミなどとは戦った事が
無かったのですね。
かくかくしかじか..と言うのがラットディジーズの兆候です。

 可哀想というか、お約束というか・・・リュセラ、皆に驚かれている(笑)

 しかし、料理を手伝うといっても、実は料理できるほどの材料もなく、 あり合わせのもの(古くなった黒パン、ほとんど具も味もないスープ) しかない状態・・・ツヴァイは所詮しがない貧乏人だから(^^;

 その時、玄関の戸を叩く音が。ツヴァイが出てみると、 ライネだった。手に(出来立てとは言えないけれどまだ新鮮な) パンと干し肉のブロックを手にしている。

■ ツヴァイの家
☆From:ライネ To:皆さん 
おはようございます・・・昨日は本当に有り難うございました。
これは昨日のお礼です、どうぞ皆さんで食べて下さい。

 てな訳で、朝食のメニューは少しはましになったようだ。

■ ツヴァイの家
☆From:リュセラ To:みんな
みんなおはよ。豪勢な朝食持ってきたわよ。

ん、何? どうかしたの。不思議そうな顔してこっち見て。
(何かあるの、と自分の服装や後ろを振り返って見てしまう)

 ツヴァイとリュセラが隣の部屋へ朝食を運んでいくと、 さっきのリュセラの発言を聞いていたラフィアンがすかさず、

■ ツヴァイの家
☆From:ラフィアン To:リュセラ
洗面所から戻ってきて飛び込んだリュセラの姿に最初は驚きつつも
突然、得心した笑みをうかべて

はっはーん、お前もようやく女の幸せっていうのに気付いたようだな。
そんなに独り寝がさみしかったのなら、言ってくれりゃあ添い寝してやったのに …。

 しかし、リュセラ、当たり前のように軽くあしらう。

■ ツヴァイの家
☆From:リュセラ To:ラフィアン
何まだ寝ぼけてんのよ。
他人が聞いたら誤解するような事、言ってないで…さっさと食べてよね。

 朝食が皆の元に行き渡ったので、早速皆はそれを食べ始め
・・・朝食は終わった。

■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:みなさん
(よっこらしょ、と腰を上げて)
そうと決まれば、早速行動に移りましょう。
私は準備完了です。


 遅い朝食を取った一行は、昨日ジャイアントラットと戦った、廃倉庫へ。 まれに廃倉庫の前の道を通行人が通り過ぎて行くが、ジャイアントラットの 亡骸を見て、目を丸くしている(笑)

■ 廃倉庫
☆From:レンシオ To:みなさん
(ジャイアントラットの死体を指さしつつ)
ところでみなさん、これ、加工したら食用になりませんかね?

■ 廃倉庫
☆From:リュセラ To:レンシオ
(冗談にとらず、ついでに少し勘違いして)
レンシオの家、そんなものまで食卓に出るんだ。
…以外と美味しいとか?

■ 廃倉庫
☆From:レンシオ To:リュセラ
・・・・・(−−;)
い、いえ、そう言うわけではないんですけど・・・
ただ、これが食べられたら食費が浮くかなぁと思って・・・

 レンシオはすぐにスラムの住人になれそうだ(^^;


 昨日レンシオが見つけたジャイアントラットの足跡を追って、林の中へ。 そこには倒れた木や下草が生えていて、足跡を追跡するには向いていないの だが、そこはハンターでもあるレンシオの出番。彼のおかげで 間違いなくジャイアントラットの足跡を辿っていくことが出来た。

■ 林の入り口
☆From:レンシオ To:頭の中
やばい、この林結構入り組んでいるな・・・
でもネズミの痕跡はかなり残っているから大丈夫だろう・・・

 この林はあまり大きいものではないらしく、やがて向こうに林の出口が 見え始める。その近くに、狭い(入り口の大きさは、ドワーフ1人分の 大きさくらい、奥行きは3mくらい)洞窟があり、 ジャイアントラットの足跡はその洞窟に向かって伸びている。 洞窟の入り口には板が打ち付けてあったようだが、前の地震のせいか、 半分以上、地面に落ちてしまっていた。

■ 林の中
☆From:ダーナ To:みんな
..こんな所に..洞窟があったとは。
ここら辺のネズミの発生源はこの洞窟に間違いないようだな。
さて、ここに入る必要はあるかな?
ここを塞ぐだけでも十分の様な気もするが..なぁ、どうだろう?

