一晩明けて朝。空は晴天、世間で言うところのお洗濯日和ないい天気。仕事...決められるといいですね(にっこり)
そこに上半身を裸にしたライルが銀の網亭に入ってくる。
手にした広刃の剣から察するに、朝の修練でもしていたのだろう。
身体の表面にはうっすらと汗をかき、上気した筋肉は朱が差していた。
■ライル To:おやじ |
(汗を手拭いでぬぐいながら) ふう、いい汗をかいたな。 あ、お早うございます。おやじさん^^ |
ライルは上着を羽織るとテーブルにつく。
■ライル To:おやじ |
おやじさん、何か簡単な食事でももらえますか? |
■おやじ To:ライル |
お、早いな。 簡単なやつか。わかった、ちょっと待ってな。 |
幸運神への朝の祈りを終わらせ、今日もひなたぼっこのようなぽよぽよした笑顔をうかべて、リールォンもライルと同じ席に着いた。
■リールォン To:ライル |
おはようゴザイマス、ライルさん いい天気ですね〜、なにか良いことがありそうな気がします(ニッコリ) |
■ライル To:リールォン |
おはようリールォン^^ チャ・ザのお恵みがあるならきっと良い事が起きるだろうね。 |
■リールォン To:おやじ |
あ、僕にもミルクを貰えますか〜ぁ! |
■おやじ To:ライル、リールォン |
できたぞ、鶏とサラダのサンドイッチとミルク...ミルクは二つだな。 朝イチの搾りたてだ、味わって飲めよー。 |
■ライル To:おやじ |
う〜ん。美味いね、これは^^ 食が進むよ。滋味ってやつかな。 |
■リールォン To:おやじ |
……(コキュコキュ)ほんと、おぉいし〜ですね〜(^-^) やっぱり、ミルクは絞りたてがイチバンです。 ……(コクコク)ふぃ〜。 おじさん、おかわりください、あと軽くサラダもお願いしますね〜 |
アリュームはまだ眠気が残っているのか、小さくあくびをしながら、ゆっくりとライルとリールォンのいるテーブルに向かった。
■アリューム To:ライル&リールォン |
おはよう。二人とも早いな。早起きは健康的で良いことだ。 医者としてもう一つ言えば、リンゴを食べた方がいいぞ。 『一日一個のリンゴは医者を遠ざける』と言うしな。 まぁ、本当に遠ざかってもらっては困るが。(^-^;) |
■アリューム To:おやじ |
と言うことで、おやじさん。私にはモーニングセットとデザートにリンゴをくれ。 |
■おやじ To:アリューム |
モーニングセットね。 |
■ライル To:アリューム |
おはようございます、アリュームさん。 (リンゴかぁ。リッキを思い出すな〜) |
前回の依頼で知己になったリンゴ好きの冒険者をまったりと思い出す。
■リールォン To:アリューム |
おはようゴザイマス、アリュームさん。 リンゴって、そんなに身体にいいんですかぁ〜、知らなかったです。 リンゴもそのままで食べる以外に、チップスにしたり、暖めたり、パイにしたり、いろいろ料理方法もありますよね〜。 そーいえば、妹がよく、リンゴを使ったお菓子を作ってたなあ……。 |
■アリューム To:リールォン |
ほう。リンゴを使ったお菓子かぁ。 リンゴ好きというわけではないが、機会があったら食べてみたいな。 |
そうして3人が談笑していると、少し遅れて二階からカーガッドが降りてきて、同じテーブルに座った。
■カーガッド To:ALL, おやじさん |
おはようございます。皆さんお早いんですね。 おやじさん、私にも朝食を。 一番安いのでお願いします……。 |
■おやじ To:カーガッド |
一番...ってアレか?本当にアレでいいのか? |
■リールォン To:カーガッド |
おはようゴザイマス、カーガッドさん。 ……あの、おやじさんの言ってたアレって? |
と、リールォンの質問が終わると同時に、おやじが戻ってきた。
