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1日目の野営地 |
☆From:フェイ To:ALL |
(小さく欠伸を一つすると立ち上がり) さてすまんが儂はそろそろ休ませて貰うよ(^^; 歳のせいか疲れがなかなか抜けなくてね(^^; じゃ夜警の方はよろしく頼むよ(^^) ではお休み |
フェイはそう言うと荷物から毛布を二枚取り出し、馬車の近くの木の根本に寝床を作ると横になります。
ほどなくして軽い寝息が聞こえてきます。よほど疲れていたのでしょう(^^;
☆From:リムリィ |
はふぅ………眠いですぅ……… リグさん、スレイさん、あとお任せします…ね…… ………は………ふぁ………(あくび) ………(すやすや) |
おっと、リムリィも寝付き良すぎるほど良いですね(^^;
先ほどから静かなシオンは夜に弱いと言ってましたし、もう夢の中なんでしょうか(^^;
☆From:スレイ To:ALL |
あ、もう寝ちゃった(笑)早いですね、みなさん・・・それだけ疲れてたって事かな? わたしも疲れてるけど、見張りはしっかりがんばりますからね。 (貧弱な筋肉をムキッ) |
・・・・・ムキッて(^^;;
☆From:リグ To:ALL |
お休み、みんな。 アトールおじさん、ノエル姉ちゃん、月があの位置に来たら交代でいい? |
☆From:ノエル To:リグ&ALL |
それでいいわよ。 じゃ、大丈夫だとは思うけど気をつけてね。 (ふぁ〜) それじゃ、ちゃんと起こしてね。 |
☆From:アトール To:スレイ&リグ |
狼も近くにいるようだし、ちょっとでも危ないと思ったら、すぐにみんなを起こせよ。 じゃあ、時間まで頼んだぞ。 |
☆From:スレイ To:ノエル、アトール |
任せといてください、しっかり起こしてあげますよ、ノエル、アトール。(にこにこ) |
やはり疲れていたのか、ほどなく寝息は5つとなってたき火の近くに座るリグとスレイの耳に聞こえてきます。
☆From:スレイ To:リグ |
・・・・・うーん・・・(背伸びをして)みんな寝ちゃったみたいですね、リグ。
|
☆From:リグ To:スレイ |
そうだね、スレイ兄ちゃん (スレイの隣に座りながら時々薪をくべたりする。) パチパチパチ・・・・ ねえ、スレイ兄ちゃん。 どうして、冒険者になろうと思ったの? |
☆From:スレイ To:リグ |
え、冒険者になったわけですか? ・・・わたしは好きでしたけどエルフの森の暮らしってけっこう退屈なんですよ、リグ。 毎日似たようなことの繰り返しですからねぇ・・・(^^;; だから、街に出てもっといろいろな体験をしてみたかったんです。 冒険者ってなんでもできるようなイメージがあるじゃないですか? でも、出てきたのにはもう一つ理由があるんですよ、リグ(にこにこ) |
エルフの生活は自給自足の生活ですからねぇ(^^;
確かに刺激の少ない生活なのかもしれません。
☆From:リグ To:スレイ |
毎日が同じだと、わたしもすぐ退屈しちゃうな。 だって、今はたとえどんな小さなことでも新しいことを知りたいもの。 ねえ、もう一つの理由って何なの? |
☆From:スレイ To:リグ |
(にこっ、とリグに笑いかけて) それは・・・、「人間観察」をするためなんです(笑) |
☆From:リグ To:スレイ |
人間観察!? って、どういうことなの? |
人間観察って(^^;
なんか夏休みの宿題みたいですね(^^;;
☆From:スレイ To:リグ |
わたしのお祖父さん、1000年近く生きているんじゃないかな?、がたまに本を読んでくれるんです。 その本の内容はいろんなものがありましたけど、その中でも人間に関して書かれた本にわたしはすごく興味を持ったんですよ。 さらわれたお姫様を助ける冒険者の話や、ゴブリンに襲われたけどみんなで協力して撃退し村を護った村人達の話・・・・。いろいろなドラマがそこにはあったんです。 まぁ、中には実際にはありえないような話もありましたけどね(^^;; |
