沈黙の歌姫

戦慄!今宵のマトックは血に飢えている

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”墜ちた都市”・外円部「円柱回廊」付近

 さて、楽しい食事も終わり、嫌な後かたづけも終わった後、不意にユリアがコリューンのところに近づいてきて羊皮紙を見せます。
■ ユリア(筆談) To:コリューン
あの・・・・身体だけでも拭きたいので泉まで一緒に来てもらえませんか?

■ コリューン To:ユリア
泉かぁ・・ちょっと、待っててね☆

コリューンはクラウディアとジェスタを手招きして、男性陣から離れる。
■ コリューン To:クラウディア&ジェスタ
あのね、さっき私と赤兄が見つけた泉でユリアさんが体を拭きたいんだって♪
でさ、さっき見た時は特に危険はなかったけど、何があるか分からないから、ディア姉達にも一緒に来て欲しいんだ☆
良いかにゃ〜?

■クラウディア To:コリューン
ああ、もちろんだよ。
見張りは任せておくれ。
(危険はレックスの生き物たちだけとはかぎらないからね…)

それってアルフレッドとかエレボスとかガイとか?(笑)
■エレボス To:女性陣
何を内緒話しているかわからないけど危険な事はするなよ。

■ジェスタ To:コリューン
そうだね。行こ〜☆

どうやらジェスタは、自分もちゃっかり身体を拭こうと思っているらしい。
そんな女性陣に対し、かたや耳をダンボにしている男が一人。
■ アルフレッド To:独り言
これはもしや・・・、ちゃ〜んす。(☆_☆)

そんなアルフレッドの熱い視線に気が付くことなく手早く支度を整え泉へと向かう女性陣達。
それを心待ちにしていたアルフレッドはさっそく他の二人へと声をかける。
■ アルフレッド To:ガイ&エレボス
さて、そろそろ行くけど、ガイとエレボスはどうする?

アルフレッドはそう言いつつ、なぜか準備運動を始める(笑)
いや、GMの期待に答えてくれてありがとう、アルフレッド。
でもその屈伸とか柔軟とかはどーいう意味?(笑)
■ガイ To:アルフレッド
・・・行くってどこへ行くんだ??

ガイは、どーやら満腹の余韻に浸ってアルフレッドの計画(?)が分からないようである。
おそらく、このまま何も知らずアルフレッドに引っ張られていくのであろう(笑)

■ エレボス To:アルフレッド&ガイ
私はここにいます。

死ぬなよ、それと怪我をしても治療はありませんから。
それと何かあったら大声で叫んでください、聞こえたら助けに行きますから。

エレボスは荷物の中から愛用のノミと薪に使えそうな木を取り出しながらそういう。
いったい何を彫るつもりなのやら・・・。
いや、その前にアルフレッドが何するか分かってるのなら止めてあげなさいよ(^^;>エレボス

”墜ちた都市”・野営地近くの泉

さて、月明かりの元泉へと向かった女性陣。
もちろん何事もなく泉へとたどり着いた。
■ ユリア
♪(^^)

ユリアはさっそく水辺へと移動すると、もってきた手ぬぐいを濡らす。
すこしためらいがちに服を脱ぎ、水の冷たさに躊躇いながらも、今日1日の汗と汚れを拭き取っていく。
一緒に来ていたコリューンもユリアが気持ちよさそうに体を拭いてるのを見て耐えきれなくなったのか周りをキョロキョロと見回して服に手をかける。
■ コリューン To:女性陣
ンじゃ、私も拭いちゃおうっと♪

といって手や足を拭きはじめるコリューン。
むう、脱いでくれなきゃ読者サービスにならないじゃ〜ん。
■ジェスタ
わたしも拭こうっと☆

どーやら埃まみれになった身体をなんとかしたかったらしい。(^^;
ユリアやコリューンと一緒に身体を拭き始めた。

こちらは読者サービス(笑)
誰か挿し絵描いてくれないかなぁ(笑)

■クラウディア To:女性陣
ありゃありゃ、ここはいちおう墜ちた都市の中なんだけど……
みんな怖い物知らずというか、大胆というか(^^;;;;
じゃあ、あたしは見張りをしておくよ。
残してきた連中のことも気になるし……

