冒険者シナリオ01 第2章その1 冒険者はかくありき?(前編)


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冒険者はかくありき?(前編)(1998.03.17 UPDATE)

 フェイの店の前 

フェイのお店は宿の主人に描いてもらった地図を頼りに行けば割と簡単に見つかります。
銀の網亭からもそれほど離れてはいませんし。
そのお店は町の大通りにこそ面してませんが、それでも交差点の角に面しており、 個人の経営としてはそこそこのものだからです。
ただあまり流行っていなさそうという雰囲気は感じられますが(^^;

☆From:スレイ To:all
なんだか、少し寂しそうな店ですね・・・・(^^;;
まぁ、中に入ってみましょうか(おそるおそる)

 フェイの雑貨屋 

ドアを開くと蝶番が古くなってるのか、ぎぎぃと耳障りな音をたてて開きます。
で、店の中には所狭しと品物が並んでてカウンターの向こうに一人男性が座ってます。
目つきの悪い中年の男性だね(^^;;

☆From:フェイ・クロー To:幸運の運び手の面々
いらっしゃい。
何か探してるのかい?
うちの店は日用雑貨から古代王国の遺跡まで取り扱っていて 無い物は無いというのが自慢なんだ。
もっとも特殊な物については少し時間をいただくけどね

彼は君らが店に入ると見た目とは似合わない愛想の良さでそう話しかけてきます(^^;

☆From:スレイ To:心の声
(あ、目つきは悪いけど、親切そうな人っ♪)

俗に言う営業スマイルだったりするかもしれませんが(^^;

パーティーの面々は各自早速店内の物色へと移りますが、その中でシオン君が何かを見つけたようです。

☆From:シオン To:フェイ
わ〜い、おもしろそーなものがいっぱいだぁ(^^)
ゴソゴソ……(店内物色中(^^;)

……おお、これはひょっとして幻の幸運アイテム「まねきねこ」
おじさん、これいくら?

なぜ招き猫がここに?(^^;;

☆From:フェイ・クロー To:シオン
まねきねこ?ああ、その猫の置物のことかい?
それはエレミア産の置物で値段は100ガメルだが・・・そうだな、75ガメルでどうだ?

☆From:シオン To:フェイ・クロー
エレミア産?じゃあ、いらないや(^^;)
まねきねこの本場物は、ムディール産らしいから。
ホントはイーストエンドとかいうところのが元祖って話もあるけどね。

☆From:フェイ・クロー To:シオン
エレミア産だから駄目?結構良い出来してると思うんだがな(^^;
それにムディールやイーストエンドからの品だったらとてもじゃないがそんな値段じゃ買えないぞ(^^;
軽く3桁は上いくだろうな(^^;

ムディールはアレクラスト大陸の東端付近、イーストエンドはさらにその東にある島国です。
オランあたりだとなじみも薄いので名前を知っている人の方が少ないでしょうね

☆From:ノエル To:フェイ・クロー
ほんと、ここに来るだけで生活道具一式から何からぜんぶそろいそうね。
そうね・・・極上のワインなんて・・・ある?
(さりげなく店内を見回して、面白そうなものがあるか確認。 特に、「古代王国の遺品」っぽいものがどれぐらいあるか。)

店の中を見回すと店の隅の方に古代王国の遺品らしきものがおいてあるコーナーがあります
大体は装飾品というか調度品というかで、ぱっと見には真偽のほどは定かじゃないです。
その他に面白そうなものといえば・・・・猫の木彫りとか大きな羽箒とか何に使うの? と言うような奴はそこここにあるけど(^^;;

☆From:フェイ・クロー To:ノエル
あんた達見たところ冒険者だね?安くしておくからいろいろ買いそろえていきなよ。
今後もひいきにしてくれるなら今日は大サービスするよ(^^)

おや、お嬢さんはワインが欲しいのかい?それも極上の?
わざわざうちのような店に来てワインを頼むなんてよっぽどワインが好きなんだね。
本来ならお得意さまや酒場とかにしか売らないんだが、今回は特別に売ろうじゃないか(^^)
ボルドーやロアール産のワインなら扱ってるけど、どんなワインがいいのかな?