☆From:リグ To:スレイ |
(1000年って、うちのおじちゃんの10倍以上のおじいちゃんなんだ。 じゃあ、きっとうちのおじいちゃんより10倍以上物知りなんだろうな。) うんうん、それで。 |
エルフは長命ですからね〜(^^;
☆From:スレイ To:リグ |
ええ、そしてそこに…何ていうんですかね、…そう、情熱っていうものを感じたんです。 正確に言えば、本に登場する人間達に情熱ってやつを感じたんですね。 さっきも言いましたけど、エルフの森の暮らしは単調だったんです。わたしは人間の持つ、燃えるような情熱ってものをそれまで感じたことがなかったんですよね。 だからとっても不思議に思ったんです、どうして人間はそんな行動をしたり情熱をもったり出来るのかって。 それが「人間観察」をしようと思ったきっかけなんです。 そしてわたしは冒険者になることにしました。 冒険者はいろいろな人と接することが出来るじゃないですか?だから沢山の人達と接して人間を理解しよう、って(^^) |
☆From:リグ To:スレイ |
なんか、すごくスレイ兄ちゃんらしい理由でいいな。 そういう風に自分の感じたことを素直に行動に移せる人は素敵だと思うよ。 |
なるほど。だからあんなに山賊さんや盗賊さんに会いたくてしょうがないん ですね(^^;
☆From:スレイ To:リグ |
ありがとう、リグ。そう言ってもらえるとすごく嬉しいです(^^) だから冒険者になって冒険をしている今は、とっても幸せなんです。朝から嬉しくて嬉しくて・・・(笑)・・・それに、人間観察もすすんでますしね・・・(にやり) あ、リグの方は、何で冒険者になろうと思ったんですか? |
・・ノエルとアトールの事かな(^^;>すすんでる
☆From:リグ To:スレイ |
スレイ兄ちゃんの話を聞いた後だとなんだか恥ずかしいな。 ・・・・う〜んと、わたしが冒険者になったのは神官としての修行でもあるんだけど、それよりもお父さん、お母さんの影響かな? |
☆From:スレイ To:リグ |
ほうほう、修行…リグはチャ=ザの神官さんでしたよね。リグの御両親も神官さんなのですか? |
☆From:リグ To:スレイ |
うん、お母さんはそうなんだ。 今も、わたしの生まれ故郷の神殿(チャ=ザ)で司祭をやってる。 けど、お父さんは”自由人たちの街道”を行き来する商人なんだ。 二人の出会いはスレイ兄ちゃんの聞いた話程のドラマはないけど、小さなドラマがあったんだよ。 |
☆From:スレイ To:リグ |
二人の出会いですか…(わくわく) リグ、ドラマに小さいってことはないと思いますよ。どんなドラマにも人間の情熱ってものは存在すると思うんです。 それに出会い自体一つの立派なドラマですよ。わたし達の出会いもドラマとも言えるでしょうしね。(熱心に語るスレイ) あ、リグの御両親のお話を聞かせてください(^^) |
☆From:リグ To:スレイ |
そうだね、ありがとうスレイ兄ちゃん。 (側においてあった大剣を膝の上において優しくなでる。) お母さんはこの剣を持ってアレクラスト大陸を旅する冒険者だったんだ。 もちろん修行もかねてなんだけどね。 父さんと出会ったのはオランの冒険者の宿。 旅費がつきかけて仕事を探しにきていたお母さんをお父さんが自分の商隊の護衛に雇ったんだって。 途中まで旅は順調にいっていたんだけど目的地まで後2日ってところで山賊に襲われたの。 みんな懸命に戦ったけど、今までの疲れのせいであっさりとやられてしまったの。 彼らが、積み荷に手をだした時に父さんはこう言ったんだって。 『おい!負けたからには商品はくれてやる、だが食料品には手を出すな!それの到着 を首を長くして待っている人達がいるんだ!』 こんな事を言っても普通の山賊は聞き入れてくれないんだけど、なぜか山賊の頭領が父さんの言葉と態度が気に入ったみたいで食料品には手を出さないで去っていったんだって。 それを見てお母さんはお父さんの中にチャ=ザの教えがあるって感じたんだって。 これが二人の旅の始まりの話 |
