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SW-PBM Scenario#150
Three? materials

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風が通り過ぎたあと


 温泉街〜住宅街

突風が吹き荒れる温泉街を抜け、つむじ風が舞う裏路地を通り、早足で住宅街へと向かう一行。
夜も更けたとあって、昼間にあれほどの賑わいを見せていた市場も、すでに闇の帳の中。
人通りはほとんどなかった。
■ミァ To:ALL
夜市場とかはないんでスネー。
うっかりどっきり美味しいモノが売ってたら、もう速攻買うんですケドー。
・・・・・・・・・・・おなかすいた。

■リュント To:ミァ
屋台とかが出ているかと思ったんだけどな。

■ノール To:ミァ&リュント
ん? ししょーたち、まだ夕飯食べてないのか?

つやつやした血色の良い顔で言う。
■ミァ To:ノール
Σ ・・・・・・・・つ、つやつや・・・( ̄□ ̄怒

■ノール To:ミァ
ん? そんなに見つめるなよまいはにー♪

■ミァ To:ノール
・・・・・・ふ、ふふ・・・・

ミァの拳は怒りでふるふると震えている。
■キルリック To:ノール
その有り余る体力で、活躍して下さいね。

■ノール To:キルリック
おう! まっかせろ〜♪

■みりすれすか To:ノール
……食事が遅くなるより、一食抜いちゃうほうが身体にもココロにも悪いですよねやっぱり。

■ノール To:ミリスレスカ
抜くなんて! いつでも喰える時に喰う、それがあどべんちゃらーって奴さぁ!

■ミリスレスカ To:ノール
……あのね、ノールくん。
その「いつでも」のタイミングが、なかったって言ってるんだよ……?

ミリィのこめかみが、ひきひきしている!
■ノール To:ミリスレスカ
喰う暇もないくらい忙しかったのか?
それもあどべんちゃらーって奴だよな〜♪

にこにこ。
■キルリック To:ノール
ノール、巷ではそれを、火に油を注ぐと言います(苦笑)

■ノール To:キルリック
ひにあぶら?? 炒め物だなっ! おいら、得意だぞっ!

ひょひょいと何かをひっくり返す仕草。
■キルリック To:ノール
違いますが、今はそういう事にしておきましょう(苦笑)

諦めた。
■リュント To:ノール
まだも何も、昼間お前と勝負したムニョス以外食ってねえよ!

つやつやした顔をこずいてやりたい衝動に駆られる(笑)
■ノール To:リュント&ALL
そうだったのか〜。
鼻先亭の夕飯、ぼりゅーみー&ていすてぃーでなかなかだったぞっ!

悪気の無い笑顔で。
■ミァ To:ノール
なんですトーっ!!?
ミーより先に、食べた、食べたでスカーーー!!(ゴゴゴ)

■ノール To:ミァ
だ、だってまさかミァっちがはらぺこだなんて!?

謎の効果音に怯えるノール。
■ミァ To:ノール
ミーだって食べたかった! そりゃもう心の底から食べたかったでスヨー!!?
でもお仕事が許さなくて泣くなく泣くなく、お茶菓子せびるだけで我慢したとゆーーーのにっ!!
うらぎりものーーーーー!!!

人差し指をビシィッとノールに突きつける。
■ノール To:ミァ
ごめんよまいはにーーーー!!
おいらがバカだったよぅっ!
ミァっちのことも考えずにおかわり3杯もしたあげくに食後のでざぁとまで平らげてしまうなんてっっっ!

謝っている&正直に自白して誠意を示しているつもり。
■ミァ To:ノール
な ん で す と Σ( ̄□ ̄;
3杯って! しかもでざぁとまでなんてっ!!!

ええい、天誅〜〜〜!!! 成敗するのでスーー!!o(>△<)o

■ノール To:ミァ
わわっ、ミァっちに成敗されるなら本望さぁ〜!

とか言いつつちょこまかとリュントの方へ逃げる。その首根っこをガシッと掴み
■リュント To:ミァ
さ〜煮て食うか?焼いて食うか??