ちなみにボルドーやロアールは某国の有名なワインの産地です(^^;
GMにワインの銘柄の知識が皆無なもので(^^;;

☆From:ノエル To:フェイ・クロー
あら、極上のワインといえば、冷たい海の底で100年以上寝かせた年代物のことでしょう(笑)。
そんな珍しいものも一度見てみたかったんだけど。
まぁ、あったとしても買えるわけじゃなし、消毒用アルコールでがまんします(笑)。 安くしていただけるんですよね?
(引き続き、店内物色中)

☆From:フェイ・クロー To:ノエル
それは極上の、じゃなくて珍品のワインじゃないかな(笑)
さすがにうちでも取り扱ってないね(^^;
そのかわりこの店にあるものなら他の店よりは安くしておくから是非買っていっておくれ

☆From:リムリィ
(きょときょと)
普通のお店………だよねぇ?
(しばらく店内をうろつく)

ええ、見た感じ普通のお店です(^^;
でもパーティーの他にお客がいるような雰囲気はありませんが(^^;;

☆From:スレイ
(・・・しばらく店内を見渡した後)
確かに普通のお店………ですねぇ。私には基準がわからないけど…(笑)

基準が分からないって(^^;;

☆From:アトール To:フェイ・クロー
雑貨屋で、酒っていうのはほんとなんだな(^^;)
いやぁ、俺なんか世間知らずだから、酒は酒屋で売ってるだけかと思っていたよ。
金があったら、買いたいところだけど、借金背負っている身じゃなぁ(笑)
 
(ぐるっと店内を見渡して)
親父、景気はどうなんだい?

おや?お酒好きとは思えぬ発言ですね(^^;
借金の額も男の甲斐性・・・・にはならないか(^^;;;

☆From:フェイ・クロー To:アトール
目に付くのはやっぱり小売りもやってる酒屋だろうしな(^^;
うちのようにお得意先だけというのは知らないとまず分からないだろうよ(^^;
えっ、景気かい?・・・・・・・・・・まずまず、だな。

景気のことを答えたとき、フェイの表情には微妙なものが混じってますね(^^;;

それにしてもパーティーの面々はそれぞれに品物を物色を続けています。
いつになったら依頼の交渉に入るのでしょうかねぇ?(^^;



☆From:リグ To:フェイ
うわ〜、さすが雑貨屋いろんなものがある〜。
(アトールの後を追うようにして一緒に店内に入りしばらく周りを見た後、 ノエルと話しているフェイの前まで来る。)

ノエル姉ちゃんワイン買うの?わたしも一本もらおうかなぁ。
あっ!その前に。
ゴソゴソ
えっと、わたし達この依頼を見て来たんだけど・・・
おじさんがフェイさんだよね。(ニコッ)
(懐から依頼の紙を取り出してフェイに見せる)

そう問われたフェイはちょっと怪訝そうな顔でリグを見ますが・・・・

☆From:フェイ・クロー To:リグ&ALL
ああ、確かに私がフェイだが・・・・
(依頼の紙を見、そして一瞬だけパーティーに値踏みするような視線を向ける)
なんだ。そっちの用なのかい?
それならそうと早く言ってくれればいいのにお嬢ちゃん達も人が悪い(^^;;

まあ依頼の大体の事は宿の親父から聞いていると思うが、 ブラードまでの護衛をお願いしたいんだ。
さっきの話じゃないがお得意さまから頼まれていた極上のワインがやっと手に入ってね。
だが、最近はどこも物騒じゃないか。ワイン自体も非常に高価なものなんだが、 なによりお得意さまに届けられない、という事には万が一にもしたくないものでね、 念のため護衛を雇うことにしたんだよ。
で、君たちがその護衛を引き受けてくれるのかい?

