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SW-PBM Scenario#150
Three? materials

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仕事の話を聞いてくれ


 銀の網亭・個室

ケーキをいただいて落ち着きを取り戻した(?)依頼人代理ホェルン君は、やっと本題を話すタイミングに恵まれた。
■ホェルン To:ALL
え〜と……では、依頼のお話をさせていただきますね。
正式な依頼人は、ここに書いてあるようにセルフィドという薬師です。
僕はその人の助手で、先生がお忙しいので代理人としてやってきました。

それで、依頼内容というのは「ある特殊な薬の材料を探すこと」です。
この「薬」というのは、もともとセルフィド先生あてに領主様から発注があったものです。
一週間前に領主様から手紙と、そして薬のレシピが届けられました。
このレシピは、領主様のお屋敷の古い倉庫から発見されたもので、古代王国時代に書き残されたものらしいということでした。

お茶を飲んで、一息つく。
■ホェルン To:ALL
──ところが、そのレシピはその、何というか、謎かけのような内容でして。
普通に読んでも、まったく意味がわからないのです。

調合のしかたは、セルフィド先生には理解できたようなんですが、肝心の「材料」が何なのか、さっぱりわからないんです。
わかっているのは、僕らが住んでいるトールクーベの町──このどこかにあるのではないか、ということくらいなんです。
謎について調べ、探すために時間と人手を割けるほど余裕がないので、冒険者の方にお願いしようと…。そういったわけです。

ここで皆の反応を見定めるかのように、一同を見回した。
■ミリスレスカ To:ホェルン>ALL
えっと……セルフィド先生って、セルフィド・イェズニカさんのこと、ですよね? イェズニカ薬舗の。

セルフィド・イェズニカさんだったら、学院で調べもののお手伝いをした調薬師さんから聞いたことがあるんです。
オランの薬局や診療所とも取引がある、とかで……腕のいい薬師さんだそうです。
それに、薬舗がある町の領主さんからも重用されているくらいの、まっとうな薬師さんなんだそうですよ?

■ホェルン To:ミリスレスカ
わっ、よくご存知で。

■リュント To:ホェルン&ALL
トールクーベか〜
オランから徒歩6日ってとこだな〜
確か領主はリッテンバットって男爵だったな。
あの辺って古代王国の建物か何か有った気がするが関係しているのかな?

■ホェルン To:リュント
そうですね。町の地下道や畑の中から残骸が見つかることがたまにあるんですよ。
レシピは古代王国時代に書かれたものですし、関係は大いにあると思います。

──そうそう、それで、その材料はみっつありまして、ひとつ見つけ出していただくごとに、え〜と……2000ガメルお支払いします。

依頼書の内容を目で追いつつ、説明。
■ミァ To:ホェルン
みっつ。ふーん(・x・)
探し出すまでの期間とかは決まってるのでスカー?
いついつまでに見つからなければタイムオーバー、とかとか。

■ホェルン To:ミァ
特にいつまで、とは言われてませんが……
「1日でも早く」とお手紙には書いてありました。
なので、できるだけ急いであげたいと思ってます。

■オルフェ To:ALL
ふむ、リッテンバット……ヴァイロ・リッテンバット男爵か。
それなら私も聞いたことがある。
噂によると、真面目で実直な人物らしいね。大変な愛妻家だとも。

■ホェルン To:オルフェ
そうですね。町の人の評判も悪くないです。

■オルフェ To:ホェルン
念のために聞いておきたいんだけど、その『特殊な薬』というのはどんな薬だい?
なにかの治療薬なのか、それとも他の用途があるのかな?

■ホェルン To:オルフェ
それが……実はですねぇ、お話しできないんです。
領主様のご意向で、内密のまま作製し、納品しろと。
その……つまり、万が一何かの間違いでその情報が外に漏れてしまうと、領主様だけでなく奥様がですね、……あ。こ、これ以上はお話しできないですっ!

