小部屋で合流する人々
しんと静まり返る小部屋で、ミァチームの合流を待つリュントチーム。
ミュゥルが「みゃ〜」と一声鳴いて、倉庫へ続く隠し扉のほうへ視線を向けると、それとタイミングを合わせるかのように扉が開き、ミァたちが顔を出した。
■ミァ To:ALL
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お互い成果はばっちりみたいでスネー(・▽・)
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一行は使い魔視点だけでは伝わらなかった情報もすべて交換し合う。
──お互いに手に入れた、かなりの数の「戦利品」を床に並べた状態で。
■リュント To:ALL
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ここで鑑定大会をしておかないか?
役に立つものなら装備しておいた方が万一の危険に備えられるしな。
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■リュント To:ALL
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結局俺らはここら辺しか捜索出来なかったけどな。
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2階の捜索が羨ましかったらしい
■アール To:リュント
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そんなこと言わないで。
大活躍なのはちゃんと聞いてたから。
罠にうっかりかかりそうになったところとかね(笑)
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■リュント To:アール
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掛かりそうになったんじゃない。
掛かったんだ(笑)
ちゃんと避けたけどな(笑)
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■ヒノキ To:リュント
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威張りたいならそもそも罠に掛かんなよ。
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■リュント To:ヒノキ
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ぐっ………
気を付けますm(__)m
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■ミァ To:リュント
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にししししし。アール&ヒノキっちの連携プレイ勝ちー。
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そしてにぎやかに(?)鑑定大会の始まり〜
…
…
しかし誰も新たに成功したものはいなかった…
■ミァ To:ALL
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はっはっは。まあこんなこともありますヨネー(’▽’;
っとそうそう。ミーたちが見つけたこれなんですけドー……
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と言いながら、アストーカシャの部屋で見つけた通訳猫人形を取り出す。
■ミァ To:ALL
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こりをつければ、地下の番人のぜむりゃんともばっちり!お喋りが出来るよーになりますから、先に誰か身に付けとく方がいいと思うんですヨネー。
……で。
やっぱり交渉するのはリィダァかなぁとミーは思うんですケドー(=▽=)ノ
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皆に同意を求める(笑)
■リュント To:ミァ
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俺もジンが良いと思う。
俺だと相手を怒らせる可能性大だからな(苦笑)
さっきも怒らせ掛けて危なかったから。
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■アール To:ALL
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そうだな。
皮肉だけは控えてもらうけどな(笑)
それと…
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眼鏡を取り上げて
■アール To:ALL
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あとのわからなかったお宝の再鑑定もジンさんに頼みたいと思うんだが。
どうだろう?
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■リュント To:ALL
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そりゃもちろんジンの役割だろう(笑)
ジンじゃなくして誰に頼む。
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■ジン To:ALL
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うむ。知識強化系のアイテムは、役割分担的に俺が使うのが無難だな。
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特に躊躇無く、猫耳と眼鏡を装備するジン。
肩からぶら提げた鎧像といい、実用性重視で自分の見てくれには無頓着なタイプなようだ。
■ジン To:ALL
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早速試してみよう。誰か異種族の言語で話しかけてみてくれんか?
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■アール To:ジン
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(ドワーフ語)ジンさん、発動体の槍を見つけたから、後でハルバードをサーバントに貸すよ。
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■指人形(ジン) To:アール、ALL
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槍の発動体とはアールにぴったりのアイテムじゃないか?
ハルバードは鎧像には大きいかもしれんが、破壊力は申し分ない。
よし、残りの未鑑定品を鑑定してみよう。
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指人形も装備して、生真面目な顔で人形の口をパクパクさせるジンw
■ノール To:ジン
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Σ すすすすげーっ!! こんなジーちゃん見たことないぜっ!!
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■ミァ To:ジン
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にはははは! ミーの思った通り大似合いでスー(>▽<)9
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してやったりとガッツポーズ。
■リナリア To:ジン
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……か……かわいい。(///
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■ヒノキ To:ジン
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……ある種、不気味だけどな。
キモカワイイってのはこーゆーのを言うのか?
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■リュント To:ジン
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段々、こっち側の人間になってきたんじゃないか?
なかなかさまになっているもんだぞ?(笑)
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■アール To:ジン
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むう、目的の為には手段を選んでいられないということか…
さすがジンさんだ!