でもフェイはきっとリグさんがリーダーだとは思わないだろうなぁ(^^;
外見で言うとアトールさん辺りがリーダーに見えるのかな?(^^;;

☆From:スレイ To:フェイ
(前にいるリグに近づき、耳元に口をよせる)
もちろん問題は報酬ですよね♪・・・ん、それとも山賊かなぁ?
(顔を上げて)
ええ、引き受けるつもりなんですけど、その前に詳しいことを聞いてからにしようと思いまして(にこにこ)

諦めてなかったんですね(^^;>山賊に会いたい
でも会うだけならともかく、山賊の類のような人間に染まっちゃ駄目ですよ(^^;

☆From:フェイ・クロー To:スレイ&ALL
じゃあ確認も兼ねてもう一度依頼内容を説明しよう。 宿の親父が勘違いしているかもしれないしな(^^;
 仕事の依頼内容はブラードまでの護衛で、報酬は一人頭500ガメル。
運ぶ物はさっきも言ったがお得意さまから頼まれていた年代物のワインだ。
ただそれだけのためにブラードまで行くのはさすがにもったいないので、 エールの樽とワインの瓶、それと干し肉などの食料品を馬車に乗るだけ持っていって売る予定だ。
・・・・と、こんなものかな?
君たちの方から何か聞きたいことが遠慮なく聞いてくれ。 後でこんなはずじゃなかったと言われても困るしな(^^;

☆From:ノエル To:リグ
(ぱりぽり)
仕事が終わったあとの打ち上げ用に一本用意しておきたいところだけど、 まだ借金生活には入りたくないし、我慢せざるをえないわね。
(ひとりごと)
あ、まずい。あんまり借金って言ってると交渉が不利にな りかねないわ。
どっちにしても、一人で全員分飲んじゃいそうな人もいるから、 私が買っても割に合わないんだけど(笑)

打ち上げ用ならお仕事が終わって報酬もらったあとでも遅くないでしょう(^^)
でも飲んでしまいそうな人・・・・・アトールさんかな?それともシオンさんかな?(^^;;
あれ?でもノエルさん下戸じゃありませんでしたっけ?(^^;;

☆From:ノエル To:フェイ・クロー
そんなわけだから、お仕事終わったら一緒にいっぱいやりません?
って、お仕事引き受ける前に終わった話するのも変ですね(笑)。
えーと、問題の極上のワインそのものは、どれぐらいの量があるんですか?
あと、ブラードまではかなりな日数がかかりますけど、 途中小さな村にも立ち寄るつもりなのでしょうか? その場合、その間の滞在費は500ガメルとは別にいただけるんですね?

☆From:フェイ・クロー To:ノエル&ALL
たしかにまだ依頼を受けてくれると決まったわけでは無いのにな(笑)
(数瞬の間)
・・・・・そうだな、何事もなければ一杯の方は約束しよう。
その時は奢ろうじゃないか(^^)

 で、届けるワイン自体は一本だけだ。 護衛を受けてもらえることになったら後で実物はお見せしよう。
それとブラードまでの道中だがなるべく早く届けたいので間道を使うつもりなんだが、 宿場が整備されている道ではないので申し訳ないが野宿となるだろう。
その代わりと言ってはなんだがその間の食料についてはこちらで用意させてもらう。

若い女性に弱いなんてやっぱりちょっとおやぢ入っているかも(^^;>フェイ

☆From:シオン To:フェイ
かっ、間道ですか?
なるほど、それで護衛が……。

☆From:シオン To:ひとりごと☆
変だと思ったんだよね。
普通にブラードに行くなら、同じ目的の商人たちと隊商組んでいけば充分なんだから。 ギルドや衛兵の目も届いてるし。
そんな普通のルートで独立して重要物品を運ぶようなら、 かけだしの冒険者(^^;)に依頼を頼まないハズだから……


