#162 探索は潮風の香り

3-3a 冒険者、遺跡を探索する3

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遺跡内部:第三の部屋
スキュラの像がある部屋の扉を明けると、再び幅2m、長さが5mくらいの通路が続いている。
また、通路の先には石造りの扉が見える。
■ニコラス To:ALL
ん・・・通路にゃ水の音が聞こえるなぁ。
でも通路も扉も問題なさそうだぜ。

■カトリー To:ニコラス&ALL
……水の音は下のほうから聞こえるぜ。
この下に水路でもあるんじゃないか?
とりあえずアタシもこの通路に罠などは無いと思うから、安心して進もうじゃないか。

■ケット To:ALL
下の水路って、さっきの落とし穴の罠と繋がってるのかな??
とりあえず、ここは罠も無さそうだし、どんどん先に行ってみようよ。

■ニコラス To:ALL
んじゃさっきまでと同じやり方でいいんだよな?
そろそろ何か出てきてもおかしくねぇし、ここはいっちょ気を引き締め直して行きますか♪

冒険者たち一行はこれまでの要領で扉を開けた。
扉には何も仕掛けは無かった様で、問題なく次の部屋を見ることが出来た。
部屋の広さはこれまでと同じくらいで、扉が右手に見える。
また、部屋の中央辺りに最初に見たウンディーネの彫像が二体立っている。
彫像はこれまた同じようにプレートを持っている。
プレートには、下位古代語で左側のには7、右側のには6と彫られている。
■カトリー To:ALL>ニコラス
……うーん。特に部屋に仕掛けは無いと思うぜ。
ニコラスの旦那はどうよ?

■ニコラス To:カトリー&ALL
うん、俺の見た感じでも仕掛けはなさそうだぜ。
ってことでみんな、次の部屋に行ってみようぜ♪

■ウーサー To:ALL
オーケイ。じゃあまた、オレ様が扉を開けるぜ。
さあて……そろそろ鬼なり、蛇なり出るかな?

ウーサーはFの像の前を横切るようにして扉の前に移動した。
特に何かが起こるわけでもなく、無事に次の扉の前に辿り着いた。
■ウーサー To:ニコラス&カトリー
じゃあ手間かけるが、また扉とその先のチェック、よろしく頼むぜ?

■ニコラス To:ウーサー&ALL
了解♪

・・・扉は大丈夫みたいだぜ♪
また開けるときはおんなじ様にやるんだろ?

■ウーサー To:ニコラス
ま、そういう事さ(笑)
まあこんだけ奥まで進んできたんだ、そろそろ何かとご対面って事くらいは、あるかもしれねえけどな?

軽口を叩きながらも、盾を構えたときには真剣な雰囲気を取り戻している。
そしてウーサーは、扉を開けた。
扉を開けると、そこは幅2m、長さ5mほどの通路だった。
通路の先には先程開けたものと同じ扉が付いている。
そこまで確認すると、ニアリースが冒険者たちに言った。
■ニアリース To:ALL
さて、ここまでとりあえず安全が確保できたと思いますので、
一旦この部屋で休憩しませんか?
下手に部屋をうろつきまわったり、何かに触らなければ危険は無いと思いますので。
丁度お昼くらいですし、食事にしましょう。

■カトリー To:ニアリース>ALL
そうだな……。
そろそろアタシも腹が減ってきたところだ。
折角弁当を用意して来たんだし、ここらで一服するのも悪くないよな。
みんなはどうよ?

■ジン To:ニアリース、カトリー、ALL
いいぜ。
まあ、この先安全な場所があるとも限らん。
ここで小休止を取っておくのが無難だろう。

■ニコラス To:ALL
俺も何だか集中力が切れてきてるみてぇだし、賛成だぜ。

■ウーサー To:ALL
飯と聞いたら、嫌とは言えねぇな!(笑)
どうもこりゃあ、オレ様が思ってたより相当広いダンジョンらしいしな。腹ごしらえできるうちに、やっておこう!

■ケット To:ALL
わーい。ご飯、ご飯♪

■ニアリース To:ALL
それじゃあ、お昼にしましょう。
まだ先があるのでお酒は出せませんけどね。

■クリス To:ALL
仕事中ですから当然ですね。
酒は身を滅ぼす物ですから。

そう言いながらニアリースは、荷物の中から用意していた昼食を取り出し、皆に配り始めた。
■ゼファルディート To:ニアリース
ありがとー(^-^)

■ニコラス To:ニアリース
お♪ありがたく頂戴するぜ♪
にしても、この遺跡はいったい何なんだろうねぇ?
何か目処は立ったのかい?

