SW-PBM Scenario #88 | 目次 |
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銀の網亭 |
そして懐かしい宿屋へ・・・。打ち上げはここと決めているのだ(笑)。
■ランス To:おやじ |
まいど〜 |
■おやじ To:ALL |
おう、久しぶりだな(^^)。 ここ数日姿を見せなかっただろ。その間にお客さんが来てなぁ。この間アンリを引きずっていたお嬢さんな。 実は今も来てるんだ。奥のテーブルでケーキを食べてるよ。 |
■ランス To:おやじ |
はぁ? |
ランスが奥のテーブルを覗いてみると、ガレリアだった。
お茶のポットが1つに、ケーキが3つ(!)並んでいる。
■ガレリア To:ALL |
あっ!やっと会えた。 待ってたんですよ。 薬は?薬は?あの薬は見つかりましたか? |
目が会うと、席を立ってせまって来た。
数日のうちにまた肥えたようで、もはや標準体型とは言えない体格になっている(^^;;;
■ナミキ To:ガレリア |
……。 |
■ランス |
(あいや〜こりゃあかんわ・・・元に戻っとる)ん〜・・・それがなぁ・・・あの薬は・・・ 残念やけど、見つけた時点でもう空っけつやったんや |
■ガレリア To:ALL |
ええっ?! 空っぽ? そんな・・・一体誰が盗んで飲んだのよぉぉ〜 |
■アンリ To:ガレリア |
っていうか、お姉ちゃんしばらく見ないうちに体格変わったネ〜♪おもしろ〜い!! |
■ガレリア To:ALL |
どうしよう、あれが無いと痩せられない・・・。 今日だってイザベルに言われたばっかなのよ。 カフェテリアでデザート食べようとしたら妨害されたの。 「まだ食べる気?いやしいわね。心まで豚なの?」って。 ひ、ひどいわよね、そこまで言わなくても・・・。おかげで流石にその時は私も食べれなかったわ。 |
アンリの声、届かず(笑)。
■ナミキ To:ガレリア |
所詮、やっぱりだめなのよね……。 |
■イグレッタ To:ガレリア |
あれが無くても痩せられるわよ |
ピタッ。ガレリアの動きが止まる。
■イグレッタ To:ガレリア |
薬を飲んでた時と同じ食事量にすることだわ |
がくっと肩を落とすガレリア。
■イグレッタ To:ガレリア |
三食ちゃんと食べてたんでしょう? それで私達が見て、普通の体格だったんだから あれが、あなたの身体に合った食事量なんじゃない? |
■ガレリア To:ALL |
・・・イザベルにも言われたわ。 「少しは人間らしく、我慢したらどうなの?」って・・・。 |
■イグレッタ To:ガレリア |
誰が見ても多すぎる食事量だから、友達にも言われるのよ そうね、黙って影で笑っているより ちゃんと忠告してくれるだけありがたいんじゃない 自力で痩せたら、見直してもらえるかもしれないわよ |
”見直してもらえる”と言う言葉にハッとして、マジマジとイグレッタの顔を見る。
■ガレリア To:イグレッタ |
見直してもらえるかしら? ちゃんとお話出来るように・・・。 私、もうちょっと頑張ってみようかな。 実は、ケーキ食べててもイザベルに言われた言葉が気になって、いつもより美味しくなかったの。 イザベルにね、 「勿体無いわね。せっかく一度は痩せられたのに・・・。 痩せたあなたは結構可愛かったのにね」って言われたの。 やっぱり勿体無いわよね。ここで頑張らなくちゃ――― |
拳を握って、小さくファイティングポーズ。
■アンリ To:ガレリア |
そうそう!!今がチャンスだって♪ 痩せて見直してもらえたら一石二鳥じゃん!! |
■ガレリア To:ALL |
ありがとう、頑張ってみます。 |
■ナミキ |
(今度は何日もつかな……) |
■ランス To:ガレリア |
まぁ、あの娘も素直じゃないみたいやしなぁ。わいが見た感じでは あんさんを本気でいじめてたんやないみたいやで。ほら、 『ケンカする程仲が良い』っていうし。 |
説得力があるのかないのか・・・
■アンリ To:ランス |
なんか、それってナミキのお姉ちゃんとランスの仲みたい♪そかそか、そう言うのか〜☆一つ、賢くなっちゃった♪ |
■ナミキ To:アンリ |
なんかちょっと引っかかるわね……。 |
■ガレリア To:ランス |
私とイザベルじゃケンカにならないです〜(^^; 一方的にやられるだけです〜「ケンカしない仲良し」になれたらいいな・・・。 悔しいけど、本当言うとちょっとイザベルに憧れてる面もあるんですよね。スリムで美人な所はもちろん、あの堂々としてる所とか・・・。 私も痩せて自信をつけたいな。 |
■ランス To:ガレリア |
そやそや・・・なくなった薬の代わりっちゃぁなんやけどな・・ 色々手を尽くして、あんさんが払った薬代を取り返してきたで。 |
そういうと、ランスはガレリアに500ガメルを手渡した。
■ガレリア To:ランス |
あ! 嬉しいです、有難うございます。 やっぱり、たかが500ガメルとは言え、大事なお小遣いですもの。 |
■ナミキ To:ガレリア |
たかがね……ハァ。 |
ランス達にとって500ガメルは大金・・・。
■ガレリア To:アンリ |
あ、そうだ。あなたって食いしん坊なのよね? あそこのケーキ、食べてもいいわよ。まだ2個口つけてないのがあるから。 |
