SW-PBM #175 伝説の… |
■ 届いた知らせ ■ | ||
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【 銀の網亭 】 |
ポートー村を辞し、久方ぶりにオランの銀の網亭でくつろぐ事ができた冒険者たち。
穏やかな日々が続く中、ある者は新たな仕事へと旅立ち。またある者は新たな研究に打ち込み。
なかには、怠惰な日々を送る者もいたかもしれないが……。
そうして季節が移り変わるころ、たまたま一同が揃っていたのを見計らったかのようにおやじが声をかけてきた。
■おやじ To:ALL |
おい、お前たちに手紙が来ているぞ。 ポートー村のジノさんからだとよ。 |
■オスカール To:おやじ>ALL |
おおっ、預かっててくれたのか、わざわざすまんな。 早速読んでみよう。 |
■クローエ To:オスカール、ALL |
あら、あのお酒のおいしい村の若い子ね? あの後うまくいったのかしら… |
■ウルス To:オスカール |
どきどきしますな。良い知らせか、悪い知らせか。 |
オスカールは、全員が覗き込めるようにテーブルに手紙を広げる。
■ウルス To:ALL |
東方語ですな…。そういや、ジノさんは東方語の人でしたっけ。 こりゃ、おいらには読めませんな。誰か声に出して読んで下さいや。 |
■クローエ To:ALL |
わしも話すことくらいは出来るけれど、文字で書かれるとちょっと分からないわねえ? |
■リオン To:ALL |
東方語だったらぼくが読めるよ。 ちょっと見せてー |
と言いつつテーブルの上にあった手紙を自分のところに手繰り寄せる。
■リオン To:ALL |
えー…と、なになに… |
手紙は先日の礼から始まり、持ち帰った魔法の鍬で農地が倍以上に拡大した事。
それによって来年の収穫は期待できるであろう事。
その働きが認められて、晴れてジノとシエラが婚約にいたった事。
しかしウェスは未だに諦めず「ジノに飽きたらいつでも」云々とアプローチを続けている事。
などなどが、とりとめもなく綴られている。
そして、役目を果たした魔法の鍬を元の場所に収めるため、改めて護衛を頼まれて欲しいという事が最後に書き添えてあった。
■リオン To:ALL |
……だってさ。 |
■ウルス To:ALL |
おお、こりゃめでたいですな。 皆さん、予定は空いてますかね? おいらは幸い丁度暇だから、明日にでも起てますがね。 |
■クローエ To:ウルス、ALL |
ふふ、自分たちの働きが無駄にならなかったって分かると、なんだか嬉しくなるわ。 わしも今のところ予定はないから、是非行って見たいわねえ。 あそこのお酒も、また舐めてみたいし。 |
■マリィ To:ALL |
わたしも特に予定に問題はありませんよ。 一緒に、お二人を祝福してあげたいですね。 |
■オスカール To:ALL |
俺も行くぜ。 どんな仕事にもアフターサービスは必要だからな。・・・もっとも、今度の報酬はギルダー村の火酒にかわりそうだがな。 |
■リオン To:ALL |
ぼくも用事はないから大丈夫! 祝福するんだったらぼくが祝福の歌を…!ってね。 でも、あの火酒は勘弁だなぁ…美味しいんだけどね。 |
■おやじ To:ALL |
それじゃ、その以来はお前たちが受けるって事でいいんだな? やれやれ、依頼書を書く手間が省けた。 |
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GM:倉沢まこと