SW-PBM #128 おやじたちの挽歌 第十六章 最後の一勝負? |
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■ 【パダ・官憲詰所】 |
縄でぐるぐる巻きにされている野盗たちを冷たく見下ろしながら。
■ミリスレスカ To:ALL |
まったく、とんでもない奴らですよね〜。 ほら、ここ……いきなり切られちゃうし。 |
真っ白な二の腕を、袖まくりしてみせてみたり。
■キルリック To:ミリスレスカ |
まだ傷が残っているなら、私も癒しを施しますよ。 |
■ミァ To:キルリック |
・・・・・・・・・・・・・ああ! そういえばキーちゃんって神官サンでしたっケー(=▽=) |
素で忘れてた人。
■キルリック To:ミァ |
はい、末端ですが、籍を置いています。 やはり、賢き神の教えは、良い事です。 |
恍惚としている。危ない人みたいだ。
■ミァ To:キルリック |
・・・・・・・・・・(¬ x¬) その割にはさっき、モールをぶんぶかぶん☆、でしたけどネー。 いっそマイリラーダの方が合ってる気もするのでスー♪ |
マイリー+ラーダ=マイリラーダ……らしい。
■キルリック To:ミァ |
賢き教えを体現するのも私の役目だと思っていますし。 バカな事はやめなさい、ってお灸を据えないと分からない人も居ますからね。 |
■ミリスレスカ To:ALL |
でもホントに無事でよかった…あ、すみませ〜ん! |
官憲の人(?)を見付けて、話を中断して歩み寄る。
■ミリスレスカ To:官憲の人(?) |
野盗を捕まえたんですケド〜。 |
ふんじばられている盗賊の縄を引いて、一歩前に歩み出させる。
■官憲 To:ミリィ |
野盗? ……ああ、ご苦労さん。 そこら辺に転がしておいてくれ。後で取調べするから。 |
■リエラ To:ALL |
なんか、冷たい扱いなんですね。 ミリィちゃんが怪我までして捕まえたのに…。 |
ミリィの腕を見ながら小声で言う。
■ミリスレスカ To:官憲 |
あ、あのその…がんばって、一味の4人、全員捕縛したんですケド…その…。 |
さすがに、いきなり「治安維持に協力したんだから、お駄賃寄越せ!」とは切り出せないらしい。
■官憲 To:ミリィ |
うんうん、お疲れ様。あとはこちらで処理するから、帰っていいよ。 ……それとも、何かい? コイツらに奪われた品物でもあるの? だったら戻ってくる可能性なんてまずないから、期待しないほうがいいよ。 さ、分かったら行った行った。こっちも暇じゃないんだよ。 |
にべもない。
と、そこへ食い下がる神官が一名……。
■アリエ To:官憲 |
ごめんなさい、官憲さんて本当に大変らしいですよね。 それだけ忙しいのに、さらに野党を捕まえた事が分かったら、市民のみなさんから沢山感謝されて、さらに同僚よりも評価もされますね〜。 チャ・ザ神殿でも商売をお守りくださる優秀な官憲さんの事を、お説教でお話したりして、お兄さん有名になっちゃうかも? |
そしてちらり、と胸元にあるチャ・ザの聖印を見る。
■アリエ To:官憲 |
・・・ああでも、だめか。 取調べしたり、モノを取り戻したり、報奨金を申請する時間すらもないくらい忙しいんだもの。 お兄さん達が捕まえる前に勝手に野党さん達をココに連れてきちゃったから、困っちゃうんですよね? |
手を上げて、相手が何か言いかける間も与えずペラペラとしゃべりまくる。
■アリエ To:官憲 |
わかってます。この野党さん達は私達が元に戻しておきます! とーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても忙しくされてるんだもの、今後善良な市民が襲われても、放置しておいたなんて悪い評判、立たないでしょう? あ、話さえぎっちゃいました?で。野党1人あたりで幾らくらいもらえるんでしたっけ? |
にっこり。
■ミリスレスカ To:官憲 |
……あ! ダメですよアリエさん、そんな、とーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても忙しい方たちに、幾らいただけるかを調べるお時間なんて割いていただけるわけ、ないじゃないですか〜♪ そうですよね〜。お仕事のお邪魔をしちゃったんですから、ボクたちが元の場所に戻しておくのも当然ですよね〜? |