などといいつつクラウディアはマトックに手を掛けつつ、ドワーフアイで周囲に目を配り始める。
危険を感じたら、相手がなんであれ、容赦なく攻撃をするつもりであるらしい(笑)
マトック(打撃力30)は当たったら痛いぞぉ(w
■ コリューン
恋の〜 パンチサイト〜♪

コリューンは鼻歌など歌いながら、気持ち良さそうに体を拭いている。
でもコリューンではせくしぃびぃむは出てないよなぁ(ぼそ)

と、女性陣が水浴びの最中、ふとクラウディアとコリューンはなにやらただならぬ気配を感じて視線をそちらへと向ける。
彼女らの目に映ったのは・・・・ガイを連れたアルフレッドが物陰に身を隠しつつこちらへと近づいてくる姿であった(笑)

■ コリューン To:アルフレッド&ガイ
そこっ! 何やってるにゃっ!!

コリューンはとっさに水辺に置いてあった荷物の中かダガーを拾ってそう大声で叫ぶ。
■ ユリア
?!

 その声を聞いてユリアはとっさにかがみ込んで身体を隠す。

そして・・・・コリューンよりさらに怖いのはクラウディアであろう。
無言でマトックを構えると隠れている(つもり)の二人へとのっしのっしと近づいていき、アルフレッドの目の前にマトックを振り下ろす。
ざくっという鈍い音ともにマトックの先端が地面へと突き刺さった。

■ アルフレッド To:心の声
こ、これを食らったら間違い無く死ぬ。Σ( ̄□ ̄;)!!

ええ、間違いなく死ねますね(ぉ
■クラウディア To:アルフレッド&ガイ
………………さて、なにか言うことはあるかい?

クラウディアはマトックの柄に両手を置いたまま、にこやかに尋ねる。しかしとーぜん目は笑っていないですね(^^;
お手柔らかにねぇ〜(^^;
■ガイ To:クラウディア
なんだ・・ここにいたのか・・。
おめぇらこそ、ここでなにやってんだ?

ガイは”キョトン”とした顔でクラウディアを見ている。
いや、状況を把握しようね、ガイ(^^;
ジェスタは状況を確認すると、ユリアを庇いつつ、こそこそ服を着始める。
■ コリューン To:アルフレッド&ガイ
赤兄は何となく分かるけど、ガイの兄貴まで・・・見損なったにゃ★

クラウディアに少し遅れて、コリューンも駆け寄って来た。
こちらは口元も笑っていない。
さり気なく片腕を空けているのは、精霊魔法を詠唱する為か・・?
■ジェスタ To:アルフレッド&ガイ
……………

そして服を着たジェスタもまた無言で二人を見る。無言が怖いぞ(笑)
■ アルフレッド To:女性陣
いや、みんな急に居なくなるから心配になって探しに来たんだよ。
ほら、女の子ばっかりだともしもの時危ないと思って〜。
なぁ、ガイ。(´▽`;)

 アルフレッドは滝のような汗をかきながら必死にいい訳をしていますが、目が泳いでいるようで(笑)
■ガイ To:女性陣
そうだぜ、おめぇたちが急にいなくなったってアルがいうから、探しに来たんじゃねぇか。

■クラウディア To:アルフレッド
へぇ、心配して探しに来た割には、やけにこそこそしていたじゃないか。
もしもの時にそなえて、身を隠していたとでも言うつもりかい?

■ コリューン To:アルフレッド
ふぅ〜ん(-_-) それはアリガト〜★

コリューンの声は冷たい。
■ガイ To:クラウディア
身を隠してたのは物音がしたからだ。
心配してきてやったのに・・・なあアル!。

ガイはそう言ってアルフレッドを見るが、相棒(笑)の方は動揺しまくっているようで(笑)
それを見たガイはアルフレッドに近寄り、肩を組んで小声で話しかける。
■ガイ To:アルフレッド
・・アル?・・アル、おめぇ・・まさか・・騙したんじゃねぇだろうな?

■ アルフレッド To:ガイ
騙したと言うか、気付いてなかったの?

どーやらガイは気がついてなかったようで(笑)
■ガイ To:アルフレッド
まあ、いいさ!俺も男だ、おめぇの気持ちは良く分かるぜ!
ここは、俺に任せな!

