SW-PBM Scenario #88 目次

あばら家、張り込み


あばら家

 調査4日目。ヴィトリス、イグレッタ、レインの3人は初めてあばら家を訪れていた。
 ランス、アンリ、ナミキは既に顔を見られている可能性があるので、この3人で来たと言う訳だ。
イグレッタは、あばら屋の周りを見回して、見張るのに適当(居心地よさそう)な所を探す。
(居心地は良いかどうかわからないが)目的のあばら家の近くに、また別のボロっちい家を発見(笑)。
人は住んで無さそうだ。あの窓の角度からなら、あばら家の出入が全てチェック出来るだろう。
■イグレッタ To:ALL
あそこに行きましょう。

と言うと、すたすたとボロ家に近づいた。
ボロ家にも一応、粗末な椅子にテーブル、ベッドなどがあった。
人はいない。もう随分長い事誰も住んでいないのだろう。蜘蛛の巣だらけだ。
イグレッタは椅子を窓際に引き寄せて、座った。
■ヴィトリス To:イグレッタ、レイン
まぁ、装備は充実してるみたいですし、のんびりいきましょう。

中に入って、ベットに腰をかける。
■レイン To:ALL
 あまり長い間いたくないけどね…

 そしてそのまま数時間経過―――見張っているあばら家には、訪れて来る者もいなければ、また家から出てくる者もいない。
お昼も少々回った頃…いいかげん飽きたのかイグレッタが立ち上がった。
■イグレッタ To:ALL
一度、銀の網亭に戻りましょう

さっさと扉へ向かう。二人を見返して。
■イグレッタ To:ALL
ここら辺りで、まともな食事は望めないでしょう

■ヴィトリス To:イグレッタ、レイン
そうですね。そうしましょか。

確かにここら辺には店は無い。と言うより普通の民家も少ないようだ。昼だと言うのに、調理する音も、料理の匂いもしてこない。
3人は1度、銀の網亭に戻る事にした。



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