身支度…? | Scenario #122b |
職人魂 |
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オラン ウィルト工房 |
ある程度話しがついたら、
■ウィルト To:ALL |
じゃ、俺は…そろそろ作業に戻るよ。 金は…シーリー。渡しといてくれるか? あ、ちゃんと買ったもんの領収書貰ってくるの忘れるなよ。 |
そう言いながら立ちあがり、ウィーニーの頭をぽんぽん、と軽く撫で、
■ウィルト To:ウィーニー |
じゃ、あとはこの方たちの言う事をちゃぁんと聞くんだ。 いいな? |
■ウィーニー To:ウィルト |
はい。お父様。 |
その答えにちょっと困ったな、といった表情をしつつ、ウィルトは工房の奥へと帰っていった。
■リュント To:ALL |
さーってと、何から揃えに行こうか? |
■アップル To:リュント、ウィーニー |
ウィーニーくんの都合がよければ、いまからでもいいわよね^^ ウィーニーくん、大丈夫? 買い物は、服と靴・・っていうところだと思うけど・・。 |
■ウィーニー To:アップル |
あ…うん。大丈夫です。 |
こくん、と頷く。
■リュント To:ALL |
それと、鎧と、剣と・・・ モールの方が良いかな?(笑) |
■ザン To:リュント |
持てないと思うぞ……。 |
リュントの「モール」という単語に。ウィーニーは「?」な顔。
少年には判らない世界のようだ。
■アップル To:リュント、ALL |
だから、冒険者になるんじゃないんだって(笑) まぁ、でも、服と靴に関しては”冒険者仕様”でいいのかな・・。旅ってことには違わないし。 ・・それじゃ、早速だけど、買い物にいきましょうか。 |
■ランス To アップル |
なんか楽しそうやな(笑) |
おとなしい男の子の身支度整えるなんて、それは、もう! なんてことは思っていません。
アップルは、どちらかといえば少し元気のある男の子が好みらしい。
■リュント To:アップル |
護身用にダガーくらい、俺のポケットマネーで買ってやろうか? ま〜それを使う時になったら命が危ないけどな(笑) |
■ランス To ALL |
お、ええねぇ。男子たるもの、ダガーの1本ぐらいは(以下話が長くなりそうなので略(笑 |
■ナミキ To:ランス |
はじまった…。 |
嬉しそうに話し始めるランスを見て、ナミキ、ちょっと肩をすくめる。
■アップル To ランス |
護身用のダガーだったら、必要経費のうちね、きっと^^ |
■ザン To:ALL |
ただでさえ経費がかさんでいるんだ、出費は抑えよう。 ダガーなら拙者の使っていない物があるからそれを貸しておく。 |
■アップル To:ザン |
それもそうね・・。いざとなれば、私も持っているから・・・ |
■ウィーニー |
ダガー…ナイフ……? …… (小声) 怖いな… |
ウィーニーの呟きを耳聡く聞きつけたザン。
■ザン To:ウィーニー |
恐怖心を持つのは悪い事ではない。 恐怖を知らぬ者は蛮勇を奮うだけの単なる命知らずだ。 だがそれとは別に、恐怖を乗り越え戦わなければならないときもある。 それが出来た時、初めて人は成長するものだ。 ……なに、必ずしも武器を持って殴り合えと言うのではない。 日常の中にも、戦いは数多くあるだろう? それと同じだ。 |
笑いながらごつい手でウィーニーの頭を軽く叩いた。
■ウィーニー To:ザン |
ん…よく…わからないけど。 でも、あの。このお使いが終わる頃には…おじさんが言ってる言葉も理解できるかなぁ…? |
そっと。見上げるような視線。
■アップル To:ウィーニー |
まぁ、あまり深く考えなくてもいいと思うわ。そのうち・・ね。 |
■リュント To:ウィーニー |
そうそう、このお使いが終わったらね。おぢさんの言葉の意味もわかるよ!! |
■ザン To:ウィーニー&リュント |