額に汗を浮かべてわたわたと両手を振る少年。
■ホェルン To:ALL
あ、ちなみに、危ない薬ではないです。けっっっして。

最後にそれだけ強調した。
■ミァ To:ホェルン
あ や し い。(じじー)

■ホェルン To:ミァ
そ、そんなことないですって!?(←声が裏返った)

■ミァ To:ホェルン
へー。ふーん。ほー(=x=)

■アリエラ To:ミァ&ホェルン
み、ミァちゃん、そんなに疑っちゃ悪いですよ。
危ない薬じゃないっていっているんですし…。
ファリス神殿とか、マーファ神殿とかに「問題あり」とされるような薬じゃないんですよね?

にこやかに確認を求める口調だが、目が笑っていない。
■ホェルン To:アリエラ
もちろんです。
そんな薬の依頼が来たら、先生だって受けませんよぅ。

やや、涙目になりつつ。
■キルリック To:ホェルン&ALL
まぁ、嘘をつく気になれば簡単につけるわけですし。
秘密のわりには、助手であるホェルンさんも言えない裏事情とやらをご存知見たいですし。
少なくとも、今、この段階では、プライベートに恥ずかしい事とかの、対処用の薬、って印象でしょうか?

■ミリスレスカ To:キルリック
それってつまり、「惚れ」とか「毛生え」とか「滋養強壮」とか、でしょうか?
どこの家でも領地を持っている方って、いろいろと大変なんですね……。

■キルリック To:ミリスレスカ&ALL
ふむふむ、身体的特徴の矯正か、精神的欠陥の矯正かですね。
まぁ、作成直前にでも何の薬なのか聞けるくらいの信頼関係は築きたいものですね。

■アリエラ To:ホェルン
そういえば、みっつの材料って、どんなものなんですか?

■リュント To:ホェルン
探すのはどうやって探すんだ?
現物が判っていないんだから、見ても判らないんだろう??
それと現物が分からないから何とも言えないけど、
取り合えず薬を調合出来る形態を成していれば良いんだよな?

■ホェルン To:アリエラ&リュント
ええと、少なくともレシピ──先ほど言った古代王国時代に書かれたものですが、これを見た限りではどんなものなのか、形状も大きさも重さもわかりません。
記されているのは「さし絵」と「謎めいた文章」です。
それをヒントに探していただくことになると思います。
──レシピ自体は、セルフィド先生が持っていますので、トールクーベに来ていただけたら、先生から説明をするということでした。

■ミァ To:ホェルン
ふむふむ。つまりミーたちは宝探し?みたいな感じで3つの材料を集めてくればいーって感じなんでスネー。
あ。そのレシピ、作ってみたけど実は薬の効果はさっぱりりーだった…とか、そういう調合以降のことについてはミーたちの責任範囲外ってことでオケ?

■ホェルン To:ミァ
そうですね、調合はセルフィド先生が行いますので。
材料が正しく揃えていただくところまでが、みなさんの責任ということになりますかね〜。

■キルリック To:ホェルン
違うものを集めてしまって、とんでもないもが出来たら、それもまた、私達の責任。
って事ですか。
妥当のような、報酬に対してリスクが多いような。
まぁ、やっぱり面白そうな仕事ではありますよね。

■ミァ To:キルリック
んにんに。何が起こるか判らない感がばっちのぐう!
こうっ、ミーのシーフとしての血が騒ぐのでスー♪(手にぎにぎ)

■リュント To:ホェルン
もちろんだろうけど、お目付け役として少年が俺らと同行するんだろう?
依頼達成まで?

■ホェルン To:リュント
あ、いえ。そういうつもりは無かったですが。
同行した方がよければ…先生に相談してみますけど。

やはり、微妙に怯える少年。
■ミァ To:ホェルン
ほえ? どーかしたでスカー。
ミーたち、別にあんたさんを取って食べたりはしませんヨー?(・x・)

まあ同行は、危険度数にも寄りますかネー。
その3つを手に入れるためにはデンジャラスゾーンに突入かもしれませんシー。

■リュント To:ミリィ以外ALL
って事はミリィとくっつけるまで時間が有るって事だぞ!
みんな協力を頼むぞ!!

今回はミリィをおもちゃにしよう(笑)
■ミリスレスカ To:ALL
……あれ? 今だれか、ボクのこと呼びました?

