冒険者 現る。 Scenario #134
籠の鳥


↑ SW-PBM Top ↑ Scenario List ■ Scenario Top
← Previous


Next →

銀の網亭 カウンター
 ここはオランにある銀の網亭。いわゆる「冒険者の宿」としてそこそこに繁盛している店である。
 この店に来る客層は2種類。「仕事を求める者」と「仕事を与える者」だ。
 どうやら、前者にあたる人物が…カウンターへとやってきた。
■マーキュリー To:おやじ
 おやじさん、ただいま〜♪
 初仕事、なんとか成功しましたよ〜♪(^^)
 とりあえず美味しい食べ物とエールをください♪(☆▽☆)

 彼の名前はマーキュリー。
 発言通り、先の依頼で冒険者デビューを果たした者だ。
 ドキドキの初仕事を無事「成功」し。祝杯をあげに来たのだろうか。
■おやじ To:マーキュリー
 おお、おかえり。
 初めての仕事を無事に終了させたんならもう一人前だな。

 エールだな…はい、お待ちどう。
 それとこっちは白身魚のポワレと子羊のテリーヌだ。両方ともオゴリだからしっかり食って英気を養えよ。

 若い冒険者の笑顔に、つられて店の親父も笑顔。
 ついつい、食事を奢ってしまう。
■マーキュリー To:おやじ
 おやじさんありがと〜♪(^^)
 食べながらテキトーに店内を見回してみますね♪

 親父からほかほかの食事を受け取り、満面の笑みを浮かべるマーキュリー。
 どうやら、次の仕事を受けるべく。仲間を捜し始めたようだ。



 次に酒場に来たのは麗しきもののふ、アルテナ。
 先の依頼ではオラン中を駆けずり回ったのか、少し疲弊した顔にてカウンターへと座る。
■アルテナ To:おかみ
 ふう…やっと帰ってこれた。
 店主、忙しいところ悪いがなにか冷たいものをくれないか。歩き詰めで足が棒のようだ。

■おかみ To:アルテナ
 アルテナじゃないの、おかえりなさい。
 冷たいものね。ちょうど絞りたてのグレープフルーツジュースがあるわよ。
 歩き詰めとはまた大変だったわね。
 依頼人に振り回されでもしたのかしら?

■アルテナ To:おかみ
 あ、ありがとう。…(こくこく)…ぷはぁ。ああー落ち着いた。
 いやいや、思いのほか気合が入ってしまってな。依頼の内容以上に頑張ったんだ。この店の信用もあがったと思うぞ。

 落ち着いたらまた、新しい仕事を探すとするか。。。

 一息いれて気分壮快。
 アルテナは新たなパーティーを探すべく、酒場の喧騒の中へと進んで行った。



 少し時間が経ち、酒場の人数も増えてきた。
 仕事が無事済み、次なる依頼を探しにきた冒険者達が、銀の網亭に戻ってきているらしい。
 その中に一人。可憐な少女の姿が。
 その外見とは裏腹に、先の依頼中ジャック=オー=ランタンを一撃の下沈めた凄腕の持ち主でもある。
■ルフナ To:おやじ
 おやじさん、こんにちは。
 お仕事探しに来ました〜。

 と、その前にいつもの紅茶とクッキー下さい♪
 ヴィタリもそのうち来るだろうから、先に食べて待ってようっと。

 ストゥールに腰掛けつつ、幼なじみのヴィタリを待つ
 ルフナとヴィタリは、今までずっと一緒に仕事をこなしてきたのだ。
■おやじ To:ルフナ
 おおルフナか。お疲れさん。
 紅茶とクッキーだな。
 …はいよ、お待ちどお。

 ヴィタリを待つなら目立つテーブルに行っててもいいぞ。
 まあカウンターでのんびりするのも自由だがな。

 ティーコージー付きのポットとカップ、香ばしいかおりのクッキーを渡しつつ、親父は軽く笑う。



 ルフナの姿を見たからか。それとも香りに釣られたか。
 カウンターに現れたヴィタリは、ぐるっと店内を見渡しつつ、
■ヴィタリ To:ルフナ
  待たせたな、ルフナ。
 しかし今回はずいぶんとみんな早く集まってるみたいだね。
 うぅ〜ん、余っていそうなパーティーは・・・っと・・・。

 とりあえず、めぼしいパーティーは見あたらなかったようだ。
■ルフナ To:ヴィタリ
 とりあえずテーブルに移動しちゃおうっか。
 それじゃぁ、あの空いてるところに…。

 親父にお盆を借り、ティーセットとクッキーと共に空いているテーブルへと移動する。
■ヴィタリ To:ルフナ
 分かった。
 それでは移動しよう。
 そうだ、わたしも冷たいお茶でも注文してから行くかな。

 ルフナの持つ紅茶の香りに触発されたのか。それとも普段の茶飲みのサガか。
 親父に注文してから移動するようだ。


銀の網亭 テーブル
 ヴィタリと共にテーブルに移動したルフナ。
 暖かい紅茶を楽しみつつ、状況を確認しているらしい。
■ルフナ To:ヴィタリ
 さて、今回はどんな人と一緒にお仕事できるかなぁ〜。
 誰かPT組んでくれる人いないかな…?

■ヴィタリ To:ルフナ
 うぅ〜む、今回はかなり遅くなってしまったからな。
 まぁ、気長に待つのもいいかな。
 ルフナはどこか希望するところがあったら、声をかけて来てくれ。

 こちらもお茶を嗜んでいるヴィタリ。
 ルフナが選んだ仲間なら、どうやら異論はないようだ。
■ルフナ
 さてと、他にも仲間見つけないとね。
 誰かに声かけてこようかなぁ…。

 ふと、目をやったカウンター席。
 そこに馴染みの顔を見つけたようだ。

← Previous


Next →

↑ SW-PBM Top ↑ Scenario List ■ Scenario Top

 GM : shuu
 mail: shuu@ichinoseki.ac.jp