アリエの意図に気づいたらしく、おとがいに人差し指を当てて考え込むフリをしながら、こちらも一気にまくしたてる。しかも、小悪魔的な微笑みをうかべて、にこにこしながら。官憲の後ろからアリエがニヤリっと親指を立ててみせる。
■ミリスレスカ To:官憲 |
でも、冒険者にこんな傷を負わせるほどの強盗なんて、放置しておいたら大変なコトになっちゃうのかも? あ、でもこんなコトは日常茶飯事なんでしょうか? そうですよね? そうじゃないと、善良な市民の方たちの苦情が雨アラレ、ってコトになりますよね、普通?あ〜あ、パダって大変な所なんですねぇ……。冒険者にこんな傷を負わせる野党を捕まえても、 市民のみなさんから感謝もされず、同僚からも評価されない所だなんて……おつとめ、ごくろうさまです……。 |
真っ白な二の腕をそっとまくりあげて見せながら、ほふぅ、と溜息。
■ミリスレスカ To:ALL |
はっ! ここはやっぱり、パダという街の危険さを歌に託して旅先で喧伝して廻ることも、冒険者としての大事な勤めですよねっ! そうですねぇ……。 じゃあ、ここはより多くの方に理解していただきやすいように、今回のコトを主題にした曲を作って、行く先々で歌うのとかってどうでしょう? |
小悪魔的な微笑みをうかべて、にこにこしながらハープを取り出そうとしてみたり。
■官憲 To:ミリィ&アリエ |
あ〜もう! うるさいな、分かった、分かったよ! ただしここじゃ報奨金は出ないぞ。連絡は付けといてやるから、オランの本部に行きなさい。 金額までははっきり言えないが、多少は払ってくれるだろう。 |
根負けしたのか、そんな事を言う。
■アリエ To:官憲 |
わぁい!お兄さんどうもありがとう〜! |
■キルリック To:官憲 |
出るなら、初めからそう言って下さればお互い気持ちよくけりがついたと思うんですけどね。 |
■官憲 To:キルリック |
そりゃもちろん、後で自分の名義で申請して報奨金のピンハネをするため……あ゛。 |
しまった、という顔で口を押さえる。
■アリエ To:官憲 |
ほほぅ〜、ピンハネ。 正当な理由のないピンハネは、泥棒さんと紙一重ですよ〜? |
といって、聖書を官憲の手に載せる。
一方、キルリックは、官憲にすっと手を出し、
■キルリック To:官憲 |
さあ、あなたの罪を公にしますか?、それとも今ここで我々にそれなりのお布施をして罪を改めますか? |
脅してるし……。
■官憲 To:アリエ&キルリック |
公にされるのはゴメンだが、払う金なんてないぞ。 俺だって懐に余裕があればピンハネなんざしないさ。 そっちだって俺が申請しといてやらなきゃ受け取れる金がなくなるんだ。 お互いのためにも忘れる事にしようぜ。な? |
■キルリック To:官憲 |
私達にしてみれば、他の方に申請をお願いすれば済む事で、特に困りません。 この事実を他の方に告げられて困るのはあなただけです。 ですが、払えないと言うのであれば、今回のことは貸しておきます。 これからはきっちりと仕事をして下さい。 |
反省の色が見えない官憲に若干、苛立ち気味。
■官憲 To:キルリック |
はいはい、分かった、分かりました。 反省しますよ。 |
口だけっポイ。
■ミァ To:独り言 |
・・・・・でも、2人のマシンガントォクはかなり凄かった気がするのでスー(〜x〜) ミリィっちはともかく、アリエっちもやるもんでスネー・・! |
なにやら認識を改めたらしい。
■アリエ To:ミァ |
チャ・ザ神殿は会話力を上げるための公開レッスンをしているんですよ〜。 商人のみなさんに大人気なんです。^^ |
■ミァ To:アリエ |
Σ(○▽○) んに! 面白そうなのでスー!! 今度、皆でれっつらごごごーでスヨー♪ |
■オルフェ To:アリエ |
あはははは、そんな話は聞いたことがないよ。 本当にあるのなら、参考までに参加してみたいものだけどね。 |
そして培われた会話力は商売ではなく、女性を口説くために使われる?
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