■ 林の中
☆From:レンシオ To:ダーナ
一応、入った方がいいのではないでしょうか?
洞窟を塞ぐのは中の状況を調べてからでも良いと思いますよ。

■ 林の中
☆From:ヘルムンス To:レンシオ&ダーナ
私もそう考えますね。
万一スラムの人がこの中に入ってたりしたら、少々困ったことになりますし。
洞窟に入るなら、私がランタンをつけておきますよ。
でももう1人、せめて松明くらいは持っておいたほうがいいと思いますけど ね。

■ 洞窟
☆From:レンシオ To:みなさん
まあ、明かりの方はいいとして、問題は誰が入るかと言うことなんですけど。
(仲間を見回しながら)
どなたか入ってもいいって人いらっしゃいませんか?
・・・ちなみに私は、体格の問題上ちょっと無理がありますね。(^^;)

■ 洞窟前
☆From:リュセラ To:みんな
(目を細めて、レンシオの方を見ながら)
昨晩、相当脅してたの、誰だったっけ…。

この洞窟に入ったら、服は汚れるし頭はどこかぶつけるし 蜘蛛の巣は盛大に被るだろうし、ロクな事なさそうなんだけど。
それでもどうしても、って頼まれるなら入ってみても良いかな。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:みなさん
さあ?そんな人いましたっけ?
私の方を見てらっしゃる用ですが、私は正論を述べただけですよ。

■ 洞窟前
☆From:リュセラ To:レンシオ
…素直じゃないの。

 レンシオはそれに対して、ぷいっと振り返って洞窟の奥の方を 眺めるようにする。
 つくづく仲の悪い二人だ(^^;;;

■ 洞窟前
☆From:ジル To:メンバー
 これだけ小さな所じゃと、ワシが行くしかあるまい。
それにワシは夜目がきくからな。暗闇でも困ることは無いわい。
(リュセラも嫌がっている事じゃしな‥‥‥)

 ジルは、入り口に打ち付けてある残りの板を手早く除去した。
地面に落ちていた木切れと合わせて見てみると、そこには文字が書いてあり、 よく見ると”危険!立ち入り禁止”と東方語で書かれているらしい。

■ 洞窟入り口
☆From:ジル To:独り言
フム。古代語じゃな。
「下水道入り口」とでも書いてあるのかの。
(一応、武器を構える)

 ジルは東方語は読めない(^^;ちなみに共通語も読めはしない(^^;;

 ジルは一人明かりもつけずに洞窟へ入っていった。 ドワーフなので暗がりも平気だ。ずんずん進んでいこうとする・・・ ・・・が、洞窟は3メートルほどまっすぐ進んで、急な下り坂になっていた。 歩いて降りるのは不可能だろう。ロープで降りるしかなさそうだ。
ジルは下り坂の手前から身を乗り出して下を見た。下水が流れているのが見える。 フォォーンと、低い風の音とも、動物の吠え声ともとれる音が聞こえてきて気味が悪い。 匂いも強烈だ。カビた匂いと、水が腐ったような匂いが入り交じり、 それだけで入るのをためらってしまう。

■ 洞窟の前
☆From:レンシオ To:ジル
ジルさ〜ん
奥の方はどうなってますか〜?

■ 洞窟前
☆From:リュセラ To:みんな
(何気なく、さっきまで気にしてなかった文字を読み)

ふーん、「危険だから…(あれ、字が消えかかってて読みにくいな)
立ったまま入っちゃ駄目」ね。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:独り言
ああ、なるほど。「立入禁止」ですね。

 リュセラは『判ってたわよ、それくらい』という感じで、レンシオを睨み返した。 (レンシオもわざわざ突っ込むしなぁ(^^;)

 そうこうしているうちに、ジルが洞窟の入り口から姿を見せた。

■洞窟入り口
☆From:ジル To:メンバー
どうやらこの先は、下水道に繋がっているようじゃ。
特に何もなさそうじゃったから、ここから塞いでしまってかまわんじゃろ。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:ジル&リュセラ
なるほど・・・そうでしたか・・・
(少し考えて)
リュセラさん、盗賊ギルドって情報の買い取りもしているんでしたよね?この情報 は売れませんか?