☆From:スレイ To:リグ |
・・・・護衛ですかぁ、今のわたし達みたいですね。 積み荷を奪われちゃったのは残念ですけど、リグのお父さんの言ったセリフ・・・すごくカッコイイです。 ・・・・やっぱり人間ってすごいですねぇ(^^) そして旅をしていくうち、二人に愛が芽生えてリグが生まれたんですね? |
☆From:リグ To:スレイ |
うん、そうなんだ。 だけどね、今の二人からはとても想像できないんだけど、この事件があるまでは口喧嘩ばかりしてたんだって。 それはお父さんの口の悪さもあるんだけど、お母さんがお金のことしか頭にない商人を嫌悪していたからなの。 でも、事件の時、父さんの言葉を聞いてから少しずつ変わっていったらしいわ。 お父さんとお母さんはアレクラスト大陸を歩いたことで今の幸せをつかんだっていつも言ってた。 そんな二人の言葉を聞いてたから、修行に出れる年になるのをずっと待っていた。 わたしは何かつかめるか分からないけど、きっと素晴らしいものに出会えると思って旅に出たの。 |
☆From:スレイ To:リグ |
最初は口喧嘩ばかりだったんですか・・・・、・・・・ん?なるほどぉ・・・・
(なにやら思い当たるフシがあるらしく、視線は近くにある茶色い塊(=毛布) のあたりに(笑)) ・・・あ、絶対何かをつかむことは出来ますよ、リグ、だってわたし達は冒険者 な んですもの(笑) 素晴らしいものを探して進んでいけばきっとこの先、それに出会えると思うんで す。 |
☆From:リグ To:スレイ |
ありがとうスレイ兄ちゃん、わたしもそう思うよ。 だって、私達ほど、探求心あふれる人はいないもの。 ・・・・・ わたしはね、もう1つめは見つけたんだ。 |
☆From:スレイ To:リグ |
えっ、もう見つけたのですか!?早いですねぇ、・・・それは? |
☆From:リグ To:スレイ |
う〜んとね。 アトールおじさんとノエル姉ちゃんたちのことなの。 当人達はどうするつもりか分からないけど、わたしはうまくいくといいなって思ってるの。 だって、なんか二人を見てると今話した頃のお父さんたち見てるみたいなんだもん。 |
☆From:スレイ To:リグ |
あぁ、そうですねぇ。 実はさっき私も、リグの話を聞きながらあの二人を思い出してたんです。(^^;; 言われてみれば、リグのご両親の話と結構そっくりですものね、アトールとノエル。言い争いをしていたり、避けてみたり(笑) |
☆From:リグ To:スレイ |
二人を見てるとお互いのことを意識してるように見えるんだけど。 なんで素直に思ってることを言わないのかな? 大人ってよくわからなーい。 |
☆From:スレイ To:リグ |
まぁ、男と女って難しいのですよ、わたしも詳しいとは言えませんがね。
(^^;; あっ、そういえば、夜警の2直目ってノエルとアトールでしたねぇ(笑) |
☆From:リグ To:スレイ |
二人っきりにしてあげれば、おもってることが言えるかもね。 邪魔はしないでおこうね。 でも、するならこっそりしてね。 |
☆From:スレイ To:リグ |
野暮な真似はしませんよ(^^) |
さてさて話題の中心のノエルの方ですが・・・・
☆From:ノエル To:熟睡中 |
くしゅん..... (水浴びの時ゆっくり体をふく時間がなくて体を冷やしたのか、それとも自分の話になっているのを感じたのか・・・(笑)) |
話題になっているからでしょうね(笑)
さてとりあえずここで夜警時の知覚チェックを行いました
結果はリグが13でスレイが15と。
ふむ・・・夜警中時々狼の遠吠えが聞こえて来るぐらいですね。
ただ先ほどよりはかなり近づいてきているような気がします。
☆From:スレイ To:リグ |
そろそろ、交代の時間ですかね?ちょっとノエルとアトールを起こしてきますね。 |
☆From:リグ To:スレイ |
