幸せの木・カウンター |
銀の網亭の開店直後。まだ人は一人も来ておらず静まりかえっている。だが、それもこれからやってくる嵐の前兆だろうか。
その嵐の前触れであるかのように、一人の少女が元気よく2階から下りてきた。
■ジェスタ To:おやじ |
あ、おやじさん、おはようございます♪ 良い天気ですね。 (きょろきょろと辺りを見回す) まだあまり人はいないみたいね。。 とりあえず、林檎ジュース下さい☆(^^) |
しかし、おやじは準備で忙しいのかジェスタには気づかないようだ。そうこうするうちにもう一人大柄な青年がやってきた。
■ガイ To:おやじ |
おやじ!、久しぶりだ!、俺だ、ガイだ。 とりあえず、エールをくれ。のどが乾いちまった。 ん?なんだ、まだあんまり客がいねぇみたいだな! まっ。。ちょっくら待つとするか! |
というと、ドカッと椅子に腰を下ろした。
何でもいいが、あいかわらずの大声である(^^)
……が、それでもおやじの耳には届いていない。
エールが運ばれてくるのをしばらく待っているうちに、青年は隣に座る少女に気がついた。
■ガイ To:ジェスタ |
おぅ!ジェスタじゃねぇかー! 奇遇だな、また席が隣になったな。 |
■ジェスタ To:ガイ |
またお隣さんになったね☆(^^) |
■ガイ To:ジェスタ |
昨日は、良く眠れたか? 俺は、もう腹いっぱいでぐっすり眠れたぜ! |
■ジェスタ To:ガイ |
ううん、あの後ちょっと出掛けたの。(ギルドに行っていたらしい(笑)) もうちょっと寝たかったけど、今日は仲間見つけなきゃならないからね。(^^; |
■ガイ To:ジェスタ |
睡眠はとらないと、肌に悪いというからな、仲間が決まったら、ぐっすり寝たほうがいいぞ。(やはりジェスタのことが気にかかるらしい(^^)) |
■ジェスタ To:ガイ |
肌に悪い? やっぱり気をつけないといけないかしら。。(笑) |
■ガイ To:ジェスタ |
どうだ、また、俺と一緒に冒険しねぇか? 今度は、俺の出番もあると思うから、いい所を見せられそうだ。 |
ガイはモールをブンブンさせながらジェスタを再び冒険に誘う。誘われたジェスタのほうも乗り気だ。
というかガイ君、店の中でモールを振り回すのは止めなさい(笑)
■ジェスタ To:ガイ |
わたしを守ってくれる? ……って冗談よ。(笑) もちろんいいわよ。2番テーブルに移ろうかしら? 先に行ってるわね。 |
■ガイ To:ジェスタ |
お・・おぅ、まかせとけ! よし、俺も2番テーブルに移動だ! |
ジェスタの言葉に、ちょっと恥ずかしがるガイ。
もしかしたら、ようやくあちこちから頼まれた注文の品々を持って出てきたおかみにその顔を見られたかもしれない。
■おかみ To:ジェスタ&ガイ |
悪いわね、遅れて(^^; はい、ジュース………ってもう話し合い始まっているのかしら? 失礼(^^;; こっちはエールね。 |
■ジェスタ To:おかみ |
ありがと〜☆ 2番テーブル借りるわね。(^^) |
■ガイ To:おかみ |
いいってことよ! こんなに繁盛してるんだからよ! |
■おかみ To:ガイ |
じゃ、頑張ってね。 |
■ガイ To:おかみ |
おぅ!頑張るぜ! じゃ、俺は2番テーブルに行くぜ |
ふたりはテーブルに移っていった。銀の網亭もどんどん人が増え、おかみも忙しく外の客に飲み物を届けている。
さっきのガイの表情には気づいてもいないかのようだ……いや、気づいていても気づかないふりをしているのだろう。
幸せの木・テーブル2 |
■ジェスタ To:ガイ |
ガイさん、こっちよ。(^^)/ さて、仲間募集の掲示板にも書いて来なきゃね。 |
ジェスタはそうつぶやくと、酒場の壁にある掲示板へと近づいた。
当方、神官戦士と野外派(?)盗賊です。 まだまだ未熟者ですが、仲間になってくださる方は2番テーブルまでお越し下さい。 ジェスタ
|
■ジェスタ To:ガイ |
仲間募集の張り紙を掲示板に貼ってきたわ。(^^) ……共通語覚えて良かった。(爆) |
いや、そう満足げに語られましても(^^;;
■ガイ To:ジェスタ |
おぅ、ジェスタ、今度は、すぐにここがわかったぜ。 (以前、テーブルに来るまでに迷ったことがあるらしい(^^;;) 共通語覚えたのか、ジェスタ! どれどれ・・・。 |