同じ国内ということもあり、オラン−ブラード間の治安は悪くは無いでしょう。
ただ大国オランといえども国内の街道の全てを常時監視できるわけではないので、 主要街道だからって全く危険がないいとも言い切れませんが(^^;
それに監視が行き届いていたとしてもそれをかいくぐるような不届きな連中は必ずいますしね(^^;
それと、君たちはフェイにこれが初めての仕事だって言ってないですよ(笑)
まあ報酬の額からしてフェイの方もよほどの事がない限り初心者がくるとは思っているでしょうが(^^;

☆From:フェイ・クロー To:シオン
 えーとな、私が間道を使いたいのはそれなりの理由があるんだよ(^^;。
届けるワインを外気にさらしてしまう時間を出来る限り少なくしたい、というのがそうなんだがな。
なんでもワインという奴は日光や温度の変化などにさらされていると格段に味が落ちるものらしくてな。
・・・・まあこの辺りはそのお得意さまの受け売りなんだが(^^;
ともかく非常にデリケートなものなので、 君の言うように雲の上の街道を行く隊商に混ぜてもらうわけにも行かんのだ。
確かに山賊とかには襲われにくいんだが、素性も目的地も違う人間が 集まってるわけだからあっち寄りこっち寄りと意外と時間を食うものだからな(^^;
もっとも道の方もそれなりに悪いがね(^^;

どーやらシオンさんのつぶやきは聞こえていたようですね(^^;
やたらと地獄耳のようで(笑)

☆From:アトール To:フェイ
うーむ、確かに考えちゃいない事もなかったが、間道とはねぇ。
ちなみに、その間道とやらを通ると何日ぐらいでブラードに着く予定なんだ?
 
<心の中で(^^;)>
(どーも、やっぱり引っかかるなぁ。いくらお得意さまとはいえ、 たかだかワイン一本を急いで間道を通すか?
ましてや、お得意さまならスピードよりも安全確実を普通取らないか?
しかもかなりの年代物っていう話だしな。
それに、宿に貼ってあった張り紙には大至急とは一言も書いてなかったはずだ。
 まあ、話半分で聞いとくか。大方、ワインを大急ぎというのは建前で、 俺らにも告げられない、やばい物でも運ぼうってのが、ホントのところか?
または、わざと襲わせるとか・・・)

 
(ボソッと) ま、でも、なんとかなるかぁ(^^;)

アトールさん、盗賊という職業柄か性格なのか裏の方を読もう読もうと してきてますね(^^;
過去に何かトラウマとなるようなことがあったのでしょうか?(^^;;

☆From:フェイ・クロー To:アトール
間道を使ってどれくらい日数を短くまるかというとだが、 まず普通に行けばここからブラードまで大体半月程度かかる。
間道の方も結局雲の上の街道に合流するんだがそれでも2日ほどは短縮できるはずだ。
もっとも道の方もそれなりに悪いがね(^^;

☆From:アトール To:フェイ
(心の中で(^^;)) 
(聞いちゃいないことまで、やたらペラペラと喋る親父だな。
 これじゃ、言い訳じゃないって言っても、言い訳に聞こえちゃうぞ(^^;))
 
ふーん、間道使っても、短縮出来るのはたかだか2日間ぐらいか。

きっと普段しゃべる相手がいない鬱屈をここで晴らしているんでしょう(^^;;

☆From:スレイ To:フェイ
ほー、食料がもらえるならなかないいいですねぇ。
それに私は間道でもあまり気にしませんしね。
ところで、もし山賊などに襲われて撃退した場合にはボーナスは出るんですよね?(にこにこ)

☆From:フェイ・クロー To:スレイ
襲われたときに撃退するのが護衛の役目だと思うんだが・・・・・(^^;
・・・・・・(顎に手を当てて考え中)
うーん、まあボーナスの事は考えておくよ。



☆From:アトール To:フェイ
ところで、親父よ。ちなみに、その年代物のワインって、 値段は幾らぐらいの品物なんだぁ?

