#146 眠れる街

5-2a パダへの街道・宿場街の安宿屋2階

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パダへの街道・宿場街の安宿屋2階
狂えるサンドマンを倒した冒険者達は、ノヴェルとフォレスが泊まっていたであろう部屋の中を覗いてみた。
そこにはノヴェルとフォレスの二人が床に倒れて眠っている。
そしてその近くには、黄色く光を放つ宝珠が転がっている。
精霊使いには分かるが、その宝珠から強い精神の精霊力を感じる。
■ミリスレスカ To:トベルコ
あれが、宝珠……!
トベルコさん、早く暴走を止めないと! 止める方法は、ご存知ですか!?

■リュント To:ALL
それと万一新しいサンドマンが実体化しても良い様に、みんなで取り囲んでおくか?実体化は突然何でもない空間にはしないだろう?普通・・・
するなら宝珠を中心だろうから。

■アリエラ To:リュント&ALL
そうですね。サンドマンが実体化しても、サンドマンよりも早く動けるミァちゃん、リュントさん、あと、今はミリィちゃんで囲んでもらえば、いいと思います。
でも、どうやって、暴走を止めればいいんでしょう…?

■トベルコ To:ALL
宝珠を止めるには、手に持って下位古代語で『宝珠よ停止せよ』と唱えればいい。
持っただけでスリープに掛かったりはしないから安心してくれ。
急がないと、また次のが出てくるはずだ……!

■ミリスレスカ To:トベルコ
……わかりました。
やってみます!

トベルコの言葉に、一瞬だけ悩むような表情を見せたミリィだったが、力強くうなずくと、躊躇いなく宝珠を拾い上げた。
■ミリスレスカ To:宝珠
(下位古代語で)『宝珠よ、停止せよ!!』

ミリレスカがその言葉を唱えると、宝珠の輝きが収まった。
宝珠からは精神の精霊力が感じられるが、先ほどまでの強力さはない。
■ミァ To:ミリスレスカ
おおお! 止まったのでスヨー(>▽<)

■ミリスレスカ To:アリエラ
……ふぅ。なんとか、成功したみたいですぅ……。
どうですか、リエラさん? 精霊力、静まってます……? 

■アリエラ To:ミリィ
うん、サンドマンは大人しくなったみたいだけど…。

■リュント To:ミァ
まるでミリィが光を吸い込んだみたいにな・・・

■ミァ To:リュント
Σ とゆーと今はミリィっちの中にさんどまーんが!?Σ( ̄□ ̄;

■リュント To:ミァ
古代語に精霊語。
二種類の魔法を使い分ける世にも不思議な精霊が俺らの目の前で誕生しようとしている〜〜!

完全にとち狂ってます。
■ミァ To:リュント
つまり……つまりミーたちは今! 伝説の瞬間に立ち会っているのでスネー!?(☆▽☆)

目をキラキラさせて便乗してます。
■リュント To:ミァ
そうだ!今この瞬間が〜〜!

■ミリスレスカ To:ミァ&リュント
え? ええ?? ええええ???
ボ、ボク……なんかスゴいコトになっちゃえるんですか?!
ど、どうしよう……キメのポーズとか、衣装とか、考えておかないと……!!

すっかり信じているっぽい。しかもなんだか、ちょっと(かなり?)ヘンな方向に興奮気味だ。
■アリエラ To:ミリィ
それなら新しいアクセサリーもつけないと。
ちょうどここに、昨日の宿場町の広場でオルフェさんに買ってもらったおそろいペンダントが…。

いいながら青い石のペンダントを取り出す。
■キルリック To:ALL
珍しく、ミリィがおもちゃになっていますねぇ(笑)

■ミァ To:キルリック
んやんや、むしろこれは素質・・・・

■リュント To:ALL
ん?!どうしたんだ??
ミリィは何ともなっていないぞ?

