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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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トンマーゾ薬舗 |
どこまでも透けた刀身が、ライトの光を受けてきらめいていた。
■ミリスレスカ To:ALL |
ええと……これってやっぱり……? |
スイリンこと「風織り」を、ちらりと見やる。
■ミリスレスカ To:ALL |
風……じゃなかった、スィリンさんの事……ですよね? |
■アリエラ To:ミリィ |
多分そうだと思う。 |
■オルフェ To:ミリスレスカ&アリエラ |
なんだって。 たしかに、これまでの情報を合わせて考えればそうなるけど。 すると、あれはそういう意味だったのか……。 |
■アリエラ To:スイリン |
あの、スイリンさん、首筋のアザをあの竜巻の女性に見せて、そして宝剣に触ってもらえますか? |
■スイリン To:アリエラ |
嫌です(^^ |
笑顔でアリエラに答えると、とことこと部屋の中央に歩み出して言う。
■アリエラ To:スイリン |
……え? |
■スイリン To:冒険者たち |
だって、「鍵」は「宝」に吸い込まれちゃうんですよ〜。 私、まだ死にたくないです〜。 |
スイリンはのんびりした口調でそう言った後、足元にランタンを置き、左手を空に突き出す。
竜巻の女性の手から短剣が滑り落ち、風に乗ってスイリンの目の前に浮かぶ。
スイリンの目つきが変わった。
■風織り To:冒険者たち |
……って言ったらどうするつもりだったんだよ。 ふふ……。 |
■ミァ To:風織り |
あ、変わったー。へんしーん☆したでスー!(>▽<) |
■オルフェ To:風織り |
そうだな……それなら制限時間まで、他の方法が無いか探してみるかな。 それでも見つからなければ、私は今度は鍵と宝を分離する手段を探す旅に出る事になるだろうね。 |
■風織り To:オルフェ |
おおっ、感動させるセリフだ。本当に「スイリン」が居たら泣くよ。 |
楽しげに笑った。
■キルリック To:風織り |
一度信じた以上、ぎりぎりまでは信じます。(きっぱり) あなたの手にその宝剣を渡す事は約束したことですから。 |
■風織り To:キルリック |
へぇ〜、そう。それはそれは。 ま、あたしもあんたたちを信じてるけどね。 |
■アリエラ To:風織り |
ああ、ビックリした。 あなたがそんなこと言うはず無いと思ってましたから。 だって、この宝剣は薬を作るときだけ私達に貸してくれるってことで、それ以外のときはあなたが持っているという話でしたしね。 と、言うわけで、どうぞ。 |
にっこりと、宝剣を手に取るように促す。
■ミリスレスカ To:風織り |
そうそう。それに、ど〜しても他の解決方法がないようだったら「ちゃっちゃとやっちゃうでスー!」ってえい☆ って触らせちゃいますしね♪ |
■ミァ To:ミリィ&風織り>リュント |
んに、任せてくださいでスヨー(・▽<) だいじょーぶだいじょーぶ、いたくしないから☆……でいいんですっけ、リューちゃん? |
何故かリュントに振ってみる。
■リュント To:ミァ |
ちぃーっと違うな(笑) ちょっとだけだから。 痛くないと思えば痛くないから、だいじょうぶ!ってな感じだな(笑) |
■風織り To:アリエラ |
ふっ…あははは…… |
お腹を抱えて笑い出した。
目の前に浮いていた宝剣をつかみ取る。
その瞬間、短剣だったはずのそれに風が巻き付いたかと思うと、刀身の長い大剣に変化した。
■風織り To:冒険者たち |
あんたたちって本当に面白いな。最高に傑作だよ。 思わず「手順」をかっ飛ばして素直に宝剣を渡したくなっちゃうぜ。 |
宝剣を肩に担ぐようにして持つと、空いている右手をさっと振る。
風織りの後ろで宙に浮いていた竜巻が、力を弱め、女性の姿が空気に溶けて消えた。
あとにはごくごく小さなつむじ風だけが残った。
そして、満足そうな、楽しげな笑みを浮かべながら冒険者一人ひとりを見る。
■風織り To:冒険者たち |
ごめんね。ちょっとあんたたちを試したんだ。 今しゃべってたのは、あたし。今の竜巻はあたしの分身みたいなもんなんだ。 というわけで、本物はこっち。 |
風が、風織りの体を包み込む。そしてスイリンのローブをはぎ取って行く。
長い黒髪の下から現れたのは、透き通るような青みがかった銀髪と、透ける衣に身を包んだ華奢な体。
■風織り To:冒険者たち |
新しい約束をありがとう。 知力・体力。判断力、気力……そして遊び心ともいうべき精神力。 どれも申し分ないね。まぁ、6人で一人前みたいなところはあるけど……それがパーティってもの…… これでも人間社会のことはよくわかってるつもりだからね。ふふっ… |
心から褒めている。
■風織り To:冒険者たち |
英雄候補のみんなに、トールクーベの「護り手」を代表して、最後に試したいことがあるんだけどな。 面倒だろうけど、一応この「手順」も約束のうちなんだ。 これに勝ったら、「鍵」が手に入るよ。いや……「鍵」入りの宝剣だね。 もちろん、リスクもあるんだけどね…… |