堅パンの皮(手の平サイズ5枚くらい)とカップに入った水をカーガッドの前に置いた。皮の横に、まるで切れ端のようなイビツなかたちのハム(ちっこい)が幾つか添えられている。
■おやじ To:カーガッド |
ハムはサービスだ。残りものだが構わんだろ? 身体が資本の戦士なんだから、しっかり食わなきゃ仕事もできないぞ。 |
■カーガッド To:おやじさん |
今回は、前より少し懐は暖かいんですけどね(苦笑)。 まあ、今度の仕事がまた上手く行けば、きっと良い食事が出来るようになりますよ。 おやじさん、本当にありがとうございます。 |
■リールォン To:堅パン |
……む”ぅ〜。 (堅くて、歯ごたえがおもしろそうです……)。 |
じっと、カーガットの注文した堅いパンを見つめていたリールォンだが、人の食事を凝視する行儀の悪さに気づいて、堅パンから視線を外し、腕組みして考え込むのであった……
■ライル To:カーガット |
おはようございます、カーガット。 全員が揃ったら早速『時の止まり木亭』に行きますか? |
■カーガッド To:ライル, ALL |
そうですね。 まあ、あまり慌てても仕方ありませんし、ゆっくりと朝食を取ってからでも良いでしょうしね。 とりあえず、皆さんが揃うのを待ちましょう。 |
■アリューム To:ALL,おやじ |
そうだな。急いで朝食をとっても良いことは無いからな。 それはそうと、私のモーニングセットはまだか?(^-^;) |
■おやじ To:アリューム |
おお、待たせたな。サラダに焼きたてのパンと特製スープだ。 |
みずみずしい野菜のサラダや美味しそうな湯気を立てる具沢山なスープが
アリュームの前に置かれる。隣のカーガッドとの対比が…(涙
■アリューム To:おやじ |
ありがとう。さすがだ。うまそうだな。 ちなみに、食後のデザートのリンゴを忘れるなよ。 では、さっそくいただき・・・。 |
パンに手を伸ばしてとろうとした時、堅パンの皮が目に入った。
■アリューム To:ガーガット |
・・・。(ものすごく食べづらいな・・・。(^-^;)) |
■カーガッド To:ALL |
(やはり侘しいな……。もう少し奮発すればよかったかな……。) ……さて、食事しながら他のお二人を待ちましょう。 |
■アリューム To:ガーガット |
そ、そうだな・・・。(^-^;) |
■ライル To:カーガット |
といっても、もうすぐ食い終わっちゃいそうですけどね^^;; まあ鎧を着けるのに時間がかかりますから先に片付けちゃいます。 |
ライルはそう言いながら残っていたサラダとサンドイッチを「ひょいぱくひょいぱく」と口に詰め込むと新鮮なミルクで一気に流し込んだ。
■ライル To:おやじ、ALL |
(もぐもぐ…ごくん) ふう。美味かった〜♪ おやじさん、ご馳走様。 それじゃあ鎧着けてきますね。 |
席を立ち個室に向かうライル。それと入れ違うようにティアが降りてくる。
■ティア To:ALL&マスター |
おはよう〜。 ちょっと遅れちゃったみたいね(^^;) マスターさん、私もモーニングセットお願いするわ。 |
ここで、カーガットの食事が目に入った
■ティア to:カーガッド |
ちょっと、カーガッドさん、朝食それだけ? それで足りるわけないじゃない。もっと食べなきゃダメよ。 マスターさん、彼にも私と同じのお願い。 |
■おやじ To:ティア、カーガッド |
ほい、お待たせ。モーニングセット二つね。 |
■カーガッド To:ティア |
すみません、ティアさん。 ありがたく頂きます。 |
そう言って食事を再開するカーガッド。
■カーガッド To: |
ちょっと情けないかな……。 早くちゃんと稼がないといけないな……。 今度の仕事、頑張ろう……。 |