■ 洞窟前
☆From:リュセラ To:レンシオ
塞いであって、その、立入禁止って書いてあったんだから、 この先は地震の前からある洞窟なのよね。
売るとしたら、「その何処かが知らない所と繋がった」なんていう曖昧な 情報になる訳だけど…。
(リーザとの一件を思い出しつつ)
売れても、この穴を塞いでファレンから貰えるお礼より安いわよ、きっと。

せっかく塞いだ後でまた剥がされたりする事にもなりかねないし、
仕事が不完全になるような情報なら売らない方が得かもね。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:リュセラ&みなさん
売れても、この穴を塞いでファレンから貰えるお礼より安いわよ、きっと。
そうなんですか?ギルドの情報の相場とかには疎いもので・・・

せっかく塞いだ後でまた剥がされたりする事にもなりかねないし、
言われてみれば・・・、そうなるかもしれませんね。まあ、そこら辺の判断はダー ナさんにお任せしますね。
とりあえず、今のところはこの入り口を塞いで起きましょう。
(と、板を引っ張り上げる)

 (驚いた事に?)リュセラもレンシオに手を貸し、 修復を手伝う。(でも、なんかしぶしぶやってるって感じなんだよね)

■ 洞窟前
☆From:ヘルムンス To:レンシオ&みんな
中に誰も入っていないようなら、塞いでしまってもかまいませんね。
ただ、夜になってねずみ達が這い出してこないかどうか、見張っておく 必要はあるとおもいますが。
ねずみ達がその気になれば、これくらいの板など簡単に穴を開けてし まうでしょうからね。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
(作業を続けつつ)
まあ、這い出してこないとも限りませんけど・・・。
それなら、なぜ今まではネズミが出てこなかったかという疑問出来ますよ。
地震が起きる前まではネズミ騒ぎがなかったのですから、多分大丈夫じゃないです か。

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:リュセラ
・・・あ、そうそう。リュセラさん、どうもすいませんね、手伝って いただいて(^^)。

 レンシオ、何の気無しにそんなセリフを口にする。

■ 洞窟前
☆From:リュセラ To:レンシオ
そうそう、いつもそんな態度取ってれば気持ちも良いんだけど。

でも、たまに思い付いた様にされると気味が悪いな。
(ちょっと心配そうな声で)
レンシオ、あなた…、
何か隠してる?
変な物食べた?
熱とか無い?
頭どこかにぶつけなかった?

 リュセラ、それを当たり前のような嫌み(?)で答える(笑)

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:リュセラ
(まだ、ニコニコしながら)
いたって、正常ですよ、私は。

 まだ、ってところが怖い、レンシオ(笑)

 ややあって、洞窟の封鎖作業は終了。
これでここからのネズミの出入りは

■ 洞窟前
☆From:レンシオ To:みなさん
まあ、こんなところでしょうね。
では、早速ファレンさんの家に戻りましょうか。

■ 洞窟前
☆From:ヘルムンス To:レンシオ&みんな
そうですね。早く戻って薬を作ってもらわないといけないですからね。
ただ、夕方か夜頃にもう1度ここに戻ってきた方がいいとおもいます。
ねずみ達が抜けてこないことの確認も必要ですが、スラムの方にいた ねずみ達が戻って来ることも考えられますからね。

 そんなこんなで、下水道に繋がっている洞窟を後にした一行。

 洞窟からの帰り際、ジャイアント・ラットの死体の前を通り過ぎた時、 レンシオがおもむろにそちらの方に歩み寄った。

■ 廃倉庫の周囲
☆From:レンシオ To:みなさん
とりあえずこのネズミの死体、さっさと燃やしちゃいませんか?
早く処理しないと世にも凄まじい悪臭がこの辺に立ちこめることになりますよ。
(と、言いながらも早速ネズミの死体を一カ所に集め始める) 

 レンシオからネズミの死体の処理という建設的(?) な意見が出、他のメンバーもそれに習う。

■ 廃倉庫の周囲
☆From:ダーナ To:レンシオ君&みんな 
−神経質そうにう眉間に皺を寄せ明らかに嫌がっている。

うむ、余り触りたくないが仕方あるまい...。
確かに放っておく方が衛生的にも悪いしな。
(ネズミを嫌そうに引きずっていく。)
レンシオ君!この後酒で消毒させてくれないか!

