オラン東門前広場 |
今日は空に雲一つなく、絶好の旅日和となりそうであった。
冒険者達は朝の仕度を済ませると、銀の網から人々が動きはじめた市場通りを抜けて、そして東門へと急ぐ。
彼らが門前の広場に姿を見せたときには、すでにエルドリックと旅姿のユリアが待っていた。
彼らに気がついたユリアが小さく手を振り、それによってエルドリックも冒険者達に気がついた。
■ エルドリック To:ALL |
やあ、おはよう。 時間通りでなによりだ(^^ |
■ コリューン To:エルドリック&ユリア |
おっはよ〜☆ エルドリックさん、見送りに来てくれたんだ〜♪朝早くからアリガトにゃ =^^o^^= |
■ エルドリック To:コリューン |
見送りくらいはしないとな(^^;; |
■クラウディア To:エルドリック&ユリア |
おはようさん(^^) 今日は旅立ちにふさわしく、すっきりさっぱり良い天気でうれしいね。 |
■ エルドリック To:クラウディア |
ああ、いい天気でなによりだ(^^ |
■エレボス To:エルドリック&ユリア |
おはようございます。 |
■ アルフレッド To:ユリア&エルドリック |
おはよう御座います、じきに他のメンバーも揃うと思いますよ。 |
やれやれ、自分が一番遅刻しそうだったくせに。(笑)
そして遠くからとてとてと走ってくるジェスタ。どうやらちょっと遅刻したようだ。(笑)
■ジェスタ To:みんな |
ごめ〜ん、遅れちゃった〜。おはようございます☆ |
そしてジェスタに続いてガイも、ドタドタ!っと走ってくる。
■ガイ To:みんな |
わりぃ〜みんなー! |
どうやら、寝つきが悪く、寝るのが遅かったらしいが・・・・・う〜む、ジェスタと時間をずらして来る所が、あやしい(笑)
■ガイ To:エルドリック |
やあ、エルドリック、おはよう! 遅れてすまんな、まあ、仕事はきっちりやるから、心配すんな! |
■ エルドリック To:ガイ |
ああ、よろしくお願いするよ(^^ |
■ガイ To:エルドリック |
ああそうだ、エルドリック、パダまでなんだが・・・ ユリアの安全を”第一”に考えて、馬車で行くことにしたぜ! そんで、その費用なんだが、1人往復300ガメルの7人分で、2100ガメルなんだ。 途中の食費や宿代なんかを考えたら、ギリギリになっちまうんで、ユリアの馬車代と食費だけでも出してもらえねぇか? まっ、ダメならダメでしょうがねぇが・・・その場合は節約するしかねぇからなぁ・・・。 俺にとっちゃ、その辺の”草”でも何でも”飯”になるし、どこでも寝れるんだが・・・。 |
■ エルドリック To:ガイ |
なんと、馬車でパダまでいくのかね?(^^;; 分かった、ユリアの分は出そう。 それと彼女の宿代とかももちろん気にしなくて良い。 もともと彼女もそのつもりだからな(^^; |
エルドリックはそういって300ガメルをガイへと渡します。
■ジェスタ To:ガイ |
良かったね〜☆ ユリアさんの分が浮くよ。(^^) |
ガイ、エルドリックに見えないように、ジェスタの方を見て、にっこりウィンクし、右手の親指を立てる。
その右手には昨日の”リストバンド”が、しっかりとはめられている。どうやら、一晩寝て、昨日の羞恥心は忘れ、素直に喜んでいるらしい。
■ コリューン To:ガイ |
あのサ、保存食代の147ガメル、私が立て替えてるんだよね。 今、払ってくれると嬉しいな〜♪ |
などといいつつコリューンはガイにこびこびくねくね。
何か変なものでもたべたのか、コリューン(笑)
■ガイ To:コリューン |
そうか、悪りぃな!・・・じゃ、これ・・(ゴソゴソ)・・はいよ! |
ガイはコリューンに147ガメルを手渡す。
■ガイ To:コリューン |
(コリューンのくねくねを見て) それより、コリューン・・・今のうちにトイレに行ってたほうがいいんじゃねぇか? |
いや、ガイ、思ったことをそのまま口に出すのはいけないと思うんだが・・・(笑)
案の定その言葉にコリューンは方をぷるぷると震わせている。
■ジェスタ To:ガイ |
ちょ、ちょっと……! |
ジェスタはガイの袖を引っ張る。
■ガイ To:ジェスタ |
なんだあ、ジェスタ? |
袖を引く、ジェスタの方を見るガイ。
そして、もう一度、コリューンを見ようとした瞬間・・・!
