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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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トンマーゾ薬舗 |
スイリンの案内で、夜の住宅街を急ぐ冒険者たち。
ランタンの明かりに照らされた町並みは、西に向かうにしたがって被害が大きくなっていたが、それ以上に奇妙なことは、辺りに人気がまったくないことだった。野次馬も、衛視の姿さえもない。
■アリエラ To:ALL |
あれ? 誰もいない……? おかしいですね…なにかあって避難でもしているんでしょうか? |
■リュント To:ALL |
この辺は被害がでかいのになんで衛視たちもいないんだ? |
■オルフェ To:ALL |
たしかに変だね……ここから先は、十分に気をつけて行こう。 |
■ミァ To:オルフェ&ALL |
んに、右ちゅーい。左ちゅーい。 前後ろ確認。で、進むのでスー(・x・)9 |
■リュント To:ミァ |
それって結局なかなか進まないんじゃないか? |
■ミァ To:リュント |
む! じゃあリューちゃんはどう進むのでスカー! |
仁王立ちてお手並み拝見。
■ミリスレスカ To:リュント |
ええと……おねがいですから、「じゃあ俺は確認などしない!」とか言って突き進まないでくださいね?(汗) |
■リュント To:ALL |
……… お・おれは左見て、右見て突き進む! 後ろは見ない!前のみ!! |
どうやらミリィに先を越されてしまったらしい(笑)
■ミァ To:リュント&ミリスレスカ |
にはは、ミリィっちの勝ちなのでスー(^▽^) |
■リュント To:ミリィ&ミァ |
ミァの次はミリィか…… 恐るべし女集団…… |
もちろんミリィの事を女の子だと思っておりますので。
■スイリン To:ALL |
あそこです〜。 |
スイリンが前方を指差す。
彼女の持つランタンに照らされたのは、暗闇に不気味に浮かび上がる、全壊したトンマーゾの店舗だった。
そして、その周りには、衛視たちや近くの住民とおぼしき人々が10数人、ぴくりともせずに倒れていた。
■リュント To:ALL |
人が倒れているのに動かないな…… ちょっと確認してみるか。 |
倒れている人たちにセンスオーラ。
■アリエラ To:倒れている人 |
だ、大丈夫ですか? |
明かり代わりに「ウィル・オー・ウィスプ」を召喚して、近寄って様子を確認する。
また、精霊力に異常がないかどうかも確認。
ウィスプにはっきりと照らされた人々は、しかしその光にも反応しない。
顔を覗き込むと、うっすらと笑みを浮かべたまま……眠っているようだ。
精霊使いふたりのセンス・オーラでは、少なくとも精霊力の乱れは感じられなかった。
もちろん、あたりに渦巻くシルフの気配を除いて。
■ミァ To:ALL |
ありゃ、イイ夢見て眠ってるでスー…? へんへん、へーん。 なんか眠り雲の薬品がぼわわわんでもしたですかネー。 そりともー?? |
■キルリック To:ミァ&ALL |
もし、薬品でこの効き具合だと、脅威です。 そこまでの物が作れるなら、人の研究を邪魔しなくても、十分ひいきにされて、名声も思いのままになりそうですね。 |
■アリエラ To:ミァ&ALL |
とりあえず、眠りの精霊が働いているので、眠っているのは間違い無さそうですけど…。 原因は何なんでしょうね? |
■ミァ To:キルリック&アリエラ&ALL |
ふみ、となるとトンマトンマのおじちゃんに出来るワザとも思えませんネー。 う〜〜に〜〜〜。 またへんてこりんな『何か』が出てきたりするんですかネー( ̄△ ̄) |
■キルリック To:ミァ |
へんてこりんな、何て言ってると、怒って追い掛け回されるかもしれませんよ。 |