■ウーサー To:ニアリース
くっ、マジで酒はナシなのか……まあでもメシはマジで助かるぜ、ありがとうよ♪
せめてこの遺跡が、ナニを目的に利用されていたのか……みてぇなのが解れば、あの妙な数字の意味も掴めるのかもしれねぇよなぁ?
スキュラ……だったっけか? あの美人のネーチャンの像があったのが、1部屋だけってのもこう、なんだか気になるしよ。

■ニアリース To:ウーサー&ALL
わたしの仮説で宜しければ……。

・仮説1:魔術師の別荘件研究室
・仮説2:魔術師の宝物庫
……と考えています。
1の場合は、研究成果を他人に奪われない様に仕掛けをすることが考えられます。
それこそ、”正式に”招かれた客人以外が入るのは危険でしょう。
2の場合も同様です。
その場合は、1の場合よりもより厳重に警備がされているでしょう。

わたしは今の所、1の説を推したいと思っています。

■ジン To:ニアリース、ALL
どうもこう、訪れた者を試すかのような印象があるが・・・
確かに、海岸である必要性を考えれば、別荘の可能性は高いかな。

■ケット To:ニアリース&ALL
どっちの説にしても、バリバリの罠が仕掛けてありそうだね。
こりゃ、気をつけないと・・・

■カトリー To:ケット&ALL
まあ、そういう事だわな。
今までも罠はあったし、もしかするとこの部屋にもまだ罠があるかも知れない。
安全を確認するまでは、不用意にあちこち触らないでくれよな。

……正直アタシも完璧に全ての罠を見破れるとは限らないぜ。

■ウーサー To:カトリー
お、おいマジかよ……メシ食ってても大丈夫なんだろうな?
この下、水流れてるかもしれねぇんだろう?

居心地が悪そうに、もぞもぞと動くウーサー。
自重で床が抜けて水面下に沈没……という状況が、相当気になるらしい。
■ニコラス To:ALL
ここの主と招かれた客人は鍵の解除方法を知っていて、手順通りに鍵を開けると隠し部屋が現れる・・・ってな感じかなぁ?
俺としては、まだ見つけてない1番のプレート持った像から順番に回してみたいとこだね。
きっとその先にはすんげぇお宝が眠ってるんじゃねぇかな♪
ものすげぇ怪獣も眠ってそうだけど(笑

■ジン To:ニコラス、ALL
うむ。1番のプレートが今も失われずに残っていればいいがな。

■ニアリース To:ニコラス&ALL
魔獣や幻獣の類なら、今も生存しているのが居るかもしれません。
何にせよ、十分注意すべきですね。

■ゼファルディート To:ニアリース&ALL
ま、危険度の高さとお宝の価値は比例するものだからね、どんな危険が待受けているのか、それはそれで興味があるよ。
もちろん、無防備につっこむ気はないケドさ。

■ウーサー To:ALL
なぁに、いざ出てきちまえば注意もナニも無ぇ、ガチで叩っ斬るだけだぜ!
それにトラップに関しちゃあ、得意分野な仲間に任せてる以上、心配しても仕方が無ぇ しな!

さて、と……ごちそうさん。まあまあの味だったけどよ、やっぱり量はもう少しあった ほうが良いよな?

巨躯に見合った早食い(そして大食い)だけに、ウーサーは喋りながらも、保存食を手 早くたいらげてしまっていた。
■ニコラス To:ウーサー、ALL
あんまり喰うと罠のねぇ床も踏み抜いちまうぜ?(笑

まぁ冗談はおいといてそろそろ次行くかい?
あんまり座ってると根が生えちまいそうだしよ♪

ニコラスの提案に、ニアリースは手早く片付けを行い、再び探索を行う体制を取った。
カトリーもそれに続く。
■ニコラス To:ALL
さてと・・・通路もその先の扉も罠はなさそうだぜ♪
次行ってみようか♪

■ジン To:ニコラス、ALL
おお、順調でいいね。
そうと決まれば長いは無用だ。早速入ってみよう。

■クリス To:ALL
このまま罠も何も無いと仕事にならないのも事実ですがね………


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GM:teshima