あっ、ほんとだもう月があんな所に行ってる。 じゃあ、スレイ兄ちゃんお願いね。 寝ぼけた二人に襲われないようにね。 |
☆From:スレイ To:リグ |
うーん、さすがに襲ってこないとは思いますが・・・・(^^;;←でも結構信じてる奴(笑) |
スレイは馬車の方に寝床を作っているノエルとアトールへと近づきます。
フェイの脇を抜け、まずはノエルを起こそうとしますが・・・・・
☆From:スレイ |
(ドキドキ・・・本当に襲って来ないでしょうね?^^;;) |
ノエルの寝起きが悪かったらそうなりそうですけどね(^^;
☆From:ノエル |
(がさごそ) う〜ん。やっぱり家の外だとよく眠れないわねぇ。 あら・・・月がもうあんなところまで・・・交代の時間ね・・ |
あらら、起こす必要は無かった見たいですね(^^;
心配事の方も杞憂だったようで(^^;;
☆From:スレイ To:ノエル |
あ、おはようございますノエル、今起きたんですか?交代の時間にピッタリですよ(^^;;;) (ビックリしましたぁ・・・) あ、ノエル。アトールを起こしてあげておいて下さい。 わたしはリグに二人が起きたことを言ってきますので(^^) |
とりあえずノエルが起きたのを確認するとスレイはそう言ってたき火の方へとまた足を向けます。
☆From:スレイ To:独り言 |
うーむ、この時間の正確さはノエルが野外活動が得意(レンジャー技能)だからかな? 今度ノエルに野外活動について教えてもらおう♪ |
ただ単に眠れなかっただけだったりして(^^;
☆From:ノエル To:スレイ&アトール |
わかったわ。 (アトールのところまで行って、ゆさゆさ) アトール、もう交代の時間よ。早く起きて。 (ゆさゆさ) |
☆From:アトール To:ノエル |
ん、ん、ん〜ん?ノエル? もう時間か?早いなぁ。 どうせなら、目覚めのキスで起こしてくれれば良かったのに(笑) (軽く笑いながら、大きく伸びをして起きあがります) |
☆From:ノエル To:アトール |
な、なに冗談言ってるのよ。 (あわてて立ち上がってアトールのそばを離れスレイ達のところに行きます。・・・・が、実は赤くなった顔を見られたくないだけ(笑)) |
☆From:アトール To:ノエル |
はいはい(^^;) じゃ、行こうか。 |
駄目ですよ、あんまりからかっちゃ(^^;>アトール
☆From:フェイ |
ZZZZ....... |
見張りに関係のないフェイは幸せそうに寝てますね(^^;
と言いたいところですが、ここはフェイが起きたかチェックさせてもらいました(^^;
結果は11。スレイ達の足音に無事気がついて起きたので、これで聞き耳あわ〜の準備は万全です(笑)
さてたき火のところへと戻ってきたスレイは、じっと辺りに気を配っているリグへと話しかけます。
☆From:スレイ To:リグ |
二人とも起きたみたいです、交代しましょうリグ。それとも聞き耳しますか?(笑) |
☆From:リグ To:スレイ |
わたしは、二人がうまく行くようにお祈りしながら寝ようかな。(笑) |
他の人は寝ているし・・・・ということは誰が聞き耳するんだろう(笑)
そんな風にぼそぼそと会話をする2人の元へ、起き出したノエルとアトールがやってきます。
☆From:ノエル To:リグ&スレイ |
待たせたわね。 あとは私たちにまかせて早く寝た方がいいわよ。 今日一日いろいろと疲れたでしょ。 |
☆From:スレイ To:ノエル、アトール |
ええ、早く寝ることにします。 頑張ってくださいね、ノエル、アトール。 |
☆From:ノエル To:スレイ |
心配しなくても大丈夫(たぶん)。 それより、早く休んだ方がいいわよ。 明日の朝は野ウサギ捕まってるかどうか見に行くんだから。 自分で起きてこなかったらおいてくわよ(笑) |
☆From:スレイ To:ノエル |
はい、きちんと起きるようににします、ノエル。 罠も見てみたいですからね(^^) じゃ、おやすみなさい。 |
ウサギ、捕れてると良いですね(^^)