■ コリューン To:ガイ |
コリュ〜ン・パ〜ンチっ!! |
コリューン・パンチはガイの顔面にHIT!
6点のダメージを与えました(笑)
■クラウディア To:(胸中) |
(おやぁ……(@@)あたしは当たらなくてよかったよ〜) |
なにやらクラウディアはコリューンのパンチの激しさに、昔を思い出したらしい
■ガイ To:コリューン |
痛ってーー!!! 何しやがんだー、コリューン!! |
ガイは、コリューンに殴られた”顔面”を押さえて、コリューンに近寄ろうとする。
■ジェスタ To:ガイ&コリューン |
あ……大丈夫? 女の子にはあまり無神経なことを言っちゃ駄目だよ。。 ごめんね、悪気はなかったのよ〜。 |
まあ、そんなことをガイに言っても無駄かもしれないけど・・・・(^^;
ともかくも愛しのジェスタにそう言われ、立ち止まるガイ。
■ガイ To:ジェスタ&コリューン |
そうか、俺、また変なこと言っちまったか! 悪かったな、コリューン。 しかし・・・”ナイスパンチ”だったぜ! |
とか言いながら、どつかれた顔面を自分で軽くたたくガイ。
■ガイ |
痛・・ちちち・・・ちちっ!! |
誰か、ガイの手当てを!
・・って、自分で治癒しなさい(笑)
何の為のプリースト技能ですか(笑)
■ジェスタ To:ガイ |
大丈夫なの……? |
かなり心配そうにガイを見上げるジェスタ。
少し切なげに見えるのは気のせいだろう。(笑)
■ガイ To:ジェスタ |
・・あ・・ああ・・こんくらい、どうってことは・・。 は・・ははは・・はは(^^;; |
ジェスタの前だからって、ちょっと無理をしているガイ。
いや、痛いものは痛いと言ったほうがいいと思うぞ。
そしたらジェスタが優しく介抱してくれるかもしれないのに(笑)
■ コリューン To:ガイ |
まぁ、今回はこれで勘弁したげるにゃ♪ 痛いの痛いの、飛んでいけ〜☆ |
そう言ってコリューンは、ガイにヒーリングをかけた。
■ガイ To:コリューン |
おお!直ったぞ、サンキュー、コリューン! これからは、気をつけるぜ! |
しかし、その”保証”はどこにもない(笑)おそらく・・いや・・絶対、また言うだろう。
そしたら今度はきっとコリューンキック&幻の左も見れることだろう。
■クラウディア To:エルドリック&ユリア |
……ええと、あのねぇ……(ま、いいか(^^;) …その…ユリアさんの準備は大丈夫かい? 馬車が出るのは開門同時って言っていたから、もうじき出発だと思うけど……。 |
クラウディアは今の情景を説明しようと思って断念したらしい(^^;
とりあえず話題をそらすことにした。
■ エルドリック To:クラウディア |
あ、ああ、準備の方は大丈夫だが・・・・ 彼の方こそ大丈夫なのかね?(^^; |
エルドリックとユリア、二人そろって目が点状態だったようです(笑)
■クラウディア To:エルドリック |
(コリューンがヒーリングをかけるのを横目で見つつ) ああ、大丈夫みたいだね。 うちのパーティーは、癒しの技を使える顔ぶれが多いから、何かあっても安心だよ(^^) |
いや、クラウディア、そーゆー問題じゃなないだろう・・・・・。
■ エルドリック To:ALL |
あ、ああそうだな(^^;;
さてそろそろ門が開く時間だな。 |
ユリアはエルドリックに対し肯いてみせます。
■ アルフレッド To:ユリア&エルドリック |
もちろんです、俺がバッチリ守りますから安心してください。 |
言いつつ、ユリア嬢にウインクするアルフレッド。
しかーし・・・・
■ ユリア To:アルフレッド |
・・・・・・(^^?) |
アルフレッドのウィンクはあっさり流されました(笑)
■ガイ To:エルドリック |
ああ、任せとけって! で・・馬車はどこだ?? ああ、あれかー! |
ガイのいつとおり、広場には馬車は一台だけ止まっています。
どうやら大きな荷台を改造して客席としているらしく、幌も無い質素な作りの馬車です。
ただ馬車に繋がれた馬は普通の馬より一回り大きくて、とっても雄々しい感じを受けます。
