#162 探索は潮風の香り

4-1a 冒険者、さらに遺跡を探索する1

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遺跡内部:第四の部屋
食事を摂り終った冒険者たちは、再び遺跡の探索を再開した。
目の前には、幅2m、長さ5m程の通路があり、これまでと同じような扉で行き止まりになっている。
■カトリー To:ALL
……アタシは罠は無いと思う。
扉も特に何も無いはずだぜ。

■クリス To:ALL
ではそのままドンドン進んで行きましょうか?
ここまでないと警戒しますね。

■ニコラス To:ALL
ほんじゃ行きますか♪
今まで通り扉の脇でスタンバっとくぜ♪
そろそろこの遺跡の主の名前くらい知りてぇとこだね。

■ニアリース To:ALL
(再び羊皮紙とペンを手に取りながら)
何かしらヒントがあっても良さそうなものですけどね。
もう少し先に何かあるかもしれません。
引き続き、注意して行きましょう。

■ウーサー To:ニコラス
よし、じゃあ開けるぜ……頼んだぞ。

構えた盾で身を隠しながら、ウーサーは扉を開いた。
■クリス
そろそろ何か変化が有りますように………

ウーサーが扉を開くと、そこにはまたスキュラの像が二体立っていた。
なお、精霊使いには解るが、この部屋は他の部屋と違い、水の精霊力を入って右側の壁から強く感じる。
精霊使い以外の人間には、同じ壁が僅かに湿り気を帯びていることがうかがえる。
また、スキュラの像は下位古代語で12(G)、13(H)と書かれたプレートを持っている。
■ジン To:ALL
ほう。壁から水の精霊力を強く感じるとは、今までとは違うパターンだ。
まあ罠かもしれんがな。

■ウーサー To:ALL
うわぁ……いちおう覚悟はしてたけどよ、長居したら錆びが湧きそうだぜ(溜息)
お? あの像、さっきの色っぽいのと同じヤツじゃねえか?

■ニコラス To:ALL
今度のは・・・スキュラ?だったけ?さっきもいたなぁ。
んじゃまた部屋と像を調べるとするか♪
なんか湿気が多そうな部屋だな・・・みんなちょっと待っててくれよ♪

ニコラスが部屋や石像などを調べると、次のことが分かった。
・部屋には仕掛けが無い様だ。
・スキュラの彫像を回すと、湿り気を帯びている側の壁が開く 仕掛けになっている。ニコラスは結果を冒険者たちに伝えた。
■ウーサー To:ALL
成る程、な……だが、とりあえず向こう(地図上の上側)の扉の向こうから調べて、それから戻って来るのはどうだ?
扉に罠が無いようなら、またオレ様が開けるからよ。

■ジン To:ウーサー、ALL
それがいい。
仕掛けを作動させて、水が大量に出てくるようなものなら、扉の奥のことは先に知っておいた方がいいしな。

■カトリー To:ALL
それじゃ、アタシが見てくるぜ。
ちょっと待っててくんな。

カトリーは慎重に左手の扉に近づいた。
慎重に扉を調べると、また同じ様に戻ってきた。
■カトリー To:ALL
アタシの見たところ、向こうの扉には罠も鍵も無いね。
下手に石像に触るより、このまま先に進むのに一票だね、アタシは。

■ゼファルディート To:カトリー&ALL
だね、まずは進められるところをどんどん進んで、後から気になるところを調べるとかでも遅くはないんじゃないかな。

■ケット To:ALL
うんうん。賛成。やっぱりいかにもこの湿った壁って、ここからドバッと水でも出てきそうだよね。

■カトリー To:ケット&ALL
アタシもそう思う。
ウーサーの旦那、これまでの様に扉を開けてもらえるかな?
アタシらは後ろに下がってるから。

■ウーサー To:カトリー
ああ、もちろんOKだ。
なんならたまには、オレ様が開けた扉の向うをカトリーが覗いてみるか?
もしヤバそうなのが出てきたら、オレ様がしっかり抱っこして庇ってやるからよ。(笑)

■カトリー To:ウーサー
旦那、アタシをからかっても面白い反応は返せないぜ。
様子見をするのは全く構わない。
まあ、任せてくんな。

これまでの様にウーサーが扉を開け、今度はカトリーが奥を覗いた。
先は5m程通路が続いており、その先は左側に曲がっている様だ。
■クリス To:ALL
なんなら次からは私が覗きましょうか?


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GM:teshima