でも捕れてたとしても情が移って結局逃がしてしまいそうな気もしますが
(^^;
☆From:スレイ To:アトール |
そうそう、アトール、しっかり頑張って下さいね。応援してますからっ♪(笑) じゃ・・・ |
☆From:アトール To:スレイ |
(解っているのかいないのか(笑)) ん?ああ、頑張って夜警につくよ。 |
(笑)
さてスレイはシオンの寝ている近くに寝場所を定めるとマントを寝具がわりに横になり、リグもまたリムリィの寝る木の脇で毛布にくるまります。
夜警の緊張感から解き放たれた2人は、すぐに寝入ったようです。
☆From:ノエル(心の中) |
なに話したらいいんだろう・・・間が持たないなぁ(T_T) あ・・・フクロウの声・・・虫の音・・・木のざわめき・・・ 夜の森も静かなわけじゃないんだ・・・狼の声もずいぶん遠くだし・・・ いい風だなぁ・・・ (ふっと夜空を見上げてリラックスします) |
空には雲一つ無く、大きなお月様と幾多の星が野営地を照らしています。
今宵は大きなお月様に魅入られたかのように、夜の森は特に騒がしいのかもしれませんね。
☆From:アトール To:ノエル |
ふう、しかし俺達の初めての冒険初日がこんなにいい天気でよかったなぁ。 とりあえず、今のところ何もなさそうだし。 このまま、何事もなくブラードにたどり着ければ一番良いんだけどねぇ。 |
☆From:ノエル To:アトール |
ん? そうね。これで雨なんか降ったら大変だものね。体も冷えちゃうし、おちついて寝てられないし。 何事もないに越したことはないけど、スレイが残念がるかな(笑)? この調子で、予定通りにいけるといいわね。 |
どうしても山賊に会いたいようですしね(^^;
☆From:スレイ |
・・・・・・・・(^^;; |
おっとまだ寝てなかったんですか?(笑)
☆From:アトール To:ノエル |
まあ、まだ始まったばかりだからね。 大丈夫だと思うけど、用心するに越したことはないし。 (ちょっと、間をおいて) ところでさ、話は全然変わるけど個人的な質問してもいいかな? |
☆From:ノエル To:アトール |
質問って・・・・どんなこと? (ちょっぴり緊張(^_^;;) |
うむむ、面白くなってきそう(^^;
誰か起き出して聞いてないのかなぁ(^^;;
☆From:アトール To:ノエル |
あ、ああ。 (改まると、こっちも緊張しちゃうなぁ(^^;)) ノエルって、マイリーの神官だったよね。 確か、自己紹介で話していたと思ったけど、自分の仕える勇者を捜すのが真の目的なんだっけ? |
マイリーの神官はよくこういった理由で旅に出ます。
☆From:ノエル To:アトール |
そうね・・・最終的には、そんな立派な戦士様が見つかればいいと思っているけど。 でも、それだけじゃないの。 |
☆From:アトール To:ノエル |
ん?それだけじゃないっていうのは? |
☆From:ノエル To:アトール |
この世界にはね、力ばかりあってそれをどう使うべきなのかわかっていない人がいっぱいいる。 毎日けんかに明け暮れたり、うわべだけの強さに浮かれている人たちね。 でも、その力は自分のためではなく、本当にその力を必要としている弱い人たちのために使われるべきなの。 だから、そのことを自分の力をどうしていいのか迷っている人たちに伝えてあげたい。 マイリー様は確かに戦の神と言われるけど、それは自分勝手な戦いにまで加護を与えるものではない。人のため、正しいことのための戦いでなければ、力は貸してくれないのよ。 |
マイリーの神官は勇者に仕える、というよりは勇者を導く、といったほうが良いかもしれませんね。
☆From:ノエル To:アトール |
(熱くなっていたのに、はたと気づく) あ、ごめんなさい。 こんなことしゃべっても、つまらないわよね。 |
☆From:アトール To:ノエル |
(じっとノエルの顔を見つめている) |
☆From:ノエル To:アトール |