地面にはひしゃげた屋根や壁、本棚などが粉々になって積み重なっている。
かつては入口であったろうところから覗き込むと、すでにもう部屋ではないが──部屋の奥にトンマーゾがうつ伏せに倒れていた。
■ミァ To:ALL |
あ! トンマトンマのおじちゃん発見なのでスー! |
石床は大きく崩れ、あちこち抜け落ちていた。
吹き抜けになってしまった地下から、ひゅうう……と音がする。風だろうか。
と同時に、木の腐ったような臭いが漂ってきた。
■ノール To:ALL |
くっさ〜! 何だよこれっ? |
鼻をつまむ。
■リュント To:ALL |
薬品で木材が腐ったのか? それにしてもひどいな〜 |
■ミリスレスカ To:ALL |
吸い込まないように、気をつけたほうがよさそうですね……木を腐らせた薬液が気化したもののせいで、昏睡状態にされたのかもしれませんし……あるいは、複数の毒物が、同時に漏れ出したとか。 |
■オルフェ To:ALL |
これは酷い……思ったよりも大変な状況のようだね。 |
■スイリン To:ALL |
生きてるんでしょうか〜。 |
袖口で口元を覆いながら、トンマーゾをじっと見ている。
■アリエラ To:ALL |
とりあえず、照らしてみましょうか? |
ウィスプをトンマーゾの上空に移動させる。
ウィスプに照らされたトンマーゾの体は、ずたずただった。
まるでかまいたちにでも切り刻まれたかのようだ。
床がわずかに赤く染まっている。
■ミァ To:ALL |
・・・・・・Σ( ̄□ ̄; んわ、すぷらったったー。 生きてる? る?? ……こりも、最後のお宝のせいなんですかネー…(=△=||| |
■キルリック To:ミァ&ALL |
もし、この崩壊が守護者の力であれば。 お宝を返さないから、その制裁を受けた、って所でしょうか? |
■ミァ To:キルリック |
でもやりすぎってゆー気がしないでもないよーな。 守護者ってそんなに酷くて根暗なんですかネー。 |
■キルリック To:ミァ |
炎の守護者(フランメグル)も、大変だった見たいじゃないですか。 ましてや、宝泥棒ですから、当然の報いといえなくも無いんじゃないですか?(苦笑) |
■リュント To:キルリック&ミァ |
守護者達は人間の能力を分かっていないんだよ、多分な。 フランメグルも怒っているだけで、人を殺しかけていたからな…… |
■ミァ To:キルリック&リュント |
なるる。「ボク、力の加減がわからなくって☆」とゆー奴なんでスネー。 しっかし、随分とはた迷惑なのでスーーーゥ(=x=) |
■キルリック To:ミァ |
まぁ、加減を知らないという意味では、ミァの食欲に通じるものはありますけどね(笑) |
■リュント To:キルリック |
そもそも、ミァに加減って言葉が念頭にあるのかが疑問なんだが? |
■キルリック To:リュント |
・・・・・ありませんね、きっと。 |
■アリエラ To:ミァ&ALL |
う〜ん、ここから見える範囲でまず見てみましょうか? いきなり近づくと危険かもしれませんし…。 |
■ミァ To:アリエラ&ALL |
そうでスネー。 こんなひっちゃかめっちゃかりーだから、注意しすぎることは無いのでスーーゥ(>x<)b |
■キルリック To:アリエラ&ALL |
それでは、何とか届きそうな距離なので、生命に危険がありそうであれば、この位置から『癒し』を行います。 |
■アリエラ To:キルリック&ALL |
お願いします。 精霊力とあとは……トンマーゾさんの体が熱を持っているかどうかも見てみますね。 |
まずはセンスオーラで精霊力を感知。
異常な精霊力は感じない。少なくともアンデッド化はしていないようだ。
■アリエラ To:ALL |
不死の精霊とか、変な精霊はいないみたいですね。 |
そして次に、ウィスプを一旦家の外に遠ざけて暗くなったところでインフラビジョンで熱源感知。