☆From:フェイ・クロー To:アトール
ワインの値段か?
そうだな・・・・・これくらいはするだろうな。
(意地悪そうな笑みを浮かべて指を三本立てる)

ちなみに店で普通に飲むワインは一杯数ガメル程度です。
もっとも参考にはなりませんが(^^;

☆From:スレイ To:フェイ
3ガメルか・・・・ってこんなに安いわけはありませんね(^^;;
30ガメルですねぇ?(おぃ)

それを聞いてフェイは思わずこけそうになりましたね(^^;

☆From:フェイ・クロー To:スレイ
おいおい(^^;
護衛の報酬だけで一人500ガメルなんだぞ。 それで30ガメルじゃ大赤字だ(笑)

☆From:アトール To:スレイ&リグ
(思いっきり、こけそうになって(^^;)) 
 なかなか、笑いのツボを押さえたエルフだな(笑)
 
(心の中で(^^;))
でも、3というのは微妙な数字だな。 親父の言うように俺ら6人雇えば3000ガメルは軽く超える。
3000ガメルのワインじゃ幾ら他に物を運んだって割に合わない。
だが、30000ガメル以上となれば話は逆だ。30000ともなれば、かなりの高額だ。
俺らみたいな新米冒険者に護衛をさせて、もし失敗しようものなら、 相手がお得意さまであればあるほど問題になるはずだ。
やっぱ、気になることは気になるな、 うーむ俺が直接聞くとはぐらかされそうだから・・・っと)
 
(リグの近くに行ってさりげなく耳元で)
 リグよ。一応、失敗したらどうなるかも聞いてくれるか?
 なんか高価そうなワインだし、万が一って事もあるからなぁ(笑)
 

何度も言うようですがフェイは君らが”新米”だということを知らないんで すよ(^^;
あと雇う冒険者のレベルは雇い主がどういう危険を想定しているかによりま すし、 報酬の相場と儲けとの関係もありますからね。

☆From:リグ To:アトール
(小声で返事をする。) 今からそんな不吉なこと考えてちゃだめだよ。だいじょうぶ!みんなでが んばれば絶対成功するよ。
なんていったって、わたし達は『幸運の運び手』なんだから。


ねっ!

(自信満々のウインクを返す。)

☆From:アトール To:リグ
それもそうだな。最初から心配ばかりしていてもはじまらないか。
(リグのウインクに親指を立てた拳を出してウインクを返す。)
 
じゃあ、いっちょ幸運を運ぶべく、がんばりますかぁ。

今の店内の状況は・・・・
リグとアトールの2人はいい感じで盛り上がっています。
シオンは相変わらず店内物色中のようで、この場にはいないです。
ノエル&スレイはフェイを巻き込んでワインの値段で盛り上がっています。
リムリィちゃんは・・・・・さっきのお酒がまだ残ってるみたいですね(^^;
さて・・・誰が交渉してるんだろう(^^;

☆From:ノエル To:スレイ&フェイ
30ガメルのワインじゃ、山賊も襲ってくれないんじゃない(笑)?
襲って欲しくはないけど
でも、そんなワインどんな人が飲むのかしら?
(ひとりごと) 中をあけてダミーかどうか確かめることもできないわね・・・一本しか ないそう だし。・・・案外他の5〜6本が本命なんて事は・・・
そういえば、今回は古代王国の財宝は運ばないんですか?

☆From:スレイ To:ノエル
山賊は荷物を見てから襲うわけじゃないから30ガメルのワインでも襲ってくれ ますよ(にこにこ)

確かに山賊は荷を確かめるなどというそんな悠長なことはしないでしょうね (^^;
なりの立派な隊商や護衛のいない隊商等々獲物になりそうと見れば襲うでし ょうしね(^^;

そして先のノエルの声は店内物色中のシオンにも聞こえたようです。

☆From:シオン To:ひとりごと☆
ピクッ
(商品を物色する手を止めて)
財宝?
どんなの運ぶのかなぁ〜☆(ドキドキ)

おそらく商品の影からひょっこりと顔だけだして聞いているんでしょうね(^^;
もちろんフェイはそんなシオンには気が付いてません(^^;