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その装着プロセスの躊躇なさに感心することしきり。
ただし、その結果には目をつぶるとして…(^^;)
■ジン To:ALL
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ふむ。この矢は「サプレス・エレメンタル・クォーレル」だ。
破壊力を増している上、命中地点から広範囲に特定の精霊力を打ち消す効果がある。
そしてこっちのミスリル製鎖帷子は「シンクロニティ・メイル」。
選ばれし者にしかその真価を発揮しない魔法の鎧だな。
精神力の強い者ならその資格はあると思う。
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■リュント To:ジン
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せ・精神力〜?
俺が一番苦手としているもんじゃねえか………
この中で一番欲しいのがこれなのに………
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■ノール To:リュント
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せーしんりょく!?
おいらやミァっちなら着れる?(わくわく)
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■アール To:リュント一門
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真価のほどはともかく、着れるのはリュントだけなんだから、素直に受け取れよ。
時間は押してるんだからな。
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毎回のことながら、漫才を挟まれたらキリがないので、さっさと終わらせる。
■リュント To:アール
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俺の生きがいを奪いやがって(苦笑)
んじゃ遠慮なくこれは着させてもらうよ。
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受け取った鎧を着用〜
しかし、リュントの精神抵抗力は鎧の「試験」を突破できなかった!
鎧に込められた真の防御の魔力は発揮されなかったが、
シーフの動きを阻害しないミスリル・チェインメイルの「金属鎧」としての恩恵だけは受けられそうだ。
■ミァ To:ジン
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そっちのクォーレルも、ステッキーな一品でスネー。
こりが、アストーっちが言ってた精霊を封じ込める云々って奴でスカー。
・・・・・・・・・・って、おりょ?
これを使えばユズリハばーちゃんを氷の檻から助けられる…?!(・□・)
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■ジン To:ミァ、ALL
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まあ、氷の檻は温めれば溶かすことはできるがな。
それより、アバランに打ち込めば、奴の精霊魔法を封じることができる。
どうやら氷の精霊王「フェンリル」の魔法が得意なようだから、そいつを打ち消せば勝機が見えてくるな。
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■ミァ To:ジン
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あの恐怖の魔法を潰せるならひゃっほうですよネー(うんうん)
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■アール To:ミァ
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よかったな〜。
じゃ、持つのはやっぱりミァかな。
この中で一番の弓取りだもんな。
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■ミァ To:アール&ALL
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んに、いーものだって分かってホント良かったのでスー♪
そいじゃミーが貰っておきまスネー。
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いそいそと矢入れにIN。
■ジン To:ALL
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指輪とピン留めの方はやはりわからなかったが、今までの傾向からして、装備して即悪影響のあるものは無いように思う。試しに装備してみようと思うんだが、どうだ?
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■アール To:ジン
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ジンさん、そこまで体を張らなくても…(^^;)
害がなさそうならいっそミァあたりにピン留めあたりを回したらどうかな。
指輪は…ある意味賭けだけどね。
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■リュント To:ジン
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万一を考えるとあんまりお勧め出来ないよな〜
これからあるかも知れない危険にジンを欠く可能性が捨てきれないから〜
今までまともなもんだから、最後の一つは呪われた品な〜んて事もありえない話じゃないだろう?
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■ジン To:アール、リュント、ALL
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ふむ。まあそこまで言うなら無理にとは言わぬが・・・
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■ミァ To:ALL
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そりなら両方ともミーが装備してましょうカー?
ほら、ミーだったらちょっとやそっとの呪い系でも、この精神ぱわーでどんとこい!
ばっちり跳ね返せるでスヨー(^▽^)
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■アール To:ミァ
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じゃあ、効果が判るとは限らないけど、頼むよ。
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■ジン To:ミァ
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すまんな。小人族の精神的強靭さに期待するとしよう。
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■ミァ To:アール&ALL
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ほ〜〜い。
なんか効果っぽいのが実体験で感じられたら、すぐ言いますネー。
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指輪とピン留めをもらって身につけた。
羽根付きピン留めをつけた瞬間、ミァはなんだかふわりと身体が軽くなったように感じた。
なんだか10秒間にいつもの2倍の仕事ができそうな、そんな感覚だ。
指輪のほうは、とくに身体に変化は見られない。
効果発現に合い言葉が必要なのか、それとも特定の状況下に置かれないと働かないのだろうか?
■ミァ To:ALL
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んに・・・・? んに、んにに・・・・!!!
こ、こりは韋駄天ピン留め!?