■ミァ To:リュント
んに? 脈ありなんでスカー?(・▽・)

■リュント To:ミァ
これ以上にないカップリングじゃないか!?
背格好と言い、やり取りの反応といい・・・

■ミァ To:リュント
ふむふむ。その場合、ミリィっちがやっぱ主導権を握るんですかネー(’’

■リュント To:ミァ
もちろん、ミリィが姉さん女房みたいになるんだろうよ・・・
もっとしっかりしなさ〜〜い!みたいな(笑)

そして密談には気付いていない様子のホェルン君。
■ホェルン To:ALL
えーと、それで、受けていただけるなら、明日の朝一番に馬車で出発してトールクーベに向かいたいと思ってますが……。

■キルリック To:ホェルン
往復の移動手段に関しては、報酬外の必要経費。
って事でお願いしてよろしいんですね?

■ホェルン To:ALL
あ、はい。もちろんです。
馬車は僕が乗ってきたものがありますし、道中の食費や、トールクーベでの宿代もこちらで準備します。

■キルリック To:ホェルン
では、往復の経費と、トールクーベでの滞在費は、依頼の成否にかかわらず保証して頂ける、と。

■ホェルン To:キルリック
あ、失敗した場合のお帰りは、自費でお願いしますけれども。
基本的にそういうことです。

■アリエラ To:ホェルン
そうですか、それは助かります。
あと、情報収集とか、材料探しにかかる経費とかも出していただけるのでしょうか?

■ホェルン To:アリエラ
うーん……情報収集に湯水のようにお金をかけられても破産してしまうので……(汗)

どうやら宿と食事代だけのようだ。
■ミリスレスカ To:ホェルン
え……本当にいいんですか? 食費も経費で???

■ホェルン To:ミリスレスカ
あああああそれはっ、つまり、一般常識における成人男子および女子の一日の食事摂取量から考えて常軌を逸しない程度にお願いしますっ!!!!

何が脳裏に浮かんだか、必死だった。
■リュント To:独り言
チッ!
せっかく食べ放題、飲み放題の温泉旅行になると思ったのに・・・

■ミァ To:ホェルン
ちぇー。腹いっぱいのまんぷくぷーは追加料金でスカー。

あ、はいはいはーーい!(挙手)
ミー、大事なことを聞き忘れてまシター。
えっと・・・・・
トールクーベの名物料理ってなんでスカー!
ミーたちの滞在中の食事に、名物料理出ますカー? スカー?(わっくわく)

■ホェルン To:ミァ
……食べ物にしか、興味が……?(汗)
あ、いや。え〜と。名物料理。ん〜…

目線を宙にめぐらせ、頭の中の情報を検索。
■ホェルン To:ミァ
やっぱり温泉たまごですかねー。
そのまま食べても美味しいですし、パスタにのせたり、サラダにのせたりしても美味しいんですよ〜。

■ミリスレスカ To:ALL
たまご、タマゴ……楽しみ♪ あ、でも食べすぎはカラダに毒ですから、注意しないといけませんよね?

■ミァ To:ホェルン
温泉たまご! そりはまた、とろとろ濃厚こってり味のジューシーさが楽しめる、すぺしゃるナイスな名物料理でスネー!!(>▽<)

■ホェルン To:ALL
どうでしょう?
この依頼、受けていただけますか?

■ミリスレスカ To:ALL
ボクはお受けしてもいいと思いますけど……どうします、みなさん?

■リュント To:ホェルン&ALL
面白そうだし、良いんじゃないか?
俺は受けても良いぞ。
温泉卵でミァと大食い競争もしたいしな!

■ミァ To:ホェルン&リュント&ALL
ミーも賛成なのでスヨー!
宝探しはわっくわくだし、温泉たまごにもわっくわくー♪
リューちゃん! 温泉たまご勝負も負けないでスヨー(・▽・)b

■リュント To:独り言
今から絶食して、ぜっったいに勝ってやる

■キルリック To:リュント
せめて、もう一つ、胃袋が必要です。(ぼそっ)

■キルリック To:ALL
問題ありません。
その薬とやらにも興味がありますし、謎解きの専門家である、ミァとリュント、、伝承の専門家であるオルフェ。
メンバー的にも申し分ないと思いますので、賛成です。

■アリエラ To:ホェルン&ALL
私も、お受けしていいと思います。
あ、そういえば、温泉タマゴが名物ということは…。
トールクーベには温泉があるということですか!?