☆From:フェイ・クロー To:ノエル
そんなワインを飲めるのはもちろん大金持ちだけだよ(笑)

で、財宝、というか古代王国物は今回は運ばないね(^^;
あれはあれで需要がそれほどあるわけでもないので どちらかというと注文販売に近いからね。

彼の店にある古代王国の品(と思しき物)は、身を飾る装飾品の類の他、 小さな彫像などの調度品がメインみたいです。
これを売れるかどうか分からないまま持ち歩こうとは思わないですね(^^;

☆From:シオンTo:ひとりごと☆
ちぇ〜、運ばないのか。
つまんないなぁ(と言って、また物色開始)

(お前も交渉に参加しろよ(^^;)

たしかに(^^;
そういえば割れ物もけっこうありますから、物色する際は十分気を付けてくださいね

と、ここでGMはシオンに割れ物を落とさないかのチェックをしました。
結果は12。肘でこづいて慌てて押さえた感じですね(^^;;

☆From:スレイ To:フェイ & ALL
ははは、さすがに30ガメルで高級ワインとは言わないですものね(^^;;
ってことは・・・・(しばし考えた後)、3万ガメルですか?
私たちを雇うだけでも3000以上かかりますからね。
それとも30万ガメル?(笑)

☆From:フェイ・クロー To:スレイ
30万ガメルもするワインはさすがに扱えないな(^^;
先の方の値段が当たりだよ。

30万まではさすがに(^^;
そこまでの値段なら逆に魔法の品をあつかった方が良さそうです。

☆From:ノエル To:フェイ
そういえば・・・
わざわざ間道を使う理由って、ワインの味が変わるからというだけですか?
お得意さんからいつまでに届けて欲しいって、厳しく言われたわけじゃないんで すね?

☆From:フェイ・クロー To:ノエル
そうだな、何日後までに絶対に届けろ、という事ではない。
そういった意味では急ぎの仕事ではないのだが、かといってこれが半年、 一年先でもいい、ということではないがね(^^;;
それとワインの味が変わるだけというが、 ワインを買う相手にして見れば高いお金を出して買うものなんだ。
商品を出来る限り良い状態で届ける、これだけで私には間道を使うには十分すぎ るほどの理由になるんだが・・・・。
(独白するように)
何よりこんな物に金は出せないとか、次からは頼まん、とは言われたくないので ね。

先ほどまでの笑顔も消え、フェイは後半部分ではやや憮然とした表情になってます

☆From:リグ To:フェイ
(憮然としたフェイに笑顔で話し掛ける)
そうだよね、わたしのお父さんも『お客のことを一番に考えないやつは、商人とは言えな い。』てよく言っていたよ。
それに、商人としてそんな言葉は聞きたくないよね。
ねえ、フェイさん。そんな高級なワインを頼む人ってどんな人なの?

反射的に一瞬だけ鋭い視線をリグへと向けますが、また先ほどの人の良さそうな (しかし似合わない)表情へと戻ります

☆From:フェイ・クロー To:リグ
・・・・・ん?ああ、ワインの届け先かい?
ブラードの町で10本の指に入るくらいだった元商人だよ。
一代で財を成した人なんだが、だいぶ前に息子に店を譲って悠々自適な生活をしているようだ。
今も昔も気むずかしい爺さんで、他に楽しみがないからかお酒と食事にはだいぶこだわっているみたいだね。

フェイの口調からはやれやれと言った感じがにじみ出ています
ところでけっして某海原雄山というわけじゃないですよ(^^;

☆From:リグ To:フェイ・クロー
なんて名前の人なの?