若しかして振り逃げ??
■トベルコ To:ミリレスカ&ALL
これで収まったはずだ。
また宝珠を利用して失敗しない限り暴走することはないだろう。

■オルフェ To:トベルコ
協力に感謝するよ。そのおかげで、大した被害も出ずに済んだんだ。
もっとも、あなたが宝珠を持ち出したりしなければ、問題自体が起こらなかったんだけどね。

■ニアリース To:ミリスレスカ>ALL
ミリスレスカさん、その宝珠はわたしが預からせて頂きたいと思いますが、よろしいですか?
とりあえず、これで皆さんにお願いした依頼内容は解決したと判断させてもらいますわ。
本当にありがとうございました。

■オルフェ To:ALL
あとは下で眠ってる人達を起こして、オランに帰るだけだね。
眠っている人達を起こすのは、また私が引き受けるとしよう。

■キルリック To:オルフェ&ALL
町中が、オルフェのリサイタル会場になるわけですね。

■リュント To:キルリック&オルフェ
そして若い女の子が網に掛かるのを待つんだな(笑)

■ミァ To:オルフェ
さっすがリィダァなのでスー! えーと、うん、抜け目ない?(・▽・)

■リュント To:ミァ
そりゃそうさ!
我等がリーダーなのだから。常に深慮遠謀の元、行動しているんだよ。

■キルリック To:ALL
若い女の子だけでなく、町中を巻き込んで伝説の冒険者になる可能性だってあるかもしれません。

■リュント To:キルリック
それは騒動、若しくは、暴動と言う?(笑)

■オルフェ To:ニアリース
ところで、そこの2人はどうするんだい?
事件自体を隠しておきたいなら、官憲に引き渡すのも不味いのかな?

床に転がっているノヴェルとフォレスを指差して聞く。
■リュント To:ニアリース
官憲に引き渡すなり、説教して釈放するなりニアリースが判断するか?

■ニアリース To:オルフェ&リュント>トベルコ
いえ、わたしにその権限はありませんわ。
このままオランに連れて帰って、レイバック導師に判断してもらうことになると思います。
トベルコさん、あなたの処遇もですわ。

■トベルコ To:ニアリース
……ああ、わかった。覚悟は決めているよ。

■リュント To:ニアリース&トベルコ
確かに代理人だもんな。
レイバックさんにトベルコを引き渡す時、少しくらいなら話をしてやろうか?
事件のきっかけを作ったのはトベルコだけど、解決に協力したのもトベルコだってな感じにな。
多少の情状酌量の余地は残っているよとね。

■ミァ To:ニアリース
んににににー・・・・。
トベっちゃん、今回悪いことしましたケドー。
でもこーして協力もしてくれたですし、リューちゃんの言うように、……じょ、じょじょしゃくりょー?だとミーも思うのでスヨー(・x・)ノ
なんだかイイ人オーラ出してるっぽいですシネー。

■ミリスレスカ To:ミァ
……?
ジョジョ借霊? ねぇミァさん、それなんか、違いませんか……?

■リュント To:ミァ
言い馴れない言葉は使うもんじゃねえよ
じょ・う・じょ・う・しゃ・く・りょ・うな。

■ミァ To:リュント
Σ !!!
う、うっさいでスネー! 言い難い言葉なのが悪いんでスヨー!o(>△<)o
じょ・じょ・じょ・う・しゃ・く・りょ・う! ほら言えたのでスー♪

■リュント To:ミァ
噛み噛みだぞ?(笑)

妙に爽やかに(笑)
■ミァ To:リュント
・・・・・・・・・・。
・・・・・な、なまむぎなまごめなまグララン! はい、リューちゃんもっ!

早口言葉で反撃を試みた!
というより、むしろ誤魔化す気満々。
■ミリスレスカ To:ミァ&リュント
えーと。

生麦生米生グララン、椰子の実を獅子が食い菱の実を狒狒が食う、この高竹垣に高竹立てかけたのは高竹立てかけたかったから高竹立てかけたのです。
Peter Piper picked a peck of pickled pepper;
A peck of pickkled pepper Peter Piper picked;
If Peter Piper picked a peck of pickled peper;
Where's the peck of pickled peper Peter Piper picked?

