”墜ちた都市”・外円部「歌姫の宮殿」近辺 |
さてユリアとエレボスはコリューン達の後を追って遺跡の方へといってしまいました。
ということは・・当然、ガイとジェスタは2人きりになりますねぇ(笑)
しばしの気まずい沈黙の後、ガイは、昨夜の誤解を解くべく野営の準備をしているジェスタの背中におもむろに話しかける。
■ガイ To:ジェスタ |
・・ジェスタ・・あ・・足は・ど・どうだ?・・ま・まだ痛むか? |
ガイ君、なんだかジェスタと2人きりになるとやはりぎこちないですねぇ(笑)
もっとしゃきしゃきいかないと。
■ジェスタ To:ガイ |
大丈夫…… |
■ガイ To:ジェスタ |
そ・その・・き・昨日は・ほんとに・・すまなかったな・・。 あの場では、あんな事を言っちまったが・ ほんとに俺はアルに誘われておめぇたちを探しに行っただけなんだ・・。 そのことを、おめぇだけには分かって欲しいんだ、ジェスタ・・。 |
■ジェスタ To:ガイ |
……………ふ〜ん。。 |
ジェスタはあまり興味なさそうに返事しながら、火を起こしている。
もっと違う言葉を待っているらしい(笑)
揺れる乙女心って奴ですかね(笑)
■ガイ To:ジェスタ |
ジェスタ・・頼む!信じてくれ! 俺は、おめぇには嫌われたくねぇんだ! ”好きな”おめぇがいるのに覗くわけねぇだろう! |
あ〜あ、ガイ君とうとう言っちゃったね〜(笑)
というかなんだか勢いで喋ってしまっただけっぽいけど(^^;
■ジェスタ To:ガイ |
………好き? わたしが?? |
ジェスタはじ〜っと、ガイを見つめる。
■ガイ To:(心の中) |
うっ!しまった・・勢いあまって言っちまった! しかし、俺の本当の気持ちだ・・嘘をつかないのが俺の性分だからな・・ ええい、当たって砕けろだ! |
■ガイ To:ジェスタ |
ジェスタ・・そうなんだ!・・俺はおめぇが好きなんだよ! おめぇのことが、気になって気になってしょうがねぇんだよ! だから、なっ・・信じてくれ!ジェスタ!俺は覗きなんかしねぇよ! |
■ジェスタ To:ガイ |
(*・・*)……………覗きは……もういいの。ユリアさんもあまり気にしていないようだし。 わたしもガイさんのこと好きだよ。。 |
しどろもどろのジェスタ。顔が真っ赤である。
(ジェスタPL談)これでいいのかなあ?(^^;
まあいいんじゃないですか?(笑)
ガイの方もジェスタに負けないくらい顔が真っ赤っかになってることだし(笑)
■ガイ To:ジェスタ |
お・・・おめぇも俺を・・・す・・好きだってー!? ヤッホーー!!! |
ガイは大声で叫び、飛び上がって喜んでいる。
■ジェスタ To:ガイ |
えと、コリューンやクラウディアさんたちも好きなの。 ガイさんだけじゃ………って、聞いてないわね。(^^; |
まあお約束ですな(笑)
完全に”誤解”して、いつまでもはしゃいでいるガイであった(笑)さて野営地でらぶらぶモードの二人の耳にどこからか足音が聞こえてきます。
どうやら複数の人間がこの近くを歩いているようです。
■ジェスタ To:ガイ |
帰ってきたのかな? それとも…… |
■ガイ To:ジェスタ |
そうかもな、しかし油断はならねぇぞ・・・。 |
ジェスタは起こしていた火を後ろに立ち上がり、ダガーの柄を無意識に握った。
ガイも、モールを握り、足音のする方に備える。
ジェスタを守るように、前に出るところが男らしい(笑)
■ジェスタ To:足音の人 |
誰? |
ジェスタは足音のする方向に注意を向けながら、誰何する。
彼女の声に足音は一瞬だけ止まったが、すぐに動き出した。
しかも今度はゆっくりと彼女たちの方へ近づいてきているようだ。
■ガイ To:足音の人 |
誰だ!・・止まりやがれ!! |
ガイの怒鳴り声に足音はぴたっと止まる。
が、程なくしてひょっこり物陰から一人の男が姿を見せた。
■ 男 To:ガイ&ジェスタ |
なんだ、普通の人間じゃねぇか。 なんでこんなところで若い男女が二人野宿してんだ? |
■ジェスタ To:男 |
色々と事情があるのよ。あなたたちこそ何故ここに? わたしはジェスタって言うんだけれど、あなたの名前は? |
■ ロッキッキー To:ジェスタ |