■アンリ To:ガレリア |
えっ!?マジでいいの〜?わ〜い♪ オレはちゃんと運動しているからいっぱい食べていいのだ!!育ち盛りだし〜☆ |
嬉しそうなアンリ。
■ガレリア To:ALL |
じゃ、さようなら。 もし、次会ったときに私がまだ太っていたら、しかって下さいね(^^; |
■イグレッタ To:ガレリア |
勿論よ |
■ナミキ To:ガレリア |
頑張ってね(無駄な努力を……)。 |
妙な別れの言葉を残し、ガレリアは家に帰って行った。
ガレリアを見送った後・・・ランスはある事を思い出した。
■ランス To:アンリ |
あ,そういえばアンリが使った情報料な・・これで埋め合わせといてな |
ランスはイザベルから受け取った口止め料をアンリに手渡した
■アンリ To:ランス |
ちっ、ランスの財布を盗む絶好のチャンスだったのに・・・ま、いっか♪そのうち、またそんな機会もあるよネ☆ OK!!わかったヨ〜♪これで勘弁してやろう!!なんてネ☆ |
実はギルドで使った総額は300ガメル。口止め料とピッタリ同じだったりする(笑)。
■アンリ To:ALL |
あ、そうだ!!オレ、そろそろ冒険のお話をしに一度ザインに行こうと思ってるんだ♪忘れないうちにネ♪ だから、多分次回の集合に間に合わないと思うんだよネ☆ みんなとちょっとの間お別れ・・・カナ?うん、そういうわけなんだ〜♪ |
■ナミキ To:アンリ |
え、そうなの!? 随分急ね……。 ま、せいせいするわね。 |
とかいいつつ、ちょっとさびしそう。
■ランス To:アンリ |
そうか・・しばらくお別れっちゅう事になるな。 わいらの事、忘れんとってや。 |
■アンリ To:ランス、ナミキ |
次会う時は子供も一緒に、だよ!!絶対だからネ!!オレ、一緒に遊ぶんだから!! |
■ナミキ To:アンリ |
子供……?(遠い目)。 |
■イグレッタ To:ランス、ナミキ |
…妊娠してたの? |
■レイン To:ランス、ナミキ |
いつの間に… |
■ランス To:イグレッタ |
させるかっ!!! |
焦る所が少し怪しい(ぉぃ
■ナミキ To:ランス、ALL |
どうなんでしょうねぇ? |
妖しく微笑む。
■イグレッタ To:ALL |
依頼も無事に終えたし… 私も今度こそは、冒険生活とさよならだわ また、何時かここに来る事もあるかしらね |
と酒場を見回す。
■ランス To:イグレッタ |
・・・前も同じ事言うとったような・・・ |
■ナミキ To:ランス |
そうね。 |
■イグレッタ To:ランス |
何ですって? |
と言いつつ内心嫌な予感が…(笑)
■ランス To:イグレッタ |
んっ!何も言うとらんでっ!? |
イグレッタに殴られたヌルの顔が脳裏に浮かんだらしい(爆)
■イグレッタ To:ALL |
とにかく(終った)今は、飲みたいわね |
■ナミキ To:ALL |
はいな、受けてたつわよ。 |
■ランス To:ALL |
そやな・・・よっしゃ、今夜は飲むでぇ〜〜!! あ、お代は割り勘な。 |
■アンリ To:ランス |
えぇ〜!!けちぃ〜!! オレは最後かもしんないんだから奢ってヨ〜☆奢ってもらうもんネ!! わ〜い!!飲も飲も〜♪ |
そして場所を個室に移し、宴会を開始した。
何本ものオーガキラーが空にされ(笑)、宴会は朝まで続いたそうな・・・。
盗賊ギルド |
翌日・・・いつもよりちょっと遅い時間に、アンリは顔を出した。
大丈夫、まだ交代前らしい。
■リーザ To:アンリ |
アンリ、どうしたの? 顔色悪いよ。 |
リーザはやっぱりそこにいた。具合の悪そうなアンリを心配そうに見つめている。
■アンリ To:リーザ |
うに〜・・・食べて飲んで貫徹したらイロイロ大変なコトになっちゃったの。 食べ過ぎて気持ち悪いヨ〜・・・眠いヨ〜・・・でも、出発なの!! |
■リーザ To:アンリ |
ん? って事は、無事依頼を終えたのかな? 昨日は宴会だったんでしょ? 良かったね〜(ぐりぐり) |
■アンリ To:リーザ |
うん、無事じゃないけど終了〜♪あのモグリン、見つけたんだけど捕まえられなかったからサ・・・ちょっと、中途半端な終わりかたしちゃったけど・・・でも、依頼は終了だもんネ♪ そうそう!!オレ、ちょっとオランを離れるんだ〜☆ だから、行く前にリーザにご挨拶しようと思って来たんだヨ♪ ちょっと遅くなっちゃったからいるかどうか心配してたんだけどネ☆いて良かった〜♪ |
■リーザ To:アンリ |
あ、そうなの。 ふーん・・・また私もゆっくり出来るってわけね。 |
ちょっと、寂しそう。昼間の当番は暇なのだ(笑)。
■リーザ To:アンリ |
また戻ってくるんでしょ? 土産話を持って、また遊びにおいでよ(^^)。ね? |
■アンリ To:リーザ |
当然ダヨ!!いっぱい、お土産話用意しておくからネ☆ 楽しみに待っててネ〜♪ んじゃ、行って来るヨ☆いってきま〜す!! |
リーザに向かって元気良く宣言すると手を振りながら部屋から出て行った。
その後、無事にザインに着けたかどうかは誰も知らない(笑)
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