(しゃべりすぎて恥ずかしくなっているところに、アトールと目があってさらに真っ赤(笑)) えっと・・・あ、ごめんなさい(_ _;; |
☆From:アトール To:ノエル |
あ、悪い悪い(真っ赤) でも、やっぱりノエルはしっかりしてるな。 神官になったからそういう考え方をするようになったんじゃなくて、 ノエルがそういうしっかりした考え方を持てるから、神官という職があってるんだろうね。 俺、自分の考えをしっかり持てる人って、好きなんだ。 (何気なく言ってしまってから、気づいてさらに真っ赤になり、あらぬ空の方を見上げます) |
数瞬の間を持つかのように風がそよぎ、木々がざわめきます。
☆From:ノエル To:アトール |
これでも・・・・最初は自分の生まれを恨んだものよ。 しっかりしているなんて、買いかぶりすぎよ。 |
☆From:アトール To:ノエル |
(ぼそっと、つぶやくように) でも、戦士様かぁ・・・。俺じゃあ、戦士を助けることはできても、 戦士になることはとうていできそうにないなぁ・・・。 |
☆From:ノエル To:アトール |
・・・・・・・・・・・・・・・ あなた、カード始める前になんて言ったか覚えてる? 他の大切な誰かのために剣をふるえる人には、かならずマイリー様の加護があるわよ。 (そっとアトールに触れかけた手を、ふれることができないまま静かに引っ込める) |
☆From:アトール To:ノエル |
そうかな? こんな俺でも、本当に神様の加護なんてもらえるのかな? (顔を上げると、もう一度ノエルの眼をしっかり見て) よし、決めた。俺は戦士様をめざすことにするぞ!(笑) 俺にできる方法で、俺にしかできない方法での戦士をめざす! (少々照れながら) しかも、ノエルだけの戦士様だ(^^;) 力の正しい使い方を教える旅に、俺もずっとついていって、 俺のできる俺なりの方法で困った人たちを助けることにする。 もちろんノエルのためなら、たとえ火の中、水の中どこへだってお供して(笑) いつの日かノエルに認められる戦士になる。 (いたずらっぽく笑いながら) いいだろ?駄目だって言っても、勝手についていくけどね(笑) |
☆From:ノエル To:アトール |
(アトールのせりふを聞きながら、真っ赤になって、きょとんとして、ぼーっとして、くるくる表情が変わる(爆)。最後には微笑みとともに) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ばかなんだから・・・苦労するわよ (ちょっぴり目頭があつくなってたり) |
☆From:アトール To:ノエル |
(親指たてて、ウインクを一つして) 苦労するだけの価値はあるだろ?(笑) |
☆From:ノエル To:アトール |
くすっ(*^-^*) |
・・・・・おおおおっ?!
これはひょっとして(^^;;;
☆From:ノエル To:アトール |
(その場の雰囲気を変えるように) あ、そろそろ時間でしょ。シオンとリムリィ起こしてくるね。 |
☆From:アトール To:ノエル |
(立ち上がろうとした、ノエルの腕をとり、また座らせる(^^;)) ほれほれ、逃げないの(笑) いくら何でもまだ交代には早いだろ。 シオンもかなり眠そうだったし、せめて月があの位置ぐらいになるまでは、 もう少し、俺らで見張ってようぜ。 (いつもの調子に戻って) さて、じゃあ立派な戦士様を目指すには、ノエルの好みをもっと知っておかないとな(笑) まずは、好きな食べ物から聞こうか(笑)・・・・・ |
☆From:ノエル To:アトール |
あ、あのね(--;; どーして立派な戦士様になることと、私の好みが関係あるのよ。 (近くで寝ているメンバーの方を眺める。) 寝返り一つうたないのね・・・シオンもそうだけどみんな疲れていたみたいだし・・・ もう少し私たちで見張っていましょうか (アトールの横にちょこんと座り直します。) |
さてさて仲間達はどうしている事やら(^^;
毛布にくるまったまま聞き耳たてているのか、それともぐっすりと眠っているのでしょうか?