☆From:フェイ・クロー To:リグ
相手の名前?
・・・・うーむ。まあ教えてもいいだろうな。
届け先の爺さんの名前はローディッシュという。

アトールとリグはローディッシュという名に聞き覚えがありました。
ブラードのそこそこ大きな商会で、今は隠居した先代は酒と食にはうるさい偏屈な爺さんとしてまかり通っているという噂です。
シオンとノエルは名前を聞いたことがあるだけでした。
スレイに至っては聞いたことも無いようですね。もっとも人間の商人の名前には興味も無いみたいですが(^^;



☆From:アトール To:フェイ
最後に、親父よ。
そのローディッシュって奴にワインを運ぶってことを、冒険者の宿の親父の他には誰かに 話をしたかい?

アトールにそう言われてフェイは腕を組みしばし考えます。

☆From:フェイ・クロー To:アトール
う〜む、ワインの話は親父以外には話していない・・・・と思う。
いや親父にも誰に運ぶとまでは言ってないな。ブラードまでの護衛ということでお願いし たからな。
後は・・・ワインの買い付けの時にブラードのお得意さんからの注文ということは言った かな?
君らを除けばそんなものだと思うが。

フェイは指折り数えるようにそう呟きます。

☆From:アトール To:フェイ
なるほどね。ありがとよ。
 
(心の中で)
(ま、どのみち冒険者の宿に貼られていたぐらいだから、何処からでも知ろうと思えば知 れるか。
 ローディッシュとかいう偏屈爺さんというのもよくわからんしな。)



☆From:フェイ・クロー To:ALL
さて、仕事の説明はこのくらいで良いだろうか?
仕事を受けてもらえるかどうかを聞きたいのだが?

フェイはそう言って幸運の運び手の面々を見回します。

☆From:スレイ To:ALL
みんな他に聞きたいことはないですよね?
私はこの仕事を受けてもいいと思いますが?

☆From:シオン To:ALL
(棚の向こう側から……)
いいよぉ〜、……がさごそガサゴソ、これはツインテールキャットの置物かな?
こっちは、ベルダインの音楽年鑑〜♪

お〜い(^^;

☆From:リムリィ To:ALL
………やっと本題………かなっ(^^;
(さっきから後ろで大人しく話を聞いてます)

☆From:アトール To:フェイ
俺も、引き受けることには異存は無い。
 
しかしだ!一応、今までの話を聞いた限りでは、結構、高価な物を運ぶこと、
運ぶためには危険の高い間道を通らねばならないこと、
時間的な制約もあること等、単純な護衛とも言い難い気もする。
 
そこで、どうだろう?
親父の示した500ガメル+ブラードまでの食事代は基本給と言うことにして、 何も無ければそれでよし。
何か面倒なトラブル、・・・そうだな、ワイン通の山賊(^^;)とか 大挙して押し寄せてくるかもしれないから、 そういう困難を回避してブラードに着いたら、能力給として+αを考えてくれないか?
これは、親父の主観的判断でいい。 ちっとも役に立たなかったと思えば基本料金だけで良いし、 俺らのことが500ガメル以上に役立ったと思ったら、その分を報酬に上乗せしてくれない か?

フェイに一歩近づいて力説しているという感じですね(^^;

☆From:リグ To:アトール
(さすがアトールおじさん、交渉がうまい!)

☆From:シオン To:アトール
(一時、手を休めて……)
おおっ、説得力のある交渉術だね(^^)
やっぱおじちゃんは、おとなやね☆

たしかに良い交渉の仕方ですよね。
もともと交渉術に長けているのか、それとも借金という現実がアトールさんをそうさ せているのかは分かりませんが(^^;

で、フェイはまたしばし腕を組んで考え込みます。
彼の頭の中では利益と経費の必要性とその額が計算されているのでしょう(^^;

☆From:フェイ To:アトール&ALL
・・・・さっきのエルフの青年の言葉もそうだが、確かにこちらの依頼の条件が 厳しいというのも一理あるな。
 よし、ではこうしよう。
依頼の成功報酬は提示していた500ガメル。これとブラードまでの食事はこちら持ち。
前金の方は食費持ちということで申し訳ないが2割の100ガメル。
 で、無事にブラードへとたどり着き、商いがうまくいった場合は 君らの働きにあわせて最大200ガメルまで報酬の上乗せをする。
と、この条件ではどうかな?