おじさん……。 |
何か言いたい事がありそうな顔。
冒険者達とウィーニーはオランの街へ、買い物へと出かけていった。
オラン 雑貨屋 |
行った先は冒険者達が良く道具を揃えるために行く店。
簡単な旅の衣装や、靴や装備品などが、店内にぎっしり飾られている。
店の親父の趣味か、遺跡などで見つかった装飾品もちらほら置いてあるようだ。
■アップル To:ウィーニー |
「冒険者」っていっても、半分くらいは旅をしているわけだし・・そういう意味だと、私たちの準備と、そう大きく違う訳じゃないと思うの。
えっと・・・・服はこんな感じでどう? 動きやすさ重視よ^^ |
そういってデニム地になっているワークシャツを手に取ってみたりなんかしてみる。
着せ替え対象となっているようだ(笑)。
■ウィーニー To:アップル |
ん…ちょっとごわごわしてるね… |
普段ふわふわの服に慣れているのか。デニム独特の肌触りに慣れてないようだ。
■ザン To:ウィーニー |
あまり柔らかい服だと万一の時に自分の身を守ってくれないからな。 動きに支障がない限りなら、なるべくしっかりした生地の物を選んだ方がいい。 |
■ウィーニー To:ザン |
…新しいからごわごわしてるのかな? なら、少し時間が経てば柔らかくなるよ…ね? |
腕をまわしたり、軽く飛び跳ねたり。
少年なりの着心地チェック。
■アップル To:ウィーニー |
あんまり気になるようだったら、ちょっと柔らかめのものもあるから^^ シャツと・・・あとは靴かなぁ。。きちんと考えないと、すぐ足が痛くなってくるから・・ |
ある程度歩くことを想定して、靴底が柔らかくて厚いものを探してみる。
目当てのものは、棚の奥底でひっそりと眠っていた。
■アップル To:ウィーニー |
あとは・・・あっ! このリュックかわいいっ・・・・・・・・じゃなくて、軽くていい感じよ^^ |
一瞬、本音がでたか?(笑)
■ウィーニー To:アップル |
ん…それより、こっちのほうがいいかなぁ… |
と、指さす先には薄黄色のリュックが。
端に、小さくライラックの花のようなものが刺繍されていた。
■アップル To:ウィーニー |
あら、落ち着いて・・キレイな感じね^^ じゃ、リュックはこんな感じね。あと・・・ |
■リュント To:ALL |
買い物はどうも、女性陣にお任せした方が良さそうだね。 ウィーニーとのセンスも合いそうだし。 |
■アップル To:男性陣 |
それじゃ、男性陣は服装とかじゃなくて、それ以外の道具を見積もってよ。 あまり重くならない程度にね^^ |
■ザン To:アップル |
道具……と言われてもなぁ。 極力荷物を少なくすることを考えたら、大体は拙者たちの者を貸せばそれで済みそうだし……。 まあ、水袋に毛布、食器、保存食……そのくらいか? 道具を詰めるリュックはもう決まったみたいだしな。 |
■リュント To:ザン |
大人の世界を知る為にも、エールでも水袋に入れておこうか? |
冗談めかしてリュントが言う。
■ザン To:リュント |
それでウィーニー殿に何かあったら、お前が全責任を持ってウィルト殿に謝罪に行くか? |
少し真面目な顔をして、ザンが問う。
■リュント To:ザン |
何かあったらね! 俺一人で責任取れっかな? |
ウィーニーの年齢は14。
気の早い子なら、確かにエールを飲んでいてもおかしくはない年頃だが…
■アップル To:リュント、ザン>ウィーニー |
ほら、何いってるの あなたたちじゃないんだから・・・^^; 買い物はこんな感じかな・・・ウィーニーくん、だいたいこんな感じでいいかなって思うけど・・ |
■ウィーニー To:アップル |
あ、はい。 ありがとうございます(^^ |
当のウィーニー自身は、リュントとザンの会話に気が付いてないようだ。
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