ちなみに・・・・
☆From:フェイ To:心の中で |
(毛布にくるまりながら、しっかり聞き耳(笑)) そこじゃ、そこで勇気を持って接吻にいくんじゃっ! あ〜もう、まだまだ若いのう・・・・ |
☆From:スレイ To:寝言? |
・・・・・うむうむ、若いのぅ・・・むにゃむにゃ・・・ |
☆From:リグ To:寝言 |
・・・・・ん、アトールおじさんカッコイイ、・・・・・ノエル姉ちゃんすごく綺麗だよ・・・・・・ ・・・・ばんざーい・・・・・うにゅうにゅ・・・・すー・・・・すー・・・ |
っておいおい(笑)
☆From:ノエル To:アトール |
(いい位置にきた月を眺めながら) あの月も、虫の音も、木のざわめきも・・・すべてこのまま止まってしまえばいいのに・・・ (気持ちを切り替えるように立ち上がります) そろそろ起こしてくる。 もう少し薪くべておいてくれない? |
☆From:アトール To:ノエル |
OK。 しかし、楽しいと時間がたつのもはやいなぁ |
☆From:ノエル To:アトール |
そうね。 狼の声も近くまでは来なかったしね。 この調子でブラードまで行ってくれればいいんだけど。 |
ノエルは気持ちよさそうに眠っているリムリィのところへと近づきます。
☆From:リムリィ To:ノエルさん |
………すぅ………すぅ……… (規則正しい寝息を立てて眠っています) ……すぅ……すぅ………ん……… ? (少し目を開いて) ………あ………交代ですか………? |
☆From:ノエル To:リムリィ |
(にっこり) そ。もう交代の時間。早く目を覚まして。 (ほっぺたを軽くペチッ) |
☆From:リムリィ To:ノエルさん |
はぃ………おはょうござぃますぅ……… (むにむにと目をこすっている) |
リムリィは寝付きは良いですが寝起きはそれほどよくなさそうですね。
☆From:シオン To:寝言 |
ぐぅ〜、ぐぅ〜……ムニャムニャ(爆睡中) |
シオンは・・・それ以上に寝起き悪そう(^^;;
☆From:ノエル To:シオン |
こっちはペチッぐらいじゃ起きないかなぁ・・・ 爆睡してるし・・・・かといって大声で起こすわけにもいかないし・・・ (それでもほっぺたをピシパシ。耳たぶを軽くつまんでよく聞こえるようにささやく) おきなさぁ〜い。 |
おねーさまモード炸裂ですね(^^;
☆From:シオン To:ノエル |
うぅ〜ん、くすぐったぁ〜い♪( ̄▽ ̄) ねーちゃん、何するん……ほえっ?(-_ゞ ……ハッ!( ̄□ ̄;) どうもおはよおございま〜す(^^;) |
☆From:ノエル To:シオン |
(耳元から顔を離して) 目、醒めた?もう時間よ。 リムリィといっしょに夜警よろしくね。 |
☆From:シオン To:ノエル |
うっ、うん(ドキドキッ) 起こしてくれて、ありがとね、ノエルねえちゃん♪(*^ ^*)(←ほっぺた赤い) がんばるね☆o(^−^)o |
☆From:リムリィ To:シオンさん |
シオンさぁ〜ん(情けない声) と、とりあえずぅ……… 今までは何もなかったみたいですけど、油断しないように朝までがんばりましょうね。 |
面白いことはありましたけどね(^^;
☆From:シオン To:リムリィ |
うん、がんばろうね〜♪(⌒∇⌒) |
☆From:リムリィ To:アトールさん&ノエルさん |
あとはしっかり見張ってますから、ゆっくり休んでくださいね〜(^^; |
☆From:アトール To:リムリィ&シオン |
了解。 狼の声もまだ聞こえるみたいだから、何かあったらすぐにみんなを起こしてくれよ じゃあ、後は頼んだぞ。 |
☆From:ノエル To:リムリィ&シオン |
じゃ、後はよろしくね。 (その場を離れて寝心地のよさそうな場所を探して、マントを毛布代わりにくるまります) |
さてたき火のところに座り、夜警を始めたリムリィとシオンですが・・・・
☆From:リムリィ |
(眠そうにしている) (髪を結び直している) (首飾りをいぢくっている) ………ふぅ、ちょっとたいくつ……… |
ほんとに退屈そうですね(^^;;
さてさて三直目の知覚ロールですがリムリィが10、シオンが9です。
三直のほうも朝まで特におかしなところは無いようです。
こうして野営1日目は終わり、冒険者達は二日目の朝を迎えることとなりました
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