ガイはそう言って張り紙を見にいく。そして大げさにびっくりしながら戻ってきた。
■ガイ To:ジェスタ |
誰に教えてもらったか知らんが、俺よりきれいな字じゃねぇかー! |
■ジェスタ To:ガイ |
ちょっと学院で勉強したの。(*^^*) |
■ガイ To:ジェスタ |
学院でか!どうりで・・・ しかし、よっぽどいい先生だったんだな。 俺の時は、先生も字が汚なかったからなぁ・・・ こりゃ、勉強しなおさないんといかんな・・・。 |
一緒に勉強し直していればよかったのにねぇ(笑)
■ジェスタ To:ガイ |
……積極的にこちらからも声をかけないといけないかしら? 良さそうな人がいたら、声をかけてみるね。 |
■ガイ To:ジェスタ |
俺も、いい奴がいたら声をかけてみるぜ! |
■ジェスタ To:ガイ |
良い人がいたら、お願いね。 |
■ガイ To:ジェスタ |
わかったぜ、じゃ、ちょっくら探してくらぁ。 |
こうしてガイは新たな仲間を誘いにカウンターに向かっていった。
さらに人が増えたカウンターに、ガイの、そしてジェスタの希望にかなう人材はいるだろうか……
幸せの木・カウンター |
■アルフレッド |
しまった、今日は銀の綱亭が朝からなの忘れてた〜!ヘ(;>_<)ノ |
相変わらずごった返しているカウンター。ばたん☆と扉が開くと同時に一人の青年が現れた。
ダッシュしてきたのか、多少肩も上下しているように見える。
■アルフレッド To:おかみ |
あっ、おかみさんおはよう御座います。ヽ(´▽`;) 今日は、朝からだって言うのすっかり忘れてましたよ。 とりあえず、「オレンジジュース」下さい。 |
■おかみ To:アルフレッド |
あら、おはよう。 そうね、たまに珍しいことをすると出遅れる人もいるわね(笑 はい、注文のオレンジジュース………って…… |
それを見て、おかみはすっとジュースを出したのだが、そこにはもう青年の姿はなかった。
気がつけば、また一人少女がやってきていた。誰もが知る(?)猫娘もといイモムシ教団幹部……でもない。
とにかく元気の固まりのような少女である。
■コリューン To:おかみ |
はぁ〜い、マスタ〜♪ 元気だったぁ〜ン? 会えなくって寂しかったわ〜ン☆ |
……なにか変なものでも食べたのか?
いや、実は前回の仕事の後に、ザックに何やら教わったらしい・・・・
■おかみ To:コリューン |
大丈夫かしら?どうかしたの?(^^? 誘惑するなら主人じゃなくて他の人にしてね(^^ (笑 |
そんなコリューンをあっさりと流すおかみ。
さすがだ、年期がちが(ばこっ☆)←フライパンが飛んできたらしい(ぉだ、だが、そんなコリューンの姿に惑わされたかされないか、近づいてくる男性の影。それも二つも。
■アルフレッド To:コリューン |
やぁ、はじめまして、お嬢さん。ヽ(´▽`*) 俺は、アルフレッドって言うんだけど、ご一緒させてもらってイイかな? |
■ガイ To:コリューン |
ちょっくら、ごめんよ 話し中に悪ぃな、俺はガイっていうんだが、仲間を探してるんだ。 見てのとうりの戦士だ、マイリーも信仰しているがな・・。 よかったら、俺のテーブルに来ねぇか? ジェスタという頼れる仲間も一緒なんだが、どうだい? |
勧誘に来たアルフレッドとやや遅れてガイ。しかも、アルフレッドはおかみにジュースを頼んだのも忘れて勝手にコリューンの隣りのイスに座っている。
アルフレッドはナンパの邪魔をするなといいたげな表情だが、ガイはもちろん当のコリューンにすら気がついてもらえない(笑)
彼女は自分がナンパされているのにも気づかずに、おかみの怪訝そうな表情に首を傾げている。
■コリューン To:おかみ |
・・・あり? オトナな良い女はあぁいう風に挨拶するんだって、オッサンが・・私、騙されてる!? |
ええ、騙されてるわよ(笑)
おかみのそういった表情にようやく真実に気づいたらしい。
そして、ふと気づけばナンパなニーチャンとデッカイ兄貴が側にいた。
■コリューン To:アルフレッド&ガイ |
どなどな〜☆ はじめまして〜♪ 私はコリューンって言うんだよ(^o^) 私もね、一緒に遊・・・お仕事する人を探してたんだ☆ ヨロシクねぇ〜ン♪ うっふん☆ |