■ミァ To:リュント
ふっふっふ〜。なにがいーですかネー。
やっぱりこりは、じっくりじっとりじわじわと味わえるのがいーですよネー(=▼=)

■ノール To:リュント&ミァ
み、ミァっちまで!?(ずがーん)

じたばた。
■キルリック To:ミァ&リュント
おなか壊しますよ。

■リュント To:キルリック
だいじょうぶ!
俺とミァは何を食っても腹を壊さないから。

■キルリック To:ミァ&リュント
説得力はありますが、ノールもミァに求愛するくらいですから、なかなかどうしてアクが強そうですよ。

■ミァ To:キルリック
んに、おなかがすいたら妙なモノのひとつやふたつ…(きらーん)
しっかし、ミーはあれだけ食べるの我慢してたですのニー。
このつやつやがー(>△<)

■キルリック To:ミァ
あれで我慢していたのですか・・・
ミァにしては、がんばったと褒めるべきですかね(苦笑)

■ミァ To:キルリック
そうでスヨー。ほら、ミーえらいでショー(えへん)

■キルリック To:ミァ
今更ですが、多分、常備菜くらいはあったでしょうし。
お金払って、ご飯作ってもらえば良かったですね。(ぼそ)

■リュント To:ノール
吐きやがれ!!
吐いたもんでも食ってやる!

リュントの首絞め攻撃!
■ノール To:リュント
ぐふっ!? う、うぐ、うえぇ

発射5秒前。
■キルリック To:リュント&ノール
二人とも、やめなさい。

しかし、きっと、ノールは冤罪。
■リュント To:キルリック
俺らは何も食っていないのに、弟子のノールが師匠よりも先に晩飯を食っているんだぞ!
これが怒らずに居られるか!?

ちょっと涙目に訴えてみる(笑)
でも決して潤んだ瞳ではない(笑)
■キルリック To:リュント
気持ちは分からないでもないですが、あんまり取り乱すと、師匠としての威厳が薄れますよ。

■リュント To:キルリック
い・イゲン?
あ〜威厳な!
でも落ち着いている俺はらしくないだろう?

■キルリック To:リュント
はい、確かに。

あっさり認めた。
住宅街に近づくにつれて、あたりは不穏な空気に包まれる。
暗闇の中でひっきりなしに動く、数々の明かり。
衛視たちがあわてた様子で走り回り、野次馬たちが心配そうに路上でたたずんでいた。
よく見ると、あたりの家々は戸や板窓が吹き飛ばされ、少なからず被害を被っているようだ。
■アリエラ To:ALL
…結構被害、出てそうですね…。

■リュント To:ALL>ホェルン
こんなにひどい状態だとは想像もつかなかったな……
こんな事って今まであるのか?

■ホェルン To:リュント
いえ、秋になると風は強くなりますが……
竜巻が起こるなんて、初めてです。

■リュント To:ホェルン
すると天災とは考えずらいな〜

■レィジー To:ひとりごと
シルフ……。

銀の笛を両手で握りしめている。
■アリエラ To:レィジー
…シルフ……?

レィジーの独り言に促されるように、周囲の精霊を探る。
シルフの様子がやはり落ち着かない。露天風呂で見たときよりもさらに激しく、あたりを乱暴に飛び回っている。
しかし街路樹に宿るドリアードも含め、他の精霊は正常のようだ。
■リュント To:アリエラ
さっきはドリアード達も落ち着かなかったけど、ここのは落ち着いているな?
何か違いはあるのかな〜?

■アリエラ To:リュント
そうですね、時間が経って、落ち着いたのでしょうか?
シルフはますます不安定になっているみたいですけど…。

■キルリック To:ALL
最後の宝の属性に一致するんじゃないですか?

■ミァ To:キルリック&ALL
最後に残ったのが風ですしネー。
にしても結構うっかり迷惑な宝ですヨネー、こりも。
こんなに、宝の属性がずばばばんと被害出しまくるんですカラー。

■キルリック To:ミァ&ALL
もし守護者ならって前提ですが、こう、必死な感じが伝わってきますね。

 イェズニカ薬舗

イェズニカ薬舗が見えてくると、ホェルンがあっと声を上げた。
三角屋根が半分吹き飛ばされ、無くなっているのだった。
昼間に見た色とりどりの煙を吐き出していた煙突はどこにもなく、かわりに吹き抜けになってしまった天井から直接煙が出ていた。
■ホェルン To:セルフィド
先生っ!!