なんだかいっぱい動き回れそうでスヨー♪
おひとりさま早送り機能なのでスー(>▽<)
指輪の方は……すっからぷー。
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■アール To:リュント
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このブレスレット…ブレスレット・オブ・ナイトというらしいが、まあ名前はどうでもいいが、とにかく男女ペアでつけるらしいな。
後方メンバーだと、リナリアは技量的に大丈夫だろう。
アリスにはいくつか魔法の品が渡ったからいいと思うけど、ヒノキは他にめぼしいモノがないんで、安全を考えてリュントにカバーしてもらうのが良いと思うんだけど。
普段でも防御の魔法が働いているから、アバランとの戦いにも役立つだろうし。
…あいにく、俺は人の面倒を見れるほど余裕がないしね。
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■リュント To:アール
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そのペアってのがちょっと引っ掛かるけど、カバーの為に必要なら俺は身に付けてもいいぜ?
ヒノキはどうする?俺に守られるのは嫌か?
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自分にも恩恵があるのは理解出来ていません(笑)
■ヒノキ To:リュント
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守られるって言うか、私に来た攻撃を押し付ける感じなんだろ?
……なんかボケた真似したらワザと攻撃を受けてそっちに回してやるから、覚悟しとくよーに。
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ポケットからごそごそと小さな銀の棒を取り出す。
■ミァ To:ノール
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ノールん、この抗魔の鈴(アンティマジック・ベル)は渡しておくでスヨー。
頼りにしてますからネー(・▽<)-☆
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■ノール To:ミァ
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……み…ミァっちが、おいらを頼りに……!!!(ぱぁぁぁあぁ)
おぅっ! まっかせとけー! せーしんりょくがすっからかんになるまでがんばっちゃうぜーっっっ!
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(見えないが)夜空に向かってガッツポーズ。
■ミァ To:ノール
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ああ、倒れたら面倒なので、適度に頑張ってくださいでスヨー。
ふっ、ちょろいもんでスネー(=▽=)b
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ジンがプレートの「●」のボタンを指先で押し込むと、唐突にプレート全体が光り出し、鉄の塊でできているはずのそれが、音も無くふわりと浮き上がった。
プレートで隠されていた地下への階段が、一行の足元に姿を現す。
中は暗いようだ。
そして、天井付近で停止したプレートから、下位古代語の音声が発せられる──
■プレートからの音声 To:ALL
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(下位古代語)
時間指定無し、解錠。
この扉は300カウント後、自動的に閉じます。
300。……299。……298。……
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無感情な男とも女ともつかない音声が、カウントダウンを始めた。
■ヒノキ To:ALL
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……げ。制限時間付きかよ。
そーいう事はちゃんと説明書に書いとけっての。
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■ミァ To:ALL
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急いでやることやって戻らないとまっずいでスネー。
閉じ込められてしまうのでスーー(>x<)
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■リュント To:ALL
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じゃあ、みんなそれぞれ自分に合った役割で分担な!
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■アール To:ALL
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またテキトーな事言って、リュント実はなにも考えてないだろ〜。
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■リュント To:アール
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何を言っているんだ!
臨機応変と言う言葉を知らないのか!?
行き当たりばったりとも言い換えられるけど。
つまりだ、出たとこ勝負って事だ。
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どれも類義語
■ノール To:リュント
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さっすがししょー! ちょ…ちょ……ちょとつもーしんってことだよなっ!(びしっ)
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さらに類義語
■リュント To:ノール
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た・確かに、一つの目的に向かって突き進むってのは当たらずとも遠からずだけどな(苦笑)
なかなか勉強してきているじゃないか、弟子よ(笑)
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■アール To:リュント
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(苦笑)その勢いが大事ってのは理解してるよ。
ただ、皆が全員リュントについていけるわけじゃないってのも理解してくれよ?
幹部になるつもりなら、特にね。
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■リュント To:アール
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それはもちろんだ。
俺について来れるレベルの人間は、ごく限られた者しかいないからな。
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しごく、真面目な面持ちで
■ノール To:リュント
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そーそ、たとえばおいらみたいなすーぱーぐららんとかっ!(びしっ)
そんじゃ、一番乗り〜〜♪
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すったかたったったーと階段を降りて行く。
■ヒノキ To:ノール
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少しは警戒ってモンをしろっ。
注意を怠ったとしてマイナス1ポイントだな。
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■ミァ To:ヒノキ
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あ、こりが噂のヒノキっち査定(笑)
さって、ミーも遅れは取らないでスヨー!
ノールん、ミーの前を開けやがれーなのでスー(・▽・)
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たったかたったったーと後に続く。
(ただし周囲警戒きょろきょろオプション付き)←ヒノキ対策
■アール To:
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やれやれ…。
自分が後詰めをやるとは思わなかったよ…
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さりげなく位置を下げて、PTの後方に回る。
後衛組…ただし、足が遅いわけではないが(笑)…の後ろへ。
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