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SW-PBM Scenario#150
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P.S. その後の英雄たち

〜オルフェ〜

 数十年あるいは百年後のトールクーベ

−音楽史研究家による、放浪の伝説的吟遊詩人オルフェに関するレポートより−

吟遊詩人オルフェは色々な意味で目立っていた為か、その足跡を辿る事そのものは比較的容易であった。 トールクーベでの冒険を終えたオルフェは東へ向かい、アノスの聖都ファーズを経由後ミラルゴを通過、さらにムディールを超えバイカルにまで足を伸ばしていた。
そしてオランに戻った後は、再び東方と西方を行き来しながら六部構成の大長編歌曲『はらぺこ冒険者達の物語』を歌って回っている。
その間、彼は各地の大劇場や宮廷からの所属要請を断り続けており、何処かに定住する事は無かったものの、トールクーベには年に何度か決まって姿を見せていたようだ。
その裏には、トールクーベに住居を構えたかっての仲間の存在と同時に、オルフェが最も長い期間を共に過ごしたと言われる、半妖精の女性の姿が見え隠れしている。各地で浮き名を流していたオルフェだが、子孫の存在が噂としてでも 残っているのは唯一トールクーベだけであった。
また老舗の大旅館に、愛用していた楽器が保管されているとの事。これは、噂は多いが確かな情報がほとんど残っていないオルフェに関する、唯一といって良い重要な物証である。
いずれ現地を訪れ、子孫とされる人物の噂の件も合わせ調査をしてみたいと思っている。
(以下、新しいインクによるメモ書き)
・温泉宿『天の絹糸亭』にて、オルフェが愛用したとされている楽器を確認。
・嵌め込まれていた金のメダルに下位古代語にて『スペシャルパーティのメダル』の記述。
・女将より、オルフェに関して詳しいという人物の紹介を受ける。
・ハーフエルフのレィジナスさんにアポイントメント。次の誕生祭の翌日。

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GM:ともまり