……うふふっ♪

口元に手をあてて微笑みながら、ちょっと意地悪そうな目つきでミァとリュントを見る……二人の仲の良い(?)様子に、ちょっとイタズラ心を刺激されたらしい。
ちなみにミリィには、呪文詠唱の教練の一環として、早口言葉を散々やらされた経験があったりするので、実は得意分野と言えなくもない。
■ミァ To:ミリィ
・・・・・・ほぁわー!!?(目が点)

■アリエラ To:ミリィ
え? え?
今、ミリィちゃん、何て言ったの?
早口すぎて聞き取れなかったよ。

■キルリック To:ALL
意地になりすぎて無理すると、そのうち舌を噛みますよ。
そして、おいしいご飯に影響しますよ(笑)

■ミァ To:キルリック
Σ (耳ぴくっ!!)

■リュント To:ALL
ふっ
大人は早口言葉なんぞ、子供の遊びはしないもんさ

■ミァ To:リュント
・・・・・ほっほーーーう(=x=)

リューちゃんの裏・切・り・者♪
そんなにおいしいご飯に釣られたんでスネー。

■リュント To:ミァ
違う!
飯に釣られたのはミァだろう!
俺が釣られるのは可愛いお・ん・な・だ!!

やはりキャラを変えるのは無理のようだ(笑)
■キルリック To:リュント
でも、今回は、オルフェの独壇場になりそうですから、とんびの如く行かないと上手く釣れないかもしれませんねぇ。
あれ?、釣られる側でしたっけ?(笑)

■リュント To:キルリック
リーダーばかりに良い思いはさせられないな。
ん?俺を釣ってくれる人なんていないぞ?

■キルリック To:リュント
ならやっぱり、とんびの如く、かっさらうしか無いですね。
あっ、犯罪はいけませんよ。(^^)b

■リュント To:キルリック&ALL
さすがに犯罪を犯してまでは掻っ攫わないぞ!
一応義賊のつもりだからな!
ところで、起こすのはリーダーの呪歌に任せて、
宝珠はニアリースが預かり。
扉を閉めておけば、周りには呪歌の影響が出ないだろう。
ロープで拘束しておけば、暴れる事も無いな。
丁度俺がロープを持っているから縛っちゃうぞ?

おもむろにロープを取り出し、縛り用意!
■ニアリース To:リュント&ALL
リュントさん、おねがいしますわ。
じゃあ、二人を拘束したらオランに戻りましょう。
顛末の報告を導師にしないといけませんしね。
急げば夕方には間に合いますわ!

■リュント To:ニアリース
まあ、待て待て。縛るのは良いとして、こいつらと話してみるのも良いんじゃないか?
人柄とかが分かれば、ただ依頼の解決じゃなく、人を救う事にもなるかも知れないぞ?
こいつらが改心しそうな人柄なら、レイバック導師の許可を得て、
マーファの神殿で下働きをさせながら信者にする事も可能だし、
情状酌量の余地が無いようなら、これも導師の許可が必要だが、
官憲に引き渡す事も簡単だ。
俺らは雇われ身だから、それでもニアリースがこのまま導師の元に届けたいと言い張るなら、
このまま拘束してオランへと引き返しても良いが?

■ニアリース To:リュント>ALL
あ……わたしとしたことが、少々性急に過ぎましたね。
彼らの話を聞くのも大事ですから、オランへ変える道すがら、馬車の中でゆっくりと聞くと言うのでは駄目かしら?

■リュント To:ニアリース&ALL
確かに急ぎたいのは分かるがな。
馬車の中でも尋問は出来るか・・・
よし!そうと決めたらさっさと行動しよう。

■ミァ To:リュント&ALL
まぁ学院としては、こおんな不祥事、さっさかりーと終えちゃいたいんでショー(・x・)
ほいほーい、それじゃあゴーなのでスー。
オランでおいしいご飯が待ってるんですカラー!!(拳ぐぐっ)


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GM:teshima