荷台の横には社名らしき”パダ・エクスプレス”の文字と、そして何故か”第29回オランばんえいダービー ○月×日開催!”と大きな文字で書かれています。
■ アルフレッド To:ユリア&ALL |
これだけ天気が良くて幌無しだと、相当日焼けしそうだね。 ユリアさんや女性陣は、気を付けた方がいいんじゃないの?(^^; |
■ コリューン To:アルフレッド |
それって、私に対する嫌味〜? |
コリューンの褐色の肌は日焼けによるものだったりする。
■ アルフレッド To:コリューン |
あぁ、ごめんごめん、俺はコリューンの小麦色の肌も健康的で好きだよ。 ただ、ユリアさんは「歌姫」だからね、下手に日焼けしちゃうと仕事にも差し支えるっしょ? |
■ コリューン To:アルフレッド |
私、一応、吟遊詩人でもあるんだけど(-_-# |
■ アルフレッド To:コリューン |
いや、だから「ユリアさんの仕事が「ナイトクラブのステージで歌う事」だから日焼けには気を付けないと」って意味で、別に「コリューンは日焼けしてるから駄目」とか言ってる訳じゃ無いんだよ。(´▽`;) |
■ コリューン To:アルフレッド |
ふぅ〜〜〜〜ん(-_-) |
コリューンは思いっきり、じと目でアルフレッドを見る。
何を言っても泥沼だね(^^;で、当のユリアは腰につるしてあった小筒から金属製のペンを取り出しそして羊皮紙に文字を書いてアルフレッドに見せる。
■ ユリア(筆談) To:アルフレッド |
マントを持ってますから大丈夫ですよ。 お気遣いありがとうございます(^^ |
東方語で書かれていますが、奇麗な文字です。
というかようやく字を書くシーンが出てきたよ(^^;
■ アルフレッド To:ユリア |
そうですか、じゃあ大丈夫ですね。 ユリアさんのケアをするのが私達の役目ですからね、何か有ればすぐ呼んで下されば結構ですよ。(^^) |
■ ユリア(筆談) To:アルフレッド |
わかりました。よろしくお願いします。 |
■ジェスタ(独り言) |
綺麗な字ね〜。いいな〜。 |
ジェスタの字はあまり綺麗じゃないらしい。
まあ、覚えたてだしねぇ(^^;
■ガイ To:みんな |
じゃあ、みんな!馬車んとこに行こうか! |
ガイの言葉を合図に馬車の方へと移動した一行。
だが、座席にも御者台にも人の姿は無く、ただ馬車馬がゆっくりと飼い葉を食んでいるだけだった。
■ガイ To:みんな |
なかなか、頑丈そうな”馬”じゃねぇかー! そんで、御者はいんのか? |
ちなみに馬の名前はテン・ハイ。
この馬のことに関しては#35をご覧ください(^^)
■ガイ To:御者 |
お〜い!、この馬車の御者はどこだー! |
■ 御者 To:ガイ |
おっわっ?! はいはい、大声出さないでも聞こえてますよ〜。 本日はパダ・エクスプレスをご利用いただきありがとうございます〜。 予約票はお持ちですか? |
馬車の影から若い男が一人顔を出してきた。
どうやら寝ていたらしい(笑)
■クラウディア To:御者 |
はいはい、ここにあるよ。7人分だね。 今日1日、宜しく頼むよ(^^) |
御者は予約票を受け取って確認しつつ・・・・
■ 御者 To:クラウディア |
ああ、昨日の夜ぎりぎりに来たって言うドワーフさんだね(^^ はい、確かに予約を承っております。 ほかのお客さんが集まるまで、悪いけどもうしばらくゆっくりしててください。 |
■ガイ To:御者 |
俺は、ここの(パーティー)リーダー、ガイだ。 パダまでよろしく頼むぜ! |
■ 御者 To:ガイ |
こちらこそよろしく〜(^^ |
■ジェスタ To:御者 |
なんだあ、まだ時間あったんだあ〜。(^^; あんなに急いで食べなくても良かったなあ…… |
朝食を食べながら来たジェスタだった(爆)
いや、依頼人を待たせては行けないと思うんだが?(^^;
■ コリューン(独り言) |
(なんで、急いで御飯を食べて来るようなハメになったんだろうねぇ・・) |
にやり。
むう、なんかコリューンが怖いぞ(^^;
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