■ホェルン To:アリエラ
あ、そうですよ。温泉が湧く土地なんです。
露天風呂を備えた宿もいくつかありまして。高額ですけど。

■リュント To:アリエラ
そうだぞ?知らなかったのか?
温泉地として多少有名かな?

■アリエラ To:ホェルン&リュント
そうなんですか〜。
「温泉」なんて、話には聞いたことあったけど、実際にみるのは初めてなんですよ〜。
でも、高額なんですよね〜。幾らぐらいなんですか?

■ホェルン To:アリエラ
ん〜、比較的リーズナブルなところでもひとり一泊100ガメル。
超高級リッテンバット家御用達の宿になると一泊1000ガメル以上するという噂ですね〜。
どの宿もいわゆる常連さんで占められているところが多いですよ。

■ミリスレスカ To:ALL
ひゃ、百ガメルっ!? そ、それはちょっと……温泉は、入ってみたいですケド……。

アリエラに五百ガメルも借金がある身にとっては、百ガメルからの出費は痛すぎる……。
■リュント To:ホェルン
俺らの滞在先はすでに確保しているのか?
無ければ選べるんだよな??

■ホェルン To:リュント
う、あんまり高級なところは……
そのあたりは先生に聞いてみてくださいっ。(汗)

■リュント To:ホェルン
何事も自分で判断しないといけない事もあるんだぞう?
一人前に早くなりたかったら判断しないと〜?

説得しているのか、脅迫しているのか・・・
■ホェルン To:リュント
そ……そんなこと言われても。(汗)

アドリブのきかない性格らしい。
■リュント To:ホェルン
ま〜最初からは無理だな。
追々、成長していくように俺が教育してやろう。

態度が尊大
■キルリック To:ホェルン&リュント
リュントは、ホェルンの反応を見て楽しんでいるだけですから。
あんまり、気にしなくても良いですよ(笑)

■ホェルン To:キルリック
うう…遊ばれたわけですね……。

遠い目をする少年。
■キルリック To:ホェルン
何事も経験です。
がんばってください。

■ミァ To:リュント
まあ依頼がうまくいったら、お祝いがてらにその100ガメル宿とかに泊まってみるのもいーかもしれませんネー。

■リュント To:ミァ&ホェルン
何!?
それは本当か??
みんな、気合入れろ!!

なんなんだ?こいつ??
■ミァ To:リュント
んにに??Σ(・x・)
ど、どーかしましたかリューちゃん…?

■オルフェ To:ホェルン
それじゃあ、正式に返事をしておくとしようか。
……この依頼、確かに我々が引き受けたよ。

■ホェルン To:ALL
はい、ありがとうございます!
みなさん、よろしくお願いします。

席を立って、ぺこりとお辞儀した。
■リュント To:ALL
んじゃ、明日の朝一番で出発だな!
それまで盛り上がらないと!!
折角おやっさんのおごりなんだから。
少年、君も一杯やるか?(笑)

どこまでもおやじくさい・・・
■ホェルン To:リュント
いやあのその僕はお酒は。(汗)

■ミリスレスカ To:リュント>ホェルン
そんな、ダメですよお酒なんて勧めちゃ!
ごめんね、長旅で疲れてるよね? 無理に飲んだりしなくていいから、先に休んでていいよ?

■ホェルン To:ミリスレスカ
うう……ありがとうございます。

地獄に女神様(?)的な視線でミリィに感謝。
■リュント To:ミリスレスカ&ホェルン
なんだなんだ〜、もうラブラブか?

■ホェルン To:リュント
……はい?(汗)

■ミァ To:ミリスレスカ
さぁっすがミリィっち、やっさしいのでスー(^▽^)ノ
さっきもケーキ渡してにっこりらららーでしたシネー。(うんうん)

■リュント To:ミリスレスカ
やけに少年に気を使っているようにも見えるしな(笑)
それにしてもミリィは案外積極的だったんだな〜


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GM:ともまり