SW-PBM #116 ちるどれんず・ぱにっく! そーまはいずこ |
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■ 【レブス本宅】 |
ユウル、ヴィタリ、リシィアの3人はソーマがいるのではないかと推察し、レブスの本宅へと向かった。
3人が辿り着いた時。
レブス邸の前には目つきの悪い男がきょろきょろと辺りを伺っていた。
■ヴィタリ To:ALL |
あの男は・・・? ソーマの手先か何かか? 少し様子を見るか、それとも尋問にでもかけるか? |
■ユウル To:ALL |
見張りって線が妥当じゃないかな? 屋敷の中にソーマがいるかどうか解らないけど、居場所は知ってるかもしれない。 捕まえて聞いてみよう。 |
■ヴィタリ To:ユウル&目つきの悪い男 |
そうするか。 あー、すまないがそこのキミ。お尋ねしたい事があるんだがな。 |
にこやかに話しかけつつ、さりげなくレブス邸の門の前へ回り込む。
■男 To:ヴィタリ |
あん? なんだ、お前は。 俺は忙しいんだ、他所行きな。 |
手を振ってヴィタリたちを追い返そうとする。
明らかにこの場に居られると困るといった様子だ。
■ヴィタリ To:男 |
レブス商会の副店長のソーマ殿がこちらに来ていないかね? 少しヤボ用があるのだがね、店長もいなくなってしまったし、困ったものだよ。 |
■男 To:ヴィタリ |
ソーマ!? い、いや、知らねえ。そんな奴は知らねえ。 ここに居るのは俺一人だ、中で金目の物を物色してる奴がいたりなんて事は絶対ない。 だから安心して、お前らもどっか行ってくれ。ここは俺が見張ってるから大丈夫だよ、な? |
■リシィア To:男 |
なるほど、ソーマ氏は中で金目の物を物色しているんですね? ……ああ、おとなしくして頂いた方が良いですよ。 この杖で分かると思いますけれど、私は魔術師ですから。 嘘をついても分かりますし、抵抗するようでしたら……どうなるでしょうね? |
杖を強調しつつ、牽制。
■ユウル To:男 |
屋敷にいるのはソーマだけ?それともまだ他に仲間がいるの? はっきり言わないとちょっと本気にならせて貰うけど。 |
屋敷の入り口付近を警戒しつつ、JJの柄に手をかけて男に鋭い視線を向ける。
その間にさりげなく、ソーマが裏口から逃げられないようにと、そちらに向かうヴィタリ。
■男 To:ALL |
だ、だから言ってるだろ? ここにいるのは俺だけだ、中に人なんかいねえよ。 ソーマさんに『今なら手薄で盗み放題だから、好きにやって来い』なんて言われたから物色しに来たわけじゃないって。 |
■ユウル To:男 |
なんだ、ソーマは中にいないの? なら、ここの成果をどうせソーマに貢に行くんでしょ? 奴はどこ? |
■男 To:ユウル |
し、知らねえ。本当に知らねえんだ。 俺はソーマさんにうまい話があるからって言われて、ここに来ただけなんだ。 |
■ユウル To:男 |
あんたソーマの手下なんでしょ?アジトとか知らないの? それとももう町を出ちゃったとか? …とにかく、屋敷荒らしてる連中は全員撤収! 大人しくつかまりなさい! |
■男 To:ユウル |
勘弁してくれよぉ。 俺は金で雇われただけで、ソーマさんの事を詳しく知ってるわけじゃないんだ。 「予定してた仕事がなくなったから、代わりの儲け話」って事で、この屋敷の事を聞いただけなんだよ。 |
■リシィア To:男 |
それなら、そのようにお役人様に言ってみればどうですか? ……それで罪が消えることは無いでしょうけれど。 その前に、ソーマを捕まえる事が出来たなら、また話は別ですけれどね。 |
■ユウル To:リシィア、男 |
そうだね。不法侵入に窃盗未遂だし。 この件かぎまわってる官憲さんはとおっても優秀だから、ソーマがつかまらなかったら、器物破損に放火に拉致監禁の罪までかぶせられるかもしれないねえ。 |
■男 |
ひえぇ、そんなぁ。 |
……という訳で、中の連中共々、お縄を頂戴するのであった。
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