ひゃっひゃっひゃ、いいところ邪魔したのは悪いがそんなにつんけんすんなって。 俺はロッキッキーてんだ、もちろん通り名だがね。 パダに帰るとこだったんだが、どっかの馬鹿のせいでちょいとコースをはずれちまってね。 |
■ガイ To:ロッキッキー |
突然出てきて、ロッキッキーだあ!? おめぇのその喋り方だと”ウッキッキー”のほうがお似合いじゃねぇのか(笑) |
■ エルフの少女 To:ロッキッキー |
誰が馬鹿よ?! |
突然怒鳴り声と共にウィスプが彼の頭を直撃する。
■ ロッキッキー |
うごっ?! |
ウィスプの直撃に彼は妙な声を上げそのまま地面に倒れ込む。
ジェスタ達がウィスプが飛んできた方を見ると何時の間に近づいてきたのか、エルフの少女を含めて5人が野営地に姿を見せていた。
■ジェスタ(独り言) |
漫才みたい……(ぼそっ) |
■ガイ To:ジェスタ |
なんだか、へんな奴らが来やがったな。 |
ジェスタは注意して、姿が現れた一行を見る。
一行はそっぽを向いてる先のエルフの少女を始め、赤毛の女戦士、魔術師らしき男が二人、すこし粗野な感じの男が一人、そして延びているハーフエルフの盗賊、ロッキッキーの6人であった。
■ 赤毛の女戦士 To:ジェスタ |
そんなに警戒しなくてもいいわよ・・・・って無理ね(^^; 私の名前はフォウリー、フォウリー・アシャンティ 見たところ貴方達も私たちと同業みたいだけど、こんなところでいったい何をしてるの? なんだか遺跡探索にきた、って感じじゃないけど。 |
■ジェスタ To:フォウリー |
ん〜と、ここにいるのは依頼人の要望なの。遺跡荒らしではないわね。他にも仲間がいるわ。 西から来たロッキッキーってあなたのことだったのね〜。生きてるぅ〜? |
ジェスタ伸びてるロッキッキー傍らにしゃがんで、頬を小枝でつんつんと突付いてみる。
これこれ、やめなさいって(^^;
■ガイ To:ジェスタ |
ジェスタ、やめとけ・・そんな奴、ほっとけ。 |
■ ロッキッキー |
ん・・・・んんん・・・・・ |
ロッキッキーはしばらく悶絶していましたが、つつかれたことで気が付いたのか、いきなり飛び起きます。
■ロッキッキー To:エルフの少女 |
エルフィーネ、何しやがんだ?! 死んだらどーすんだ? |
■エルフィーネ To:ロッキッキー |
貴方はゴキブリ並にしぶといんだから死ぬわけないでしょ。 |
エルフィーネはそういって舌を出すと、すぐにフォウリーの後ろに引っ込んでしまいました。
■ジェスタ To:フォウリー |
面白い人たちね。(^^; もし良かったら一緒に野営しない? わたしたちはこの遺跡を調べているんたけれど、何か知ってる? |
■ガイ To:ジェスタ |
一緒に野営か!?本気かよ、ジェスタ! |
ガイは2人の世界(?)を邪魔されたことに、かなりご立腹の様子らしい。
というか依頼の本質を忘れてない?(^^;
■フォウリー To:ジェスタ |
あはは、ありがとう。 でも貴方の彼氏はそう思ってないみたいね。 まあ私たちも先を急ぐのよ。これから夜通しパダまで歩くつもりなの。 で、この遺跡ってどこの遺跡のこと?(^^; |
■ジェスタ To:フォウリー |
そっか〜、大変なんだね。 ここは「歌姫の宮殿」 もう荒らされまくった遺跡なの。 でも、時々女性の歌声が聞こえてくるんだって。知ってる? |
■フォウリー To:ジェスタ |
歌姫の宮殿? ああ、満月の夜に歌声が聞こえてくるって話の遺跡ね。 でも知ってるのはそれくらいの噂ね。 |
と、不意に粗野な男がフォウリーへと近づいて、耳打ちする。
フォウリーは彼に対して肯いた後、二人の方を向く。
■フォウリー To:ジェスタ&ガイ |
何人かここに近づいて来てるみたいだけど、貴方達のお仲間かしら? |
■ガイ To:ジェスタ&フォウリ− |
ん?・・・ああ!もう帰ってきやがったか! |
2人(ジェスタと)の時間が・・・・(笑)
いや、だから目的を忘れないように(^^;
■ジェスタ To:フォウリー&みんな |
え? あ! みんなだぁー。 そうです。わたしの仲間です〜。 こっちこっち〜☆ |
ジェスタは手を振って、みんなを呼びます。
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