Sword World PBM #37
可愛い子には旅をさせろ
第1章 旅は道連れ

狩りの時間だっ♪

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■蛇の街道 一日目・夕方

 そんなこんなで色々騒ぎが起こったりしながらも旅は続き、やがて日も暮れてきた。
 街道が山中を通ることになるのはまだまだ先らしく、道も平坦で危険なことも何もなし。実に平穏な(?)一日目であった。
 今日はこの辺で野営にしようと辺りを探すと、野営するのによさそうな場所がすぐに見つかった。
 レンシオは早速小動物でも捕まえようと1人で先に茂みへ入っていった。
■森の中

■レンシオ
 さて、と。トラップでも仕掛けておくか………

 レンシオが罠設置に気を取られているそのとき、カルーナは頭上に危険な気配を感じた。
 ご都合主義的に現れたのは冬眠しそこねた体長80cmほどの蛇!
 木の枝に巻きついてカルーナちゃんへ飛び掛かろうと狙っている!!

 いざ、戦闘だ!! 今夜のおかずをゲットだレンシオ!!
 カルーナの知覚を通じてヘビに気がついたレンシオはいきなり魔法即打ちでエネルギーボルト
 達成値13(2D=8)で発動!_
 ただのヘビに抵抗できるはずもない(^-^;)
 さらにクリティカル!!してダメージ15点。
 カルーナちゃんへ一撃を与えることも出来ずヘビは天国行き。

 ヘビは感電したようにビクッと跳ね上がると、そのままポトリと地面に落ちたのであった……合掌。
■野営地

■ミルマ
 ん? 今なんかあっちのほうでピカってしたような……?

■ノエル
 光った後なにか棒か紐のようなものが落ちてきたような。

■ルーイ To:ミルマ、ノエル
 え? 何々? 何かあったの???

 ルーイは竪琴の調律をしていて見てなかったらしい
■ノエル To:ルーイ
 何かな。遠くてよく見えなかったの。 あとでレンシオさんに聞いてみるといいよ。

■ミルマ To:ルーイ
 そいえば、レンシオ君さっきあっちの方に行ったっけ……
 大丈夫かな?

■森の中

■レンシオ
 ふぅ………敏捷度の優位でこちらの勝ちだな。
 とりあえず、飯の確保は出来たか。

 倒した蛇をつまみ上げながら、
■レンシオ
 今のうちに加工しておくか………。
(と、蛇の加工開始)

 レンシオは蛇だと判らなくなるように蛇肉を加工した。
 蛇の加工の達成値は13
 かなり高い達成値だが、これを見破れる者は出るのか?
 さて、野営地へと視点を戻そう。
■野営地

■ミルマ To:ALL
 ミルマ、たきぎ集めに行ってくるね〜

■ダーナ To:ミルマちゃん&ALL
 よし、私も薪集めに参加するとしようか。
 料理や、食材探しなんてした事無いからな。
 みんなを食中毒させる訳にはいかん。

■ミルマ To:ダーナ
 わーい、じゃあミルマが集めるからダーナの旦那は運ぶ役〜♪

■ルーイ To:ミルマ、ダーナ
 えっと。じゃあ、僕も手伝います〜(^^)

 ルーイは、たきぎ集めについて行くことにしたらしい。
■ダーナ Toミルマちゃん、ルーイ
 よし、食材班より早く行動しないとな、火がおこらないと
 調理も出来ないからな。
 薪集め班、出発!

■ミルマ 
 しゅっぱ〜ぁつ♪ (^-^)/

■シェル to:ALL
 あ〜、森はやっぱり落ち着くなぁ〜(^^)
 じゃあ、ボクは木の実やハーブ探してくる〜♪
 あと、ついでに罠でも仕掛けてくるね♪

 森の妖精だけあって、森が近いと声も弾んでいる。
■ノエル To:ALL
 私は水でもくんでくるかしら。 シェル、鍋貸してくれる?