ホェルンが勢いよく扉を開け、家の中に入っていく。
その後を追ってリュントも中へ。
■リュント To:セルフィド
大丈夫か!?
怪我はないか??

しかし静まり返った家の中から、返答はない。
一行が足を踏み入れると、家の中には、羊皮紙やら薬の瓶やら、色とりどりの粉やらが辺り一面に散らばっていた。
昼間に通された客室まで行くと、ひびが入ったテーブルセットのそばで、セルフィドが腕組みをして呆然と立ちつくしていた。
■ミリスレスカ To:ALL
う、うわぁ……これはまた、すごいことに……?

■ミァ To:ALL
まさに大 惨 事!なのでスー(=△=;

■ノール To:ALL
げほげほっ! う〜、粉っぽいなぁ。

■リュント To:ノール
多分、薬の粉が舞っているんだろう?
あんまり吸わない方が良いんじゃないか?
どんな影響が出るかも知れないし。

リュントも吸わない様に布で口の辺りを塞ぐ。
それを見たミリィも、ローブの袖で口元を覆いながら、室内の様子に目をこらしなおした。
■ミリスレスカ To:リュント>ノール
そうですね、気をつけないと……。
ふさふさしたしっぽとか、動物みたいな耳とか生えちゃったら大変ですよ?

■ノール To:ミリスレスカ
しっぽ! 耳!

顔を乗り出し、くんくんと積極的に嗅ぎ出す。
好奇心がぐららんを殺すの図。
■ミァ To:ノール
生えてくるんですかネー(・x・)

興味津々、という感じでノールの頭を見つめる。
■キルリック To:ミァ&ノール
あなた達に変化を及ぼすような薬なら、ここに来るまでに耳やしっぽで大混乱ですよ(苦笑)
だから、少なくとも、あなた達には生えませんよ。

■ノール To:ミァ&キルリック
ほんとだ。
な〜んにも起こらないぞ〜。つまんないのっ!

自分の頭を撫でながら。
■ミァ To:ノール
なんだったら、今度セっちゃんに頼んでみるといいのでスヨー。
もしかすると作ってくれるかもしれまセーン(=▽=)

けしかけた。
■ノール To:ミァ
おぅっ! 頼んでみるかっ!
ミァっちの分はうさぎだなっ!

巻き込んだ。
■ミァ To:ノール
……ばにー? そりならリエラっちの方が似合いそ……いやいやいや。
じゃあリューちゃんはサルですかネー。

連鎖巻き込み。
■キルリック To:ALL
意図的にそう言う効果を狙っていないと思うのですが・・・狙っているんでしょうかね?

■スイリン To:キルリック
狙ってないですよ〜。あれはただの失敗作です〜。

一応フォロー。
■リュント To:ミァ
なんで俺がサルなんだ!?
それを言うなら、ハイエナ……違う!狼にしてくれ。

■ノール To:リュント
だ〜めだよぅ! オオカミはおいらのだっ!

脳内で配役が決まっているらしい。
■リュント To:ノール
うるさい!ししょうに歯向かうな!

■ミァ To:リュント
にはは、リューちゃんおとなげないのでスー。

■キルリック To:ミァ&リュント&ノール
あなた達でやるのは勝手ですが、周りを巻き込まないで下さいね。

■リュント To:キルリック
なんなら一緒に参加してみるか?
意外と楽しいかもしれないぞ?

■キルリック To:リュント
謹んで、止める役に回らせて頂きます。

■セヤ To:ALL
トップー! タイフー!(きしゃー)

セヤが興奮してバサバサと室内を飛び回っている。
■セルフィド To:ひとりごと>ALL
う〜〜〜む。これはまた。

…おや、ホェルンにスイリン。それに、みなさんも。
ごらんのとおりの有様です。みなさんは、お怪我ありませんか?

やっと人の気配に気付いた様子で、振り向く。
腕や額をすりむいてはいるようだが、大きな外傷はないようだ。

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GM:ともまり