☆From:スレイ To:フェイ
いい条件ですね。
これでいいでしょう、アトール?(^^)

☆From:アトール To:フェイ
OK!これで仕事に張り合いも出るってもんだ。
お互い、パーティやお店に悪い噂が立たないよう最大限努力しようぜ。

☆From:リグ To:ALL&フェイ
みんな引き受けることに反対は無いみたいだね。

じゃあフェイさん、護衛はわたし達幸運の運び手が引き受けるよ。

(手を差し出してニッコリと笑う。)

フェイは一瞬戸惑ったもののリグの手を握ります。

☆From:フェイ・クロー To:リグ&ALL
受けてくれるんだね。ありがとう(^^)
よろしくお願いするよ。

しかしだいぶ照れくさそーにしてますね(^^;

☆From:スレイ To:フェイ
こちらこそ、お願いします。
道中、商売やいろんな事の話を聞かせて下さいね♪

☆From:フェイ・クロー To:フェイ
ああ、いいとも。
といっても冒険者の君たちの方が私より多くの事を見ているとは思うがね(^^;

☆From:アトール To:心の中で(^^;)
(心の中で)
(うーむ、いろいろ詮索したけど、単なるスケベロリコン親父だったか?(笑))

☆From:ノエル To:アトール
(アトールの顔を見ながら心の中でつぶやく)
(一体何を想像してにやにやしているのかしら・・・?)

うっ、なんかすごいこと思われてますね(^^;
ロリコンはともかくスケベ親父の方には否定できないと思いますが(笑)

☆From:フェイ To:ALL
さて依頼を受けてもらえることとなったし、改めて自己紹介をしよう。
私の名前はフェイ、フェイ・クローだ。
君たちとはブラードまでの半月ほど付き合いことになるが、 依頼主だからって様とか殿とか大層な敬称など付けずに、フェイと読んでくれ(^^;
で、君たちの名前を教えてもらいたいが・・・・。

☆From:リグ To:フェイ
じゃあ、リーダーのわたしから自己紹介するね。
名前はリグテヴィ・ムーンライト、リグって呼んでね。フェイさん。
背中のグレートソードを見てもらえば分かると思うけど、チャ=ザの神官戦士だよ。
よろしくね。

聖印が刻んでなければマイリーだろうと思われるかもしれないですね(^^;
まあフェイが驚くとしたらそちらよりもリーダーとい単語だと思いますが (^^;
案の定すこし意外だという表情をしていますね。

☆From:アトール To:フェイ
俺はア・トール。
見ての通りのシーフだ。

アトールの外見はショートソードにソフトレザーに無精ひげ・・・・。 確かにシーフ以外の何ものでもないですね(^^;
次点としては・・・・・魔術師とか(^^;;;

☆From:スレイ To:フェイ
あ、私はスレイ。
精霊使いです。お役に立てると思いますよ(^^)

☆From:ノエル To:フェイ
私はノエル。
ごらんになってもわからないと思うけど、一応マイリーの神官です。

ノエルもまたそういわれないとマイリーの神官には見えませんね(^^;

☆From:シオン To:フェイ
どうもはじめまして、シオンっていいます。
遺跡探索がやりたくて、シーフやってます。
このお店は、楽しいものが多いですね☆
僕もいつかこんなアイテムをみつけたいなあ(^^)

盗賊、と聞くとなにやら後ろめたい職業かと思われるかもしれませんが、シオンのようにその技術を古代王国の遺跡探索にのみ使用する人たちもかなりいます。
というのも人間いつの世も同じで自分の生命・財産などを守るためにいろんなトラップを仕掛けてたりすることが多いですからね(^^;

☆From:リムリィ To:フェイさん
あ、僕、神官のリムリィです。
えっと………よろしくおねがいします(ぺこ)

・・・・フェイがリムリィさんの性別間違えて無ければ良いですが(^^;


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