■シェル To:ノエル
 鍋?
 ああ、はい。
 レンシオさんも鍋持ってるから、ボクのだけじゃ足りなかったらレンシオさんに借りてね。

 鍋を取出して、ノエルに渡す。
■ノエル To:シェル
 ありがとー(^^)

■ラウル To:ALL
 オレもなんか獲物探してくるわ。

 そんな感じで、みんな三々五々散っていった。
■森の中 たきぎ取り組

 ダーナ、ミルマ、ルーイの3人は森の中へ薪を集めに来た。
 たきぎを持つのは完全にダーナ1人にまかせ、枯れ枝拾いに専念するミルマとルーイ(笑)。
 たきぎも十分に集まり、戻ろうとしたとき、ミルマは、あけびの実がなっているのを見つけた。
■ミルマ To:ルーイ、ダーナ
 あっ、あけび〜!あれって甘くてオイシイんだよ。
 うーん、ちょっと高くてミルマ届かないなぁ……

■ダーナ To:ミルマちゃん
 え? モグモグ…あけびが…モグ…どうしたって?
 プッ、プッ。< 種を飛ばしている。

 そんなミルマに見せつけるかのごとく、自分だけあけびの実を口いっぱいに頬張ってるダーナ。
■ミルマ To:ダーナ
 ……ぉぃぉぃ

■小川

 水を汲みに来たノエルは、魚が群れを成して泳いでいるのを見て弓で狙ってみた。しかし、一発目は外してしまった。
■ノエル
 (矢を回収しながら)
 はずしちゃったか。ヤマメっておいしいんだけどなぁ。
 もう少し狙ってみようかな。

 ノエルは更に続けて矢を放ち、何回かは外したものの、ヤマメを数尾ゲットすることに成功した。
■森の中 ラウル

 ラウルは森に入って小動物用の罠を設置すると、他の食材を求めて森を散策した。
 やがて川沿いに来たラウルは、GMの陰謀により冬眠中のカエルを見つけてしまったのであった。

 ラウルは捕まえたカエルと顔を見合わせながら(笑)
■ラウル
 ………まあいいか。腹に入っちまえば同じだろ。

 などとのたまった……。
 別に見つけたからといって無理に食材にしなくてもいいのだが(笑)。
 そしてラウルは森の中に仕掛けた罠を確認しに戻ってきた。
 みると、まるまる太った野うさぎがかかっている。
■ラウル
(軽く口笛を吹いて)
 へへっ。久しぶりだったけどあんまし腕鈍ってなかったみてえだな。
 これならあいつらに変な顔させることもねえだろ(苦笑

■森の中 シェル

 さて、シェルに視点を移そう。 彼は彼で、別の場所に罠を仕掛けたあと、木の実やハーブを探していた。
 豊かな森らしく、美味しそうなものが色々見つかった。
■シェル
 え〜と、クルミにハーブにマッシュルーム…。
 うん、これだけあればなにか作れるな。
 大猟、大猟(^^)

 木の実の採集が終わったあと、今度は動物蛋白探しを始めるシェル。
■シェル
 木の実は見つかったけど…それだけじゃお腹いっぱいにならないよな。
 鳥でもいないかな〜(¨ )( ¨)

 シェルは弓を肩からおろして、鳥がいないか探してみる。
■シェル
 あ、すずめみっけ♪
 よ〜し。

 残念ながら大物の鳥を見つけられなかったシェルは、仕方なくすずめを狙ってみたが……。
■シェル
 ……ハッ!
 ……あ…外しちゃった…(^-^;;)

 的が小さかったせいもあって外してしまったようだ。
 ……結局それ以上の獲物も見つからなかったので、シェルは仕掛けた罠を確認しに戻って来た。
 見ると、シェルの罠にもラウルの罠と同様野うさぎがかかっていた。
 しかしこちらはあまり肉付きはよくない。
■シェル
 ……う〜ん、捕れたことは捕れたけど…(^-^;;)
 でも、もうちょっと太ってないと食べるとこないなあ…
 …いいや、逃がしてあげようっと。
 木の実だけでも十分だしね。

 シェルは罠にかかったノウサギを逃がしてあげた。
■森の中 レンシオ

 その頃レンシオは自分が仕掛けた罠の前で首をひねっていた。
■レンシオ
 ………………何でこんなもんが取れたんだ?
 保存食を使うまでもなくなったな………(−−;;
 いいや………とっとと加工しよう。

 小動物用の罠だったはずなのに……レンシオの仕掛けた罠には、なんと大きな鹿がかかっていた。
 どうやら1ゾロを振ったドジな鹿らしい

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GM:すた(Starlight)
E-mail:sta@green.interq.or.jp