悪戯を提案するかのような、無邪気な笑みを浮かべながら、冒険者たちを見た。
■オルフェ To:風織り |
どうしてもその宝剣は必要な物だし、そもそもそれ自体が約束のうちだというなら、断るわけにはいかないな。 それになにより……猛る熊の鼻先亭で約束したじゃないか、ちゃんと薬を完成させてみせる、ってね。 |
そういうと、風織りに向かってウインクをしてみせた。
風織りもにっこり微笑んでそれに応える。
■オルフェ To:ALL |
みんな、いいね? これで最後だ。 |
■ミリスレスカ To:オルフェ&ALL |
ええ……もう眠いですしお腹すきましたしお風呂途中ですし、とにかくやっちゃいましょう♪ |
微笑んで明るく答えるものの、目が笑っていなかったりする。
■リュント To:ALL |
ここまでくれば、仕方が無いだろ。 |
■キルリック To:ALL |
異存はありません。 |
■ミァ To:オルフェ&ALL |
お歌を元に戻すって約束もしましたしネー。 風織りっちにミーたちのじつりきを見せてやるのでスー(拳ぐっ) |
■ミリスレスカ To:ALL |
それに、「英雄候補」なんて言われた以上は受けて立たないと、この「ゆうしゃのめだる」が泣きます!! |
■リュント To:ミリスレスカ |
それって俺は持っていないんだけど?(笑) |
■オルフェ To:リュント |
大丈夫さ。 モノが無くても、君の心にはもう同じ物が生まれている筈だからね。 |
■アリエラ To:オルフェ&ミリィ&ALL |
そうですね、これで最後なら、最後までやり遂げちゃいましょう。 ミリィの言うように、思い出の「ゆうしゃのめだる」に恥じないように。 |
ポケットに入れてある「めだる」をそっと握り締めていたりする。
■ミァ To:ALL |
んにんに、ゆうしゃのめだるなゆうしゃのパーティーに、出来ないことは無いのでスヨー♪(>▽<)ノ◎ |
取り出した「めだる」をばーん!と大きく掲げて胸を張った。
■風織り To:冒険者たち |
嬉しいな♪ 久しぶりにわくわくしてきた。 じゃあ、ルールを説明するね。 あたしたちがまだ確かめられてない、あんたたちの能力。 力と技。 あたしを60秒以内に倒してごらん。 心配しなくても、あたしはすぐに新しい風の中から生まれ変わる。 思いっきりやってよ。 制限時間内に倒せなくても、60秒後にあたしのほうが大きなダメージを負っていたら、負けを認めてあげよう。 |
■オルフェ To:風織り |
ふむ、やっぱりそう来たか。 ちょっと気が引けるが……やるからには全力で無いと失礼というものだね。 |
■キルリック To:風織り&ALL |
実力無き者に、力も土地も預けられないと言うのは、道理に適う真っ当な意見ですね。 |
■風織り To:冒険者たち |
そうだよ、全力で、ね。 で、あたしが勝ったら。 次の英雄候補が現れるまで、フランメグル、セーピア、コロール、…そしてこの“風を織る”スィニーが思いっきり暴れ回ってあげよう。 ホント言うとね、歌が途切れてから、もう我慢できないくらいうずうずしてるんだ。 野生の血が騒ぐってやつかな? あはっ。 そうなったらもう、さすがのあたしの理性も飛んじゃう。ジ・エンドだ。 どう? 怖じ気づいたかな? |
待ちきれないといった様子で、宝剣を左右にぶるん、ぶるんと振り回した。
■ミァ To:風織り |
ほっほう。あの石ころーずって、コロールって言うんでスネー(=▽=) |
気にする点は其処なのか。
■風織り To:ミァ |
コロール・レッド、コロール・イエロー。 何色あったか、あたしも忘れちゃった。 |
戦隊もの(何
■キルリック To:風織り |
コロールとシトラが、お友達になって貰う為にも、ここは譲れませんね。 |
■リュント To:風織り |
俺は了解したぜ。 塔で中途半端な戦いをしたっきり、欲求不満が続いていたからな(笑) ここらで手加減抜きのうさばらしをさせてもらうとするか。 |
こんな事言っている奴が、真っ先にやられるはず(笑)
■風織り To:リュント |
その意気その意気。 中途半端な気合いじゃ、この風織りは倒せないよ♪ |
宝剣をリュントにびしっと向け、クリティカル宣言(ぉ
■リュント To:風織り |
それは挑戦として受けてやる! |
同じくロングスピアを風織りの顔へ向ける
■オルフェ To:風織り |
よし、なら早速はじめるかい? ……おっと、その前にこの邪魔者を外に捨ててくる間だけ、時間をもらうよ? |
仲間に視線を飛ばして戦闘の準備を促し、自分はトンマーゾの襟首を掴むと後方の安全な所まで引き摺って行った。
■風織り To:オルフェ&ALL |
戦場は綺麗な方がいいからね。ふふっ。 あたしはいつでも準備OK。 みんなの心の準備ができたら、かかっておいで♪ |
空中で衣を泳がせながら、冒険者たちを見守る。
そして、しばしの後。
冒険者たちの力と技を試される、「最後の試練」の火ぶたが切られた!
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GM:ともまり |