トンマーゾの体は、はっきりと体温を持っているようだ。
室内に他に熱を持っているところはなかった。
■アリエラ To:ALL |
…よかった、トンマーゾさん、生きているみたいですね。 身体は温かいみたいです。 |
■キルリック To:アリエラ&ALL |
緊急の癒しは、今のところ必要無さそう、って判断で良いですね? |
■アリエラ To:キルリック&ALL |
そうみたいですね。 |
■オルフェ To:ALL |
生きているなら救助しなければね。 私が見てこよう……あまり見たいものでもないけど、仕方が無い。 ミァ、すまないけど私と一緒に来て足元の確認を宜しく。 こんな状況だと、いつ足元が崩れてもおかしくないからね。 あとの皆はそこで待機、何かあったら対処を。 周辺への注意も怠らないようにね。 |
■ミァ To:オルフェ |
ほいよー! リィダァ1人で行かせて寝覚め悪くなるのもイヤですしネー、なぁんて(=▽=)ノ まあ、こういうことは専門にまっかせなさーい。(きらん) |
■リュント To:オルフェ |
おう、警戒しておくぜ〜 |
意味は無いだろうけど、周囲へセンスオーラ&インフラビジョン〜
光、闇、生命、精神……
スイリンのランタンから火、そして不安定な風の精霊。
石床で固められた室内に入ってしまうと、ノームの力は借りられそうにない。
植物の力を借りるには、もう少し街路樹に近づかなければ無理なようだ。
インフラビジョンでは、アリエラと同じように別の熱源は見つからなかった。
■アリエラ To:オルフェ&ミァ |
じゃあ、少しでも明るくしておきますね。 |
アリエラはウィスプをミァの上空に移動させて浮遊させた。
先行したミァは、ひょいこら身軽に足元を確認してゆく。
周りを警戒して、しばし。
大丈夫そうと判断したのか、ちょいちょいと手招いた。
■ミァ To:オルフェ |
リィダァ、大丈夫っぽいでスヨー。 |
オルフェは周囲に注意しながらゆっくりとトンマーゾまでの距離の半分程を進み、建物の中心付近の床にライトのかかったコインを置いた。
そしてそのまま進んで行くと、トンマーゾの様子を調べ始めた。
■ミリスレスカ |
……。 |
ミリィは周囲の警戒をチャイロンに任せ、自分はフェロニエールを解いて掌に巻きつけてから、反対の手で小石を取り出した。
オルフェたちの行った先に注意を集中させつつ、いざというときに『ストーン・サーバント』を発動できるよう、心を澄まし集中を高めていく。
■キルリック To:ALL |
私くらいの重量で、地下に崩れている辺りに近づくと、やっぱり落ちますよね(苦笑) |
■リュント To:キルリック |
それなら斥候として俺とミァで行くか? ロープを体に巻きつけて?? |
■キルリック To:リュント |
そうですね、その時は足場の大丈夫そうな所を、探って頂かないと、余計な迷惑をかけそうですね。 |
■リュント To:キルリック |
何か問題が起きるまで待機が無難そうだな(笑) |
■キルリック To:リュント |
はい、今は結果が出るのを待ちましょう。 |
オルフェが見たトンマーゾは……薄笑いを浮かべて眠っているように見えた。
衣服や髪がボロボロになっている分、派手に見えるが、傷自体は浅いようだ。
一晩放置しておけば危険かもしれないが、緊急を要するほどでもない。
■オルフェ To:ALL |
うん、傷は浅いね。安全な場所まで運んで手当てすれば、命には別状は無いだろう。 しかしこれは……なにか笑っているようにも見える。気味が悪いな。 |
■ミァ To:オルフェ |
さっき倒れてた人たちも変な笑み浮べてましたしネー。 なんとゆーか、こりが眠らされた人たちのトクチョー? ヘンなシアワセのゆめー。 |
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GM:ともまり |