遊び相手・・もとい仕事仲間が見つかったのはザックの教えのおかげかもしれないと思い直すコリューン。
とりあえずウィンク☆してみる。
というか気持ち悪いから止めなさい(^^;;
■コリューン To:ガイ |
……ところでサ、デッカイさんの言ってるジェスタさんって、あの張り紙だしてた人? 確か2番テーブルだったよね♪ 混んで来たから、そっちに行こうヨ〜☆ |
■ガイ To:コリューン、アルフレッド |
おぅそうだぜ、2番テーブルだ。 じゃ、俺が案内するぜ。 |
■アルフレッド To:ガイ、コリューン |
OK! これからよろしくね。 んじゃ、俺ドリンク貰ってくるし何か食べ物もあったほうが良いよね。 適当に頼んどくから先に行っててよ。ヽ(´▽`) |
■コリューン To:ガイ |
わ〜い♪ 行こう、行こ〜☆ |
こうしてコリューンはガイに連れられて2番テーブルへ。
一方アルフレッドはおかみに注文をしなおしている。
■おかみ To:アルフレッド |
早速コリューンに声かけてるのね(笑 |
■アルフレッド To:おかみ |
あぁ、ごめんなさい、向うに女の子が見えたもんだから。(笑) 運良く、早速仲間が見付かったよ。 向うのテーブルだから、何かお摘みと、お菓子でも適当に持って来て下さい。ヾ(´▽`;)ゝ |
■おかみ To:アルフレッド |
はいはい(^^ |
幸せの木・テーブル2 |
勧誘に成功したガイがジェスタの元に戻ってくる。
早速仲間をゲットしてうれしいのか、仲間を呼ぶ声もいつもより大きく響く。
■ガイ To:アルフレッド、コリューン、ジェスタ |
お〜い!こっちだぜ〜! っと、名前聞くの忘れちまったぜ。 お〜い!ジェスター!2人来てくれたぜー! |
■コリューン |
ちと遅くなっちって、ゴメンね〜★ 今回は、はじめましてサンばっかだにゃ〜♪ 楽しみ〜☆ |
■アルフレッド To:ALL |
あぁ、こっちか、全然違うとこに行ってたよ。(笑) 俺の名前はアルフレッド、アルでイイよ。 まだ駆け出しだけど、魔術師だよ。 適当に、食べ物頼んどいたけど良かったよね?後は、神官と盗賊の人だよね。 (前に一緒だった二人が居ればいいけど・・・) とりあえず、適当に探してくるよ。 |
それだけ言ってあわただしくカウンターのほうに戻っていく。
■ジェスタ To:ALL |
あ、ガイさんお疲れさま☆ (新しく来た二人を見て) こんにちは。ジェスタって言います。よろしく〜☆>コリューン ……なんか良く知ってるような気がするのは何故かしら?>アルフレッド。(爆) ……と思ったら……もう行っちゃってたわね。アルフレッド。(^^; わたしも声をかけてこようかな。 |
しかたなくジェスタも立ち上がりカウンターに向かう。
幸せの木・カウンター |
そのころ、銀の網亭では珍しいドワーフの青年がカウンターにどっしりと腰を落ち着けていた。
■エレボス To:おやじ |
ふぅ〜。 おやじさん、こんにちは。 ?! 人が少ないけど早く来すぎたかな? とりあえずミルクをいっぱい下さい。 あと軽く何か作って下さい。 |
そしてさらに珍しいことにドワーフなのに髭がなかった。
お酒を頼まないのもドワーフらしくない。
ほんとにドワーフか?エレボス(笑)
■おやじ To:エレボス |
おう! ミルクと……トーストでいいか? もうそろそろ混む頃だから仲間を捜しはじめてもいいかもな。 |
■エレボス To:おやじ |
では、4枚ほどお願いします。 慌てないで私を必要としている人をゆっくり探しますよ。 |
しかし、探す前に相手のほうから見つけて来てくれたらしい。
■ジェスタ To:エレボス |
あのっ、あのっ こんにちは☆ 山の人。(どきどき) お一人ですか? もし良かったら、2番テーブルに来ませんか? (ラーダの聖印を見て) うちにはマイリーの神官がいますが、よろしかったらお願いします。 |
■エレボス To:ジェスタ |
私でも良いんですか? とりあえず2番テーブルに…… |
■ジェスタ To:エレボス |
わ〜い、ありがと♪ 一緒に行こ☆ |
ジェスタに手を引っ張られ、トーストとミルクを器用にもったエレボスは人込みの中を抜けていった。
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