| 銀の網亭・個室にて |
パーティが結成された後、一行はおやじに案内されて個室に移動した。
酒場で注文した食事や飲み物をテーブルに並べ、宴会が始まった。
| ■おやじ To:ALL |
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それじゃあ、ゆっくり楽しんでくれ。 その後、しっかり稼いで来いよ。 |
そう言って、おやじは個室を出て行った。
| ■キルリック To:ALL |
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とりあえずは、無事の再開を祝して、乾杯でもしましょう。 私は、これ(薬茶)でいきますが、誰か一緒に飲んでみますか? |
ぐい飲み大のコップに濃い緑色のドロッとしたモノが注がれている。
| ■ミリスレスカ To:キルリック&ALL |
| ……うわぁ。 |
| ■ミァ To:キルリック |
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Σ( ̄□ ̄; み、ミーは、まっずそーな怪しいお茶はちょっと……。 |
さっそく逃げる仕草。
| ■リュント To:キルリック&ミァ |
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なんだなんだ!ミァは受けて立たないのか!? ならば、俺がキルリックの挑戦を受けて立とうではないか! |
まるで根性試し?
| ■ミァ To:リュント |
| ΣΣ むむっ!(=△=) |
| ■キルリック To:リュント&ミァ |
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どうぞ、リュント。 今日のやつはちょっと良い出来ですが、そんなに構えることは無いと思いますよ。 何と言っても、おやじさんの特性(特別製品ではなく、特別性能重視!)ですから。 |
| ■リュント To:キルリック&ALL |
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みんなが想像するほどまずくないぞ?(笑) みんなも飲んでみっか?(笑) |
| ■ミリスレスカ To:リュント&ALL |
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そ、そうですかぁ……? それじゃあ、ちょっとひとくち……。 ……… …… … げはあ。 |
天を仰ぐようにのけぞったあと、苦しげな溜息とも大きなげっぷともつかない息をついて、ぐったりするミリィ。
よほど口に合わなかったらしく、「たましい」が抜け出てそうな感じに……。
| ■キルリック To:リュント&ミリスレスカ |
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ミリィの口には合いませんかぁ? これを飲むとしばらく、(自己暗示で)体の調子が良いんですよ。 リュントは大丈夫みたいですし、ちょっと『大人の味』って事ですかね(笑) |
| ■リュント To:ミリスレスカ |
| 一人逝ってしまわれたか・・・ ミリィよ、お前の事は忘れないぞ〜〜 |
やばい状態のミリィを見ないように遠い目
| ■ミァ To:ミリスレスカ |
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ああっ! ミリィっち、しっかりーー!? ……。 ………ええい、こーなったらミーだって覚悟決めてやってやるでスヨー! リューちゃんに負けてはいられないのデーーース!!(めらめら) |
薬茶入りのコップをむんずと掴んで、ぐいと一気飲み!
| ■ミァ To:キルリック |
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…。 ……。 ………意外とへーきでスネー(・x・) Σ は! つまりこれは、ミーも『大人の味』ばっちりオーケーってことに!!(>▽<) |
| ■リュント To:ミァ |
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な、なに!! 平気だと!! なかなかやるな・・・ 勝負は今度にお預けだ! |
一体なんの勝負だったのやら・・・
| ■アリエラ To:ALL |
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飲みきることが勝負だなんて、薬茶に失礼じゃないですか(笑) ミリィちゃんもオーバーだよね。 身体にいいお茶なら、良薬は口に苦し、っていうし苦いのかも知れないけど…。 |
といいながら、薬茶を一口。
…見る見るうちに顔面蒼白になり、口元を手で押さえ、そのまま部屋の外によろよろと出て行った。
そしてしばらくして部屋にふらふらと戻ってくると、ぐったりとイスにもたれかかった。
| ■アリエラ To: |
| ……に、にが……。 |
うわごとのようにつぶやいている。
| ■ミァ To:アリエラ |
| Σ リエラっちまで犠牲者に…!!(・x・川) |
| ■キルリック To:ミァ&アリエラ&オルフェ |
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ミァが平気なのは意外でした、てっきり通常体に良いと言われる物は、ミァの口には合わないかと思っていました・・・。 やっぱり、食べ物なら、何でもいけるって事ですね。(失礼!) うってかわって、リエラも意外でした。 リエラだったら、私の趣向に近いかと思っていました。 (※キルリック的には、一緒に昼下がりの縁側でまったりとお茶をすすってくれそうな、そんなイメージ) こうなってくると・・・・ オルフェ、ちょっとだけ飲んでみませんか? |
期待と興味に満ちた目で、オルフェの前にコップを差し出した。
| ■オルフェ To:ALL&キルリック |
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ははは、ミリィとリエラは大げさだなあ。 よし。じゃあ私も試してみようか。 |
コップを受け取って、ぐいっと一息に飲み干したかと思うと虚ろな目になり、誰も居ない空中に向かってぶつぶつと何かをつぶやき始めた。
| ■オルフェ To:虚空に向かって |
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……うーん。 ……まずいな、これは。 ……芸術的でさえある。 |
| ■ミァ To:オルフェ |
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ついに3人目……なんて、なんて恐ろしい薬茶……!(○△○) って、平気だったのはミーとリューちゃん。と、当然キーちゃん。 駄目だったのがミリィっち、リエラっち、リィダァ。 ……。 んに! つまりキーちゃんはミーたちと同じ、お笑い担当組(?)ってコトの証明でスネー(=▽=) |
| ■キルリック To:オルフェ&ミァ&ALL |
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オルフェまで・・・ 私がお笑い担当?、・・・こんなんで良いんですか? お笑いとは、相手を幸福のうちに葬り去れる能力を持つ者の事を指すらしいでは無いですか。 どちらかと言えば、私は退屈な話で葬り去るタイプじゃないですか? ・・・そうか、お笑いは免疫を上げると言います、そして、ミァとリュントはシーフじゃないですか、毒とかの訓練するんですよね? だからきっと、(お笑い&シーフ効果で)大丈夫なんですよ、きっと!! って、これ・・・毒ですか? 私的には、少し普通と違うお茶、って感じなんですが・・・。 |
| ■リュント To:ALL |
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キルリックには自然に笑わせる素質があるんだろうな。 訓練次第では、ミァを超える逸材になれるかも知れないな(笑) ところで、俺は笑いの担当じゃないぞ! いつも大真面目だ |
| ■キルリック To:リュント |
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私も、訓練すれば、相手を笑い殺せますか・・・考える価値ありですね。(真剣) ・・・真面目にやる事こそ、お笑いの基本と言うことですね。 |
リュントは『お笑い』である、という事が前提らしい。
| ■リュント To:キルリック |
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ん? なんか違うような・・・ まるで俺が真面目にお笑いをやっているような・・・ ま〜良いか! |
最後はいつも適当なリュント