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SW-PBM Scenario#133 純恋花 |
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銀の網亭 |
冒険者たちがオランに帰ってきてからしばらく後、 銀の網亭に一通の手紙が届いた。
■おやじ To:ALL |
ちょうどお前たちがいないときに、あの時の依頼人が届けてくれたよ。 会いたがっていたが、残念だったな。 |
親愛なる冒険者の皆様
お元気でお過ごしでしょうか。
あれから私の体調もすっかり良くなり、今はお花の世話と、ナイコスさんの研究のお手伝いで、忙しくも充実した日々を送っています。
先日、エスターテが眠っているお墓から小さな芽が顔を出しました。
もしかしたら、一緒に埋めた純恋花が種をつけていたのでしょうか。
凶暴化してエスターテやみなさんを襲った純恋花ですから、少し怖い気がしながらも、むやみに摘む気になれず他の花たちと一緒にお水をあげていたのです。
そうしたら、しばらくして小さなピンク色の花を咲かせました。
おかしな話ですが、その可愛らしい花を見ているとエスターテの笑顔が思い出されて仕方ないのです。
ナイコスさんは、その花を見て何かわかったようです。精霊に関することで、私には難しくてなんのことやらわかりませんでしたが、“生命の精霊”と会話をしたと言っていました。
もしかしたら、私たちのこの土地、モンターナが平静さを取り戻すのもそう遠くない話ではないかもしれません。私には、なんとなくそんな気がするのです。
私たちは、この病を治す方法を見つけ出したら、結婚することにしました。
生まれてくる子がもし女の子だったら、私たちにとって一番大切な名前をつけようと思っています。(男の子だったら、どうしましょう?)
皆さまもどうぞお元気で。
霧が晴れたら、またモンターナへいらしてください。
モンターナ山を眺めながら
エリス=ロット
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SW-PBM Scenario#133 純恋花 |
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GM:ともまり |