SW-PBM Scenario #88 目次

盗賊ギルド


盗賊ギルド

調査5日目、アンリは再び盗賊ギルドを訪れた。
リーザが「また来たの?」と言う表情を浮かべてこっちを見ている。
■アンリ To:リーザ
 イェイ!!凄い!?めちゃくちゃ連続でここに顔出してるよ!!
 オレも今まで経験無いくらい!!

■リーザ To:アンリ
私も経験ないわ(苦笑)。
で、今日は何の用?

苦笑しつつ応対。
■アンリ To:リーザ
 あ、んで・・・用件ネ♪
 前話していたモグリちゃん達、ギルドは手を引いちゃったんだよね?
 オレ達の方で会う必要ができちゃったから居場所を調べてくんないカナ?
 あのボロ屋にいたりいなかったりするっぽくってあれ以降全然会ってないからサ。

テーブルの上に50Gほど置いてリーザの顔を見る。
■リーザ To:アンリ
・・・あのさ、アンリ・・・。50じゃちょっと無理よ。
あの二人組みが目撃されたら情報を流すぐらいしか、これじゃ出来ないわ。

年下の子をなだめるように、優しく言う(笑)。
■アンリ To:リーザ
 ・・・やっぱ?てへ☆

頭を掻きながら照れたように笑う。
■アンリ To:リーザ
 実はさ、いくらまで必要経費で落とせるか聞いてこなかったからできる限り最小限の金額で抑えてみようかと思ったんだ♪
 だから、少なめに出してみたの☆

■リーザ To:アンリ
(必死ねぇ(^^;;;)

■アンリ To:リーザ
 ってわけで・・・これじゃダメ〜?

さらに50Gをテーブルの上に置くとじぃ〜っとリーザを見つめる。
■リーザ To:アンリ
(ああ、もう!そんな捨てられた子犬のような目で見ないでよっ(^^;!)

わかった、わかった。
だけど、この広いオランの中からたった一人・・・いや、2人だっけ・・・の男を捜そうと言うのよ?
時間がかかると思うけど・・・いいの?連日ここを訪れている様子からして、急ぎの仕事なんでしょ?

お金に手を伸ばしつつ確認。
■アンリ To:リーザ
 うわ〜い♪ありがとう!!リーザ、大好きだよ!!

 時間がかかりそうなのは承知の上だヨ!!急ぎだけど・・・全然遭遇しないからサ。

小躍りしながらリーザに抱きつく(マテ)。
リーザは一瞬たじろぐが、しょうがないな〜と言う顔をして頭をなでつつ、徐々にひっぺがす(笑)。
■アンリ To:リーザ
 あ、あとネ。あの二人、どうやら薬を渡す人を限定して渡していたかも知れないんだ!!
 だから、ルーデンス家とか・・・あれ?イザベルとかいう人の家は知らないや・・・ま、いっか♪
 うん、ルーデンス家とかガレリア・ルーデンス、あと同じ学校にいるイザベルとかいう人の周辺を調べると分かるかも知れないんだ。
 だから、ついでにそれも調べて…っと、料金追加しておくネ。多分、返してもらえると・・・いいなぁ〜・・・。

がく〜んといきなりテンションを下げて50G追加しておいておく。どうやらそうとう不安らしい。
■リーザ To:アンリ
ガレリア・ルーデンスに、イザベル?
学校って賢者の学院よね?
ちょっとそれを先に言いなさいよ。
これでだいぶ(調査が)楽になるわよ。

アンリが漏らした2名の名前をささっと書き留めて、にっこり笑う。
■リーザ To:アンリ
じゃ、また明日おいで。

言わなくても毎日来るんだろうけど(笑)。
■アンリ To:リーザ
 は〜い♪んじゃ、また明日ネ!!
 バイバ〜イ☆

リーザに勢い良く手を振るとタッタカ走って去っていく。



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