ガイは、振り向くと女性陣に話しはじめた。
■ガイ To:女性陣
え〜・・みんな!すまん!!おめぇたちのいうとおりだ!
俺とアルは確かに覗こうと思ってやってきた。
しかし・・それはおめぇたちがあまりにも”魅力的”だからだ!
どうでもいいような”女性”なら絶対に覗いたりなんかしない・・。
この埋め合わせは必ずさせてもらう・・だから・・なっ・・ここは穏便に頼むぜ!

そういいながらガイは、ジェスタには特別な視線を投げかける。<
■ガイ(視線) To:ジェスタ
頼む、信じてくれジェスタ!俺は覗きなんかしないぞ!

さあ、ガイの視線はジェスタに通じるか!?
■ジェスタ To:ガイ
……………さいて〜。。

・・・・どうやら通じなかったようです(笑)
ジェスタはユリアを男性陣の視線から遠ざけ、服を着るのを手伝いながら謝る。(^^;
■ガイ To:(心の中)
・・・やっぱ、ダメだったか・・・(^^;;

ジェスタの表情を見て、ガックリと肩を落とすガイ。
■ジェスタ To:ユリア
……ごめんね。

■ユリア To:ジェスタ
(・・、)

ユリアはちょっと涙目になりながらも、ジェスタに肯きます。
■クラウディア To:ガイ&アルフレッド
あたしが聞きたいのは魅力の問題じゃなくて、倫理に対する考えなんだけれどね。
仲間だけならまだしも、護衛対象の依頼人までいるんだ。
笑い事じゃすまなくなる可能性だってあるんだよ。
少なくとも2人の“紳士”が、この件に関して理解がなかったことがあたしゃ残念でならないね。

クラウディアは顔をしかめつつも、えいやっとマトックを引き抜く。
■ アルフレッド To:ALL
はい、仰る通りです、申し訳ありません。(-_-;)
でも、実は俺が言い出しっぺで、ガイは”本当に”何しに行くか気付いてなかったみたいなんだ。
だから、俺はどんな罰でも受けるから彼は許してやってくれないかな。(´▽`;)

アルフレッドは懇願するような目で女性陣に訴えかける。
どーやら本人もかなり反省しているようです(^^;
だが、コリューンはしら〜っとした目でアルフレッドを見つめた後、冷たい声で二人へと話し掛ける。
■ コリューン To:アルフレッド&ガイ
・・・・・で、親分は?
まさか、一人で留守番させてるって事はないよね?
マトック炸裂覚悟で私達の後を付いて来ちゃうくらい、危険な場所だもんね、ココは。

■ガイ To:コリューン&アルフレッド
・・そうだな、コリューンのいうとおりだ。
さあ、はやく戻ろうぜ、アルフレッド!

■ アルフレッド To:ガイ&女性陣
そ、それもそうだね、そんじゃまた後ほど〜。(;´▽`)/

ガイはアルフレッドの腕を引っ張るとそそくさと泉を後にした。
■ガイ To:アルフレッド
アル・・ジェスタに嫌われちまったじゃねぇか〜・・・。
あ〜あ!!くそっ!

と嘆きながら、小石を蹴飛ばすガイ。
■ アルフレッド To:ガイ
うっ、ごめん必ず埋め合わせはするよ。(-_-;)

■ガイ To:アルフレッド
よ〜し、その言葉・・忘れるんじゃねぇぞー!
って・・冗談だよ!・俺も男だからな・・アルの気持ちはよくわかるぜ!
気にしてないから心配すんな!

二人の姿が見えなくなるまで目で追っていたクラウディアはやれやれといった感じでコリューンらへと話し掛ける。
■クラウディア To:女性陣
やれやれ、とんだ騒ぎになっちまったね。
みんなだいじょうぶかい?
あの連中、今度たっぷりと油を絞ってやらないと……

■ コリューン To:女性陣
・・・・・・・・・・私達も、そろそろ戻ろっか?

うん、そうした方がいいね(^^;
というかユリアをほっぽとかないように(笑)>コリューン&クラウディア
■ジェスタ To:女性陣
そうだね。
………まったく。

女性達は水浴びの気持ち良さもどこへやらちょっとしんみりした感じで荷物をまとめると野営地の方へと戻っていった。

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