墜ちた都市遺跡 |
冒険者達は無事に遭遇した不死の怪物達を追い払った。
これ以上怪物達は出てくる様子は無い様だ。
■エル To:独り言 |
あぅ……槍がドロドロです。 あとで清めないと……。 |
■クラゥン To:ALL |
はっはっは、終わったなあ。 |
最初しか働いていないエルフは、余力たっぷりに快活に笑った。
■クローエ To:クラゥン |
あらあら。まだあまり気を抜かないほうがいいと思うのよ? |
そうは言いつつ、リュートを背負いなおしながらクローエばあちゃんもホッとした様子だ。
■クラゥン To:クローエ |
Σなんと、そうなのか!? |
慌ててぐるぐると周りを見回す。
■クラゥン To:クローエ |
…なんだ、何もおらぬではないか(ほっ) しかし流石であるな。その歌で、ぱーっと逃げ去ってしまいおった。 |
■ロックス To:ALL |
はあ、はあ……。 流石皆さん、戦闘も手慣れてますな。 いやあ、助かったでやんす。 |
シグナスは切り伏せた遺体に簡易の祈りを捧げた。
■シグナス To:ロックス、ALL |
ふー……お疲れさん、あんたも良い動きだったじゃないか。 にしても、こんな所でアンデッドと出くわすとはな……こっちじゃよく居るのかい? |
■ロックス To:シグナス&ALL |
割と見かけます。 魔法王国時代の罠に引っ掛かって死んだ、あっしらの様な遺跡潜りの死体やらがゾンビ化したりする事はそんなに珍しくないでやんす。 運が悪かったらこっちも仲間入りなんで、あっし一人なら逃げてますな。 |
■シグナス To:ロックス、ALL |
そりゃ正解だ。……一応、神官としちゃ放って置きたくはねーけど。 それで被害増やしちゃ本末転倒だしな。 しかし、どーすっか……それ程消耗はしちゃいないし、このまま進むか? |
■エル To:ALL |
この騒ぎで気付かれて逃げられたりしていないといいのですが。 ……むしろ、興味を持って近づいてきてくれたりはしないでしょうか。 |
■クラゥン To:エル&ALL |
まあ、希望的観測を抱きすぎるとこけるだろーし。 その辺はほどほどにしつつ、ひとまず捜索を続けるのがいいんじゃないか? 期限もあることだしなー。 |
■ロックス To:ALL |
あっしは休むのに丁度良い場所も知ってますので、休みたい時は言ってくだせえ。 ……とは言っても小休止程度ですがね。 流石に遺跡で野宿は勘弁でやんす。 |
■クローエ To:ALL |
そうねえ。皆がさほど疲れて居ないというなら、続けることにしましょう? でも確かに、これだけ大騒ぎをしたのだから、エルさんの言うように、近くに居れば絶対気づいたでしょうねえ。 …呼んでみます? |
■ロックス To:クローエ&ALL |
それでも良さそうですが、あっしは下位古代語の会話は出来ないでやんす。 読む方は何とか出来るんですがねえ。 只、何が出てくるか分からないので警戒もして置いた方が良いと思うっすよ。 |
■エル To:ロックス |
会話に関しては心配ありません。 「歩く十徳ナイフ」ことシグナスさんがいますので。 |
■シグナス To:エル、ロックス |
……一応神官だから多少は徳無きゃやばいんだけどな。 ま、行けるだけ行ってみるか。上手い事向こうもアンデッド嫌ってりゃ交渉の取っ掛かりになるかも知れねーし。 自慢じゃねーけど状況次第からのその場凌ぎで後に問題溜め込むのは得意技だぜ。 |
■ロックス To:シグナス&ALL |
さっすが旦那! あっしは所詮お手伝いですんで、判断はお任せします。 |
■クラゥン To:シグナス&ALL |
んでは、シグナスに下位古代語で呼びかけてもらいつつ進むとしようぞ。 さっさと出てきてくれるといいんだがなー。 でりしゃすな干し肉あります、って言ったら来てくれんかなー。 |