 さて、ここで死体を運んでいる皆にサイコロを振ってもらう。 ・・・前も同じ判定をした気がするって?(^^;;;

 まず、リュセラは2D6で7を出してぎりぎり成功。

■ 廃倉庫の周囲
☆From:リュセラ To:(独り言)〜みんな
(最初はネズミの死体を集めるのに手を貸そうとしていたが…)
何、こいつ。以外と重いの。
げしっ(死体を足蹴にする)

(ひっくり返ったネズミの体に謎の傷を見つけて)
ん、何だろこれ?
…ま、何でもいいや。

ねぇ誰か、こいつも運んでよ。

 ネズミの体に自分がつけたものとは違う傷を見つけた・・・ が、面倒くさがりのリュセラ、考えるのを放棄(笑)
 他の人の判定は、ジルが3で失敗、ダーナが6で失敗、レンシオが7で成功。

■ 廃倉庫の周囲
☆From:レンシオ To:独り言&みなさん
(ネズミの死体を引きずりながら、ふと気づく)
ん?この傷はなんだろう?

・・・・・ちょっとすいません、みなさん。このジャイアントラットなんですけど 、これについているこの傷跡。何か不自然だと思いませんか?

 レンシオが調べ始めたその傷。
一度は戦闘したんだから怪我をしているのは当たり前なんだけれど、 その怪我が刀傷とかじゃなくて、何かに引っかかれた傷だった。
しかも、幾つも。その1つ(お腹にある)は致命傷1歩手前、ってくらい深い。 更に、あきらかに死んだ時&後につけられた傷ではないようだ。

 レンシオは自分のハンターであったときの知識をたぐってみる・・・ しかし、2D6の値は無情にも3(笑)合計しても8しかない。
 人間よりは小さい動物がつけた傷に間違いはない、くらいしか判らず。

 皆、傷以外の発見のないまま終わってしまうのか、と思われたその時、 死体を片づけていたヘルムンス、ここで待望の6ゾロを振った!

 死骸の回収をしていたヘルムンスは、ネズミの体に引っ掻き傷があるのを気付いた のと合わせて、上から差した日の光に、ネズミの体から何かがきらりと光ったのに 気付いた。眼を凝らしてよーーーく見ると・・・、
それは、金色をした、短い、何かの毛。
それがネズミの体の中に1本だけ、絡まっている。
 しかも、その金色の毛は、人の頭の中に白髪が混じるように、 自然に混ざり込んでいて・・・
 それすなわち、色は違えど、同じ質感を持った毛だということを示しているのだ。

■ 廃倉庫の周囲
☆From:ヘルムンス To:レンシオ&みんな
あれ...これは?
(金色の毛をとりあげる)
ふむ...見たところネズミの毛のようですが、このネズミのものでは ないようですね。
ということは、このネズミを襲ったものの毛でしょうか?
レンシオさん、こんな色のネズミの毛、見たことありますか?

■ 廃倉庫周辺
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
いえ、私が今まで狩ったことのある動物にはこのような毛を持ったものはいません 。
しかし・・・金色のネズミの毛に、奇妙な傷跡ですか・・・。気になりますね。

 レンシオは気になりつつも、毛を無くさないように大事に懐の中へ。

■ 廃倉庫周辺
☆From:レンシオ To:ヘルムンス
この毛・・・とりあえず、もって帰りましょう。
何か手がかりになるかもしれません・・・

 さっきウォッカを消毒用に欲しいと言っていたのを忘れず、ヘルムンスは 自分のウオッカを出して、それで皆は手を洗った。
 そのときジルは、「もったいない・・・」と心の中でつぶやいたそうな(笑)

 一行はその足でツヴァイの家へ。


■ ツヴァイの家
☆From:レンシオ To:ツヴァイ
ツヴァイさん、容態はいかがですか?
私たちはここですることは終わりましたので、そろそろファレンさんの家に行こう と思っているのですが、準備は宜しいですか?

■ ツヴァイの家
☆From:ツヴァイ To:レンシオ
皆さん、待っていましたよ。では、すぐ行きましょう。
ライネは風邪だったらうつしちゃいけないと思ったので家に帰しました。
それに・・・その・・・例の病気だったらますますうつしちゃいけないしね・・ ・。

 ちなみに、ラット・ディジーズは感染力が非常に弱いから、うつることはない(笑)

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連絡先

GM:澤口 佳子(かなめ)
E-mail:kaname@yk.netlaputa.ne.jp